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ププププーさんの日記 [全883件]
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![]() 注意! このプレイレポートは市販シナリオ、「邪悪寺院、再び」の内容をばらすものとなっています。嫌な方は読まないようにしてください。 ドラゴンの財宝は冒険者達を潤しました。 それまでの財宝を集めても金貨が5000枚を超える収入で、そろそろ高レベルに至ろうとする冒険者達には嬉しい利益でした。特にワスパリオはこの資金を元手に、新たなる魔法の甲冑をしつらえました。これで僅かではありますがACが上がり防御が上がりました。 「鎧の力を試してみてぇぜ」 ワスパリオの力強い言葉は、間もなく妙な形でかなえられる事になります。 瞬間移動呪文によって完全滅却寺院正面門に戻った5人は、今度は地の寺院を目指して進んでいきます。 通路は太く長く、分岐はありましたが情報も無いのであてずっぽうに進んでいきます。物音はほとんどしませんでしたが途中でトログロダイトという人型怪物複数と遭遇します。とはいえ大した敵ではなく、あっさりと各個撃破しつつ通路を進んで行きました。 「広いダンジョン…嫌になるぜ」 地図係のワスパリオ、筆をぺろりと舐めると難しい顔をして地図とにらめっこしています。広いダンジョンは内部構成を羊皮紙に描くのが困難なのです。 少し大きな通路に出ると、そこには一風変わったトログロダイト達が控えていました。 立派な鎧に身を纏った、身綺麗とも言ってよい戦士風のトログロダイト。そして僧服を身に付けたトログロダイト(胸らしきものがあったので女だと判断しました)。そして恐らく僧侶に付き従っていると思われる、アース・エレメンタルです。 それまでのトログロダイトとは異なる威圧感の身なりの存在は、冒険者達に緊張感を与えます。 しかし。 「これはこれは、そちらにおわす勇士殿は一端の武芸者殿とお見受けした。貴殿も我が方も大きな犠牲を望まぬ。どうでありましょうな、ここは武芸者同士として一騎打ちで決められては」 陽気な口調でバルサミコがまるでサーカスの紹介の様に始めました。これはバルサミコが調子に乗って<はったり>したのですが、トログロダイトの戦士は重々しく頷きました。 「面白い、では戦うもの以外は…手出し無用」 驚いたのは冒険者側もそうでしたが、僧侶風のトログロダイトと戦士風のトログロダイトが何かひそひそ話し合っています。一寸勝手に物事を進めないで…とクラリカが言いかけた時 「なら行くのはオレだよな。」 当然の如く、といった風にワスパリオが立ち上がります。クラリカは珍しくオロオロしながら大丈夫かとワスパリオを心配そうに見やります。命を掛けた勝負になるでしょうし、負けても“名誉の戦い”であるだろうから手出しできないからです。ワスパリオが死に瀕しても助ける事が出来ないのです。 「あっちだって命がけだ。クラリカ、大丈夫だ、オレにはこれがあるんだ」 風の神殿で奪った風の剣を翳すと、敵の剣匠が不敵な笑みを浮かべます。 「風の剣…面白い、我が地の剣と相対するというのか」 戦士の手にしていた両手剣は地の剣だったのです。 「オレはワスパリオ・ガスパール。貴様は?」 「…剣匠と呼べ」 僅かな言葉を交わすと、2人は身構えて…戦い始めます。 ワスパリオは彼女自身の能力を最大に生かし、足早に近寄ると電撃の手を込めて攻撃を浴びせかけます。一撃は大きかったものの、その僅か後に剣匠の大剣がワスパリオを貫きます。 「…まずいわ…勢いは相手の方にありそうね…」 「えっ?そうなんですか、お姉様?」 「実力自体はワスパリオの方が上だと思う…けれど、敵はかなり場数慣れしているわ。侮る訳にはいかない相手よ」 戦いを心配そうに見つめるリリアにクラリカが解説します。