カテゴリ:北海道の話
おはようございます、ひなこです。
CHAYさん(永谷園の娘さんだとか?もしそうなら、ナイスな名前です。永谷園といったら、そりゃお茶漬けですものねって前に同じこと書いたっけ)の歌うユーミンの「12月の雨」がオープニング曲として使われていた『地味にスゴイ!校閲ガール、河野悦子』ですが、先日最終回を迎えました。 で、「12月の雨」から思いつくままに。 よく考えたら、北海道では12月に雨は降らないですねえ。 最近は地球温暖化でそういうこともあるかもしれないけど、基本、12月に降るのは雪でしょうねえ。 というわけで、私なんぞは、”12月の雨”と聞くと、異常気象の歌の気分なんですが、まあ、これは東京に住んでいる人の話として聞くべきですよね。 ♪雨音に気づいて 遅く起きた朝は 雪は音もなく降るので、降る音で目が覚めるということはありません。 大量に降って、屋根からドサっと雪が落ちる音で目が覚めるということはあるかもしれないですが。 でも、寝ている間に雪が降ったら、まだ寝床の中にいる間から、「あ、雪降ったんだな」ってわかるんですよ。 まず、外が明るい。 そして、静か。 雪が音を吸収するんですよ。 明らかに、はっきりと違いがわかります。 レミオロメンの「粉雪」っていう歌も、アスファルトが黒くシミになっていくとかなんとかって歌詞の意味が、道産子ひなこは意味を理解するのに一呼吸余計にかかりました。 だって、北海道では雪が降ったら積もって白くなるんですもの。 雨が降って黒くシミになるのはわかりますが、雪が降ったら黒くならずに白くなるだろうと思ってしまいます。 暖かいところの人が作った歌詞って感じがします。 堺雅人さんが若かりし頃(まだ歯の矯正をする前)、「壁男(かべおとこ)」っていう札幌で撮った映画に出演されているのですが、南国宮崎県出身の彼曰く、「一夜にして、前日まで見ていた見慣れた景色と違う雪景色に変わるっていうのが、すごくカルチャー・ショックだった」そうです。 で、北海道の人は、それを何事もなかったかのように受け入れている、というのが、またまたカルチャーショックだったそうで、「そうか。北国の人っていうのは、目の前の景色が冬になるとガラッと変わるっていう二面性を知りつつ、それを受け入れつつ生きていたのか」と思ったそうです。 自分は、今まで、目の前にある景色は、変わらずいつもそのままでそこにあるとしか思っていなかったって。 道産子ひなこからしたら、北海道で、冬になっても同じ景色だったら「異常事態」ですけどもねえ。 でも北国育ちのひなこがカルチャーショックだった逆ヴァージョンがありまして! 小学生の頃、夏休みラジオ子供相談室なんていうのをNHKラジオでやってたのを聞いたことがあって、その日は、答える先生が大学教授とか科学者の先生とかで、理科系の質問を扱っていたんだと思います。 で、ある子供が「どうして人間には眉毛があるんですか」と質問しました。 その答えは、「眉毛は、汗が目に入らないためにある」でした。 汗なんてかかない涼しいところで夏休みを過ごしていたひなこは、「偉い先生かもしれんが、なんじゃこの答え!」と憤慨していました。 そして時は過ぎ、南に流れ流れて、南極手前まで来たひなこ、額からダラダラ汗をかくと、確かに眉毛で汗が止まると知りました。 そうか、あの先生の言ってたこと、本当だったんだ。 ひなこには、かなりカルチャーショックでした。 では、御機嫌よう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月07日 16時25分53秒
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