Final Fantasy 10

今回のプレイ記録はFF10。今でもBlackが選ぶベストFFだ。
記録も2004年に書いたのだが、あれから数々のプレイ記録を書いた今こそ
再びこのFF10で書きたくなった。

予告するが、続編のFF10-2も書く。

なお、プレイはVita版で行う。
ストーリーはオリジナル版同様に日本語だが、バトル関連はインター版がベースとなっている。










START 2018.01.27 13:59


Jan.27



物語は、いきなり目的地から始まる。
長い旅をしてきて、目の前にあるのは最大の山場。そこで、その前に。
ティーダ:最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ
FFシリーズにおいて、これが最初のボイスありの台詞である。

物語の主人公・ティーダは、ザナルカンドに住むブリッツボール選手。
プロとしては去年デビューしたばかりだが、すでにスターである。
それには、父親ジェクトの影響も少なからずあるだろうけど。

なおティーダだけは名前が変更できるが、その影響でイベントでは名前で呼ばれることがない。
この影響で、FF10-2以降はメインキャラの名前は基本的に変更できなくなった。
他にはDQ8(3DS版)でも同様の現象が起きている。

試合はムービーシーン、BGMは「Otherworld」。
しかしその途中、海の方からとてつもないものが現れる。
アーロンの話では、あれは『シン』と呼ばれる存在。
英語だとすると「罪」の意味だが、だとすれば何の罪だ?



シンのコケラ:エムズと、大量のコケラくずが出現。
ティーダは武器を持ったことがなさそうだが、ジェクトからの「みやげの剣」で戦う。
モーションアクターも兼任しているCVの森田成一さんによると、あの剣は実はやたら重いらしい。
また、アーロンが最初の一撃でクリティカルを決める。570ダメージだった。

プロローグなので、わざと同士討ちでもしない限りまず負けない。
各キャラ固有の必殺技、オーバードライブについての説明が入る。
この手の必殺技や一時的な強化はFF6から恒例になったが、今回はゲージをためておけば温存できる。
さらに、物語を進めればゲージのため方も選べるようになる。

上空に浮かぶは異世界への扉、いや、物語の入り口。

   覚悟を決めろ

   他の誰でもない

   これは、お前の物語だ


いつの間にか、ティーダは海の遺跡に飛ばされていた。
出くわすのは魔物ばかりで、遺跡内部に追い込まれる。
ティーダ:事態はどんどん悪くなっていく、夢も希望もありません
直後のBGMが「夢も希望もありません」である。

さらに遺跡内部でも魔物(クリック)とのバトルに。
助けが来てくれて乗り切った。

・・・が、ようやく人と会ったと思ったら
武器を突き付けられ、さらに全くわからない言葉(アルベド語)でしゃべり出すではないか。
これは実際にはかなり強烈な絶望だろう・・・。
この時点では(引き継ぎしない限り)アルベド語辞書を1冊も持っていないので、彼らの言葉は完全にわからない。
しかも背筋が凍るようなことを話している。翻訳するとこうだ。

*:こいつ、何者だ?
*:魔物だ!人間に化けてるんだ
*:そうだ、そうに決まってる!
*:やっちまうか?

*:待って、人間だったら?
*:その時は仕方ない
*:ダメだよ、船に連れていこう

直後、ティーダは腹パン1発でノックアウトされた。
リュックって意外に力ある方かね?


上記の会話通りアルベド族の船に拾われ、彼らの仕事を手伝うことになる。
ここでスフィア盤が解禁され、パーティメンバーの育成が可能に。
PS3/Vita以降では、スフィア盤は通常(オリジナル版)と上級(インター版)の2種類から選択可能。
選ぶのは、自由度の高い後者だ。
日本語でストーリーを見ながら、インター版のゲームバランスでバトルに挑める。これがHDリマスター最大の利点だ。

この仕事でもボス戦があるが、特に問題は無い。
最初から持っているポーション10個でなんとでも。
ザナルカンドでは魔物はあまり出ないらしいけど、なぜ持っていたのだろうか。
アーロンからこっそり渡されていたか、それともブリッツでも応急処置用にポーションが使われていたか、そのあたりか。
今作では、一般人に話しかけるとアイテムがもらえることが多い。複数回話す必要がある場合も多い。
もちろん逃さずもらっておこう。

あちこち飛ばされたり船に拾われたりしたけど、結論から言えばティーダは異世界に来たということになる。
おかげで右も左もわからないことばかり。
その辺はFF10を初めて見るプレイヤーと、全く同じ立場である。
今作の大きな特徴の1つと言える。

また『シン』が現れ、ティーダは海に投げ出される――。

PLAY 0:59


Jan.28

今度はどこかの海岸に出る。
ブリッツボールが飛んできた方を見ると、海岸に人が6人。
ティーダ:ひとーーっ!!
この台詞、どこかで聞いたような・・・。

ここはビサイド島、ティーダが会ったのはそこのブリッツボールチームの一団。
キャプテン兼コーチのワッカとともに、ビサイド村へ行くこととなる。
道中、沈んだ谷でのみエンカウントする。なぜか3度も先制攻撃された。

ビサイド島は、日本に例えるなら沖縄にあたりそう。
暑いからか家はテントのようで、風通しがよさそうだ。住民も基本的に薄着。
ここでは強行突入の形で、寺院内を進むこととなる。
内部は試練の間、パズルを解かないと進めない。
最初なので簡単・・・だけど、隠しアイテムのワイズロッドを必ず入手したい。
インター版をやり込もうとする場合、これを取り逃すと大変なことになる。

最奥から現れる、ちょうど誕生した新たな召喚士。
実質的な物語の主人公――ユウナだ。
ユウナ:できました!わたし、召喚士になれました!
このムービーシーンは相当気合い入れて作られたらしい。

直後、村の広場で初召喚お披露目。
現れるは、今作初登場のヴァルファーレだ。



それにしてもやっぱりユウナかわいいね。
この時の選択肢次第で好感度が上がる。
ワッカから、好きになるなよと釘を刺される。
けどユウナの方がティーダを好きになる可能性は?