どうやら剣匠は戦士クラスを積んでいるようですが魔法は持っていないのでしょう。しかしいきなりクリティカルヒットを浴びせ掛け、勢いはかなりの物です。 ワスパリオは当初、正面からただぶち当たるつもりだった様子です。しかし、相手はそれ程甘くないのでした。 「…ならば…オレの出来る全力を尽くすぜ!!」 再び電撃の手を込めた攻撃、しかしそれまでと異なったのは、攻撃直後に即行版不可視化で目に見えなくなってしまった事です。これで次の攻撃をワスパリオが行うまでは…見えない訳です。 「…魔法剣士…」 「そうだ、オレはダスクブレード!!オレの姿は見えまい!」 剣匠はそれでも戦意を失いませんでしたが、戦いの趨勢はこうして決しました。ダメージを与え続けて剣匠は地に伏します。 「…グ…美事」 「…」 静かな時間が僅かに続きました。 この後女僧侶との簡単な話し合いの後、彼女達との戦闘がはじまりました。 しかしこちらの数の方が有利でもあり、敵の強者が1人減った状態の戦いの結末はあっけないものでした。 「強い敵だった…寺院の連中にもこんな奴がいるんだ…な」 少なくとも剣という道に関しては…何か同じものを持っている相手だったようにワスパリオは思えたようでした。それは仲間達も同じ事で、僧侶にしても一騎打ちには介入してきませんでした。それは狂える寺院の使徒というこれまでの概念では理解しかねる存在だったのです。 こうして敵の手から貴重な魔法の武器を入手します。地の剣と呼ばれるそれは、大きく両手でなければ持てない剣でした。使おうと思えばクラリカでもワスパリオでも使用できますが、クラリカの場合には二刀流ができなくなりますし、ワスパリオは呪文を唱える邪魔になりかねません。仕方なくこれは持っていくことになりました。 続く 今回はバルサミコの軽口で戦闘の様相が変わってしまいました。 実際には<はったり>していませんが、一騎討ちになる理由が希薄になるので物語の都合的に<はったり>した感じにしました。 敵のソードマスター(剣匠)氏がどのくらい強いのか、というのが判らない事で緊張感のある戦いとなりました。実際にはソードマスターのレベルは恐らく正面門から入ったPCに合わせていた事でしょうし、こちらは統合キャラクターでしたからそう簡単には遅れは取らないとも思うのですが…スリルがあったなぁ(笑)。 こうして書いてみると、ワスパリオは魔法剣士な為結構“ずるい”一騎打ちに読めるかもしれませんが、敵ももしかして特殊な能力があったかもしれず、ダスクとしては全く正しい戦い方なのですね。だから敵のソードマスターも卑怯とはいうまいね(笑)
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![]() 注意! このプレイレポートは市販シナリオ、「邪悪寺院、再び」の内容をばらすものとなっています。嫌な方は読まないようにしてください。 「ドラゴン斃そうぜ、ドラゴン!」 ワスパリオの力強い発言にクラリカが頷きます。モラディン神殿跡地で休息しながら、ワスパリオは干肉を噛みながら戦意満々な様子でした。頼もしそうにファルガンが眺めています。 ややドラゴン退治に懐疑的なのはバルサミコです。戦闘する事に反対まではしていませんでしたが広い坑道の中でドラゴンと遭遇できるのか、というのは意外と難しそうな気がしたからです。時間の無駄、バルサミコの意見はそういうものでしたが、呪文効果時間が切れてから戦闘になってしまった場合のリスクをどうしても考えていた様子でした。 現在正面門を制圧し、戦いは地の寺院という場所に向かおうかという所です。 ですが通ってきた坑道には、酸を吹くドラゴンがいて一度遭遇したものの逃げられてそれっきりになってしまいました。ドラゴンといえば宝物を沢山持っているだろうというのは数々の伝承でも明らかです。