Dragon Quest 11

思ったよりも早く、DQ11に手を出すこととなった。
発売から2か月後という早期プレイは、DQでは初めてだ。
事前に公式サイトの情報は仕入れている。










START 2017.10.08 07:43


10/08

始めに、このプレイ記録は3DS版をベースに書く。
本当はPS4でやりたいけど、まだハードを持ってないんでね・・・。
買おうにも、現在トロントにいるのでまだ生活が整わない。
もしかしたらPS4版でも1度書くかも。

3DS版では、表示形式を3Dと2Dから選べる。
3DはDS版DQ7~8のような4頭身キャラの形式、2DはSFC時代までのドット絵形式だ。
最初だけ2画面を利用して両方が連動する。

珍しく序曲にイントロが無かったり、スタートメニューのBGMがDQ1ベースだったりと
早くも普段とは異なる要素が出始める。

主人公の名前は「リーフ」。Deltora Questから。
今回は公式でも、勇者の物語と位置付けていることだし。
近年では、英語多読で出会った作品から主人公ネームを引用することが増えている。
エミリー(Avalon Web of Magic)はポケモンで使ったから(キャラ的にもポケモン向きだろう)、
次はアレックスかコナー(The Land of Stories)を使うかもしれない。


オープニングはムービーから。字幕が出るが、DQ8と異なりボイスは入っていない。
平和な城下町を行く、1匹の透明な生物。
そして城には、生まれたばかりの王子が。
リーフなんだろう、きっと。DQ5のように。

しかしその直後、城に魔物の襲撃!
王妃に連れられ、王子は城を脱出する。
その隣にいた小さな子、顔立ちからしてまさかマルティナか?
そういや、城の場面でロウっぽい人がいた気も・・・。


――16年後。
イシの村で育ったリーフは、同じ日に誕生日を迎えるガールフレンドのエマとともに
村の伝統である成人の儀式に挑むこととなる。
パートナーである犬のルキも同行する。
内容は、神の岩と呼ばれる山の頂上まで登ること。

道のりは険しいものの、魔物は出ないらしい。普段は。
・・・そう、普段は。



やっぱりスライムが3体組で出た!
相変わらずぷにぷにしててかわいいね、ペットにしたい・w・

と言いたいが、ここは戦うのみ。
一撃では倒せないので、地味に時間がかかる。
戦うのはリーフ1人だけではなく、エマとルキも加わる。
エマは攻撃を行わず、敵からも狙われない。
応援するだけかと思いきや、必要な時には薬草を使ってくれる。
一方、ルキは攻撃を行う。敵からの攻撃の対象になるが、DQ7のNPCと同じくHPが減らないっぽい。
吠えると敵が止まる。1体にのみ有効なので、DQ7でガボが使う「ほえろ」と同じだろう。

リーフの初期HPは22。DQの主人公としては低めのスタートだ。
特徴としては剣を2本持っていること。片手剣か両手剣、どちらかを装備できる。
両手剣の方が攻撃力は高いが、盾との同時装備ができない。
まあ現時点では道中拾ったおなべのふたくらいしか持ってないし、両手剣の方がいいだろう。
防具はシンプルに布の服のみ。

神の岩の頂上までは、洞窟を通る。中では魔物がいる。
DQ8(3DS版)と同じくシンボルエンカウントで、今回はフィールドから先制攻撃ができる。
出てくる顔ぶれは、スライムの他には新顔のモコッキー。陽気にステップを踏むが、特に意味はない。

移動中、話すコマンドも当然ある。
どうやら今回は一般人の会話に反応したりはしなさそうだ。DQ8形式か。


途中1度洞窟の外に出ると、スモーク2体が出現!DQ2以来見ない顔だ。
大体3発くらいで倒せるが、回避率が高め。
片方倒すまでは慎重に行きたい。
残り1体にすれば無問題・・・と思ったら、火の息を使用。なんと16ダメージ!
HPMAXでなければ受けきれないだろう。早くも全滅するところだった。

経験値は2体で40、一気にLv3に上がる。メラを習得した。
DQ8(3DS版)と同じく、レベルアップ時はHPとMPが全回復する。


少し進めば頂上、だが今度はヘルコンドルが襲ってくる。
今回はもうダメかと思ったが、リーフが意図せず放ったデインで撃墜する。
一体何が起きたというのか・・・。

頂上にあるもの、それは見渡す限りの景色。
エマ:世界って、こんなに広かったんだ・・・
この儀式の目的は、世界の広さを知ることというわけか。
そして、プレイヤーにとってはこれが今から冒険する世界ということでもある。


帰り道は自動。そのままイシの村まで帰る。
谷合いにあり、魔物もあまり来ない土地のようだ。

こんな小さい村では、大人になったらすぐ結婚話なんだろうね。
気の早い大人が複数人いる。
それにしてもかわいい子だねエマは。ロングの金髪と赤いスカーフが特徴だ。

家に帰ると、母からの話。やはり、話すなら今がベストだろう。
リーフの出自、それは勇者の生まれ変わり。
成人の儀式を終えたら、デルカダール王国に行く。それが祖父・テオとの約束だった。

翌日、早速旅立つ。
村には教会と道具屋があるので、どちらも立ち寄っておく。
買うべきはもちろん薬草だ。ひとまず10個あればいいか。
母から150G、村人から馬をもらって旅立つ。
それと、エマからはお守りを。守備力+1に加え、呪いと魅了を30%で防ぐ。

全てはここから。物語の幕が上がる。

0:25
リーフ:Lv3



10/09

デルカダール王国の方角は、イシの村から北になる。
馬に乗って行けば速く動ける。
草原でスライムの集団が飛び跳ねているのを発見。見ていると落ち着く。これをPS4で見たかった。
先に進むと魔物の顔ぶれも変化。おおがらすやフロッガーなど、DQ3以来のなつかしい種もいる。