さあ、旅を始めよう。真実と平和を求めて。
出発に際し、ワッカから長剣フラタニティを譲られる。
水が固まったような、青い刀身が特徴だ。



しかしすぐビサイド村に引き返し、犬に話しかけておこう。
ヴァルファーレが2つ目のオーバードライブ技、シューティング・パワーを習得する。
この次のボス戦用にムービーが作られていたので、どうしてもそれまでに習得イベントを入れなければならなかったらしい。
とはいえ、まさか犬に仕込むなんてね・・・。

港まで行く途中、強制エンカウントが6回ある。
FF10あたりから、チュートリアルが親切になった気がする。
重要なのは召喚だ。FF9までの召喚獣と大きく異なり、召喚すればバトルメンバー扱いで敵と戦う。
ステータスは高めだが、召喚中は仲間はバトルを外れる。

チュートリアルのガルダ戦では、ソニックウィング連打でほとんど一方的に攻撃できる。
「ずっとわたしのターン」ってやつだ。


さて、最初の行き先はキーリカ島。
ここの寺院に立ち寄った後、ブリッツスタジアムのあるルカへ向かう。
船では23代目オオアカ屋が初登場。彼に投資するかどうか選択だが・・・しなくていいか。

ここでのティーダとユウナの会話で重要なのは、ジェクトがこのスピラに来ていたということ。
一体どうやって来たんだと一瞬思ったが。
ユウナ:キミは、ここにいるよ
簡単に言えばそういうことである。

そこまで話したところで、3度目の『シン』襲来。
船の甲板にコケラくずが現れるが、倒しても補充される。背ビレを攻撃して止めるのみだ。
かなり離れているため、武器での攻撃はワッカ以外届かない。
あるいはルールーの魔法か、キマリの竜剣が有効だ。

2000のHPを0にするとバトル終了だが、『シン』は全く平然としている。
本当は10万以上あり、さらに設定上は自動回復もあるらしい。

続けざまに、シンのコケラ:エキュウとバトル。水中戦なのでティーダとワッカだけで戦う。
ここも特に問題は無い。FF10の序盤は非常に簡単だ。

『シン』を止めようにも全く歯が立たず、キーリカは壊滅する。
ユウナ:わたし、『シン』を倒します。かならず倒します
オリジナル版のパッケージ裏にもある、FF10でも特に有名な台詞の1つだ。
けどこの場面、よく見ないでもティーダが膝枕さr(ry


一夜明けて、一行はキーリカ寺院へ行く。
森の入り口で、ユウナからティーダへ初めてガードを頼まれる。
ユウナ:ガードじゃなくてもいいの、そばにいてくれれば・・・
会ってから2日しか経過してないこの段階でこの台詞、意外に積極的な。
もう1つ特筆すべきはワッカの驚き方か。ずいぶん大げさだった。

別に今決めることでもないので、この話は保留に。
キーリカの森で起きるイベントバトルは2つ。
まず、キマリが使用できる「敵の技」についてのチュートリアル。従来のFFでいう青魔法だ。
今回は特定の敵に竜剣を使用することで習得し、使用はオーバードライブで。

もう1つは、はぐれオチュー戦。ボス戦だがBGMは「ノーマルバトル」で、逃げることもできる。
毒ツメとウォータを使用する、なかなかの強敵だ。
今作では状態異常が全体的に強く、毒は1回行動するごとにHPがMAXの25%も減少する。
これは放置するわけにはいかない。すぐ治そう。


キーリカ寺院では、シンのコケラ:グノウとのバトルが発生。
その後ビクスン、アンバス、グラーブのトリオや、ドナ&バルテロとの初顔合わせがあり
試練の間に挑むこととなる。
隠しアイテムの炎神の小手は、炎氷雷半減の優秀な防具。
今作では武器と防具に攻撃力や防御力の設定が無く、性能は付いたアビリティのみで決まる。
そのため、この炎神の小手は本編中ずっと使える。

キーリカ寺院を出て、ティーダはザナルカンドの生活を思い出す。
どうにもならなくて、叫びたくなった。
ワッカは今日だけで何回驚いたのだろうか?

これでキーリカ島でやることは終わり、ポルト=キーリカから再び船に乗る。
乗船中、ジェクトシュート習得イベントが発生。
名前通り、ジェクトの必殺シュートだ。
正式には「雄大かつ素敵なジェクトシュート3号」という。
いろいろな意味で、常人には真似できない技である。

PLAY 3:37



Jan.29



連絡船はルカの港へ入る。
スピラ第2の都市で、ブリッツのスタジアムがあることでも有名だ。
活気ではエボンの総本山であるベベルをしのぐほどかもしれない。
歩き回るだけでも楽しそうだ。

写真を見ればわかる通り、スタジアムは港の中央にある。
それを囲むように船着き場が5つあり、あと1つの橋は市街地につながる。




ちょうどシーズンが開幕を迎える季節でもあり、各チームの選手達が続々と現地入り。
アナウンサーと解説者がやたらゴワーズをひいきしているが、それってどうなんだ・・・。
それもあって、どこからか入手したメガホンでティーダが挑発を仕掛ける。