そういう事もあり何とか斃しておきたいところだったのです。 「ならば、マドモアゼル・クラリカが物体定位呪文を用意してください。ドラゴンといえば金貨は沢山持っていそうではないですか、坑道で金貨を探せば自然とドラゴンの巣穴に近付けて良いと思うのです。私はクリーチャー定位呪文でドラゴンを探します」 という意見が通り、ドラゴンに以前遭遇したトロッコの線路付近から調べ始めようということになりました。移動は次元扉呪文で行われました。ちなみにこの人数をバルサミコ独りの呪文では運びきれません。クラリカが魔法の外套で次元扉を出来るようになっています。 再び暗い坑道、周囲には何もいません。 暗視呪文をクラリカ(夜目持ち)とリリア、バルサミコの三人に用意し、全員が真っ暗闇の中でも困らず移動できるようにします。また戦闘が始まる事を想定し、クラリカが自分に猫の敏捷力呪文や熊の耐久力呪文で強化します。バルサミコもワスパリオや自分に勇壮呪文を施して、何かする際に成功しやすく補助呪文を掛けました。ワスパリオは自分も含めて仲間に酸対策ように、エネルギーの抵抗力を掛け…一応呪文準備は万端です。 続いてクラリカが物体定位呪文で効果範囲内の金貨のありかを調べ、バルサミコはクリーチャー定位呪文でドラゴンの居場所を探します。一瞬…ドラゴンの位置は把握できたのですが、何故かすぐに消えてしまいバルサミコは首をかしげます。効果範囲から外れたのか、それとも特殊な呪文等で探知できないようにしたのか…疑念に駆られましたが此処では何もできません。 クラリカは金貨のありかを探して、仲間達を導きます。坑道を進んで、以前通らなかった場所に入り、分岐の洞窟を発見します。そこに金貨がある反応があったからです。 そこは坑道からみると行き止まりになってはいましたが、比較的大きな洞窟でした。 中央に大きく水が流れている場所があり、音からすると緩やかではありますがどこかに続いています。そういえば河があったんだ…とリリアは思い出しましたが口には出しませんでした。この鉱山の更に地下で水脈が続いていた場合、と考えると何となく不安に駆られたのです。 「金貨の反応はこっちの方にあるわ。バルサミコ、ドラゴンは…いるの?」 「…ドラゴンの反応はありません…逃げて行ってしまったか…あるいはこちらを伺っているか…調べようがないのです…な」 ここでクラリカが悪の探知、バルサミコが秘術視覚呪文でそれぞれ捜索を始めますが、それでも良く判りません。あえて言えば魔法の反応が洞窟の奥にありましたが…水路を超えていかなければなりません。 もしかして…水中にドラゴンが?クラリカが感づきます。ドラゴンの中にはそれが可能な奴がいるはずで、そうなると地形を充分に利用して来るのはありそうです。ですがこちらは水中で戦闘する用意はありません。 少し悩んだクラリカでしたが、得意な手を打つ事にしました。 怪物招来で呼び出したのは鼠海豚でした。この小型のイルカを水中で泳がせ、敵の反応を調べようとしたのです。 効力はすぐにあらわれました。突如水中からドラゴンの恐ろしい酸の息が吹きかけられてきたからです!!そのダメージは36でしたが、何とかワスパリオ以外がダメージ無しで成功します。 「畜生、水中戦かよ!!」 バルサミコは熱く怒鳴りますが、冷静にバルサミコの横に移動すると、バルサミコが彼女を飛行呪文を施すように連携します。 この時点でドラゴンの位置を探る呪文が効果が無い事にバルサミコは驚いていましたが、実際には水の中まで探る事が出来ないので、ドラゴンの居場所は判らなかったという事なのでした。 こうして戦闘が開始されます。 ドラゴンは意地悪く水中で待ち構えています。クラリカは少し悩みますが、とりあえず怪物を招来し始めます。ファルガンは端に寄ってワスパリオの援護に回ります。リリアは洞窟端に頭を抱えて身を守っています。 