ゲームブック日誌

エンドレス8月:もう何度目かの同じネタだと思いねぇ(笑)

8/１日。夏輝の思い付きにより合宿が始まることになった。合宿は本日から三日間。さて何をするつもりなのやら。

ゲーム卓上では少しの休憩を挟んで、GMがおもむろにこういった。それはプレイ記録の05回目の冒頭と同じ内容だった。

時は8/１日。海に辿り着いた一行はあずにゃん先生の制止も聞かずに、水着になって海に飛び出していく。大きいトランクがモゾモゾ動き、中から現れたのはピョンの妹。
PCはこれまでの記憶を失っている。
プレイヤー達は呆れた様子の顔、ああ、あのネタかぁという表情等様々。そう、時間がループして8/1に戻ったのだ。

もう一度同じような内容で物語りは進んでいく。PC達は気付かない何故ならば、記憶を失っているから。

...ここからはお知らせです。

実は今回のプレイ記録の内容ですが、今回の06から12までを省略することになりました。理由としては、同じような内容が８回ほど続く諸事情からでありまして、全て05回目...つまり、前回と同じような内容となっております。
これは手抜き諸般の事情による手抜き新企画によるものだったのですが、この事をとある方にお話した所、「死ね」と心温まる言葉をいただきました(笑)。
よって、実際に同じ内容を８回行なうという手抜き企画は中断したいと思います。

尚、僅かではありますが06から12までは内容が違っておりました。気になる方は05の文章に修正を加えるためのエラッタを用意しましたので、05の当該部分を変更すればそのままお読みになることが出来ます。

エラッタ:『ウラヌスさんは旧スクール水着だ』をそれぞれ以下のように変更してください。

06:ウラヌスさんは白ビキニだ
07:ウラヌスさんはセーラー戦士として目覚めたのだった
08:ウラヌスさんは血の涙を流して言った。『ん～何のことかなフフフ』
09:ピョンの水着のこと等どうでも良いであろう
10:セリアさんは何となくセクシー路線には走らないような気がする
11:あずにゃん先生は学園祭で縞パンな気がする...多分当たると思う
12:例えばお前等がその昔・・幼き頃、捨てられて凍えている子犬を助けたことがあるとしよう・・でも死ね

ではここから本編に入ります。

8/2の夜:それは何万回目のラブシーンを求めているのか

夏輝とピョンは2人きり。砂浜で夜空を見上げている。
そう、お約束といえばこれもお約束のシーンだ。もう何回同じことを繰り返したというのか、その度に世界は崩壊し、8/1が始まる。ここは地獄なのだろうか。ガイアの戦士達は、この回で記憶を少しずつ取り戻しつつある。何か起こる、それは予感ではなく確信であった。もう直ぐカタストロフィが始まろうとしているのだ。
「...ねぇ、ピョン...」
「...どうした、夏輝？」
夏輝の話は...その都度若干違っているものの、大きくは違わない。
「おかしいよね...だってリンカーンとエル・カネックが同盟を組むなんて面白そう...って４月に言ったけれど...今、それが現実に起きてる。中国で厳白虎がインドの行者と戦っているし...それ、私が軽口を叩いたとおりのことだよ...ねぇ、どうしてなの？」
それは...夏輝が引き起こしたことかもしれない。ピョンは心苦しく想う。この時点ではピョンには夏輝が原因ではないかという疑念を払拭できなかった。

だが、他の３人は違った。もう２人きりだけにしておくわけには…３人は登場した。
「夏輝ちゃん。違うわ、貴女は悪くない...先生はそう信じる」
「貴様のような小娘が世界崩壊等無理の一言。これは他の黒幕がいるのだ」
「...ねぇ、夏輝ちゃん。私...思い当たることがある...奈落の力が何処かにあるのよ」
最後にセリアが奈落の力を語る。事件の特殊性からして、既に夏輝は一般人とは言えない。でも...夏輝自身がそのような力を持っているとは思えない。

