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物語はまだまだ続く。
3ページ目は、第2部グロッタの町から。

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10/18(Part1)

バンデルフォン地方にいることだし、グロッタの町にも行ってみよう。
何か情報つかめそうだ。

グロッタの町は、モンスターカジノと化していた。
ライオネックやアンクルホーンなどの魔物が出歩いている。
民家には入れないが、各種施設は利用可能。
魔物もカジノで遊ぶには金が必要なので、人間と同じように働いているわけだ。

で、マルティナの目撃情報を得る。
ハンフリーをはじめとした仮面武闘会の闘士達とともに魔物退治に出かけたが、それきりのようだ。
孤児院ではミスター・ハンやサイデリアと再会できる。

とにかく、カジノに乗り込もう。
最上階のVIPルームがあやしいが、入場にはコイン1万枚が必要となる。
サービスでもらえる2000枚を元手に、スロットで増やすしかない。
8000枚買うなら160,000Gだ。払える額ではない。

・・・ところが、あっという間に2000枚が50960枚に増えた。
入り口のドラキーをどかして、VIPルームに入る一行の前に1人のバニーが現れる。



・・・な、なんとマルティナではないか!
しかし様子が変だ・・・これは操られている。そして有無を言わさずバトルに!

呪われしマルティナの登場だ。
強烈なネタバレになるので詳しくは言わないが、これも同じようなことが過去にあった。
完全2回行動、通常攻撃、なぎはらい、ヒップアタック、セクシービーム、投げキッスを使用。
投げキッスは単体に1ターン休み。ロウに向けて放たれると多分ほぼ確実に決まる。
しかし、操られてもマルティナであることには変わりない。グレイグのスクルトが非常に有効だ。
ソードガードやビッグシールドも使うといいだろう。
守備力で防げない攻撃はセクシービームくらい。単体に140。これをしのげるHPは残す。
攻撃に関しては物理メインに。後のことを考えるとMPは温存だ。

勝利すると、今度は妖魔軍王ブギーとの対決になる。
今作では初のボス連戦、しのげるか?

BGMに「ずっこけモンスター」が使われるが、油断してはならない。
完全2回行動、通常攻撃、竜巻、メラゾーマ、超誘う踊り、魅了、ギガマホトラを使用する。
攻撃力が300前後はあり、通常攻撃でも3桁に届く怪力の持ち主だ。
メラゾーマはDQ7以前の敵が使うものより少し高めの140前後。竜巻は全体攻撃だが50前後と弱め。
ギガマホトラは全体化マホトラで、MPを10~15ほど吸収する。しかも必ず決まる。
実は一番厄介なのが超誘う踊り。大抵2人以上止まる。しかもシルビアがこれによくかかるような・・・。
魅了とのコンビネーションに悩まされる。

事前にMP回復アイテムを持った上で、ミラクルゾーン+MPパサーのコンボも使っていこう。
踊りまくる割には素早さが低いため、止められさえしなければ回復は間に合う。
あとは兜割りで守備力を下げ、はやぶさ斬りで攻める。

かなり長期戦になったものの、1度で勝利した。
第2部になって仲間が大幅に強くなったので、第1部のような防戦一方にはあまりならない。
これでいいのかって気もするけど。
カジノのボスだけあって、20000Gもくれる。

さて、とどめは元に戻ったマルティナに譲ろう。
なんと自らダークバニーに変身し・・・

ブギー:ほげえええええ~~~~~っ!!

会心の一撃よりも強烈な効果音が飛んだ。

これにて一件落着。マーメイドハープとグリーンオーブを入手する。
グロッタの町も元通り・・・でもない。カジノは住民の手で営業を続ける。
景品はソルティコより豪華。常連となったグリンガムの鞭もあり。

そして、マルティナが再び仲間に加わる。Lv39に上昇、スキルパネルも解放される。
やはり任意で変身できるようになった。アモスのようだ。

・・・なお、モンスターカジノで入手したコインは消滅する。
そりゃそのまま使えたら都合が良すぎるか・・・。

29:52
リーフ:Lv30 シルビア:Lv39 ロウ:Lv38 マルティナ:Lv39 グレイグ:Lv38



10/18(Part2)

まだ合流してない仲間は、カミュ、ベロニカ、セーニャの3人だ。
第1部と逆に、年少組が後になったか。

で、行ってない場所といえば・・・クレイモラン方面とホムラの里方面だ。
前者で何かイベントがありそう。
クレイモラン城への海路に、なぜか黄金の氷山が出現している。
北の潜水ポイントから回り道しなければならない。
ここでマーメイドハープが必要となるため、マルティナがいないと話が進まない。