少しの間にらみ合いが続きました。冒険者側からすると時間がかかると、再びドラゴンの酸息がとんできてダメージを受けかねません。またドラゴン側も逃げるつもりは無いようです。宝物が此処にある…ワスパリオはそう気づいて空中に飛び上がります。 「水中に攻撃呪文をしても平気…か?」 「火球は駄目だろうけど、貴女の灼熱の光線なら大丈夫よ、きっと」 素早く声がとんで戦闘の準備が続きます。…しかし。 洞窟の奥から巨大な何かが近づいてくる音が聞こえたのはその時です。ズルズルと何か大きな物を引きずって移動してきたのは、四メートルはあろうかという巨大な獣人でした。大きな棍棒をもった毛むくじゃら。しかし冒険者たちは、別の場所に目を取られてしまう事になるのでした。 巨大な胸の上には、双頭の猿顔があったからです。 「エティンという怪物です!!強敵ですから気を付けてください」 ファルガンの冷静な声が飛びます。それと同時に、冒険者たちは敵に完全に囲まれてしまったのでした。 一方で水中に手招来されていた海豚鼠は小さいながらも果敢にドラゴンに襲いかかりました。これが予想外のクリティカル!! 致命傷とは全然至りませんでしたが、予測外の大ダメージでした。 続く 今回から新章として、完全滅却寺院炎上編として始めました。 といっても、前回から“炎上”文字が追加されただけです。物語的に見ても以前からつながっています。一寸新章とするのも変かとも思ったのですが、何せ前章が40回に至りまして量的に膨大だったのと、正面門に辿り着いたキリの良さから、新章とさせていただきました。一応…この章で寺院外周部を回り切りたいとは思いますが…何回分かかりますかねぇ(笑)。 今回は水中戦が待っているか、という状況で危機感が走りました。それ用の呪文用意は全くしていない冒険者達、どうなるかは次回のお楽しみです。
![]() このプレイレポートは市販シナリオ、「邪悪寺院、再び」の内容をばらすものとなっています。嫌な方は読まないようにしてください。 わらわらと大量の敵に囲まれつつあります。 前衛ワスパリオとクラリカは十字路奥に進んでいたため、後衛の3人と完全に分断されてしまいました。後衛の3人の後方からも敵が登場し、戦闘能力が高くない3人にとっては危険な状況下です。 敵自体は大した強敵が大量にいるとは思えませんが、その数は膨大ですし、クリティカルで大ダメージ連発されるのも予想されます。 クラリカとワスパリオは以前ゾンビーと相対しなければなりませんし、しかし一方で後衛を助けに行かなければなりません。そんな時に限ってワスパリオ、攻撃を外してしまいます(笑)。リリアは完全防御、ファルガンもまともに身動きがとれません。 一番問題なのは大量の敵です。 この数の暴力は問題でワスパリオとクラリカが奮戦しても斃すには時間がかかってしまいます。つまり何とかして敵を減らす必要があるのです。バルサミコはこの時透明になっていましたが、とっておきの火球呪文を唱えた場合仲間を巻き込んでしまいかねません。それは出来ればやりたくない手法です。 結果バルサミコは圧倒炸裂呪文を唱えます。これは付近の敵の心を圧倒して戦闘能力を(上手くすれば)奪う事も出来る呪文でした。この呪文によって敵の命を奪う事が無いため、バルサミコの透明した姿は変わりません。 バルサミコの呪文によって、バタバタと効果範囲内の兵士が倒れていきます。…ビガイラーが不可視になっていれば、そう簡単には心の抵抗はできませんからなぁ…バルサミコの目論見通り、この時は上手くいきました。 しかし、この時呪文を唱えた範囲から後方の新手が呪文を唱えたのはリリアだと勘違いしてしまいました。これは隣にいたバルサミコが見えなかったから、隣が術者だと思ったらしいのです。地味にリリアはピンチですが、甲冑に身を固めているので…まぁ相当に堅い要塞なのです。