・・・そういや、インター版のワッカの台詞はなぜか北海道弁で訳されている。
2006年にプレイした時は英語字幕だったが、元の台詞はハワイ英語らしい。

直後、シーモアが登場。
その目線がユウナを真っ直ぐに捉える。しかしそれに気づいたのは、他にはティーダだけだった。
どうにも意味深なところだ。

ちなみに、このトーナメントに参加するチームは6つ。
ビサイド・オーラカ、キーリカ・ビースト、ルカ・ゴワーズ、グアド・グローリー、ロンゾ・ファング、アルベド・サイクスだ。
スピラにおいて普段は嫌われているアルベドも、ブリッツに関しては無条件に迎え入れられる。
水中での作業に慣れた選手も多いだろうし、実のところかなり強いチームである。
また、開発段階ではベベルにもチームがあったらしい。チーム数が奇数になるので登場は見送られたが。


スタジアム入りすると、アーロンの目撃情報が入る。
こちらもやはり、ティーダの知るアーロンだろう。
ユウナと2人で街に出かけるが、もしかしなくてもこれってデーt(ry
指笛を教わったり、口癖が移ったりと
この辺からユウナがティーダに影響され始める。
似てるかどうかなら結構似てる方だからね、この2人は。

ルカではBGMにも注目したい。夏にぴったりだ。
PS2版の発売が2001/7/19、東京の小中高校はちょうど終業式だったのだろう。

ところが、カフェでキマリとビラン&エンケが乱闘している間に事件発生。
ユウナがアルベドにさらわれた。
もちろんすぐ助けに行く。バトルもあるが、ここではティーダ、ルールー、キマリだけで戦う。
4番ポートなら、反時計回りに5番ポートから行くと近い。
・・・のだが、いつの間にかガラクタが積まれていて通行不能だ。時計回りに1番ポートから向かおう。

アルベドポーター10体を片づけた後、アルベドシューターとバトルに。
まともにぶつかると強敵だが、船に備え付けられたクレーンを使えば楽勝と化す。
ルールーのODゲージを温存しておき、テンプテーションを使えばすぐ充電完了だ。


オーラカの方も、なんとかサイクスに勝利。
シードポジションにいるので、そのままゴワーズ相手の決勝戦だ。
実力的には完全に格上、勝つのは簡単ではない。

多人数を相手にするのは極力避け、1人ずつ対処していこう。
まずはダットが敵DFを突破しつつ、先制点を決める。しかしすぐグラーブに返される。
その後前半は両チームともに無得点、1-1で終了。
後半、まずティーダがジェクトシュートを仕掛ける。見事成功だ。
が、すぐさまビクスンが得点し再び同点に。

途中交代したワッカがベノムショットを狙うも失敗、そのまま延長に入る。
延長33秒、ダットのシュートで勝負は決する。3-2、オーラカの勝利だ。
これがBlackにとって8周目のFF10となるが、通算成績は3勝5敗となった。




直後、魔物が襲撃する中でついにアーロンが登場。
ティーダをスピラに連れてきたのは、もちろんアーロンがそうしたから。
さらに言えば、ジェクトとの約束である。
そして、そのジェクトこそが『シン』であることが判明。
序盤で明かされること自体が意外だ。

ティーダとアーロンは、ユウナのガードとして正式に旅に同行する。
次の目的地はジョゼ寺院、道のりは長いが着実に進もう。

PLAY 5:03



Jan.30

ミヘン街道に入る。ここからは陸路の旅だ。
800年前、討伐隊結成を申し入れる創始者ミヘンが通った道だという。
当時の道は今では旧道と呼ばれ、今は新道が使われている。

ここで登場人物が一気に増える。彼らの物語もストーリーの見どころだ。
ルチル、エルマ、クラスコ、メイチェン、シェリンダ、ヒクリ、ベルゲミーネ、そしてリン。
このうちヒクリはFF10ではここ限り。だが・・・。
また、通行人からもアイテムがもらえる。
初期装備よりも強力なスティンガーや、初入手となるLv1キースフィアは特に見逃せない。

召喚士のベルゲミーネは、召喚獣同士の腕試しを仕掛けてくる。
以降も何度か戦う機会があるが、ヴァルファーレ1体で戦うしかない1回目が最も難しい。
スピラでは、同じ召喚獣を複数人同時に召喚することはできない。
今回は相手がイフリートを召喚するため、こちらのイフリートは出せないというわけだ。
他のFFではどうだろうと思ったけど、そもそもメインパーティ以外に召喚士がいる作品自体が珍しいんだった。


ここらで、バトルについて語ろう。
FFおなじみのATBではなく、カウントタイムバトル(CTB)が採用される。
リアルタイムバトルでは無いので、じっくり考えて戦おう。
縛りプレイにおけるバトルはまさに詰め将棋のようだ。

ほとんどの魔物は系統に分類でき、それぞれ弱点がある。
プリンやエレメントは魔法に弱い、甲羅系は貫通武器に弱いなどだ。
それに応じて、誰が攻撃するか選んでいく必要がある。

また、バトル中にノーコストでメンバーチェンジができる。FFにおいては10と12だけの特徴だ。
1度でも行動すればAPがもらえるので、やること無くても防御なり装備変更なりで1回行動しておく。
この積み重ねが中盤以降に大きく影響する。

ミヘン街道からは難易度が1段階上がり、本格的なバトルが始まる。
ここでの要注意モンスターは、まずはボム。
3回攻撃を受けると自爆するので、必ず3手で仕留める。
ルールーのブリザドか、アーロンの攻撃をメインにしよう。