道中、船内にて密航者を発見。驚いたことに、カミュだ。
カミュ:ゆっ、許してください!!
またしても様子が変だ。どうやら記憶喪失らしい。
一緒にいれば記憶が戻るかもしれないということで、このまま同行する。
Lvは39に上がったが、スキルパネルが全て消えている。戦力としてはあまり期待できないか・・・。


潜水ポイントに近づくと、覇海軍王ジャコラが再登場。今回はバトルに。
完全2回行動で、通常攻撃、灼熱の火球、メイルストロム、船を揺らす、クリムゾンミスト、ボミオスを持つ。
攻撃力380からの一撃は強力無比。本編でこれだけの数値になるのは、少なくともDQ7までならラスボスくらいだ。
灼熱の火球はメラゾーマとほぼ同一、メイルストロムは全体に80、船を揺らすは全体60+1ターン休み。
そして、レッドオーブを用いて放つクリムゾンミスト。数ターンの間、受けるダメージが1.5倍に増加する。
これで通常攻撃なんて受けようものなら200ダメージ突破だ。回復は早めに。

長期戦に持ち込まず、全力で攻め込もう。
守備力を下げるまでは攻撃が通りづらいので、呪文と物理を切り替えて戦う。
特に、リーフが再習得したデインが効果的。中級呪文ながら190ダメージが通る。
いつも通り、いやしの雨とハッスルダンスで回復しつつ攻撃を重ねていけば勝てる相手だ。
最後はシルビア&グレイグの連携、大魔神斬りで決める。608ダメージだった。


ここまでやれば、クレイモラン城下町に上陸できる。
しかし、この国を襲っているのはとんでもない伝染病だった。
その名も黄金病、発病すれば一瞬にして黄金と化す。
石化病なら聞いたことがあるが、黄金というのは初めてだ。

ここの住民には、カミュを知る人も少なくない。
彼は5年ほど前まで、この国と交流していたバイキングのもとで働いていたこと、それに妹がいることが判明した。
そういや、カミュは今まで自分のことはあまり話してくれなかったな。

で、黄金病と関係ありそうな魔物も登場。ボスは鉄鬼軍王キラゴルドという。
手下の一団が町に現れ、黄金を根こそぎ持ち去っていく。売るつもりか?
しかも、なぜかカミュを連れ去っていくではないか。

バイキングの洞窟にて、カミュの過去が明かされる。
前述の通り、妹がいる。名前はマヤ、年はカミュより2~3ほど下だろうか。
バイキングのもとで働いていたとあって、服装も性格もワイルド、というより男口調である。素ではないようだけど。

ある時、カミュが誕生日祝いにプレゼントした首飾りをつけると
触れた物全てが黄金に変わるようになる。
しかしその首飾りは呪われており、外そうとすると装備者が黄金化する。
1人になったカミュは、旅に出て盗賊として生きるようになった――。

この映像を見て、カミュは記憶を取り戻す。
キラゴルドの本拠地、黄金城に乗り込もう。
ここにマヤがいないのなら、きっと城下町の住人同様連れ去られたのだろうから。




黄金城は、文字通り内装が金一色。ここまで来ると豪華通り越して悪趣味だ。
魔物も金ばかり。ゴールドマンはおなじみだけど、金のパペットマンは初めて見る。
しかし、一体なぜスロットマシンが何台も置かれているんだ?
コインが入っているが、スロットマジーンが擬態した偽物もある。コインが今すぐ必要でないならスルーでいい。
扉はほとんど内側から鍵がかかっている。通れそうなルートを片っ端から当たるべし。

王座の間では、もちろんキラゴルドとの対決になる。
軍王と名のつくボスとのバトルも、これが4度目。全員オーブを持っているので、おそらく6体いる。

キラゴルドが持つのはイエローオーブ。ゴールドアストロンを使用する。
言わば「敵にかけるアストロン」。解除する方法が無いので困りどころだ。単体なのがせめてもの救い。
他には、通常攻撃、ゴールドフィンガー、狂い裂き、仲間を呼ぶ、ピオリム、スクルト、バイキルトを持つ。
おそらく、仲間を呼ぶをトリガーに別パターンに入る移行型と思われる。

もともと攻撃力350オーバーの上、バイキルトでさらに強化するのだからたまらない。
この状態でゴールドフィンガーがリーフに直撃、322ダメージで一撃だった。狂い裂きの4回攻撃も強烈だ。
攻撃は物理メインなので、グレイグがスクルトを使うと軽減できる。
リーフとロウも固定として、4人目は堅実に行くならシルビアがいいだろう。
ゴールドアストロンを考えると、回復役は2人欲しい。

黄金の呪いの暴走からマヤを救出し、ミッションコンプリート。イエローオーブも取り返す。
ここでカミュのスキルパネルが拡張される。彼だけは拡張部分のパネルを最初から確認できた。取得はできないが。
Lv30あたりからスキルポイントを入手しやすくなるので、結構余っている。何を覚えようかな。

