「行進準備」 篠原南 個展「隙間」 2016年9月27日(火)- 10月2日(日) http://gallerymorningkyoto.com/2016exhibition/ShinoharaMinami2016.html 私は日々の感動を色・筆跡に置き換え絵を描いている。ここ最近は自身の日常を、1日の大半を占めるテレビゲームに見出し、それを元に制作を続けてきた。 今回もゲームの世界をモチーフにしようと、スマートフォンの画像フォルダから絵になるものを探そうとしたのだが、ここで一つ気になることが出てきた。 近年デジタルカメラや携帯電話め容易に写真記録ができるようになった。私もその恩恵を受け、大いに活用していると思っていたのだが、自身の画像フォルダはゲームのスクリーンショットで埋め尽くされていた。そんなフォルダの中に、カメラ機能で撮った写真が点々と申し訳程度に残されていた。 今回、日常(=ゲーム)の隙間で見出したそれらの情景に、当時の自分が垣間見たであろう小さな感動を描き出そうと試みる。 SHINOHARA Minami 1990年生まれ 2014年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画 修了 個展 2015 個展「麒麟」(ギャラリーモーニング/京都) グループ展 2015 「きょうとカレント展2015」(京都市美術館別館) 2013 FOCUS(TEZUKAYAMA GALLERY,大阪) 2012 アートピーポーマッピン(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA,京都) 2010 四条ストリートギャラリー(京都) 日常の隙間のような、身近な場所をなぜ自分が撮ったのかをふりかえりながら、自分がひかれた部分だけに焦点をあてて描かれています。 実際の色から作家特有の色に変えることで、具体的に想像できる部分が減り、シンプルな色面構成が抽象絵画のようにもみえて現実とは違った世界をみせてくれます。/ギャラリーモーニング
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Last updated
September 29, 2016 11:58:31 AM
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