もう1種はデュアルホーン。攻撃力がかなり高く、ホーンアタックはHPの低いメンバーだと2発受けられない。
幸いにして暗闇が効くので、ブラインアタックを使う。
上級スフィア盤を使っているなら、キマリも無理なくこの技を習得できる。
使い手がワッカだけだとMPが心配なので、ぜひ覚えさせておこう。
毒と同じく暗闇も今作では非常に強力で、物理攻撃の命中率が最高でも10%になる。
もちろんこちらの物理アタッカーにかかったら一発で無力化するので、すぐエスナか目薬で回復しよう。


街道を半分ほど行ったところで、旅行公司にたどり着く。
アルベド族のリンが経営する宿屋だ。ここ以外にも何か所かある。

夕方、ティーダとユウナの会話。これは重要だ。
このスピラに『シン』が存在し、倒しても数年で復活する理由。
それは人間の罪といわれている。機械を使って楽しようとしたからか・・・本当に?
そこで疑うことが、FF10の物語における重要な教訓の1つだ。
真実は旅の上で見つけられるのだろうか。

しかし、楽しようとすることが罪といわれるあたりも風刺なのかもしれない。
FF10あたりから、現実世界の風刺と思われる要素がストーリーにいくつも出ている。
10-2も12も、そして13でもだ。
これらの作品に共通するテーマは、FF12のヴェインとシドが言う「歴史を人間の手に取り戻す」。
今作も、結局のところこの目的に行きつくこととなる。


翌日、チョコボイーターが出現しバトルに。
ある程度ダメージを与えることで、転ばせたり崖に追い込むことができる。
3回押し込めばリングアウトの勝利で、Lv1キースフィアが追加で手に入る。
逆に、2回押されればこちらがリングアウト。ゲームオーバーにはならないが、旧道を進むことに。

ただ、追い込まれた状態だとチョコボイーターは
ほぼ間違いなく「ぶちかまし」で押し返してくる。
行動の隙を与えずに転ばせ続けるには、スロウやディレイを使わないと難しい。
この時点だと、ルカで売っているリタルダンド(スロウ攻撃)で攻撃するしかないか。
オーバードライブもいいが、十分なダメージを与えられるのはテンプテーションくらいだろう。

今回は普通に仕留めた。
魔物退治の謝礼に、1度だけ貸しチョコボを無料で利用できる(通常は1000ギル)。
乗っている間はエンカウント無しだ。宝箱も回収していこう。


ミヘン街道の北端は、討伐隊が検問を張っている。
ちょうど大規模作戦を行うところだという。
居合わせたシーモアにより、一行は通行を許可される。

討伐隊による『シン』討伐作戦、ミヘン・セッション。
大々的に機械を使用するものだ。
立場上、シーモアはこの作戦を支持しないものと思っていたが
スピラに生きる個人として、声援を惜しまないという。機械の使用に関しては、
シーモア:見なかったことにしましょう
ずいぶん意外な台詞が飛んできた。

実はこの作戦の裏で、もう1つ重要なことが起きる。
それが語られるのはFF10-2でのことになる。いずれ書くこととなろう。

キノコ岩街道を進み、作戦司令部へ。
ミヘン街道とは魔物の顔ぶれも異なる。
ここまでに何度か戦ったガルダが普通に出現。暗闇で無力化できるが、HP4000もあってかなり面倒だ。
この辺ではアビリティスフィア不足に悩まされるので、必要に応じてアビリティアタックを使うといい。


作戦司令部では、エボン四老師の1人キノックが登場。
アーロンとは古い友人だが、10年会ってない間にいろいろ変わったようだ。
討伐隊の統率をしている立場上、顔を出してはいるが
どうせ失敗する作戦だろうと言っている。

準備を終え、ついに作戦開始。
まずは『シン』を、各地から集めてきたコケラで釣る。
ところがコケラの方が合体して強力な魔物と化すではないか。
本当にこの作戦は大丈夫なのか?

シンのコケラ:ギイとのバトルだ。
今までのボスとは一味違う強さ。BGMも「危機」が使われる。
本体の他、頭、右腕、左腕のパーツがある。
頭は時々あやしい動きをし、次のターンで「毒液」を使用。その前に遠距離攻撃で止めるべし。
腕は攻撃をせず、本体への物理攻撃を防御する。かたい特性持ちだ。

本体は通常攻撃とグラビデを持つが、攻撃で700ダメージも受ける。
HPの低いメンバーは一撃されかねない威力だ。パワーブレイクで削ろう。
あとはキマリとアーロンにヘイストをかけ、2人の攻撃を主軸に攻める。
もしルールーがラ系魔法を習得しているなら、それも活用できる。通常盤は厳しいが、上級盤なら届く。

ある程度削ったら、最後は召喚獣に任せよう。
ユウナのオーバードライブ「マスター召喚」は、召喚獣が1度だけゲージ消費無しでODを使える。
その召喚獣がもとからゲージMAXならば、連続ODも可能だ。
これ利用すれば低ステータスでボス戦に挑んでも突破できる気がする、が・・・。


攻めかかる討伐隊に対し、ついに『シン』が攻撃を仕掛ける。
得意とするのは重力系の技で、まともに受ければ人間など跡形も無く消滅するほどの威力だ。
普通の方法で戦って勝つのは無理だと、ここではっきりわかるわけだ。

続いて、ギイともう1戦交える。
今度はユウナとアーロンに加え、シーモアが一緒に戦ってくれる。
白魔法も黒魔法も使いこなす、優秀な魔法使いだ。
ステータスが高く、MPに至ってはなんと999。実は攻撃力もアーロンの初期値と同じ。
それに対して敵は1戦目より弱い。苦戦する要素は無いだろう。

