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カーリング漬け
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December 04, 2010楽天プロフィール Add to Google XML

ドクトル硝子のLagom liv  (2)

さて、心機一転、ブログをまったり、のんびり続けることにしました。このブログはもともと日記という目的で始めたものでした。当時はブログというものの意味合いをあまり考えずに始めちゃった。このたびはお行儀よくいこうかと思います(笑)。

さて、カーリングおやぢとか欧州の消化器科医とか使い分けてきましたが、ハンドルネームを替えます。スウェーデンの古典小説、Doktor Glasドクトルグラスから拝借して、ドクトル硝子にします。

この古典小説の主人公、ドクトルグラスは世間知らずでナイーブな医師です。美しい人妻に恋心を抱き、様々な葛藤の末、大変な行動を起こしてしまいます。人々の様々な思惑、ずるさ、世間の不条理などに翻弄されるドクトルグラスに自分を重ね合わせてしまいました。

さて、ブログ「ドクトル硝子のLagom Liv (中庸な人生)」の方も引き続き、よろしくお願いします。

当ブログはこれで、本当におしまいです。


Last updated December 04, 2010 11:00:51 PM
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December 03, 2010

大腸内視鏡セミナー終了  (2)
[ スウェーデン留学? ]  

う~~~今年の11月はさぶいܤ。過去40年で最も寒い11月だそうだ。スウェーデンはすっかり雪景色。

今週はマイナス12度から20度が続いた。晴天になると特に寒いのだ。しかし、この気象はこの4年の経験とあまりに違いすぎる。07, 08年は冬に雪など積もらず、時には小雨まで降るほどのプラス気温となることもあり、高緯度にそぐわず雪が無く、がっかりしたものだ。

ところが昨年は冷え込み、Haga湖を始め、ほとんどの湖が氷結し、スケートを楽しめた。それでも、1月に入ってからのことだった。それなのに今年は11月中旬から大雪になり、以降は例年で言えば1月、2月ころの厳しい冷え込みだ。このまま、1月、2月になったらどこまで寒くなるのだろう?マイナス20度くらいまでは経験ずみだが、それ以上は勘弁して欲しいなあ。まぁ、北海道と同じで家の中は暖かいので助かってはいるが。

今週はエドガー先生とエドワード先生主催の大腸内視鏡セミナーがあった。スウェーデン、エストニア、デンマーク、ノルウェーから参加者が見えられた。日本からは北大、慈恵医大の先生方が招かれ、華麗な技を披露されていた。今回の参加者は皆さん優秀な方揃いで、飲み込みも早くてよかった。

それにしてもエドガー先生の大腸内視鏡学に賭ける情熱は凄い!!2mmの腫瘍性病変をバチバチ見つけて、NBIやフルオロまでやり、パターン研究までやってる先生ってヨーロッパ、アメリカでもまずいないだろう。昔、宣教師が遥か日本まで、死をいとわず布教に来たが、エドガー先生は日本の内視鏡学をヨーロッパに伝える宣教師、伝道師とも言える迫力を感じる。

ビックリしたのが、ダンドリュー病院のエドワード先生が準教授でカロリンスカフッジンゲの外科に就任することになった。以前から、いい労働条件と給料を用意するのでカロリンスカからダンドリューに来いとお誘いいただいていた先生なのだが、義理を優先してしまう私は断り続けていた。しかし、お誘いを受けていたら、どうなっていたことだろう?「君が着てくれないから、僕が行くことにした」なんて笑い飛ばしていたけれどФ

この4年でずいぶん、周囲の状況がかわったものだ。エドガー先生はErsta病院へ転勤。自分の城を築いて、水を得た魚のごとく元気一杯に復活。エドワード先生はフッジンゲか。

講演も技術指導も概ね好評でよかった、よかった。


Last updated December 03, 2010 08:39:43 AM
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November 23, 2010

ありがとうEndoskopi tjejerna(内視鏡娘達)  (10)

らん

免許をとれた報告とお礼をみんなにし、仕事をしてから内視鏡室の医師部屋へ戻ったら立派ならんがおいてあったӤä

もー涙ちょちょ切れ。ブログをやめたはずだが、記録せずにはおられない。

Vad du har kämpat!
Ett stort grattis från oss tjejer på endoskopin.
Grattis!

添えてあったメッセージ。
「なんて頑張ったことでしょう!
大変おめでとうございます。内視鏡室のヤングレディーより。
おめでとう!」

内視鏡室の看護婦さん達からだった。日本でも、いつも内視鏡室の看護婦さん達には恵まれたが、ありがたいことにスウェーデンでも大事にしてくれる。それにしてもtjejerシェイエル(娘達)とは恐れ入りました。シェイは通常ティーンネイジャーからせいぜい20代までの女性をさすのだが。みーんな子持ちのお母さん達が自称シェイエナ(娘達)とは(笑)。

うれし泣きって過去に1度だけしたことがある。これで2度目。

白人社会でこういうことがありうるとは予想もしなかった。同じ白人でも様々だなー。



ブログの中止を決めたものの、ありがたいことにリクエストをいただいたので、移転を模索しています。決まり次第、お知らせします。今度は、本当にのんびり、のんびり、やろうと思ってます。


Last updated November 23, 2010 07:01:17 AM
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November 19, 2010

やったー、医師免許がきた! Tack! Sverige! 最終回  (12)
[ スウェーデン留学? ]  

Ägentligen fick jag svensk läkare legitimation. Jag skulle inte kunna få det utan hjälp av mina kollegor, sjuksköterska, socialstylersen, svensk samhälle, varma patienter, vackel natur och min familj och gamla kollegor i Hokkaido univ.

