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カテゴリ:中学受験
東海地区入試報告会がありました
(総括)志願者数・受験者数が前年比10%程度減少 ⇒児童数減少、景気低迷、南山小進学者の影響 (男子)東海と南山男子の入試日程重複で受験者数減 (女子)愛知淑徳・椙山女学園の入試重複で受験者数減 南山女子が内部進学により受験者数減し、実質倍率UP (偏差値)<80%合格率>…実際の合格率は84.5%~100%だったので「ほぼ」合格できる レベルと考えてよいかも 南山女子60、東海58、滝57、愛知淑徳52、南山男子50、名古屋46、愛知43、金城41、椙山40 <50%合格率>…受かる確率が半々というものさしですが、実際の受験結果で 愛知は100%、滝65.7%と実態の方が上回る一方、名古屋は 29.4%とかなり低く出てしまっていますので、見方は要注意です 南山女子58、東海55、滝54、愛知淑徳47、南山男子47、名古屋44、愛知40、金城37、椙山36 ⇒日能研は受験者の母数が全体的に少なく、率で示しているデータは母数が 少ないほどブレが大きいと考えられますので、ここに記載の数値データは 幅を持って認識したほうがよいです ⇒南女の80%合格率との偏差値幅が非常に小さい(2ポイント差)ということは、 高いレベルの狭い範囲で合否がひしめき合っていると見るべきでしょう。 なお、配布された資料に目立たないように書いてあり説明もなかったのですが、 「合格者最低偏差値」という項目が各校ごとにあったのでそれも乗せておきます 南山女子52.0、東海52.6、滝47.9、愛知淑徳41.7、南山男子36.9、名古屋42.3、愛知35.8、金城38.3、椙山32.6 これを見ると、さすがに南女・東海は偏差値50程度では合格難しいかもしれませんが、 滝や淑徳などを見ると 「お、結構低くても行けそうじゃない?」と思えるレベルですよね。 つまり小学生の子供の能力というのは、偏差値だけでなく本番に強いとか精神的な 部分にも大きく左右される事があると考えたほうがいいのかなと思います。 (逆に普段偏差値が高くても本番で緊張して失敗してしまう子供も少なからずいることも、 きちんと念頭においておくべきでしょう) でも、トップの点数で合格しようが合格最低点で合格しようが、受験は結果的に合格すれば いいわけですから、こういったぎりぎり合格データもみながら密かに自信を持って本番に 臨んで損は無いと思います。 しかし、南女の難易度は半端じゃなくなりましたね。 男子のトップ層は他県難関校に行くケースもあるので、東海の難易度は ある一定レベル以上にはならないのでしょうが、女子は地元進学志向が強いので、 南女の難化は激しくなる一方です。 特に今年は内部進学があって、実質定員が減少したため(男女計で小学校からの内部進学は 約80名と見込まれるとの日能研コメントが有りました)実質倍率が4.1と四人にひとりしか 合格できないという難しさ 東海が2.0という実質倍率から見ると、南女に合格するにはその「二倍の難しさ」ということになり、 偏差値の差以上に厳しい現実を突きつけられました 愛知県下の各小学校で一番頭のいい子でも受からない子が出てくるんじゃないでしょうか 今週末、別の入試報告会があるので、自分の上記認識があっているかどうか確認して みたいと思ってます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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