また、新要素が1つ。
フィールドの特定の場所で、キャンプを張ることができる。回復とセーブが可能。
設置された女神像の魔力で、魔物は近寄れないらしい。


ノーバトルでデルカダール王国に到着。
城下町はかなり広く、3つの階層に分かれている。上ほど金持ちが住む。
最下層は城の堀にできたというスラムタウンだ。今は入れない。

クエストが2つ発生する他、入手できるアイテムが多い。
旅人の服と皮の帽子がある。買う必要無かったか。
突き詰めるなら、防具屋で皮の鎧を買うといいだろう。
大きな町だけあって、施設も一通り揃っている。
また、小さなメダルを1枚だけ見つけた。

そういや、上層に最近できた店がある。
入れないことといい、店主が最近ここに来たばかりという話といい・・・気になる。

一通り回ったら、城に行こう。
デルカダール王と謁見する。両側を固めるのは、将軍グレイグと軍師ホメロス。デルカダール騎士団を率いるコンビだ。



ここで判明したのは、とんでもない事実だった(といっても公式サイトで掲載されているが)。
この国では、勇者とは悪魔の子。勇者と魔王は表裏一体だという。
しかも、王はそのことを話す前にリーフの出自を訊ねた。
そしてホメロスにある命令を。まさか攻め込む気か?

直後、リーフが地下牢行きとなったのは言うまでもない。
向かいの牢に先客がいる。巡回兵を殴り倒した後、2人で脱出することとなる。
途中でドラゴンが出てきた時はどうなることかと思った。Lv3であんなのに勝てるわけがない。
もし勝てたらDQ史上最大級の見掛け倒しだ。

ドラゴンは振り切るが、兵士の集団に追い詰められる。
こうなったら、滝の下に飛び込むしかないか?
???:オレは信じるぜ、勇者の奇跡ってやつを

ここでOPムービーが入る。プロローグの終わりってところか。
メインキャラ達がほとんど全員登場する。
最初にセーニャと一緒にいたのはベロニカか?公式イラストと大幅に違うけど。
とてつもなくかわいい子だった。
それ以外にも、何度も見たいと思える要素満載のムービーだ。


城の地下から逃げ出した2人は、導きの教会に流れ着いていた。
イシの村が心配だが、通常のルートで行くのは危険。裏道を行く。
これから、一緒に逃げてきた盗賊――カミュとの2人旅になる。

初期Lvは5、ステータスも現時点のリーフより明らかに強い。
盗賊とあって素早さ重視の物理アタッカーだ。
カミュの短剣、兵士の剣、樫のブーメランを持っている。この3系統がメイン武器ということか。
兵士の剣はさっき巡回兵からかっぱらったものだろう。
二刀流ができるので、まずはそれを目指してみよう。
ただし、装備は当面の間ブーメランにする。最序盤では唯一の範囲攻撃なので。

なお、導きの教会のBGMはDQ5における海辺の修道院と同じ。
どこかから脱出して教会に流れ着き、このBGMをバックに新たな旅が始まる・・・DQ5にもほぼ同じイベントがあった。
ついでに言えば、その出発が男2人旅だという点も。

また、ここで表示モードを選択することとなる。選ぶのはもちろん3Dだ。
以降も各地の教会で変更可能。


この教会から北に行くと、デルカダール城下町のスラムに着く。
カミュが以前城から盗んだレッドオーブをここに隠していたのだが・・・無い。
いろいろ情報集めた結果、カミュの相棒・デクがオーブを城に返したらしい。拾ったという名目で。
謝礼にもらった金で店を始め、売り上げの金でカミュを助けるつもりだったという。
レッドオーブはデルカダール神殿に移された。
それだけ聞ければ十分だ。

デルカダール神殿は、イシの村と同じ方角にある。
途中、ナプガーナ密林を通る。
出現する魔物も強くなってきたが、反応が鈍いのでほとんど回避可能。
しかし、バブルスライムと戦うことに。

・・・強い。一撃で8ダメージってどういうこった。
しかも毒攻撃の成功率が上がっている。
今作では、猛毒でなくてもターンごとにダメージを受ける。今だと1~3ってところ。
おまけに速く、回復が間に合わずにリーフが倒されるorz
カミュの攻撃でなんとか切り抜けた。

ここでは強制でキャンプを行う。
錬金に代わる今作の新要素、鍛冶が解禁される。
特定の素材から、装備品を作ることができる。
DQ8の錬金と異なり、レシピを持っていないと作れない。
カミュからもらえるレシピは、青銅の剣と聖なるナイフ。素材はあったので両方作った。
一気に攻撃力が上昇した。

道中、切り落とされた橋がある。
回り道を探していると、不思議な木の根を発見。
これは世界の中心にある命の大樹の根だという。
リーフが触れると、過去の映像を見ることができる。

・・・それによると、あの橋はいたずらデビルが落としたらしい。
しかも、あろうことか修理しようとした木こりを犬に変身させるではないか。
木こり:ぎょえーーっっ!!
今回は殺されてはいないが、DQでは有名な断末魔の1つだ。DQ2で聞いてからツボにハマりっぱなしorz

いたずらデビルは宝箱に隠れており、開けるとバトルになる。
攻撃力40/守備力40ってところか。この時期ではかなり強い。
さらに、ギラとホイミを使用する。
カミュはともかくリーフはギリギリで2発耐えられるくらいなので、早めに回復しないとマズい。
幸いにして敵は素早さが非常に低いため、Lv3のリーフでも先攻が安定する。
薬草を大量に持っておけば、この戦力でも勝てないことはない。

このバトルで、今作の新要素「ゾーン」が発動する。
何度か攻撃を受けることで発動条件を満たし、発動すれば一定時間だけステータスが上がる。
複数人でゾーン状態になれば、連携技の発動も可能だ。
リーフとカミュの連携、シャドウアタックを使用。隙を作りつつ斬りかかる。
ダメージは2人分の通常攻撃の3倍以上!