32:17
リーフ:Lv33 カミュ:Lv40 シルビア:Lv40 ロウ:Lv39 マルティナ:Lv40 グレイグ:Lv39



10/19

クレイモラン地方にあった黄金の氷山も消え、ついに聖地ラムダへの道が開かれる。

・・・と思ったら、いきなり魔竜ネドラとのボス戦!
本当に不意打ちだった。黒いスカイドラゴンといった外見で、DQ3の隠しボス・神竜を思わせる戦法を取る。

完全2回行動、通常攻撃、闇の炎、グランドプレス、ドルモーア、おたけび、焼け付く息を使用する。
恐ろしいことに攻撃力が400もある。確か神竜と同じ数値のような。
グランドプレスは全体160の超強烈な一撃だ。闇の炎は全体100くらい。

強力な全体攻撃に行動封じもあるので、ここも回復役を2枚置きたい。すなわち、ロウとシルビアだ。
ハッスルダンス+いやしの雨なら、グランドプレスのダメージをちょうど回復できる。
シルビアはキアリクを持つため、必要に応じて使おう。もし持っているなら満月リングの装備を。

攻撃に関しては、第2部になってからグレイグが守備力を下げて物理攻撃メイン、というのが主流だった。
しかし、今回の敵は飛んでいる。マルティナのムーンサルトなら、バイシオンもルカニも無しでも210ダメージだ。
これだけの威力が出るなら、下手に小細工せず正面から切り崩しに行っていい。
こういう場合、リーフは呪文を使おう。
デインに耐性が無いらしく、130ダメージが通る。消費MP8でこの威力なら十分だ。
なお、攻撃魔力をスキルで補強している。今のところ160ってところか。

バトルで勝利しても倒しきれず、逆に焼け付く息でピンチに。
と、そこに――

いきなりバギクロスが発動し、ネドラにとどめを刺す。
呪文の主は、セーニャだ。聖地ラムダへ向かっていたところ。
セーニャ:私は勇者を守る使命を負って生まれた聖地ラムダの一族。
     世界が滅びようとも、命に代えてあなたをお守りいたします

Lvは43、第1部終了時から実に20も上昇。最下位から1位である。ずいぶん強くなったな・・・。
強くなったのは内面も、かな。見せる表情からわかる。大樹崩壊からこっち、ずっと1人旅していたそうだし。
ベロニカがいない生活というのは、生まれて初めてだったのかもしれない。

直後、グレイグからこんな話を聞いた。
「勇者に同行している姉妹は、魔物が化けている」とデルカダール城では伝えられていたと。
改めて思い返すと、完全に正気を失っていたのだな・・・。

以降は特に何もなく、聖地ラムダまでたどり着く。

しかし、そこで待っていたのは・・・リーフ達に、特にセーニャにとって残酷すぎる真実だった。


これで、まだ合流していない仲間はベロニカのみとなった。
聖地ラムダにいると期待していたのだが、それは外れ・・・ていない。
双子の直感か、静寂の森にいることをセーニャが感じ取った。
小さい頃によく2人で遊んだ場所だという。

大きな木の真下に、ベロニカが座っている。穏やかな顔して寝てる。
傍らに立てられた愛用の赤い杖に、ある映像が残されていた。

それは、大樹崩壊の時。
あの場で唯一動けたベロニカは、残っていた魔力を全て使って
リーフ達全員を遠くまで飛ばした。おそらくはバシルーラか。
しかし、自分が脱出する魔力は残っていない。本人はそれを知っていながら。

爆心地にいながら7人とも生きていたのは、偶然などではなかった。
そしてそれを知った時、みんなを助けた小さな魔法使いはロトゼタシアから消える――。





まさか・・・まさか仲間と死に別れることになるとは・・・。
過去作で見たようなエピソードやネタが多い今作だが、これに限って前例無し。
あまりにショックが大きすぎて、何も考えられそうにない・・・。
しかし、誰より傷ついているはずのセーニャは涙ひとつ見せない。逆に心配になる。


その夜、宿を出て行動できる。やはりみんな眠れないようだ。
竪琴の音色と歌声に導かれる。その主はもちろんセーニャ。

   後の世も ひとつの葉に生まれよと契りし
   いとおしき 片葉のきみよ
   涙の玉と共に 命を散らさん

   うつろう時に迷い 追えぬ時に苦しみ
   もがく手が いかに小さくとも
   この願いひとつが 私のすべて

聖地ラムダに昔から伝わるという、悲恋の歌だ。昔から好きだったという。
今のセーニャと重なる。

大樹崩壊の前夜、キャンプで交わした双子だけの会話には続きがあった。
ベロニカ:セーニャ、約束して・・・この先あたしの身に何かあっても、ひとりで生きていけるって
あの時にはもう、この結末を予感していたというのか・・・?
約束はできなかった。片時も離れることのないこの双子に、考えられることではなかったから。
しかし、芽吹く時も散る時も同じという願いかなわず、ベロニカは先に行った。

