糖尿病の原因は?▼ 糖質を摂りすぎると血液がベトベトになる私たちは食事からいろいろな栄養を吸収していますが、糖質も欠かせない栄養のひとつです。糖質は穀類、砂糖、果物、イモ類などの食品から体内に取り入れられ、グリコーゲンとなって肝臓や筋肉に貯えられます。そこからブドウ糖に姿を変えて血液中に入り、全身の細胞に運ばれるのです。 しかし糖質を取りすぎると、消費されなかったブドウ糖が血液中に残ってしまいます。その結果、血糖値が上昇し、膵臓がインスリンを分泌し始めますが、ブドウ糖が多すぎると多量のインスリンが必要になってしまいます。すると膵臓に負担がかかって元気がなくなってしまうのです。その結果、次第にインスリンがうまく分泌されなくなり、血糖値はさらに上昇し、血液はベトベトの固まりやすい状態になってしまうのです。 |