テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:日本映画
昨日見に行った『THE有頂天ホテル』。
ナルニアを見たいと思ったら来週からだったので、やむなくこっちにした。 日がたつとどうでもよくなってきたのと、 ブログでの評判がいまいちだったのでどーしよーかなーと 思ったんだけど、他に見たいのは『ナイトオブスカイ』。 これは今行くのはだめ。 と言うわけで後回し。 他にないのでやっぱり有頂天ホテルにしたのでした。 結構おもしろかったですよ。 笑えたし。やっぱり三谷幸喜はすごいなあ。 コメディって悲劇よりむずかしいんだよね。 悲劇は主人公をいじめたり、不幸にしたり殺しちゃったりすれば 大体泣いてくれるけど、人を笑わせるのってむずかしい。 でも。三谷さんはウイットのあるセンスのいい笑いがかける 日本人には珍しい逸材だなーっと思ったんだけど。 落語のような趣味のいい笑いは近年減った。 くそまじめなつまらない日本人が増えて 下品なテレビのバラエティー番組の中でコメディアンにひどい事をさせて コメディアンがひいひい言って泣きそうな顔をするのを見て笑うなんていう 下品この上ないようなものが増えた。 あるいは相方の頭をしょっちゅうひっぱたくような漫才は 私にはどうみても不愉快なだけでちっとも面白くない。 と言うわけで私の権威によって我が家ではあまりバラエティは見ない。 そんなことはいいとして、素直に上品な笑いです。 楽しくきもちよく見れました。 でも、ステージマスターとスタッグマスター(このあたりよく覚えてないのでまちがってるかもー)をひっかけてるのはちょっと苦しかった気がするのですけど。 鹿の交配くらいでその専門の業界が「マン・オブ・ザ・イヤー」を選んで大手ホテルをかりてパーティーまでやるなんてことあるのかなー。どーもこのあたりの設定苦しいですね。 それと、松たか子がうそをつき続けて、 金持ちの愛人のふりをしたままなんだけど、 別にその場で違いますって謝っちゃえば済みそうな気がする。 私生児の我が子の父親である佐藤浩一演じるところの政治家兼元恋人に対してのあのセリフも今一説得力も迫力も感動も感じないし、あの程度でころっと気が変わる政治家もなんだかなー。 政治家武藤田にとって篠原涼子演じるコールガールと元恋人松たか子の二人はどっちがいい女なんだろう。 巨大ホテルのはずなのに結局総支配人は仕事らしい仕事もしてないし、お部屋係りは二、三人しかいないし、ベルボーイも一人しか登場しないので(実際にはもっといるんだろうけど)、ラストの頃にはだんだん中小レベルのホテルのように気がしてきて、最後のカウントダウンパーティーもなんかいまいち地味だったしね。 それにしても真吾ちゃんは、あのでっかいカフェオレ結局飲めたんだろーか。 くそー映画予告に「ゲド戦記」がなかった。 くやしいよー。見れるのはもっと先かしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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