この間に、アルベドが用意した主砲ヴァジュラの準備が整う。
が、それでも『シン』の重力壁を破れなかった。
これ以降『シン』はしばらく表立って行動しなくことを見るに、強力な機械兵器ならある程度は有効なのかもしれない。
準備してる間に狙われそうだけど。


・・・そんなわけで、ミヘン・セッションは無残な結果に終わる。
ジョゼ寺院でガッタと再会したが、ほとんど正気ではなかった。
彼によるとルッツは体が半分になった状態で発見されたらしい。

たくさんの物語が終わったが、ティーダ達の物語は続く。
ジョゼ街道を通れば、目指すジョゼ寺院だ。
あんなことがあったのに、ユウナは張り切ってるな・・・。
キマリ:つらい時ほど、努力して明るくふるまう
面食らうティーダ。それもそのはず、これが作中におけるキマリの最初の台詞である。
CVの長克巳さんによると、この時までは収録にも参加していなかったという。

ガードが心配すると、ユウナはもっと無理をする。
ティーダ:心配するより、笑顔?
キマリ:キマリも練習している

やってみせてくれるが、果たしてこれが笑顔に見える・・・のか?
実のところ、Blackも似たり寄ったりだけど。

PLAY 7:29



Jan.31

海沿いのジョゼ街道を行く。1マップだけの短いエリアだ。
ここに出現するバジリスクの石化にらみは、50%で石化の効果。
通行人からもらえる安らぎの指輪(完全石化防御)が役立つ。
また竜剣で石化ブレスを習得できたり、石化手榴弾を盗めたりもする。
強敵だが、いろいろおいしい魔物でもある。

他の魔物は、一撃で倒せるザコばかり。
バトルにも慣れてきた頃だし、軽く蹴散らそう。


さて、ジョゼ寺院。
この上なく地味に、初めて来た時だけ専用のBGMが入る。

ここではイサールという召喚士と出会う。弟のマローダとパッセがガードだ。
さらにドナ&バルテロにも出くわす。
一方、ここまで旅してきたガッタがビサイドに帰る。
物語も新たな展開を迎えることとなるだろう。

ティーダにとって、正式にガードになってから初めての試練。
珍しく特に事件らしい事件も無いまま終わり、ユウナは召喚獣イクシオンを入手する。
ラムウに代わる雷属性の召喚獣で、今作が初登場だ。

翌朝、出発しようと思ったらユウナだけ現れない。
昨夜遅くまで働いて、疲れが出たようだ。
そういうことならもう少し寝ててもよかったんだけど、ユウナは起きた途端あわてて準備を始める。
急ぎ過ぎて寝癖がついたままだ。仲間達にからかわれる。
ユウナ:今日はなんだか、みんなイジワルっすね
なお、画面上では確認できない。左サイドが少し外に跳ねてるけど、それは普段からだ。




次は幻光河。スピラでも屈指の絶景スポットを歩く。
もちろん魔物は出る。顔ぶれはジョゼ寺院とほとんど共通で、バジリスクの代わりにオチューが出る。
このオチューがHP7200の強敵。ファイラ7発分ってところだ。
しかもHPが減るとオチューダンスを使用。全体に毒暗闇沈黙混乱の効果だ。
ヘイストはもちろん、追い込みにはディレイアタックも使うといい。もちろんテンプテーションも有効。
あるいは石化ブレスで一気に倒すか。

このあたりで、新たなオーバードライブタイプ(ゲージをためる方法)を習得できる。
初期状態では攻撃されることで上がる「修行」のみだが、他にもいろいろある。
「闘志」は攻撃するとゲージが上がる。ティーダ、ワッカ、ルールー、アーロンは基本これでいい。
「慈愛」は回復することが条件。これは白魔導士であるユウナに。



道中、ビラン&エンケに出くわす。
こうして見ると体格差がすごい。キマリもヒュムに比べれば十分大きい204cmだが、ロンゾとしてはかなり小さい。
ビランは実に250cm、エンケも240cmという長身である。
FFにおいてはほとんどのメインキャラの身長が設定されているが(体重はFF4~6のみ)、全体的に日本人より高めになっている。
それでも190cm以上はあまりいない。キマリ以上となると、ヒュムに限るならFF8のウォードのみだ。

さて、ビラン&エンケから聞いた話だが・・・召喚士が行方不明になるらしい。
ジョゼ寺院で会ったマローダからも、同じ話を聞いた。これは注意が必要だな。

さらに進むとベルゲミーネにも会い、2度目の召喚獣バトルを行える。
今回は相手はイクシオンを召喚。こちらはヴァルファーレとイフリートの2体がかりで戦える。
ただし、召喚獣を戻した隙にユウナ本人が攻撃されることもある。もちろん倒されれば負けだ。
下手なオーバードライブは負ける原因になりかねない。

このバトルを終えると、召喚獣に技や魔法を覚えさせることができる。
いろいろアイテムを消費することになるので、普段から集めておきたい。



幻光河を渡るには、船ではなくシパーフを利用する。巨大なゾウ・・・か?
ティーダ以外は乗ったことがある。
考えてみれば、みんな何らかの形でスピラを旅したことがあるわけだ。
ユウナは7歳まではベベルに住んでおり、キマリとともにビサイドへ移った。
他の3人はガードとして旅をしたことがあるので、その時に。

その時の思い出話を聞くことができる。
ユウナはわざと河に飛び込んだとか。後のこと考えると覚えておきたい話でもある。
一方、酒に酔ったジェクトがシパーフに斬りかかったらしい。
所持金全部で詫びを入れ、それきりジェクトは酒をやめたとか。
あの時のシパーフは、今も現役のようだ。