思い出したら、たまらなく悲しくなってきた。
みんなの前では抑え込んでいたけど、リーフにだけ涙を見せる――。
セーニャ:ほんの少しだけ、あなたの隣で泣かせてください・・・
言葉はいらない。ただ受け止める。

落ち着いた頃、セーニャは自らの決意を語る。
これからは姉の分まで、勇者を守ると。
金色のロングヘアをばっさり切り、ショートカットに変える。
後で聞いたところだと、ベロニカとお揃いの三つ編みにするために伸ばしていたという。
それを切るというのは、相当に強い思いを感じる。
さらに、ベロニカが習得する呪文とスキルを得る。




このエピソード前後に聖地ラムダの住人と話すと、ベロニカとセーニャに関する話をいろいろ聞ける。
2人とも昔から基本的な性格は変わっていないようだ。
双子の自室には、昔ベロニカが書いた日記が置かれている。
初めて魔法を覚えた日のこと。教わったのはおそらくメラとホイミだろう。
しかし、2人とも片方しか使いこなせなかった。
これでは立派な賢者になれないとネガティブなセーニャに対し、
ベロニカは2人で補いあえばOKと。この辺もあまり変わってないね、第1部時点でなら。

翌日、長老から呼ばれた一行はゼーランダの山頂へ。
ベロニカが持っていたはずの天空のフルートが、今朝になってなぜか長老の枕元にあったのだ。
ここでそれを使うと、白い巨大クジラが現れる。その名はケトス。
ついに空を移動できる。改めて、魔王を倒しに行こう。

34:00
リーフ:Lv34 カミュ:Lv41 セーニャ:Lv43
シルビア:Lv41 ロウ:Lv40 マルティナ:Lv41 グレイグ:Lv40



10/20(Part1)

こうなった以上、今のメンバーで魔王討伐に挑むこととなる。
現在の戦力やスキルの方針など、まとめてみよう。

まずリーフ、片手剣をリセットして勇者に回した。
ライデインを習得しているが、現時点ではデインでも十分な威力が出る。攻撃魔力+50が大きい。
ここに至っても攻撃力が200を越えないので(他の前衛は全員200以上)、武器には期待せず呪文メインで行く。
となると攻撃力依存じゃないギガスラッシュを覚えるか、それとも勇者エリアの右側を埋めに行くかだ。
なおHPも最下位である。正直リーダーとして物足りない。

カミュはスキルパネルが解放され、二刀の極意を覚えに行くところ。
特技次第ではここらで短剣から片手剣に乗り替えることも考えよう。
素早さは大差で1位。しかし攻撃面は特技不足を感じる。
攻撃のかたわら、賢者の石利用で回復も任せてみよう。

次にセーニャだが、ベロニカから呪文とスキルを引き継いだため手札が非常に多い。
第1部ではメラミまでだったが、今はベギラゴン、ヒャダルコ、イオラ、ラリホーマなどを習得している。
2人分のSPを使って、いろいろ習得してみた。注目は天使の守り、自分にしか使えないが自動復活の効果だ。
防具を揃えれば守備力は結構上がる。盾を装備できるのはロウに無い強み。
今まで長期離脱していた分、ここから出番を与えていこう。

シルビアは第2部に入り、武器を片手剣に変更した。
盾装備に加えてソードガードを習得し、守備面はかなり強化されただろう。
各種の補助呪文にハッスルダンスと、役割自体は第1部とあまり変わらない。

第2部前半のMVPは、ロウだ。いやしの雨が強力。
ミラクルゾーン+MPパサーのコンボも役立ってくれた。
スキルはほとんど悟り1本。秘密パネルの解放のために、両手杖を伸ばしているところ。
素早さ+20もあり、装備も相まって意外なほど速い。

第1部と変わらず前衛の要となるマルティナ。攻撃力284は1位、HPも2位につけている。
特技に関してはムーンサルトや氷結乱撃があり、単体攻撃はこれで十分。最近はジゴスパークを覚えた。
次に格闘スキルを覚えようとしたが、攻撃の手札を増やすならお色気の方がいいと判断。
アタッカー専門だし、攻撃手段は多めに欲しい。こちらでは攻撃力依存ではないサブウェポンを増やせそうだ。

最後にグレイグ、現時点で唯一MHPが400に達する。守備力との2冠だ。
兜割りや鉄甲斬で守備力を下げてからの集中物理攻撃は、第2部でよく使った手の1つ。
斧と盾で欲しいスキルは取ったので、今は英雄を取得中。


