センター国語
現代文の授業は難しい。れいめい塾で、少しばかり現代文解法の講義をしたことがあるが、受け入れてはもらえなかったようだ。私の国語の授業は長いことで有名で、今までの最高記録は5時間に及ぶ。解法を説明した後、本文の内容の吟味や、印象的な表現について私見を述べたり、時にはそこから脱線して謎なことを力説しているせいなのだが、れいめい塾での講義では、勝手をしらない生徒にそんな拷問を強要するわけにもいかず、淡々と解法のみに徹したのがまずかったのだろうか。というよりは、れいめい塾の大西先生がなされる重厚な授業に対してあまりに薄っぺらく見えたのかもしれない。それはさておき、今日「も」暇だったので、ネット上を徘徊していたら、かなり私の解法とイメージが近い講義を見つけた。高校現代文TVというyoutubeの動画だ。私が雰囲気でこなしているところでさえも、体系だててあり現代文の解法がわからない高校生にとってのヒントになると思う。ぜひ見てほしい。とにかく文章に線を引くのも間違ってはいないけれど、本文のほとんどに線が引かれている状態にまでなっているようでは本末転倒で、それはただの無駄だよと私は言いたい。