後方の敵はリリアを囲もうとして…首をかしげます。丁度バルサミコがいる場所に入れない事に気付いたからです。そう、不可視の者がいるかもしれない…そんな気付きの瞬間でした。 前方の敵に囲まれたクラリカ、最後のアンデット退散を唱えようとします。 しかし、何度目かの援軍は…動く骸骨スケルトンでした。剣をもってゾンビーよりは素早く移動して来る怪物、流石に敵としては強くありませんが、援軍が続くのは精神的に堪えます。 クラリカはアンデット退散が尽きてもアンデット滅却ができるので、まだ何とかなりますがいい加減にしてよ、と心の中で毒づきました。 十字路の新手は全力移動で殺到して来ると、再び通路を埋め始めます。これでは分断されたままです。 「モラディンの戦槌にかけて!!…埒が明かねぇぜ…」 ここでバルサミコが重要な決断をします。仲間を巻き込んでも火球を炸裂させる事を。 敵の数は膨大、火球を仲間に当たらないように放つ事もできるが、そうすると全員は狙えない。唱えた場合不可視化した体は姿が見えるようになり、ノールに狙われる事になる。それよりは広範囲に大ダメージを与えて、バルサミコ自身が前衛に合流してしまえばリリアとファルガンなら耐えてくれるでしょう…一番足手まといなのは中年魔術師なのは間違いないだろうから。 「それでは…リリア嬢、ご覚悟くださいよ…火球!!」 ≪即時効果範囲拡大≫で物凄い広範囲を捉えた火球は、十字路中央で大爆発を起こしました。それはバルサミコの後方の兵士達にも充分巻き込み、37点を全員に与えます!!ゲーム的に話すと反応セーヴ20に成功すればダメージを半減させられますが、余程運の良いものでなければ成功しないでしょう。クラリカを除けばダメージ無の人物はいませんでした。 勿論これはバルサミコも(セーヴに失敗して)喰らっていましたが、唱えた余波でバルサミコは十字路を走り抜けて、クラリカとワスパリオの隣に駆け込みます。素早くクラリカが治療呪文を唱えてなんとかバルサミコのHPをかなり回復させます。 十字路にいた敵の大半はこれによって2度と動かなくなってしまいました。リリアの目前にいたノールは慌てて扉まで逃げると、扉を閉めてしまいます。他の敵の生き残りも扉を閉めて、事実上逃げ出してしまった形です。 生き残った敵兵士は、怒り狂って中年魔術師を狙います。 完全に怒りに我を忘れて、機会攻撃をものともせずバルサミコを狙います。ワスパリオが機会攻撃で28ダメージを与えますが、それでもまだ立っています。バルサミコに辿り着いたこの敵、AC22のバルサミコに命中させますがバルサミコは割り込んで上級版鏡像呪文で避ける事に成功します。 さぁ、こっちは反撃という事でワスパリオが意気込んで斬り付けますが、巣の出目が3と…ずっと悪い出目が続いて(DMとプレイヤー…多分敵も)大笑い。この冒険者たちはオリダマラの加護が不公平かもしれません(オリダマラは盗賊の神、幸運の権能を持つ)。 この直後、ワスパリオはゾンビーに対してクリティカルを与えますが…まぁゾンビーに与えなくても(笑)。続く≪薙ぎ払い≫で他のゾンビーも斬り付けたりしました。 数の均衡が縮まった時点で勝敗は決していました。 この後、治療時間の後で各部屋の敵を各個撃破していきました。裏門の時の様に絶望的な戦いという事も無く、危険な場面はありましたが比較的簡単に戦いは制します。流石に冒険者たちはメンバーも増えている事もあって、強くなってきているということなのでしょう。 続く 火球呪文で一掃というのは秘術呪文使いにとっては憧れです。 しかしこの環境下では味方を巻き込まずにはいられず…仕方なくファイアーボールを炸裂させたというのが粗筋ですかね(笑)。問題だったのはダメージによっては仲間にも致命傷になってしまうかもしれないという事です。 この時のバルサミコ、≪即時呪文威力最大化≫を残していましたので54ダメージ(反応20セーヴ成功で27ダメージに減ります)なのですが、それだとクラリカさんやリリアさん、バルサミコ自身も致命傷になると思われました。よってこの特技は使わず、別の特技をしようして…何を使用したかは本文を読めば判りますよね。結局、敵は雑魚なので大したHPは無いだろうという予測で使用しました。 外部から見ると乱暴な作戦に間違いなく、クラリカさんも「馬鹿ぁ」という言葉もあったのですが、使う方も意外と悩んで使用したという事で…。