ザコ戦では、第1部ではリーフ、マルティナ、カミュ、ベロニカという出撃メンバーに落ち着いた。
今回はベロニカの代わりにセーニャを出そう。
MP消費の無い賢者の石を持つカミュが回復を行えば、セーニャが攻撃に回れる上にMP消費も減らせる。
現状、火力もそっちの方が高くなりそうだ。

ボス戦の場合、攻撃の主体を物理か呪文かどっちに置くかで変わる。
物理メインなら守備力を下げられるグレイグ、呪文メインなら少ない手間で火力を出せるマルティナを前衛に立てる。
回復は今までシルビアとロウが2人で引き受けていたが、これからは選択肢が増える。
状態異常に備えて後衛を選ぶのも必要となりそうだ。

総じて、第2部になってからバトルはかなり楽になった。仲間が大幅に強くなったので。
ドゥルダ郷でのロウとの一騎打ちを除けば、まだ1敗しかしていない。
しかし、逆に言うとリーフがまだ頼りないってことだよな・・・。


さて、本題。
ケトスに乗り空中を移動できるようになった一行は、グロッタ上空の浮島を訪れる。
ここは神の民の里という。地上とは異なる建築が目を引く。

ここでの収穫は、まず聖なる種火。DQ7で何度か使った貴重品だ。
それと3つの映像、初代勇者ローシュ達の旅路だ。彼らの外見が映し出されるのはこれが初めて。
戦士ネルセン、魔法使いウラノス、賢者セニカ。男女比3:1のパーティである。
セニカを見て、セーニャが「姉にも自分にも似てない」と言い出す。

今は魔王ウルノーガの手にある勇者の剣は、彼らが「作った」ものだと判明する。
それなら、リーフ達にも作れないだろうか?
関係ある場所3つについての情報も得た。早速行ってみよう。


1か所目、天空の古戦場。こちらも上空にあり、さらに入るために聖なる種火が必要。
場所はソルティコからちょうど西だ。
フロア数が多い上、登って降りての複雑な道のりになる。
ガーディアンが乗るドラゴンを奪わないと入手できない宝箱もあるが、なぜか戦っても乗れないんだよね・・・。

他には2種類のキラーマシンが出る。キラーマシン2はDQ6に登場した改良版で、その上位種キラーマジンガは有名。
あとはキラーアーマーのラリホーマにハメられる。ルカナンとのコンボは厄介だ。
DQ5の強敵、デッドエンペラーも出現。いかずちの杖も健在、今作では昔のライデイン級に強力だ。紙装甲なので速攻あるのみ。

ここでの会話シーンでは、セーニャの出番が多い。
今までずっといなかった分を取り返すように。
性格も口調も、少しだけベロニカに近づいた気がする。

意外にもボスはおらず、最深部に行けば目当てのオリハルコンを入手。
盗賊やってきたカミュも、鍛冶を学んだグレイグも
これほど珍しく、良質の鉱石は初めて見るという。
確かに、これを使えば強力な剣が作れそうだ。


2か所目、サマディー城。ここと次に訪れるホムラの里は、行こうとすればシルビア加入の時点で訪れることもできただろう。
そのためか、城でのイベントにはパーティから4人しか登場しない。
また、第2部でまだ訪れていなくても
神の民の里でイベントを終えた時にルーラの行き先に加わる。

サマディー地方を襲う災厄は、勇者の星が落ちてくるというもの。
バクラバ砂丘で調査することになる。
勇者の星には古代文字が刻まれており、望遠鏡を使ってロウが読む。
書かれた文字は「ニズゼルファ」。今のところは誰もその意味を知らないが、無意味ということはないはず・・・。

その勇者の星は、どこからか現れた黒い騎士により両断される。
こちらもこれきりの登場人物ではないはず。魔王の剣を持っていたのが気になる。

話が片付いたら、サマディー王からガイアのハンマーがもらえる。

さて・・・もう1か所に行くとしようか。

35:25
リーフ:Lv35 カミュ:Lv41 セーニャ:Lv43
シルビア:Lv41 ロウ:Lv40 マルティナ:Lv41 グレイグ:Lv40



10/20(Part2)

オリハルコンとガイアのハンマーを手に入れた一行は、ホムラの里を訪れる。
ここからすぐ西、ヒノノギ火山にあるという伝説の鍛冶場が目的だ。
火山といえば、第1部では入れなかったな。
リーフ&カミュと会う前にベロニカ&セーニャが通りかかったけど、通行止めだったという。

しかし、ホムラの里でも騒動が起きていた。
巫女ヤヤクとその息子ハリマが倒したはずの、人食い火竜が復活したらしい。
鎮めるために生贄が必要だという。
なお、このイベントも仲間が揃っていなくても進められるようだ。
イベントシーンにはリーフ、シルビア、ロウ、グレイグ以外の仲間が登場しない。
ただし強力なボスがいるので、できれば7人で来たいところ。