Framför allt tackar jag Dr Ragnar och Edgar ur djupet av mitt hjärta. Ni har skrivit rekommendation för mig till socialstylersen och alltid stöt mig och min familj.

Sedan tackar jag lälare i kurs på svenska. Siv och Ingrid i SFI, Inge i SAS grund, Mona i SASA och Per i SASB. Ni var stränga men jätte varma. Det var mycket jobbigt att avsluta SASB inom 2 ar. Jag var dålig elev, vet jag. Fastän jag hade haft väldiga många laxor och svarat med väldiga många fel hade ni alltid korrigerat dem noggrant. Jag vet att det måste jobbigt för er. Samtidigt lärde ni ut svenskt samhälle. Det var mycket inressant och gjorde mig älska Sverige. Jag tackar en gång till era varma tjänster.

Nu kan jag överleva i Sverige. Det är harligt! Jag älskar Sverige.

Tack! Tack! Tack!


今日、帰宅してみるとポストにSocialstylersen(スウェーデン厚生省)から書類が届いていた。医師免許だった。昨日、なんとかやっていけるかもと少しの自信を感じた翌日に届くなんてびっくり。気脈が通じているかのようだ(笑)。

まずは、多くのお世話になった方々にお礼を申し上げます。お師匠様、北海道の同僚の皆さま、留学前からスウェーデン語を教えていただいたmasako様、リトバさん。そして、ハラハラしながら支えてくれた父上、母上、とっとと帰ってこいと厳しい励ましをいただいた義父さん、いつも仕送りをしていただいた義母さん、私の愛妻、愛息。私の我がままと思い込みから始まった、この挑戦を支えてくれてありがとうございました。

スウェーデンでは私を招いていただき、Socialstylersenに推薦状を書き、私生活でも多大なサポートを頂いた、エドガー先生、ラグナー準教授にとりわけ感謝申し上げます。さらに、機会を与えていただいたRolf教授、妻を雇用してくれたハンス医局長、突拍子もない私のアイデアを形にしてくれ、研究を後押ししてくれ、その上、論文を添削、共同執筆いただいたピーター準教授、病理のカルロスルビオ教授に感謝いたします。
 
そして、ひどい英語とスウェーデン語を辛抱強く聞いて、支えてくれた看護師さん達、同僚達に感謝します。さらに、言葉のできない私を励ましてくれた多くの暖かいスウェーデン人の患者さん達、言葉を教えてくれた語学学校の教師の皆さん(Siv, Ingid, Inge, Mona, Per)に感謝します。そして、細かくアドバイスを頂いた先達の日本人医師M先生、Y先生に感謝申し上げます。

私の心を毎日癒し、思索、思考させてくれたスウェーデンの偉大な自然に感謝します。

ふりかえれば4年前、一年契約の予定できた留学。運がよいのか悪かったのか、留学直前に職場での組織を巡る非合理制、不誠実な方針転換を中心とした行き詰まりと訴訟機運の高まりの中で警戒しながらの診療に、ほとほと人間不信も高まり、ちょっと疲れ、滅入り、何もしたくなくなっていたころにスウェーデンに渡ることになった。

こういう事もなく、世の中のおかしさに気づくこともなく、普通に仕事のことだけやっておれば、一年で帰っただろう。いまとなっては、このためにお膳立てされていた出来事のように思える。

社会の違い、生活環境の良さ、人々の暖かさ、誠実な政治、社会風土、美しいストックホルムに触れ、全く日本で働く意欲を失ってしまった。給料は研修医扱いで年収200万以下から始まった。でも豊かな教育を受けさせられ、十分な休暇をえられ、医療費不安もない。自分の語学学習も無料。趣味のスポーツも年1万円程度で楽しみ放題。なにより親子で毎日すごせる。送り迎えも一緒。朝ご飯も晩ご飯も一緒。このまま暮らし続けても老後の不安もなし。このような暮らし豊かな社会は大変なショックだった。そして労働者を幸福にしない日本社会の有り様に強い疑問が湧くのも当然だった。親族から、「この年収で働くなんて信じられない!早く帰ってこい!」などとも叱られたが、日本より低収入でも人間らしく心豊に、穏やかに暮らせる生活の方がはるかに幸せを感じてしまった。そういう社会は、みんながおおよそ幸せだから社会がギスギスしていなくて、とても暮らしやすいのだ。お金に換算できない安心感がある。日本しかしらない方には想像のつかない事であろう。