ただ、狭くて乗れる人数は少ない。せいぜい7~8人くらい?
ルチル隊がいるが、チョコボは乗れそうにない。
道が無ければ切り開けばいい」と、徒歩で渡れる場所を探しに行った。


さて、そろそろシパーフに乗ろうか。
ふと思い出したけど、禁止されている割には結構あちこちで機械が使われているな。
どうやら寺院が許可を出しているらしい。
考えようによっては、相当よからぬこともできそうだな・・・。
結局のところ、機械は使う側の問題なんだけどね。

とか話していると、アルベド族が襲来しユウナをさらっていく。
アルベドキャプチャーとの水中戦だ。
武器で攻めるしかないので、はげます×5とヘイストをかけて正面から戦うのみ。
雷弱点なので、武器があれば使おう。
最後はワッカのオーバードライブ、エレメントリールを使う。
スロットを止め、その結果により属性を持つシュートを放つ技だ。
サンダーシュートで1666ダメージ、オーバーキル!

とはいえ、アルベド族が召喚士をさらう理由は謎のまま。
いつかわかる時が来るのだろうか。


幻光河の北岸に到着。少し歩けばグアドサラムがある。
ティーダ1人で北岸を歩いていると、なんとリュックと再会する。
さっきのアルベドキャプチャーに乗り、バトルを仕掛けていたのだ。

ここは「女子だけの話し合い」の後、リュックを仲間に加える。
ちなみにワッカは(キマリも?)彼女がアルベド族であることを知らない。
これで仲間が7人揃い、HD版ではトロフィーが手に入る。

直後のバトルはチュートリアルだ。
以降、バトル中に宝箱が出てくることがある。入手には盗むを使おう。
続いて、リュックのオーバードライブ「調合」を使用。
アイテムを2つ組み合わせて、様々な効果が発動する。何が出るかはお楽しみ。
ゲームバランスを壊すほど強力なものもあり、縛りプレイの主力になる。
ここでは南極の風2個でアイスブリザードを発動。700ダメージの6回攻撃、この時期としてはとんでもない威力だ。
コスパのいいものとしては、手榴弾+マップで出せるハザードシェル。
全体に2200ダメージ+毒沈黙暗闇睡眠の効果だ。材料をショップで買っておこう。

PLAY 9:13



Feb.01

グアドサラムに到着。名前の通り、グアド族が住む集落だ。
道のりで言えば、ここでちょうど半分くらい。
だがここから複数の意味で道がけわしくなるので、プレイ時間で言えば大体3分の1といったところだ。
ちょうど族長シーモアもおり、屋敷に招かれる。

実はこの少し前、シーモアのもとをバラライが訪ねていた。
ミヘン・セッションの裏で見えた真実を知るための、彼なりの一手ということか。

屋敷でシーモアを待つ間、仲間達と話すことができる・・・が、ここで強烈な迷言が聞ける。
キマリ:キマリはシーモア老師が気に入らない
さすがにこの場で言うには無茶な台詞だ。すぐもう1度話すと・・・
キマリ:キマリはもう何も言わない

シーモアは、まず1000年前のザナルカンドを話題に出す。
スピラで初めて『シン』を倒した召喚士、ユウナレスカはここの出身だ。
だが彼女は1人で戦ったのではない。愛するパートナー、ゼイオンがいた。
と、そこで・・・。

シーモアの耳打ちに、ユウナはわかりやすいほどあわてる。顔真っ赤だよ。
それもそのはず、結婚を申し込まれたらしい。
ティーダ:マジッスか?
確かに明るい話題にはなるだろうけど、ユウナはそれでいいのか?
実際のところ、その辺は重要じゃなかったんだけどね・・・。

ついでに言えば、スピラでは結婚の時期はこちらの世界と比べてかなり早い。
20歳前後で結婚するのも珍しくないようだ。
『シン』がいるせいで危険だらけ、なら好きな人ができたらすぐ結婚する人が多いらしい。


屋敷を出た一行は、異界へ足を運ぶ。
異界送りされた死者が行くという世界だ。
リュックが言うには、訪れた生者の思い出に幻光虫が反応する・・・要するに、思い出に会いに行く場所らしい。
必要無いっていうので、リュックは行かない。
グアドとアルベドはエボンの教え以前に相性が悪いっていうけど、この辺が理由のようだ。
あと、アーロンも待機。こちらの理由はずいぶん後で判明する。

一通りやることやって戻ろうとすると、異界から前族長ジスカルが現れる。
異界送りされなかったか、されても強い未練を残していたか・・・いずれにしても前族長にしては不自然だ。
消える時にスフィアを落としていった。

このついでに買い物もしておこうと、ショップへ行く・・・と、キマリと出くわす。
キマリ:グアドのポーションはよく効く
普通のポーションより有効ということだが、実はそんなことはない。ただ価格が1.5倍なだけのぼったくりである。
ここではキマリの迷言が多くて楽しめる。

シーモアにさっきの話の返事をしようとしたが、すでに不在。
マカラーニャ寺院なら、一行の次の目的地でもある。このまま向かおう。


・・・ところが、行く手をはばむはスピラ随一の難所・雷平原。
その名の通り、いつもいつでも雷雨だ。一体どうなったらこんな気候になるのやら。
さらによくないことに、リュックは雷恐怖症を起こしている。ここはまさに地獄である。
アルティマニアオメガによると、これはCVの松本まりかさんも同様らしい。
むしろそちらからリュックのキャラ設定に反映されたとか。
さらに言えば、プレイヤーによってはここを地獄と感じるかもしれない・・・。