話を進めると、この人食い火竜の正体は他ならぬハリマ。
突然ヤヤクが火竜をかばうのもそのためだが、なんと火竜に食べられてしまうではないか。
こうなった以上、倒すしかない。

人食い火竜とのバトルは2度ある。
1戦目はホムラの里で。2回行動し、通常攻撃、ガードクラッシュ、痛恨、おぞましいおたけび、灼熱の火球を使用する。
ガードクラッシュは攻撃+ルカニの効果、痛恨の威力は260ほど。
でもって、過去作ならラスボス&クリア後級の大技であるおぞましいおたけびも使ってくる。
ダメージは80前後に下がった代わり、1ターン休みがある。
しかし、そんなに苦戦する相手でもなかった。

問題となるのは2戦目、ヒノノギ火山で戦う時だ。
驚いたことに3回行動を行う。その代わり特技がガードクラッシュと痛恨のみになったが、それでも恐ろしい。
これだけの頻度でガードクラッシュを連発されたら、スクルトが追いつかないので
むしろ速攻で仕留めにかかる方がいい。
久々に、3人連携・妖精たちのポルカを使う。あとは物理攻撃だ。
マルティナのムーンサルトに加え、カミュは新技・心眼一閃で攻める。
片手剣スキルの攻撃力+60は非常に大きく、バイキルト込みなら500ダメージを越える。
SPを片手剣に回すために分身を忘れたが、もし併用したら軽く4桁を狙えるだろう。

この火山ではザコ戦でも経験値が5000ほどもらえるので、鍛えたくなった時によさそうだ。
そういや、ここまで1度もメタルスライムやはぐれメタルを見てないな・・・。

事件を解決した後、武器防具屋の品揃えが更新される。
防具屋では、はぐれメタルの鎧とヘルムを発見。シリーズおなじみの強固な防具だ。
鎧は守備力97の上に全属性に耐性あり。しかし重いので、装備できるのはリーフ、シルビア、グレイグに限られる。
今作は重装備に固められる仲間が少ない。

一方、ヘルムは守備力48で状態異常に耐性あり。これを1つ購入した。
頑丈な割には軽いらしく、前述の3人に加えカミュとセーニャも装備できる。


人食い火竜のエピソードを終えた後、ヒノノギ火山の禁足地への鍵がもらえる。
ここで聖なる種火を使えば、目当てである伝説の鍛冶場が現れるというわけだ。



ついに、勇者の剣が完成する。
攻撃力は109、片手武器としては今までのものをしのぐ強さ。
第2部開始直後から使ってきたバスタードソードから、これに切り替える。
リーフの攻撃力は242に上昇。これなら武器でも十分戦える。

これで全ての準備が整った。
いざ、魔王ウルノーガの待つ天空魔城へ――

36:33
リーフ:Lv37 カミュ:Lv42 セーニャ:Lv44
シルビア:Lv42 ロウ:Lv41 マルティナ:Lv42 グレイグ:Lv41



10/21(Part1)

天空魔城、ラストダンジョンとなるだろう。

入ってすぐ、邪竜軍王ガリンガが登場。5人目の六軍王だ。
見かけは濃青色のデュラン。その通り、物理攻撃メインで来る。
パターン移行があるが、2パートとも完全ローテ。
必殺剣→攻撃→はやぶさ斬り→マヒャド→煉獄斬り→突き刺し→攻撃→ギガスロー→煉獄斬り→青の衝撃、でループする。
ほとんどの攻撃はスクルトで軽減できる。凍てつく波動と同じ効果を持つ青の衝撃で消されるが、それでも再度かけよう。
必殺剣は全体に200ダメージ。初手で使うのでインパクト絶大だ。
マヒャドとギガスローは全体80、加えて後者には麻痺の効果。突き刺しは0.5倍撃に1ターン休み。

実を言うと素早さが低く、ピオリム無しでも先手が取れる。
カミュとセーニャが回復に回れば大抵の状況はしのげるだろう。
前衛はグレイグがいい。スクルトが役立つ。兜割りも使ってみるが、追加効果はあまり出ない。


これに勝利したら、天空魔城の探索を始めよう。
ラストだけあってかなり広いが、構造はシンプル。
下画面のマップがあれば迷うことはないだろう。

基本的に敵シンボルも十分回避できるが、モンスター乗り物が必要な箇所が多い。
さらにワープゾーンを守る魔物もいるため、どうしてもバトル回数は増える。
ゴールデンゴーレム、サタンジェネラル、天の門番など、過去作にいた強敵も。
他に妖魔軍王ブギーと似た魔物もいる。魔王の量産型はシリーズおなじみだが、六軍王の量産型もいるのか・・・。
エビルマージの集団に呼び寄せられ、スライムベホマズンが天井から降ってくる。ぼよよ~ん( ・ ω ・ )