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![]() 注意! このプレイレポートは市販シナリオ、「邪悪寺院、再び」の内容をばらすものとなっています。嫌な方は読まないようにしてください。 ずいぶんと長く坑道を歩いたはずですが、それもとうとう終わりました。 線路と共に洞窟を通り抜けると、鉱山の運搬車が複数置かれた建物がありました。そこは丁度坑道の反対側にあった様なプラットフォームがあり、未だに使用していた形跡もあったのです。 少し調べましたが、特に何もなく…敵の姿もありませんでした。 一番奥には大きな扉があり、クラリカが聞き耳を立てても何も聞こえず静かでした。 「何がいるとも限らないから、そうっと開けるしか無いわね」 「(ごそごそ)…罠が仕掛けられている形跡はありませんな」 バルサミコが扉を開き、警戒して侵入を果たします。中に入ると、倉庫らしい部屋。幾つかの箱や雑多な日用品の様なものが比較的整頓して置かれている様子でした。この部屋には誰もいません。 天井も壁もきちんと平たい面で覆われており、洞窟内部とはいえそれまでの自然洞窟も終了した様子です。そして奥にある扉からは何者かの声が幾つか聞こえてきました。 「どうやら敵以外にはいないと思うのですが…」 おずおずとリリアが発言しますが、まぁこれまでの状況を考えれば無理のない事です。いずれ先に進む以外の選択肢は無さそうですし、となると先にいる連中と遭遇する事になる訳ですが…。 「どうせなら変装していきませんか?」 バルサミコの提案に、全員が不審そうに聞き返します。 「…?」 「そろそろ我々の存在も敵には気付かれている筈です。そんな時に、麗しの女性エルフと、華麗な女性ドワーフと、可愛らしい女性ハーフリングと…後男2人の冒険者グループだとバレたら上手くないのではないでしょうか」 バルサミコが魔法棒を取り出して、全員が魔法的に変装できる事をアピールしましたが、クラリカの返答は簡単でした。 「却下」 交渉して何になる、そんな気持ちがクラリカにはあったかもしれません。偉大な女ドワーフ騎士を奪い、ホムレットの街を大混乱に貶め入れようとする敵には生温い対応はしたくないのかもしれません。風の神殿での交渉場面もありましたが、あれも相当に不信感と緊迫感のある内容でした。 「ま、バルサミコ独りでやりたいなら良いんじゃないか?」 バルサミコは魔法棒を振るいノールに外見を変えてみました。ついでに敵から奪取した聖職者の黄土色の法衣らしいものを纏い、聖印らしきものを手にします。これでノールの聖職者を名乗ってみるつもりのようですが、他の人々が全く普通の連中なので、恐らく交渉は失敗するだろうとバルサミコは思っていました(笑) クラリカが扉を開けると、比較的明かりの洩れる建造物の廊下に当たる部分でした。 先には十字路らしい大きな人口の通路が見えます。そして数匹のノール兵士が控えていました。こちらに気付いて甲高い声で叫んできます。 「何ダ?貴様タチハ」 その時、一番奥にいたバルサミコが前に出て大きな声で(妙に自信満々に)宣言します。 「吾輩は神殿からやってきた聖職者である」 ノール達は不審そうにひそひそ話をしています。その言葉はノール独自の物ではなく共通語でしたし、ノールが聖職者というのはあまりなさそうです。