大食いは、認知症の危険?最近の研究で、たくさん食べる人は、アルツハイマー病になりやすいことがわかりました。おなかにたまった内臓脂肪が認知症の原因になる! 以前から、糖尿病の人にアルツハイマー病が多いことが知られていました。その原因をさぐったところ、最近の研究でカロリー摂取量が多い人、つまり、たくさん食べる人はアルツハイマー病になりやすいことがわかったそうです。 ただし、摂取カロリーが多いだけで、認知症になりやすいわけではありません。カロリー過多が原因でたまりやすい、おなかの周りの脂肪が、問題なのです。たまった脂肪からは、インスリンの働きを悪くする物が多く分泌されるため、すい臓は負けじとインスリンをせっせと分泌します。これにより起こるのが、血中のインスリンが過激になる高インスリン血症。正常な人の約5倍も、アルツハイマー病になりやすいことがわかったそうです。 おへそ周りが85センチを超えたら非常に危険! 脂肪がたまって、おへそ周りが85センチをこえると、アルツハイマー病のもととなる高インスリン血症や糖尿病を引き起こしやすくなるほか、高血圧や動脈硬化など脳血管性認知症のおそれも高まるそうです。 |