テーマ:社会のあり方を考える(116)
カテゴリ:社会系エッセイ
娘の行った小学校と娘の行ってる中学校は、日本語学級があるので他の学校に比べて外国人の比率が高い。中国人とかフィリピン人とかあとー、なんだっけ。
それにしても最近増えたよね。 東南アジア系の奥さんたち。でもね、なんか居心地悪そう。 日本は確かに物が豊かで、暮らしやすい国だと思う。 でも、日本人というのは結構閉鎖的な国民だから、外国人の奥さんたちはなかなか日本人の奥さんたちの和の中には入りにくい。 こちら側にすれば、東南アジアの国となるとあまり豊かな国ではないし、よくわからない人と仲良くするのにはちょっと勇気がいる。 うっかり家には呼びづらい。だから外国人の女性たちは物は豊かでもなかなか友達も作りにくいし、孤独でさびしい生活をすることになる可能性が高い。 私は人種差別を言いたいわけではない。 でも、自分の国を捨てて外国に来ても、物質的には豊かでも、本当に楽しい生活があるわけじゃない。 自分自身の国を良くしようとしないで、他人が作った良い環境の世界に入り込んでもダメジャンと思う。 自分たちの国を良くするほうが大切だろう。 でも、そんなことを彼女たちに言ってみても始まらない。 彼女たちだって好きで母国を出てきたわけじゃないだろう。 日本の税制はお金持ちにとって優しくないらしい。 がんばって働いてもばんばん税金に持っていかれる。 だから、お金持ちの人たちは外国に逃げ出そうと考えるらしい。 外国に行けばせっかくがんばって稼いだお金を税務署に持っていかれることもない。 でも、そんな風にして自分の国をほっぽり出して外国に行って、本当にいいの? 今は確かに世界的に認められているから、日本人が外国に行ってもいい待遇を受けることができる。 たとえば、南アフリカ共和国みたいな人種差別のチョー激しい国でも、日本人は白人と同じ待遇を受けることができるらしい。 大企業の転勤で南ア共に行くと向こうの白人社会の仲間に入れてくれる。 つまり黄色人種にもかかわらず白人扱いされるらしいのだ。 それは、結局 日本が経済力があって、それが世界的にも認められているからだろう。 肌の色よりお金。ってか。 香港からマカオに旅行した時も、日本人とわかった途端になんのチェックもなく税関を通してくれた。 日本人は大事なお客様だからね。 それはやっぱり日本の国の力なんだろう。 日本の国の人たちが日本の国を良くするためにがんばってきてくれたおかげ。 日本の国をほっぽり出して自分のお金を守るために外国に行ったとしても、もし、日本という国ががたがたになってぼろぼろになって貧乏になって、世界的な偏差値が30くらいになっちゃったら、たとえお金をもって外国に住んでいても、そのお金を守るために外国に来たはずなのに、守るためのお金をいっぱい使わなくちゃ生きていけなくなっちゃうかも知れないよ。 戦争になれば捕虜にされちゃうかもしれないよ。 そんにたくさんお金があるなら、お金持ち同士集まって日本を変える力が、普通の人よりあるはずでしょう。 使ったお金はもっと大きくなって帰ってくるよ。 自分の国をこそ良くするために。 私が目指したいのはノーボーダー。 でも、自分の国を愛して大切にすることもやっぱり大事なんだ。 世界中の人たちが自分の国を愛して大切にすれば、いつか国境が、知らないうちになくなる日が来るかもしれないよ。 でも、税務署はなくならないな。おおっとー。 この記事を評価する
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