元通りになった木こりのマンプクに橋を直してもらい、ナプガーナ密林を抜ける。
低地には今は行けないようだ。サイクロプスがいるのを見たので、まだその時じゃないということだろう。


イシの村の方が近いので、まずはそちらに。
しかし、村人たちはリーフを知らない様子。これもどこかで・・・?
正確には、これは大樹の根によって見えた10年前の映像。
まだ健在だったリーフの育ての祖父・テオから、滝の三角岩に手紙を埋めたとの情報が入る。

・・・予想はしていたが、現代のイシの村はすでに壊滅していた。
村人たちの行方もわからない。
後で手紙を探しに行くことも含め、こちらもDQ5が由来だろう。

リーフが何者であるのか、勇者とは何者であるのか、
そしてなぜ勇者が悪魔の子と呼ばれるようになったのか。
それを知るのは、世界を巡る旅となるだろう。
三角岩に埋められていた宝箱から、魔法の石を入手。
これで他の大陸へ行くのが、当面の行程になる。

2:38
リーフ:Lv5 カミュ:Lv6



10/10

話が壮大なことになってきたが、カミュがこの後も同行を申し出る。
その前に、デルカダール神殿でレッドオーブの件を片づけよう。
キャンプしてから神殿に向かう。
時々行商人がいることもあり、買い物ができる。
ここでは騎士団の服を購入した。

神殿はデルカダール兵が警備している・・・と思ったが、なぜか全滅。
魔物に襲われたとしか思えない。
返事は無い。すでに事切れているようだ。
・・・「ただのしかばねのようだ」じゃないのか?

地下ではホイミスライムが登場。他にスモークやメタッピーもいる。
B2Fに出現するからくりエッグは、倒すと乗ることができる。これで宝箱2つを回収だ。
宝箱と言えば、騎士団の服が入っていた。買う必要無かったね・・・。

この辺から、スキルを本格活用できる。
DQ8で初導入され、今では新たなDQの伝統になったシステムだ。
今回はスキルパネルで習得できる。スタート地点から好きな方向に動けるが、習得済みのスキルと隣接するものだけ習得できる。
手持ちのポイントが少なく、この時点ではパッシブスキルばかり。
差し当たってはリーフはデインを、カミュは二刀の心得を目標にする。

やはり魔物の襲撃があった。主はイビルビースト。
外見は青色のジャミラスだが、飛べるなんて初めて知ったよ。

2体で出現。大体3~4発で倒されると思っていい。
通常攻撃の他は、鋭い爪(はやぶさ斬りと同じ?)、ボミオスを使用。今回は来なかったが、バギもあるらしい。
いたずらデビル同様に遅いので、この耐久不足でも回復が間に合う。
ただボミオスを2度受けるとさすがにわからない。そうなる前に1体減らしたい。
残り1体にすれば勝ち確だ。

かくして、レッドオーブを入手。
オーブといえば、DQ3,5,8に登場した重要アイテム。今回は何種類あるだろう。


デルカダール地方でお互いやりたいことはやったし、旅立ちのほこらから新大陸に向かう。
直前でグレイグ隊の追撃があったが、なんとか滑り込む。

旅の扉を出て、西に進路を取る。
たどり着いたのは、ホムラの里。火山のふもとにある集落だ。
BGMはDQ3より「ジパング」が使われる。
人食い火竜の伝説も、そちら由来だろう。ジパングでは八岐大蛇だったが。

この里の名物は蒸し風呂。長旅になりそうだし、休める時に休むのも悪くはあるまい。
里を一回りしたら行ってみよう。
酒場の前でイベント発生。入り口で食って掛かってるのは・・・赤ずきん?
???:ちょっと、レディには優しくしなさいよ!乱暴な男はモテないわよ!?
間違いない、ベロニカだ。

何度かに分けて話を聞いたところ、まとめるとこうだ。
ベロニカは妹とともに旅しており、この里に立ち寄ったのだが
蒸し風呂に入っている間に人さらいの魔物に連れていかれた。
そこで魔力を吸われ、抵抗したら年齢まで吸われたという。
ということで、この外見ながられっきとした年頃のお姉さんである。
小さくなった体を活かして脱出はしたものの、ベロニカを助けに行った妹と入れ違った・・・ってわけか。

人さらいのアジトは、ここから北西にある荒野の地下迷宮。
ベロニカも加わり、3人で探索する。
この時点ではNPC扱い。魔法使いだが魔力を吸われているため、通常攻撃のみ。書くまでも無く弱いorz
DQ7でも似たようなことがあった・・・。


荒野の地下迷宮は、同じような風景が続く人工の洞窟。
3DS版では、下画面に自動でマップが表示される(すでに歩いた部分のみ)。
こういうダンジョンでは特にありがたい。
落とし穴があるので回り道で回避しよう。

出現する魔物は、ここでも見たことある顔ぶれが揃う。
泥人形、くさった死体、タホドラキー、ドルイド、エビルドライブと会った。
1度だけドルイドと戦う。やはりバギを使ってきた。
エビルドライブは倒せば骨部分に乗れるらしい。今回は必要無かったが。

今作、ここまで全然戦ってない。
このダンジョンを終えた時点で、バトル回数はわずか14回。
バトルBGMの「ひるまぬ勇気」は相当な名曲。DQ6の「勇気ある戦い」に並ぶほど。
これ目当てにもっと戦いたい気はあるが、低Lvで突き進むのも楽しいので。

ベロニカの妹、セーニャとは途中で会える。
回復の泉を見つけ、休憩のつもりが寝ていたという。
強気な姉とは逆に、天然な妹か・・・。
こちらは年相応の外見。リーフと同じか少し上、17歳くらいか。

あとは、人さらいの魔物を仕留めるだけ。
最深部にいるデンダが親玉だ。青いデンデン竜。
いずれ現れる魔王に献上するため、人の魔力を集めているという。

ここは慎重に行きたいところだったが、後ろから子分の1体(外見はシャドー)が接近し・・・
ベロニカ:ぎゃーーーっ!!
気づかれた。こうなれば真っ向勝負しかない。
果報はブチギレて待て?