もちろん魔物も出る。
リュック:雷、鳴りませんように
そんな願いをあっさり粉砕するように、ゴールドエレメントのサンダーがリュックを直撃する。



哀れにも一撃でノックアウト。

ここからバトルの難易度が1段階上がるので、その意味でも要注意エリアだ。
魔物がラ系魔法を使い始め、攻撃力も上がる。
前半の要注意はクサーリクだ。攻撃力がとんでもなく高い。
特にサンダーブレスは無策だと全体に1000ダメージ。年少組は1発で倒されかねない。
絶対に行動させてはいけない。

ほとんどの魔物が水弱点なので、ウォタラが主力になる。
FFにおいて水属性はメインとして扱われることは少なく、FF10シリーズの他にはFF13のみだ。
そのため、ウォタラは今作が初登場。
確かウォタガ(ウォータガ)はFFより先にクロノ・トリガーが初出だったっけ?

しばらく進むが、その間も雷は止まらない。
すぐ近くの避雷塔に落ちる。びっくりしてたのはティーダとユウナか。
リュック:へへへへ・・・
あまりの恐怖に顔が引きつって笑い出したかと思えば、



地面に這いつくばってカサカサし始めたではないか。
さすがのアーロンもうるさくてかなわんと、一行は旅行公司で休むことに。

リュックと話すと、雷恐怖症になってしまった理由が聞ける。
子供の頃、海で遊んでいたら魔物に襲われ、アニキが魔法で撃退しようとしたという。
ところが、あわてたアニキはリュックに魔法をぶつけてしまったと。
リュック:サンダーの魔法で、びゃびゃびゃびゃびゃ~って
それはトラウマになっても仕方ないね・・・。

一方、気になるのはユウナだ。
グアドサラムからこっち、完全に上の空である。原因はジスカルのスフィアか?


一休みしたら、続きだ。
後半では、出現モンスターに鉄巨人が加わる。
HP3600&かたい特性で倒しにくい上、攻撃では800ダメージを与えてくる強敵だ。
3回ほどリュックが一撃される。HPが780しか無いので、MAXからでもノックアウトである。

終点に近づく頃、ユウナから話が。シーモアと結婚すると決めた。
グアドサラムでは断るつもりだったっぽいが・・・ジスカルのスフィアを見て気が変わったか?
詳しいことはわからずじまい。
マカラーニャ寺院まで行って、シーモアと会うしかないか。

会って話すこととなると、何らかの交渉だろうか?
けど、そうした駆け引きでユウナがシーモアに勝てるとは思えない。
しかしユウナが1人で解決する気だし・・・今は見守るしかないか。
アーロン:いつかガードの出番が来る、その時は・・・お前が支えてやれ

PLAY 10:51



Feb.02

マカラーニャの森に入る。物語はここから息つく間も無い盛り上がりを見せる。
寺院は湖の方にあるので、まずはそこを目指す。

魔物もさらに強くなる。一撃で倒せない相手が増えるところだ。
おなじみエレメント系の1体、ブルーエレメントもその1体。
攻撃面でも800ダメージのウォタラを使用する強敵だ。
他にはHP5250のキマイラもいるが、攻撃が完全ローテなので読めれば大したことはない。
ローテがどこから始まるかはランダムだが、アクアブレスだと思って備えるのが無難。理由はこれだけ全体攻撃だからだ。

道中、アーロンが脇道を切り開く。
ここに、ジェクトが残したスフィアがある。

入手する前に、スフィアマナージュとのバトル。
これを皮切りに、マカラーニャではボス戦が4度もある。
ミヘン・セッションを終えてから1回しか無かった分、ここで一気にというわけだ。

属性を切り替えながら、魔法を使用する。反対属性が弱点だが、突けばウィークチェンジで弱点が変わる。
無属性の物理攻撃で相手のカウンターを誘い、それを見てルールーが魔法で攻める。基本はこれだ。
HPを4000ほど削り、かつ相手の魔法がブリザドかウォータになったら準備完了。
マスター召喚からオーバードライブで決める!
弱点突けば9999ダメージを十分狙えるだろう。

ユウナとアーロンから聞いた通り、ジェクトは10年前にザナルカンドからスピラに来た。
このスフィアは、彼がブラスカ&アーロンとともに旅立つところから始まる。
彼らもまた、究極召喚を求め旅をしたのだ。
旅を続けるうち、ジェクトはブラスカとともに戦うことに決めた。
ザナルカンドに帰れないと知ったからか、あるいは仲間を置いて旅をやめるわけにはいかなかったからか。
アーロン:覚悟とは、そういうものだ


マカラーニャ湖にも、旅行公司はある。
実は素通りしても全く問題ないが、仲間と会話しておいた方が楽しめる。
また、外にいるオオアカ屋からソニックブレイドを購入したい。
重要アビリティ「さきがけ」を持った、ティーダ用の武器だ。
これがあればティーダだけは常に先手で動ける。例え敵に先制攻撃されてもだ。
(さきがけの上を行く「超さきがけ」持ちの敵もいるが・・・)
今後、敵に先制されることの危険度が大幅に上がるので
その時は「さきがけ+とんずら」で逃げるべし。

少し進むと、トワメルさんが迎えに来る。
・・・が、続けざまにアルベド族が襲来。今度はアルベドガンナーを投入してきた。
オプションのアルベドシーラーがいる間は、魔法と召喚が封じられる。
本体は攻撃力も防御力も高く、物理攻撃の打ち合いでは時間がかかる。
シーラーを破壊して、魔法封印を解除しよう。ボールや竜剣、あるいは攻撃アイテムが有効だ。



