カテゴリ:展覧会
洛中では祇園囃子が聞こえ始めた京都、あついあつい夏がはじまっています。
-ゆめかうつつ- 現実らしきものに相対するものとして、架空、想像、夢、などと呼ばれるものがあります。 どちらがどちらという訳ではなく、またそれらを自在に行き来するという訳でもなく、なんらかの形でどこかを行き来しないことには、その人がその人として在ることがままならないというような、そういう状態が、現実らしきものと矛盾するものをつくることがあるように感じます。そうした道行きの途中に生じる、境目の景色のようなものを探ることを試みています。/山本一博 YAMAMOTO Kazuhiro 1987年 愛媛県生まれ 2011年 愛媛大学 教育学部 芸術文化課程 造形芸術コース 卒業 2015年〜 村瀬タネの名前で活動。 2016年 京都精華大学 芸術学部 造形学科 日本画 研究生 在籍 京都府在住 個展 2015 村瀬タネ個展「前半 そとにまねぶ 琳派やまと絵」「後半 うちをさぐる 影の絵」/ギャラリーモーニング(京都) 昨年、初個展では作家名・村瀬タネとして一週間ずつ展示替えをして二週にわたる個展を開催。 洋画科を卒業したのちに独学で真似びながら学んだ日本画の作品と、細密な線画の作品を発表。 今展では、その経過からうまれた「装飾性」「二面性」を主題とした作品を本名の山本一博として発表します。 古代中国の地理書に登場するヘビを自画像に描き込んだ「かだ」、妖怪についての文献からインスピレーションが湧いた「みつめ」など墨絵を中心に18点。 統合し、深まった独自の世界をご高覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 5, 2016 02:38:21 PM
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