カンダタかよと突っ込みたくなる編成。
3体の子分が1体ずつ別グループになっているところも再現されている。
もちろん子分から狙う。補充はされないようだ。
通常攻撃(攻撃力35前後)、ヒャド(15ダメージ)、ラリホーを使用。
そこそこ硬いけど、武器で行くかメラ撃つかは迷いどころ。

親分のデンダは、通常攻撃の他に冷たい息を使用。さらに、息を吸い込むも使う。
気合いために見せかけて、DQモンスターと同じくブレス技を強化する。
このコンボは最大40ダメージの全体攻撃だ。Lv7のリーフのMHPは41なので、MAXから1桁まで減少する。
息を吸うのを見たら防御でやり過ごす。それさえ守れば、負けることはないだろう。
NPC扱いで加わっているセーニャが、回復を担当してくれる。
使ってくれるかどうかは運だが、スカラをもらえば攻撃も1桁に抑え込める。
今作のホイミは回復魔力で効果が上下するようだ。
リーフが使うと25~30程度だが、セーニャなら35~40回復する。



いろんな意味で、非常にバランスのいいパーティになりそうだ。

ベロニカの魔力は戻るが、なぜか年齢はそのまま。
若返ったのだからOK?


帰りは自動でホムラの里まで戻る。
それに前後して、ベロニカとセーニャから話を聞く。
この双子の姉妹は、勇者を導く使命を持つ。
旅をしていたのはその勇者、リーフを探すため。2人とも最初に会った時に気づいたという。
しかし、一体なぜこの世界に再び勇者が生まれたのか・・・?

というわけで、この双子が仲間に加わる。
どちらもLv12スタート。Lv9のリーフとカミュを軽く上回る。
MHPでリーフが最下位である。DQ6や7のような職業補正無いのに。
守備力は1位なので、前衛として一応の名目は保っているが。

ベロニカは魔法使いで、メラ、ヒャド、ギラなどを習得している。
武器は杖と鞭。呪文特化なら杖にしておきたい。どちらも両手持ちなので盾は装備できない。
対してセーニャは僧侶で、武器としてスティックと槍を使える。
呪文重視ならスティックがいい。片手杖と言ってもいい性能で、こちらは盾と両立できる。
2人とも攻撃力も意外にあるので(初期で力20)、ザコ戦では物理重視で武器を選んでもいいかもしれない。

出発前に、ルーラを習得できる。
これで今までの町や村にも戻れる。今は戻る理由も無いけど。

4:15
リーフ:Lv9 カミュ:Lv9 ベロニカ:Lv12 セーニャ:Lv12



10/11

続いては、サマディー城を目的地とする。
命の大樹と関係ありそうな、虹色の枝の情報がある。
道中に関所があるが、これはベロニカからもらった通行証で通過できる。

ちょうど年に1度のイベント、馬レースの時期だったようだ。
さらにサーカステントでは、旅芸人のシルビアと会える。この時点では話すだけ。
DQでは珍しいオネエキャラだ。強烈なオーラを放っている。
いたスト最新作に参戦が決定しており、その関係でDQ11では一番早くCVが確定した。
担当は小野坂昌也さん。役どころが広いので、どんなボイスになるのか予想がしづらい。

話を進める前に、買い物をしておこう。
ホムラの里では金が足りずに買えなかった、毒蛾のナイフを購入。攻撃力8の差は大きい。
防具でもレザーマントや青銅の鎧が並ぶが、金が足りないので何を買うか悩みどころ。

虹色の枝を譲ってもらうため、ファーリス王子の依頼を聞くことになる。
話は公演中のサーカステントでとなったため、無料でサーカスを見ることができる。ラッキーだ。
シルビアは火のついたナイフ8本をジャグリング。すさまじい。
失敗に見せかけた大パフォーマンスまで用意している。
シルビア:大切なお客さまにケガなどさせません。お楽しみいただけましたか?

で、本題。翌日の馬レースで替え玉を頼まれる。
確かにリーフは乗馬はできるので、やってやれないことはないけど。
セーニャから教会でお祈りすることをすすめられる。
ということは・・・ミニゲームだな?

予感的中、レースゲーム形式で実際に走ることとなる。
しかもシルビアが出場予定だった騎士の代理で参加。
とはいえ、誰が相手でも負けるわけにはいかない。仲間が応援してくれることだし!

結果、47秒79で1位。
鎧と兜をつけて出たので、替え玉は成功・・・と思いきや、シルビアに見破られる。
この旅芸人、ただ者ではない。


しかも、もう1度依頼が飛んでくる。
今度は魔物退治、ターゲットは砂漠の殺し屋と呼ばれる大サソリだ。
国民達はファーリス王子がやってくれると信じているが、本人は絵に描いたヘタレ。
土下座してまで魔物退治を頼み込んでくるほどだ。
とはいえ、彼自身がこのままではいけないと思っているのが救いか。
なんだかんだで同行するし。

同行といえば、シルビアも加わる。旅芸人と思いきや戦闘も華麗にこなす。
例によってNPC扱いだ。5人で戦える。

道中ではノーバトル(シンボル全部回避した)。
魔蟲の住み家まで行けば、砂漠の殺し屋ことデスコピオンが出現しバトルになる。
初めてボス戦BGMが使われるバトルだ。今までとは格が違う相手だろう。

予想通り、今作初の2回行動持ち。どうやら行動はローテっぽい。
通常攻撃、爪を振り回す(0.5倍の6回攻撃)、痛恨、サンドブレス(全体に30ダメージ+砂煙の効果)、ルカナン、あやしい紋様(単体に混乱)を使用する。
一番恐ろしいのは痛恨、55ダメージ前後になる。カミュ以外は一撃で倒されかねない。
他の攻撃も強力なものばかりだ。
混乱もあるが、シルビアがツッコミで治してくれるので長引くことはない。

とはいえ、痛恨が来る度に1人倒されるのではたまらない。
リーフ、ベロニカ、セーニャと次々に倒される。マジか。



最後に残ったカミュも痛恨でノックアウト。今作では初の全滅となったorz
いつも通り、NPCだけ残っていても全滅になる。

こりゃダメだ、痛恨で一撃されるのではとても勝てそうにない。
仕方ないのでLv11まで上げてから再挑戦した。
これでもギリギリだが、リーフのスキルを勇者に全部回していればここでデインを習得できる。
ライデインの下位呪文だ。初登場と思いきや初代モンスターズで登場している。
現時点でもグループに40~50ダメージ。消費の重さを差し引いても異常と言える威力だ。
通常攻撃では2桁行く程度しか出ないし、リーフは呪文型に育てようかね?