もっといえば敵種族を野放しで連れているのは妙に見えるはずです。 「…どわーふヤえるふト…一緒ナノ…カ」 「ああ、こ奴らか。吾輩が偉大なる呪詛で魅了してやったのだ、問題ない。さぁ、貴様達は此処を通すのだ。吾輩はマスターの元に急がねばならぬ!!」 怒ったふりをして、バルサミコは相手に急かすよう演技します。マスターというのも、敵文書に出てきた上層部の者の位らしいので、いざとなったら固有名も出すつもりでいました。 「魅了シタンナラ…我々ニえるふヲ殴ラセテクレ」 「愚民共、攻撃したら吾輩の魅了が解けてしまうではないか!!」 そう言って何とか誤魔化してみましたが、ノール達は何となく不審そうです。どうやらロープの色や、持っている聖印が合っていないかもしれない…クラリカは冷や汗を流しながらそう思いましたが、ノール達は幸いその話をしてはきませんでした。 「…マァ、玄関カラ外に行クナラ…見送ルゼ」 ノールは明るい大きな扉を指してそう言います。どうやらここが正門だった様子です。バルサミコは続けて、いやいや奥に行きたいのだ、マスターに面会せねばならぬと強引に言い張ると、地ノ神殿ニカ?と物凄く不思議そうに尋ねてきました。 どうやら交渉もこれ以上は時間の無駄かもしれませんなぁ…通路先に地の神殿がある事が判っただけ上出来かもしれないとバルサミコも感じていました。そこで、十字路上部に用意されている大きな鐘楼に対して、仲間達に目配せをすると同時に静寂呪文を掛け始めました。以前風の神殿で鐘楼を鳴らされて敵の大群に遭遇した事を警戒しての事でした。 「ならば…貴様達…これを見るが良い…静寂!!」 ノールは元々怪しんでいたため、この呪文を掛ける動作と同時に叫び声をあげ、2体のノールが攻撃を仕掛けます。しかしながらバルサミコの体には魔法の鎧の保護があり敵には命中しませんでした。これと同時に戦闘がはじまります。 鐘楼は音がしなくなりましたが、それでも敵は大声を挙げてしまっており敵が殺到するのは時間の問題でしょう。 「だから叩きのめせば良かったと最初から思っていたぜ」 ワスパリオは最初から戦う気満々でした。魔法の盾を呪文で浮かせてから、長剣を振り回して一歩前進して敵集団前に突入します。以前外したまま残っていた電撃の手呪文がそのままダメージに加わり、閃光を挙げて19ダメージを与えてノールを斃します。ただちに≪薙ぎ払い≫で横にいたノールをも斬り付けて…あっという間に敵を斃します。 こうして正面門付近での戦闘が開始されました。 続く どうもこれが正面門に当たる部分らしい、そういう話でした。 通常のゲームですと、正面門から裏門を通過していくという事で、我々は逆に通ってきたのです。じゃあ裏門の神殿で戦って苦戦したのは、我々のレベルが低かったからかもしれない…のかなぁ。 今回はバルサミコが交渉してみようと言っていますが、卓の雰囲気自体交渉馬鹿か?という雰囲気でしたね。それも無理からぬ話で、ゲーム的には遭遇するだけで戦闘に至って交渉の余地など無い相手でもあります。また、多少交渉の余地があるかもしれない場所でも、戦闘で解決する事が多くなっていて、兎に角出逢ったら戦え(あるいは逃げろ)感があるのは確かです。だからこそ、ゴーレムのいるモラディン神殿にて安心感を感じてみたり(笑)する描写を入れたりしたのですが。 実際の所、話し合いの接点が全くない相手という印象があり、キャラクターから観ると、クラリカら異種族系から見ると不倶戴天の敵だったり、宗教上の敵だったり、仲間を殺された敵だったりと仕方ないのでしょう。 バルサミコの場合には、ビガイラーとして交渉関係で敵を翻弄してみたいという事がある訳で今後ももしかして出しゃばるかも(笑)。ま、ビガイラーですから。 |一覧| |
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