その後はルールーにヘイストをかけ、サンダラで攻める。カウンターの突撃に備え、プロテスも忘れずに。
だが、この状態の本体は3ターンのチャージの後に魔法ビームを放つ。全体1500ダメージの危険な攻撃だ。
その前にサンダラを4回撃てば、相手はシーラーを再射出。これは相手の魔法ビームも無効化する。
これを繰り返して削っていこう。

ところが、あちらさんとアルベド語で話したことで
リュックがアルベド族であることが明らかとなった。
ここでのワッカとの会話は、エボンの民とアルベド族の考え方の違いがはっきり描写される重要なもの。
『シン』がこのスピラに存在するのは人間が機械を使ったことへの罰で、その罪を償えば『シン』は消える。
しかしそれはエボン寺院が広めているだけであって、本当のところは誰も知らない。
ならば、本当に『シン』を倒す方法は別のところにあるのではないか?
それが「自分の頭で考える」こと、FF10における教訓の1つであろう。

この話は決着がつかないままになる。
アルベド族が残したスノーバイクで、寺院まで行く。
先に行ったユウナと、徒歩を選ぶワッカを除く4人のうち誰か1人との会話が発生する。
キマリかアーロンが選ばれた場合、2人乗りで先に出発するリュック&ルールーを見て
ティーダががっくりするシーンが追加される。

今回はキマリとの会話。
ロンゾはアルベドを好まないが、リュックがユウナを守る意志は本物。だからリュックは仲間だと、キマリは言う。
それ、後で言っておいてくれないか?
キマリ:キマリは驚いている、お前は優しい
ティーダ:んなこと、真顔で言うなっての!



湖にあるマカラーニャ寺院。道中にいる、はぐれたアルベド族はブリッツボール選手のリーナだ。
かなりの実力者だが、ここで契約しておかないと面倒になる。ブリッツやるなら忘れずに。

寺院内で、とんでもない事実が発覚する。ユウナが持っていたスフィアだ。
前族長ジスカルが言うには、シーモアはスピラに強い恨みを持っている。
このままでは、スピラに災いをもたらす者となり果てるだろう。
そして、自分はもうすぐ息子に殺されるだろうと。
自分のことは受け入れるが、シーモアを止めてくれ・・・ジスカルさんはそう言い残した。

シーモアがいるのは控えの間だ。門番を強引に突破したのはキマリか。
相手の出方次第では、戦うことになるだろう。

やはり、殺したか・・・。
それを知って、ユウナはシーモアを止めに来たのだ。
表面化すればシーモアはただでは済まないだろう。
ならばやはり、戦うしかないか?
シーモア:覚悟を決めなさい

ついにシーモアとの直接対決だ。2人のグアドガードが取り巻きに現れる。
いずれも「超さきがけ」持ちで、開幕にそれぞれシェルとプロテスを使用する。
グアドガードはシーモアをかばったり、オートポーションを使ったりと面倒なので
リュックの調合ハザードシェルで一掃しよう。

シーモアは、ブリザラ→サンダラ→ウォタラ→ファイラのローテ行動。バコルドなどのバ系で対処できる。
6000のHPを半分以下にすると、アニマを召喚する。
特殊攻撃のペインには一撃必殺の効果があり、まともに戦うのはきつい。
新たに入手した召喚獣、シヴァで対抗しよう。召喚獣はほとんどの状態異常が効かない。
HPが減っても、自分にブリザラを使うことで回復できる。

アニマを戻した後は、シーモアの魔力が上昇して連続魔法を使用する。
1発1000ダメージが2発になり、かなり危険だ。
バ系で防ぎつつ、トリガーコマンドで攻撃力を上げたティーダのODで一気に決める。


シーモアを倒すことはできたが、これにより一行は反逆者としてエボン寺院から追われることとなる。
マカラーニャの試練の間は、控えの間から戻る時に挑む。
やり込み想定ならここも後回しにできない。隠しアイテムを取ってから出よう。

寺院を出ようとする一行に、グアド族が立ちふさがる。
エボン寺院上層部に報告する前に、ここで解決する気だ。
ならば・・・強行突破あるのみ!
グアドガードに追いつかれるとバトルになるので、立ち止まらずに逃げて1回で抑える。

マカラーニャ湖まで行くと、ウェンディゴとのバトルに突入。
超さきがけでバーサクがかかり、この状態での攻撃は一撃必殺クラスだ。
確実ではないが暗闇が効くので、ウェンディゴが行動する直前を狙いブラインバスターで止める。
その間にグアドガードのオートポーションを封じ、先に倒そう。

続いてイクシオンを召喚し、エアロスパークでプロテスとシェルを解除する。
あとはブラインアタックを交えつつ攻めるのみだ。
残りMPとの兼ね合いも考え、ティーダ、キマリ、アーロンを出し
はげます×5とヘイスト×3で強化して攻撃を重ねる。


ウェンディゴの最後の一撃で湖面が割れ、ティーダ達は湖下の空洞に落ちる。
実はこの空間に寺院もあるのだ。
こんな時でも落ち着いてるように見えるルールーは、リュックから見れば憧れ。
あと5~6年ほどあればあんな感じになると自己申告しているが、それはスタイルの面でか?
キマリ:なりたい者になれるのは、なろうとした者だけだ
無口な割には、キマリの台詞には名言も迷言も多い。

・・・さて、今後のことを考えなくては。
いっそのこと寺院と敵対するのもありだが。
ベベルへ行き、マイカ総老師に申し開きをすることで決まる。
正直言って聞き入れられるとは思えないけど、ユウナがそう言うのなら。

実は、ここは『シン』の真上。
寝ていた『シン』が動きだす――。

PLAY 13:15


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