胃がん検査と治療の選択
◎日本人に多い胃がん
ガンの中でも、日本人に多いのが「胃がん」です。男性では1番、女性では3番目に多いそうです。毎年、検査で10万人が新たに胃がんになっているといいます。
かつては、日本でのガン死亡率のトップだった胃がんですが、近年胃がんの研究が大きく進歩したため、最近では死亡率はだんだん下がっています。
◎胃がんの検査
●内視鏡検査
先端にカメラなどがついた「内視鏡」を口や鼻から胃の中へ入れて調べる。
胃の粘膜の状態を直接観察できるので、色などの変化からがんの病巣を発見できる。
●画像検査・・・・リンパ節などへの転移を調べる
CT検査や「超音波検査」、肝臓への転移を調べるには「MRI検査」
◎胃がんの進行度「ステージ」
◎胃がんの「治療法」
「内視鏡治療」「手術」「化学療法」の3つです。
●早期がんの場合・・・「内視鏡治療」または、「縮小手術」
●進行がんの場合・・・「手術」
広く転移している場合・・・・「抗ガン剤」を使った化学療法
「NHKきょうの健康3月号より」