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濱野裕理 個展「水色だった日々。」(絵画) 2016年 9月13日(火)~18(日)/gallery morning 子供の頃みた風景は、今でも不思議なくらい鮮やかに、穏やかで優しい記憶としてわたしの心の中に残っている。 あの頃はほんとうに世界が眩しくて、キラキラと輝いて見えた。 小さい頃好きだったモノや場所は今でも変わらず好きだといえるし、懐かしさと愛おしさが込み上げてくる。 だけどいま、わたしが同じものを見てもあの時感じた感動はきっとそこにはない。 幼い頃、あらゆることに対して無知で無邪気だった故に見えていた世界。知らないことは何でも空想で補った。 子供だったからこそ、見えていた世界の側面と逆に見えなかった世界の側面。 あの頃はきっと今とは全く違う世界を眺めていた。 /濱野裕理 濱野裕理 HAMANO Yuri 略歴
1986年 奈良県生駒市に生まれる 2005年 京都市立銅駝美術工芸高校洋画科 卒業 2009年 京都嵯峨芸術大学造形学科油画分野 卒業 個展 2009年 「eyes open」/Galleryはねうさぎ(京都) 2010年 「Field」/Gallery i(京都) 2011年 「束の間の夢」/ギャラリーモーニング(京都) 2012年 「空想旅行、架空のまち」/ギャラリーモーニング(京都) 2012年 「架空のまち、何ともない日常」/ Gallery i(京都) 2013年 「心の庭」/ギャラリーモーニング(京都) 2014年 「どうしようもなく退屈な日に僕らは平和について語り合う」/ギャラリーモーニング(京都) 2015年 「あの日僕らが見た風景はこの世界の断片にすぎない。」/ギャラリーモーニング(京都) その他 京都、大阪、東京で企画展に多数参加。 濱野作品の特徴のひとつとなっている不思議なマチエール。それを背景に、あるいは利用しながらどこでもないどこかが描かれます。たびたび登場するジャングルジムや滑り台などの遊具、飛行船、お城などをアイコンとする作品は、ノスタルジックで幻想的。 今展では、120号の大作を含む約20点の絵画を展示予定です。ご高覧ください。/gallery morning ※17日土曜日午後5時より、パーティです。ご参加ください。 ・・・ ・・ ・ 次回作品展 中道由貴子展「かたち と カタ チ」 9.20(火〕- 25(日)NAKAMICHI Yukiko http://gallerymorningkyoto.com/2016exhibition/makamichiyukiko2016.html
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Last updated
September 13, 2016 04:17:19 PM
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