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木っ端ちゃっぴー

木っ端ちゃっぴー

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2007.09.01
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カテゴリ:長編

今日、2周年を迎える。このブログを初めて、3度目の9月1日が来た。
タイトルイラストの導入。ゲームレビューとしての情報掲載。
同盟サイトの設立。なにより、3倍に跳ね上がった平均アクセス数。
3年前に比べればもうとにかく成長した。これらを糧にこれからももちろん続けるつもりだ。
この先、もっと苦労するかもしれない。
もしかしたらとんでもないトラブルに見舞われるかもしれない。
それでも、3年間でこれだけ成長できたことである程度の自信を持っている。
これが折れない限り、自分から消すことは絶対にないだろう。

*  *  *

という志が、1年前の自分には宿っていた。
死ぬまで続けると思うよと冗談のようによく友人に言っていた。
心の中では、大真面目にそんな風に考えていた。
自分はこういう自己表現の場があってこそ生きているのだと。

1年前の自分の言葉を借りれば、僕は今「とんでもないトラブルに見舞われ」ている。
それは、大学の事だとか友人がいないから立ち直れないとか、そうではなく
自分の様々な分野における“意欲”というものがこの大学生活半期を終えたとたん、
風前の灯火と化してしまったということだ。

まさか自分がゲーム全般に飽きてしまうなど、
大学入学前の自分は蚊ほども思っていなかっただろう。
しかし、現に今自分はそういう状況に立ちつくしている。
「何も残らない」人間になっている。
4月はまだそこそこ新生活に浮かれていたが、5月のバイト挫折から始まって
6月には動画に入り浸る、何も生まない人間となった。
7月から詩を作らなくなった。作れなくなったと言った方が正しいのかもしれない。
8月を迎えた頃、気がついたらロクにゲームを買っていないことに気が付いた。
サイトの更新作業が面倒に感じ、小さいものからどんどんサボっていった。
4月の時点で夢に描いていた今日の3周年記念更新の規模は、
その時の理想郷に比べると太陽とライターの火、そう例えてもいいぐらい
小規模なものと化してしまった。
この小さな灯も、錆び付いた手で擦ってようやくつけた火だ。
傷ついた親指がかろうじて火を支えている。今日が終わった時を想像するのは難くない。


2007年を迎えた瞬間。
間違いなく新天地に行くという期待と、
実社会に触れなければならないという不安がその一瞬に入り混じって頭の中を交差していた。
新年の占いの結果がよかったからと、浮かれていた。
その時は「2007年」という西暦が、何か聖なるものにさえ見えた。
しかし今はどうだ。まだ終わっていないとはいえ、
少なくともここまでの8ヶ月間は受験や大学生活と、
今までの人生の中でも一、二番目に語れない歴史が続発している。
一日の一喜一憂という上下に目をつぶるとすれば、
つまり極端な意味でいえば、今年はまだ本当に笑ったことが一度もないように思う。
ここまでいやな年になるとは、まさかあの時は想像できなかった。
いや、思い返せば(思い出したくもないが)自分の行動にすべての原因があることを考えると
自分の未熟さが去年や一昨年以上に浮き彫りになった、“幼い年”と言えるかもしれない。

日々の生活が一定以上面白くなければ、ゲームも面白くないということに気が付いた。
面白くない生活が続くと、非生産的な人間になる事を知った。
ゲームがつまらなければ、このブログを続ける意味がない。
見せる相手もいないのに、独りで書き続ける意味がない。
それなのになおも日々の出来事を書き続けている理由は何なのか?

今日で3周年目を迎えた。つまり、今日からブログ歴4年目ということになる。
移転前の歴史も含めれば5年目になる。
すべて――といって差し支えないと思う――を失った自分が、これから何をすべきか。
残りの4か月で逆転の余地はあるのか。
答えを出すべく、残りの4か月を過ごしたいと思う。
そしてその末に出した答えが今よりも沈んでいた時、
僕は3年間の歴史に終止符を打つかもしれない。

今が正念場であり、自分自身、
そして自分の今までの産物の大きな分岐路に差し掛かっている。
恐怖に怯え、カラに閉じこもっているカタツムリは、
果たして果てない地平線の向こうまで、時間以内にたどり着くことができるのか。





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Last updated  2007.09.01 20:22:19
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