日本の労働者を巡る環境はひどい。医療界でも悪意が渦巻いている。一生懸命に働く、現場に多くの付加産業と余計な産業がぶら下がり、たかられている感じ。医療界だけの問題ではないが、税金が投下される現場にぶら下がる吸血産業が日本は多すぎる。非常に効率の悪い社会なのではないか。仕事していても息苦しかった。

かくして、留学から移住に心が移る。私の我がままを無言で見守っていただいたお師匠様、そして背中を大きく押してくれた関連病院の師匠K先生、その他、間接的にご迷惑をおかけしているであろう、元同僚や後輩達。ただ、ただ感謝申し上げます。

就労証明書をいただきに上がった際にK先生から「いいっしょ、どんどんやってこれば。ダメだったらここに戻って来ればいいんだから。」と罪悪感を感じていた私の背中をドンと押してくれた。専門は違うK先生だが、ふりかえれば人生のターニングポイントではK先生の存在があった。

こうやってふりかえると、私は多くの人々に支えられ、多くの幸運な出会いがあったことに気づく。ありがたいことだ。

そして2年目から、運の良いことに妻も雇ってくれることになった。さすがに年収200万程度ではキチキチだったが、夫婦で働き、400万弱になるとだいぶ余裕が出た。長い休みに家族で旅行をしても、貯金も溜まり、日本への旅費も捻出できるようになった。スウェーデンは労働者の暮らしにおけるコストパフォーマンスが大変良い。

そして2年間、午前だけ働き、午後はスウェーデン語という生活が続く。ここで出会った多くのイラン、イラク人、アフガン人、ソマリアを初めとしたアフリカ人達との出会いは得難い経験だった。彼らの悲劇や不条理な人生に比べたら自分の苦労や悩みなんて「へ」みたいなもんだと思った。彼らは日本を尊敬し、親愛の情を強く抱いていることも初めて知った。それなのに日本政府やマスコミのやっていることは。。。orz 尊敬され続ける日本でいてくれよ。

留学の始まりの祭に社会への疑問と不信が強く芽生えていたので、当然、スウェーデンと日本社会、政治を比べていくことになる。そして政権交替を望んだが、現在のていたらく。有権者を裏切って恥じない人間があんなにたくさんいたとは絶句するしかない。自身の不明を恥じるとともに、日本の暗い未来を憂う。そして思うに、日本政治が良くなるには日本に住んでいる人が頑張らなければ良くならない。それはもはや、遠く離れた当地でどれだけ憂おうと当事者が覚醒しなくてはどうしようも良くならない。

一方でますます、当地での仕事と信頼が増して、やるべき本来の仕事も増えてきた。そしてついに医師免許を取得し、もはや、お客さんではなくなる。一年前から考えていたことだが、医師免許を取得し、区切りがついたらブログをやめようと思っていた。そして、近頃、その時間も取りづらくなりました。本日をもって、ブログ「カーリング漬け」は終了します。

これまで、ご愛読いただき、ご意見や励ましをいただいた多くの方々に御礼申し上げます。オノマさん、パリさん、志村さん、wagon3rdさん、skytemaさん、かつおくん、nomadさん、あんころ仮面さん、ped母さん、kikuさん、vanさん、satoさん、その他ネトウヨさん(笑)、官僚さん大変ありがとうございました(お名前が漏れた方ごめんなさい)。ブログを通じて新しい出会い、意見交換は大変楽しうございました。教えていただいたことも多かった。感謝申し上げます。

皆さまのご多幸をお祈り致します。
医師免許


Last updated November 27, 2010 07:06:54 AM
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November 18, 2010

スウェーデン語で講義してみた。
[ スウェーデン留学? ]  

ランチレクチャーでスウェーデン語で講義をしてみた。今までは英語だったのだが、初挑戦。

このごろ、英語よりもスウェーデン語の方がでてきやすい。

理解はしてくれたらしく、大好評だった。

内容は日本の消化器病学で積み上げられたことが中心なので、先達に感謝感謝である。

将来もなんとかやって行けそうな気がしてきたぞ。


Last updated November 18, 2010 07:34:09 AM
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November 13, 2010

上有政策、下有対策  (4) 
[ 政治 ]  

日本の政治の変化を求めて、政権交替を望んだものの、仙石管政権の誕生を招いてしまい、完全に脱力中。

あまりにひどいことが見えすぎて、なーんにも書く気がしない。


「日本は売り」

だから

「上に政策あり、下に対策あり」

カオスを生き抜くしかないな。


Last updated November 14, 2010 02:43:48 AM
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November 08, 2010

栄枯盛衰  (6)
[ 旅 ]  

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵におなじ。

ローマから帰って参りやした。こんなことをかんじました。

しかし、芸術はすばらしいですね。

ミケランジェロ。。。。ダビデ、システィーナ礼拝堂。  永遠の輝き。。


Last updated November 08, 2010 11:25:09 AM
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