ピョンはそこでハッと大事な失われた記憶に気付く。
もう何回目だったろう。悪夢の最終戦闘の中、一人の白馬に跨った騎士が命懸けで手紙を書いて...砂浜に捨てたことを。それは...この近くだった。
慌てて走り出し、手紙を探すピョン。そして、それは見つかった。

手紙の主は、異世界の住民だったらしい。オンドゥル語を話す連中もいたことだし不思議は無かったが、このような普通に読むことが出来ない手紙が残されていた。

では、プレイヤーたちに渡した手紙、ここで残しておきますのでお読みください。暗号文なので、物凄く難しいかも。

きちみたが　この　てみがを　よんくでれて　いらなるば　こしころて　ほしい。
きちたみが　さごいの　があいの　まもてりのなだ。
われれわは　があいの　まもてりしとて　たかったて　しんいでく　だろう。
すてべは　きちみたに　たくたしい。かいんざゃしを　たしおて　ほしのいだ。

すてべの　せいかは　もすうぐ　とごうう　される。
それは　かざいしんゃの　きいにならい　せいかを　なすくと　いこうとだ。
なきつは　そのめたの　かなぎのだ。
ちていんじの　せいかも　ろぼとっの　すせむいかも　せんそちゅううの　せいかも
すべて　うしわなれしてまった。
だどけも　せいかは　ひりとの　つうごで　うかしごよてい　もでのなはい
さごいの　せいかで　きたみちは　この　てみがを　よでんいる　だろう。
てきが　だれのなか　きいてづいる　だうろか。

せいかの　かいんざを　おなこうもの。それは　せいかを　じうゆに　うごもくのだ。
わしたの　せいでかは　なるみかと　なっのいてた。
きたみちが　そそのんざいを　みけつてくれるとこを　いっのている。
やつものつ　かごは　ほんとど　のこてっないい　はずだ。
わわれれは　いちのけがで　それらを　けりとずった。
せいかを　まもれ。わわれれの　おいもを　うけっとてくれ。

きたみちが　があいを　まもこるとを　いっのいてる。

これを読めたら本当の敵が誰か判るはずだ。その正体は次回に...

続きます

エンドレスエイト...ネタとしてやるのは苦痛です(笑)。今回は無理やり８回分を収めてみましたが、実際に8回ほぼ同じネタで進もうかとも思ったのです。でも、多分つまらないと思うんですよ。実際にやったあのアニメは凄いなぁ。

実際のゲームシーンではこの終わらない8月のシーンが1万５０００回近く続いた様な話をさせてもらいました。随分と沢山のループが行なわれている、という事で笑ってもらうか唖然としてもらうつもりでした。でも、本当はもう１つ意味があったんです。それは、夏輝がこのループを繰り返しているという事実です。
まぁハルヒと同様に夏輝が特殊な力を持っている、というのは違和感無くプレイヤーさんに受け入れられたはずです。でも結界内で動けなくなったりと普通の人の延長上で、一寸プレイヤーさん達を迷わせてしまいました。

夏輝は独白の通り、想ったとおりに世界を変える力を限定敵ながら持っている、それがこのシナリオの設定です。実際には奈落の悪党がそれを利用しているのです。

世界の崩壊に向けて夏輝自身は気付いています。そしておぼろげながらもピョンらガイアの戦士たちが助けてくれることを望んでいるのです。それは、軽音楽部を作った際の発言で異世界の人間達と巡りあう事を望んでいたのと絡んでくる話です。夏輝は無意識かもしれないけれど、助けてくれるガイアの戦士達の集結を行なっていたのです。

無論、この集結にはPCの想い以外にも幾つかの勢力の暗躍もあります。次回はそれを紹介できると思うのですが、チョッピリシリアスムードな話になってしまいました。

次回も少しシリアスムードが続くかもしれません。

手紙は読めましたか？プレイではこの間トイレに行かせて貰った私ですが、帰ってみると全員読めていました。簡単だったかなぁ。