宝箱も逃さず回収しよう。50000Gという大金が入ったものも。こんなの見たことないよ。
はぐれメタルヘルムも手に入れた。ホムラの里で1個買ってリーフが装備しているので、これはセーニャに。
かぶってみると意外と合うかもしれない。
また、4階の仕掛けを解除した後で1階に行くと、星降る腕輪が手に入る。
シリーズおなじみ、素早さが大幅に上がる装備だ。今回は+100。


4階を進んでいくと、誰かいる。



ベロニカと出くわす。これは誰も予想できなかった。
しかし、とんでもない台詞を言われる。
ベロニカ:今すぐに、死んでくれないかな・・・?
さっきまで泣いていたのは、自分の運命に対して。もっと生きたかったから。
完全には否定できない、だろうけど。
セーニャ:気高きお姉さまは、そのような言葉は口にしない。あなたはお姉さまなんかじゃないわ
ちょっと会わない間に、本当に優秀なヒロインになった。ここでそう言えるあたり特に。

こんな悪趣味なことを仕掛けるのは、ホメロス以外に考えられない。
デルカダール城で会って以来だ。
今の名は魔軍司令ホメロス、六軍王最後の1人。
魔王の前に、彼と決着をつけよう。

やはり、彼がシルバーオーブを持っている。
オーブ技では唯一の攻撃技、シルバースパーク。全体に120といったところだ。
他には超高速連打(ランダムに6連続攻撃)、闇の炎などを使用。
ここも速攻を仕掛けに行く。飛んでいるのでムーンサルトが有効だ。
心眼一閃も使って、一気に大ダメージを与えよう。


1度戻って準備したら、決戦に挑む。
カミュ:オレにも見せてくれよな、魔王をぶっ倒す勇者の奇跡ってヤツをさ

ついに、魔王ウルノーガとの決戦。
6つのオーブ技全てを使用する。パープルシャドウとの兼ね合いもあるのか、完全ではなく時々2回行動だ。
他にはダークブレイク(全体170)、アルテマソード、ドルモーア、メラゾーマ、マヒャドブレードなど多彩な攻撃を持つ。
クリムゾンミストからのマヒャドブレードは300をオーバーするので、使われたら防御重視に切り替えるべし。
天下無双も3桁ダメージをランダムで6発。これが一番危険だろう。
長期戦に持ち込まず、妖精たちのポルカでの全員バイキルトから氷結乱撃と心眼一閃で一気に攻める。
ボス戦もこのメンバー固定になりつつある。

やはり、1戦では終わらない。歴代の魔王と同じように変身する上、邪竜ウルナーガを召喚する。
なんと2体組のラスボス。複数の強敵と戦うのは、普段のボス戦以上に注意が必要となる。
なお、2戦目の前に自パーティは自動で回復する。

開幕はウルノーガが後衛に回り、こちらからの攻撃対象に選べない。2ターンに1度だが攻撃はしてくる。
ウルナーガは激しい炎、メラゾーマなどで攻撃、不気味な光と甘い息でサポート。
実は攻撃力がとんでもなく高く、まともに受ければ250ダメージをオーバーする。
計算上、攻撃力600を超えている。本編でこんな数値は見たことが無い。
かなり守備力が高いのも悩みどころ。

ある程度削ると敵は前後交代。
2戦目のウルノーガは呪文主体だ。マヒャド、ドルモーア、イオナズンなどを使う。
輝く息もあるが、3桁行くかどうか程度。フバーハ必須というほどではない。
こちらはデインに耐性が無いので、ライデインで280は通る。

さらにバトルを進めると、2体とも前衛に出て最後の猛攻を仕掛けてくる。
この時、ウルナーガの行動に食いつきが追加される。
1~2ターンだけ相手1人をバトルから除外し、その後猛毒+1ターン休みにする効果だ。
回復しようとした矢先に使われると面倒なことになる。
猛毒も治したいんだが、キアリーを使う余裕は無い。

ウルノーガの方も、使用技にジゴスパークを加える。敵側としては珍しいデイン系の特技だ。
全体130ダメージの上、雷耐性低下、麻痺の追加効果もある。
カミュとセーニャが揃って動けなくなったため、シルビアを交代で出してキアリクを使う。
他の状態異常や不気味な光とコンボされると決定打になりかねない。使用頻度が高くないのはローテの都合か。

2体で出るということは、連携もしてくる。
任意でゾーンに入ることができ、使用するのはなんとクロスマダンテ。
ダメージは250というところか。ゾーンに入るのを見たら、リザーブに交代して全員防御でしのぐ。