DQ8以降、攻撃呪文の威力がステータスで変動するようになった。
当時は賢さだったが、DQ9にて攻撃魔力と回復魔力に分化される。
すでにベロニカの攻撃魔力は3桁に迫るほど高く、相手によってはギラで35ダメージほど行くことも。
メラでも平気で25くらいは飛ぶ。将来が楽しみだ。

さらに、今作の呪文は暴走することがある。
呪文版の会心の一撃ともいうべき効果で、1発限りダメージ(または回復量)が上がる。
現時点でもヒャドで50前後のダメージが出る。運良く出れば結構いい感じ。

そういや、地味にサボテンボールが強化されていた。
転がって全体攻撃を仕掛けてくる。ダメージは15ほど。
集団で出るときついので、こちらも範囲攻撃を連打する。
リーフとベロニカのダブルギラで倒せるかどうかってところ。


さて、再戦といこう。
確率は低めだが睡眠が効くので、カミュはスリープダガーで攻撃する。
リーフのデインに加え、ベロニカがルカニを使用。目に見えて物理攻撃の通りがよくなる。
加えて、セーニャは自分にピオラを使うといい。回復役が先制できるかどうかはバトルを大きく左右する要素だ。

それでも痛恨で倒される危険性はついて回る。
ここは速攻あるのみ。デインとメラを撃ちまくって、少しでも早く仕留めるのみだ。
意外にも、ギラやヒャドよりメラが有効。
2戦目では痛恨でカミュが倒されるも、残りのメンバーで撃破に成功した。

しかし、デスコピオンはまだ生きていた。城まで連れて帰ったところで起きる。
国民の手前、ここで引くわけにはいかない。ファーリス自らが立ち向かう。
とどめはシルビアに譲ったが、戦いを挑んだだけでも十分だ。

さて、今度こそ約束を・・・。
と思ったら、虹色の枝は行商人に売ったという。今年の馬レースの開催資金に。
行商人を追って、西のダーハルーネに向かう。


結局ここでは実入り無し・・・でもない。シルビアがパーティに加わる。
世界を飛び回る彼の夢は、世界中の人々を笑顔にすること。とても旅芸人らしい。
しかし、魔王がいてはその夢は実現しない。だからリーフ達の仲間になる。
DQ4にも同じようなことを語る旅芸人がいたな。

Lv15でスタート。HPが120と、これまでパーティ1位だったカミュの1.5倍ほどある。
他のステータスは割と平均的。
手持ちの呪文はサポートがメインで、ピオリムやボミエ、バイシオンを習得済み。
リホイミはFFで言うリジェネの効果、DQ9以降に新登場したのだろう。上位呪文もあるらしい。
武器は片手剣、短剣、鞭が使える。仲間との兼ね合いを考えると、メインは鞭にしたいところだ。
両手武器なので盾を装備できないデメリットはあるが。

5人になったので、ここからはバトルメンバーの編成が必要になる。
今回は馬車が無いが、逆に言えばダンジョンでも入れ替え自由ということでもある。

さて、どうするか。
攻撃力を重視するならセーニャをリザーブに置きたい。ボス戦まで温存する意味でも。
だけど今回のエピソードで、ザコ相手でも結構苦戦することがわかったんだよな・・・。
そうなると、リザーブに回るのはカミュか?

6:05
リーフ:Lv12 カミュ:Lv11 ベロニカ:Lv13 セーニャ:Lv13 シルビア:Lv15



10/12

次の目的地ダーハルーネまでは、ダーハラ湿原を通る。
いきなりマドハンドが出るので、歩く時は注意したい。
新顔あおバチ騎兵は、倒せば乗ることができる。これで回収できる素材も。
ザコも結構強くなってきたが、消費を気にしないならデイン+ギラで大体倒せる。

宝箱もあるので忘れず回収する。
ダンジョンマップとシンボルエンカウントのおかげで、歩き回るのも問題ない。
小さなメダルの他、レシピ本も宝箱からの入手だ。
そろそろ鉄製の武具が手に入りそうなところ。


そんなわけで、ダーハルーネに到着する。
海の男コンテストで有名な港町だ。活気を感じる。
まずは買い物しよう。武器屋でビッグブレード2を発見。
攻撃力43、破邪の剣クラスではないか。
今リーフが使っている青銅の剣+2は攻撃力20。大幅な差になる。
両手剣に乗り換えるかどうか迷った。しかし結局買わず。
金は防具に回した。ここで売っているゴールドトレイの他、鍛冶で鉄の鎧を作る。
リーフの守備力は70まで上がった。簡単には揺らがない。

この町に、シルビアが船を停泊させているとのことだ。
個人で船を所有するとは、かなりの金持ちであることがうかがえる。

ところが、船のドックは閉鎖中。コンテスト直前だからだって?
待つしかないのならと、シルビアはベロニカとセーニャを連れて出かけていく。
ここの店には、世界中から集まる素敵な服やスイーツが売ってると言って。
ものの見事に2人とも食いつくのであった。



特に甘いものに目が無いセーニャは乗り気。カミュも止める気がしなくなったほどだ。

虹色の枝を買った行商人もすでにここにはいないし、早く行きたいんだけどね・・・。
町長に掛け合ってみようと思ったが、リーフを見た途端に追い返し。さては知ってるな、悪魔の子の伝承を?

その直後、人助けを頼まれる。町長の息子ヤヒムが、声が出ないという。
喉に強力な呪いがかけられている。一体誰が、子供にこんなことを?
DQ4と同じなら、さえずりの蜜があれば治せる。
原料の水に、霊水の洞窟の湧水が必要だ。取ってこよう。


霊水の洞窟は道が狭いが、敵シンボルを回避するのには問題ない。
ただ川からポイズントードがいきなり飛び出してくるので、そこは注意したい。
他には、同じくDQ3出身のスライムつむりが出現。中身がとろとろでかわいいスライムだ。
攻撃力55のリーフの攻撃が通らないので、守備力は最低でも110はある。
遠慮なく呪文で仕留めるのみ。こういう時は、シルビアは火吹き芸を使う。10ダメージが3発ってところ。

目的地である泉の直前で、シーゴーレム2体とバトル。
ルカニもラリホーも効くっぽいので、補助メインでじっくり戦うとよさそうだ。
しかし攻撃力が高い。水柱(全体に30ダメージ)と合わせてベロニカが倒される。
直後、代わったカミュのスリープダガー+ヒュプノスハントで一気に仕留めた。
後者は対象が眠りor魅了なら6倍撃になる技だ。

これに勝てば、湧水を入手。調合はセーニャがしてくれる。
ダーハルーネに戻ろう。


町はちょうどコンテスト開催の時期になっていた。町BGMにDQ8の「対話」が使われる。
さえずりの蜜を届けに行く女性陣から、リーフとカミュはコンテストの場所取りを命じられる。

ステージに行くと、見覚えがある金髪の男がいる。
なんと軍師ホメロスと鉢合わせする!
ここでは部下の兵士4人とバトル。こちらは2人だけ。
とはいえ、ここまで旅を続けてかなり強くなった。一介の兵士になら遅れは取らない。

仲間が助けに来るが、ホメロスが呪文で反撃に出る。
カミュがリーフの身代わりに。


リーフが悪魔の子と呼ばれる伝承について、シルビアは知らなかったようだ。
しかし、何も聞かずに信じてくれる。こういう所もただ者ではない。
厳戒態勢になった夜のダーハルーネ、目的はもちろんカミュ救出。
通り抜けられる建物を利用して、ステージ裏に回り込もう。

続いて、ホメロスと直接対決。カミュは参戦できず、他の4人で戦う。
攻撃力120前後、1発で40~50ダメージといったところ。
通常攻撃の他は、ドルマ、ソードガード、マホトーンを使用する。
行動はおそらくローテ。2回行動するターンでは、片方は必ずソードガードかマホトーンだ。
ドルマはDQ9から登場した、闇属性の攻撃呪文。単体攻撃で40前後だ。
火力は高いものの、単体攻撃しかないのでマホトーンにかからなければ何とでも。
回復が間に合うように、ピオリムを維持しておきたい。
本当はスカラ系も欲しいが、使い手がセーニャしかいないので使う余裕はあまり無い。

また、ソードガードで攻撃を弾く。
DQ9以降、武器または盾で攻撃を完全回避できるようになった。装備ごとに確率が設定されている。
メラやヒャドは弾かれるが、デインは必ず通る。ギラ、イオ、バギは試してない。

ルカニ併用で武器攻撃も使うが、与ダメージは呪文の方が多いだろう。
ベロニカとセーニャの連携、ラムダの祈りでHPMP自動回復をつける。
切れた頃に2人ともゾーンに入るので、今回はほぼ常時キープできた。
さすがに毎回とはいかないが、これのおかげでリーフはデインを撃ちまくれるし
ベロニカとセーニャはMP切れの心配が無い。
ホメロスの暴走ドルマをベロニカがHP1で耐えるファインプレーもあり、
今回は誰も倒されることなく勝利した。

まだ兵士が残っていたが、シルビア号で脱出する。
現れたクラーゴン(とにかくでかかった)も、ダーハルーネの商船隊が追い払ってくれた。
人助けはするものだね。
しかし、事前にホメロスがこのクラーゴンと話をしていたのが気になる。
ヤヒムはこれを見たから口封じに呪いをかけられたらしい。
デルカダール国が黒幕という説が浮上してきたが・・・今は憶測しかできない。

7:59
リーフ:Lv14 カミュ:Lv14 ベロニカ:Lv15 セーニャ:Lv15 シルビア:Lv16



10/13

船を入手し、行動範囲が広がる。
目的地は北西のバンデルフォン地方だ。
海の上では、陸地と違いランダムエンカウント。そのためバトルは避けられない。
ここでもDQ3出身、マーマンが出現。やはりルカニを使う。攻撃力も90はある。
倒すだけならデインとギラでやはり余裕だけど。

バンデルフォン地方に上陸したら、ネルセンの宿屋に立ち寄った後
北に進んでグロッタの町を目指す。
道中で特にイベントは無い。バンデルフォン城跡があるが、今は入れず。
デンデン竜を見かける。下手に戦わない方がいいだろう。時期的に間違いなく火炎の息を使ってくる。
後衛は2発で倒されかねない。


グロッタにて一行を待っていたのは、またしてもイベント。今度は仮面武闘会だ。
武術の腕を競うトーナメント、DQ4を思い出す。アリーナが1人で強敵に挑む、あの大舞台を。
優勝賞品に虹色の枝が出ているとあれば、参加する他にない。

そういや、ここは町自体が大きな建物の中にできている。
「洗濯物がぬれなくてすむ」とベロニカ。これ、DQ6のアークボルトでバーバラが同じようなこと言ってたような。

参加する前に買い物。シリーズ恒例の武器、鋼の剣が売られている。
これでリーフの攻撃力が75に上がる。
後の展開を考えると、ここではリーフの装備を最優先で揃えたい。
あと、カミュの防具を更新したかったのでバタフライマスクを買った。