対策としては、まず装備で属性防御を上げておく。できれば全属性ガードを。
状態異常への対策もしておこう。
MP回復アイテムはもちろんのこと、手が空きそうな仲間に状態異常の回復アイテムも持たせるといい。

攻撃に関しては、自信のあるものを使えばいいが
必ず先にウルナーガから仕留めること。実はザオラルを持つのだ。

1戦目で20分、2戦目で40分かかった。しかし1度で勝利。
ラストなので、勝利しても経験値とゴールドはもらえない。
代わりに、魔王の剣が手に入る。


命の大樹が復活し、ロトゼタシアは再生する。
ここからのエンディングは、天空シリーズと同じく仲間達の故郷を回る。
ソルティコ、ユグノア城跡、聖地ラムダ、クレイモランを訪れた後、最後の砦に到着し
その後、イシの大滝で再び仲間が集まる。















To Be Continued

2017.10.21 13:45

プレイ時間40:10
全滅22回

(以下、HP:MP 攻撃/守備)

リーフ:Lv41
386:168 258/214

カミュ:Lv45
371:125 309&190/161

セーニャ:Lv46
339:284 146/203

シルビア:Lv45
377:137 226/228

ロウ:Lv44
320:352 170/148

マルティナ:Lv44
391: 94 334/159

グレイグ:Lv44
442:136 311/238




10/21(Part2)

ストーリーはまだ続く。

魔王ウルノーガとの決戦から数日後、リーフ達は聖地ラムダに集まっていた。
今日ここで、世界平和を祝う宴が開かれる。
その前に・・・墓参りしよう。ベロニカの。
セーニャと2人でよく遊んでいたという、静寂の森にその墓標はある。
「すべての命の盾となりここに眠る」と刻まれた。

いつまでも悲しんでばかりではいられないか。



・・・なんて言われそうだ。
この台詞、相当よく似ていたと思われる。ボイスありで聴きたい。
やっぱりこの旅で一番変わったのはセーニャだろうな、と。
かわいいのは前からだけど、内面から強さを感じさせる。
世界が平和になったこともあってか、前より明るく笑うようにもなった。

聖地ラムダを出ると、世界を巡ることができる。
まだ魔物は出るので油断はできないが。
モンスター乗り物で移動する場所が通行止めになるので、これは仕方ない。
あと海の上も普通にランダムエンカウント。実は第2部でナギムナー村に行ってなかった。

エンディングで回った、最後の砦、ユグノア城跡、クレイモラン、ソルティコでイベントがある。
各地でいろいろな会話も聞けるので、行ける場所はできるだけ回ってみた。
普段からこのくらい会話テキストあればなぁ・・・。
今回のパーティは歴代最高だったDQ6を上回りかねないほど好きなので、もっと話したい。

思い出話はもちろんのこと、これからの話もあれば普通モードな話も多い。
特にシルビアは旅芸人として来るなら何をしようかって話をよくする。手札が豊富にあるのは経験ゆえか。
一方、カミュがあまり話に加わらない。後述のことについて言うことが多い。クレイモランでは別だけど。


エンディングで各地をケトスに乗って飛び回った時、グロッタの南で何かを見かけた。
第2部になってから、ここに遺跡が出現したのだ。
グロッタに行く途中で通りかかった時はわからなかったけど、ここは魔王に落とされた神の民の里だろう。
入手した古文書を、ロウが読む。
失われしものを、過去から呼ぶことで復活させる秘術――か。
マルティナ:思い出して、私達には心の底から会いたい大切な仲間がいるじゃない!
セーニャ:もう1度お姉さまに会えるなら・・・私はどんな困難でも乗り越えてみせます

もしかしたら・・・できるかもしれない。
手掛かりがありそうなのは、命の大樹から北にある塔。
船では行けないのでケトスを呼ぶ。大きな目的が終わった今でも、呼べば来てくれる。

忘れられた塔に入る。魔物はいないが、宝箱はいくつかある。
最上階にいるのは、今まで会ったのより大きなヨッチ族。

ここにある時のオーブを破壊することで、時間を戻すことができる。
大樹崩壊より前まで戻って、あの時にホメロスを止めれば
本当に世界を守ることができるというわけだ。

しかし、過去へ行けるのはリーフのみ。
そして後戻りはできない一方通行。すなわち、行くなら今の仲間と別れることとなる。
直後に移動できるタイミングがあるが、この時は誰も何も言わない。
話題が無い時とは違う、長い「…………。」だ。全員揃ってなんて初めてだよ。

・・・決めた。過去に行こう。
ここまで旅を続けてきた仲間達と、最後の言葉を交わす。





過ぎ去りし時を求めて・・・物語は第3部へ。

41:21
リーフ:Lv41


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