仮面武闘会の対戦形式はタッグマッチ。ただし相棒は開会式での抽選で決まる。
一行からはリーフとカミュが参加・・・と思いきや、後にシルビアも参戦していることが判明。
よく見ると、参加者の中にマルティナとロウらしき顔が。
ロウにより組み合わせが変更されたりもしたが、リーフは前回優勝のハンフリーと組むこととなる。
カミュはミスター・ハンと組むものの、1回戦でロウ&マルティナに負ける。
それもロウは動かず、マルティナ1人で2人に勝利。なんて強さだ。

リーフ&ハンフリーの最初の相手は、ガレムソン&ベロリンマン。
先述のミスター・ハンといい、登場人物までDQ4で見た顔ばかり。ガレムソンは別だけど。
さらに、ここではBGMもDQ4より「栄光への戦い」に!

1回戦からかなりの強敵。ガレムソンは痛恨で60ダメージ与えてくる。
まともに受けるとそれだけで負けかねない。
さらに、連携ダブルヒッププレスも使用。こちらは全体に50。
2人ともゾーンに入ったら防御しよう。
ベロリンマンは分身して手数を増やす。

ハンフリーはNPC扱いでHPが減らないが、リーフが倒されるとバトル終了になる。
その場合、ハンフリーが引き分けに持ち込み再試合に。
彼はかなり強く、炎の爪二刀流で2回攻撃する。
炎の爪使用(メラミ)、タイガークロー、ウィングブロウの他、リーフに上薬草を使ってくれる。
ただ前者2つはあまり使ってくれない。
偏向性ランダムで、上薬草が優先行動というパターンだろう。

ぶっちゃけた話、攻撃は彼に任せてリーフは防御しまくる方が勝てるかもしれない。
やはりLv14で来てしまったのは無茶だったか・・・。
おそらく、ここでの到達Lvは19前後だろう。

1回戦では、痛恨を警戒してガレムソンから狙うべき。
ベロリンマンは一発は持っていない。

予選の残り試合はスキップし、次は決勝トーナメントの1回戦。
ビビアン&サイデリアとの対戦だ。
いずれもDQ4で戦った相手だが、サイデリアは元はサイモンといった。今回は女剣士として現れる。

あの時と同じく、ビビアンは呪文使い。
メラミ、ギラ、ベギラマ、ベホイミを持つ。
特にメラミをまともに食うと危険だ。
しかしMPが無限ではないので、切れるまで防戦一方になっても問題ない。
MPが無くても呪文を使おうとする。判断力がよくないらしい。
サイデリアは火炎斬りと投げキッス(単体に1ターン休み)を使用。一撃で35ダメージほど。

準決勝、マスク・ザ・ハンサム&レディ・マッシブ。
後者はどう見てもシルビアだ。リーフと戦ってみたかったであろうことは想像に難くない。

ハンサムは2回行動で、バンパイアエッジを使用。奇跡の剣での攻撃と同じく、HPを回復する。
一方、マッシブはミラクルソードや火吹き芸で攻めてくる。
ここも防御を重視し、ハンフリーの攻撃をメインで切り崩す。

いよいよ決勝、相手はやはりロウ&マルティナ。
DQ4と異なり、この決勝戦もしっかり戦って勝たなければならない。
強敵だが、2人とも完全ローテなので読み切れば攻撃する隙も作れる。
マルティナは「攻撃→真空蹴り→様子を見る→ムーンサルト→攻撃→足払い」。
ロウは「様子を見る→ドルマ→ベホイミ→ラリホー→ヒャダルコ→ベホイミ」で、必要無い時はベホイミを飛ばす。
連携の時は2人分の行動を使うため、ローテは進まない。
ロウのMPも有限なので、先に狙うべきはマルティナだ。

隙を突いて決定打を与え、この激戦に勝利する。
リーフ&ハンフリーが優勝!



さすがはチャンピオン、堂に入っている。


しかし、表彰式は延期となる。

夜、噂になっていた闘士行方不明事件が発生。
マルティナとハンフリーがいなくなった。
ロウがリーフ達のもとを訪れ、協力を頼んでくる。

孤児院の地下に、地下遺構がある。
かなり狭い通路を抜けることとなる。
メイジドラキーの集団と1度バトル。イオとマホトーンを使用、結構強かった。

シリーズおなじみの怪人トロルもいる。勝てる気がしない。
2個並んだ宝箱の片方は人食い箱だ。強かったが、スキルの種をくれる。ありがたい。
もう1個はアサシンダガー。カミュに装備させた。


マルティナが連れていかれたのはわざと。犯人がハンフリーであることを突き止めるために。
ホムラの里の時と同じく、ここでも目的は力を手に入れるため。
準決勝以降、ハンフリーが試合前に飲んでいたのは闘士から抽出したエキス。要するにドーピングだ。
とはいえ副作用もあるようで、ここでは彼とは戦わない。
代わりに、親玉の巨大クモ・アラクラトロとバトル!

戦ってみると、とんでもない強敵だ。
完全2回行動の上、攻撃力も120前後はある。さらに猛毒の追加効果あり。
最も恐ろしいのが死グモのトゲ。通常攻撃とほぼ同威力の全体攻撃+ルカナン。
他にはクモの糸(全体に1ターン休み)と、メダパニーマを使用。
防御している時に1ターン休みにかかると、その時点で防御が解除される上
休みが消化されるのが次のターンになる。タイミングが悪ければ実質2回休みに。
おまけに行動はランダムらしい。通常攻撃以外、1ターンに同じもの2度はしてこない。

まともにぶつかるのは、あまりにも戦力不足過ぎる。
ホイミとリホイミくらいしか回復手段が無い状態で、2発で倒されるレベルの全体攻撃を受け続けたらまず負ける。
だが、NPCのロウがベホイミ、ザオラル、キアリー、キアラルで回復してくれる。
これならLv15でも勝てないことはない。

主力になるのはカミュ。ジバリアを使うのだ。
最近追加された土属性の攻撃呪文だが、他とは使い方が異なる。
仕掛けた後、ターン開始ごとに敵にダメージを与える。1発20~25で、3ターンほど続く。
これを使えば、防戦一方になってもダメージを与えていける。
あとはリーフとシルビアが隙を見て攻撃。無理はせず、HPが少ない時は防御だ。
ロウのベホイミで回復が間に合うように、少しでも受けるダメージを減らすのが重要。
余裕があればシルビアがリホイミを使おう。
ベロニカとセーニャは・・・正直言ってスタンバイで待ってもらう方がいいくらい。
MHP80以下では2発耐えられないので、とても動く隙が作れないだろう。

敵には2種類の行動封じもあるので、なるべくかからないよう運も引き寄せたい。
そこまでしてやっと勝てる、それほどの強敵だ。
勝つには勝ったが、動けるのはカミュだけだった。しかも残りHPは10。
経験値3000を逃したのは痛手だ。後で埋め合わせに稼ぐか・・・。




翌日、表彰式・・・の場でリーフとハンフリーの一騎打ちに!
表彰式は場が温まっている時にやるものだ、と。
ところがハンフリーはリーフに勝ちを譲るつもりか、攻撃を全く当ててこない。
そのため必ず勝てる。

しかし虹色の枝はロウ&マルティナが盗み出していた。
ユグノア城跡で待つ、との手紙を残して。

10:37
リーフ:Lv15 カミュ:Lv16 ベロニカ:Lv15 セーニャ:Lv15 シルビア:Lv17



10/14(Part1)

グロッタの町の西に、目指すユグノア城跡はある。
いつものように敵シンボルをかわしつつ、アイテムを回収しよう。
山賊のサーベルは入手が遅い気がするが、ピオラの杖は有用。買わなくてよかったか。
鍛冶では鋼の盾と兜を作成。守備力が大きく上がる。

ロウ&マルティナがユグノア城跡を待ち合わせ場所に指定したのは、もちろん理由がある。
リーフの生まれ故郷であるここで、重要な話をしたいから。

世界最古の歴史を持つこの国は、16年前に一夜にして壊滅した。
国王夫妻はその時に・・・。
ロウから見ると娘夫婦だ。つまり、彼はリーフの実の祖父。
もちろん、あの魔物襲来から1度も会っていなかった。

相棒として旅をしてきたマルティナは、魔物襲来に巻きこまれたとされるデルカダールの姫。
あの夜、王妃エレノアからリーフを任されたが
まだ小さな子供だったマルティナには守りきれなかった。
それから16年間、2人はずっと旅を続けてきたのだ。

グレイグ隊の襲来をかわし、しばらくリーフとマルティナの2人だけで行動する。
この時はノーバトルだ。戦うとすればマルティナがNPC扱いになるだろうけど、それでも正直きつい。
特に、城跡にはドラゴンがいる。今の戦力では苦戦しそう。

仲間と合流し、ロウとマルティナが正式加入。
この2人、とんでもなく強い。Lv23スタートである。少し前までの平均がLv15.6だったというのに。
ステータスもHPが特に高い。マルティナのMHPは214。パーティ最下位のベロニカは69、トリプルスコアである。
ロウも後衛のはずなのにMHP164。DQ7までであれば終盤でやっと実現できる数値だ。

仮面武闘会で戦ったので、2人のバトルスタイルは大体わかる。
マルティナは物理攻撃に特化した武闘家、爪だけでなく槍も使える。
というより初期装備では槍の方が圧倒的に強いので、当面こちらになるだろう。ここでの攻撃力56は相当な高さ。
習得しているムーンサルトは全体攻撃ではなく、DQ6の飛び膝蹴りと同じ効果だ。今でも3桁を狙える。

ロウは攻撃も回復もできる呪文役、タイプとしては賢者にあたる。
ヒャダルコ、ドルマ、ベホイミ、ザオラル、ルカナンなど、便利な呪文をすでに多数習得済み。
今作のザオラルは成功率は50%以上あるが、その代わり回復量が少ない。現状で25%程度だ。
おそらくこれは回復魔力に左右される。
武器は杖の他、意外にも爪を装備可能。


ついに手に入れた虹色の枝が、新たな目的を指し示す。
6つのオーブを始祖の森の祭壇に納めれば、命の大樹への道が開ける。
一行が持つオーブは、現在のところ2つ。
カミュがデルカダール城から盗んだレッドと、仮面武闘会でロウ&マルティナが手に入れたイエロー。

ロウの提案で、ダーハルーネから北西にあるソルティコの町へ向かう。
水門を通れば外海に出られる。

・・・その前に、少しばかり鍛えておこうか。
アラクラトロ戦でカミュ以外は経験値を逃したので、その埋め合わせに。
レベルアップ時に、ぐっと拳を握る年少組がかわいい。
特にベロニカとセーニャはよく見ないでも左右対称に近い。

リーフがLv16に上がり、MHP100に到達。
DQの主人公としては遅い方か。過去作だと大体Lv13~15くらいで届く。

ソルティコの町へは、北の海岸に船を停めて行く。
広い花畑には、スライムナイトの姿が。
スライムと追いかけっこしているではないか。見てるだけで気分が落ち着く。

装備は、カメの甲羅を入手。見かけはよくないが割と頑丈な、DQ常連の防具だ。
これをロウに装備させ、彼の初期装備である毛皮のポンチョをセーニャに回す。
回復役は優先的に防具を整えたいところ。
未だ守備力60台のカミュとベロニカが心配だ・・・何か買えればいいんだけど。

11:46
リーフ:Lv16 カミュ:Lv16 ベロニカ:Lv16 セーニャ:Lv16
シルビア:Lv17 ロウ:Lv23 マルティナ:Lv23


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