page.5[⇐page.4]今回も挑みます隠しダンジョン。 スターオーシャン2の戦闘の、真の楽しさをここで味わえるだろう。 [#25] 7/06 隠しダンジョン、試練の洞窟。 誰が何のために建てたのか、中には何があるのか全く謎に包まれている。 でもなんだか面白そうだ。 入る時に短いイベントが入る。 PS1版では無かったはずだが、PSP版の時は……覚えてない。 全13階で、各フロアごとに仕掛けがある。 従来版では副題もあるのだが、今回は表示されない。このプレイ記録では表記する。 セーブポイントは入口に1個だけ、洞窟内の他の場所ではセーブ不可。 さらに、オートセーブとファストトラベルが使用できない。 地下1階「紋章の遺跡」 ただ普通に探索するだけのフロアだ。 本編のダンジョンと比べ、試練の洞窟は従来版からマップの変更は少ない。 ここには地下9階への落とし穴があったが、リメイク版では削除された。 今回の戦力なら、いきなり行っても乗り切れそうな気がするが。 バトルの方は楽勝続き。 闘技場とレイドエネミーで、全員がLv100に到達した。 さらに装備も充実している。前半は苦戦する要素もなく進めそうだ。 5桁のダメージが次々と飛ぶ、従来版のSO2では見かけないバトルだ。 累計与ダメージ4000万突破で、ダメージ限界突破を入手した。 このバトルスキルがあれば、5桁ダメージを与えられる。 通常9999の上限が、スキルLv×9000――つまり18999, 27999, 36999……と上がる。 ここまで来れば、ほぼ全ての必殺技と紋章術を習得している。 習得レベルについては、大部分は従来版と同様だが一部のみ変更がある。 ひとつは、セリーヌのサザンクロスとエクスプロードの習得順が入れ替わった。併せて威力も調整されている。 従来版ではサザンクロスの直前にルナライトを習得していたが、これだと光属性が連続することとなる。 PS1版のサザンクロスは星属性だったため、この属性被りの問題は起きなかったが PSP版にて星属性が光属性に統合された。 もうひとつ、PSP版のノエルはLv82でロックレインを習得したが 今回はLv80でロックレイン、Lv85でアースクエイクに変更された。 ガブリエル戦の項で書いた通り、リメイク版ではこの2つの紋章術が共存する。 PS1版ではアースクエイクのみが登場し、PSP版ではロックレインに差し替えられた。 試練の洞窟では、各フロアにボスがいる。 一番手はダークフェザード。ここまで来た実力があれば問題なく勝てる。 また、ほとんどのフロアでクリア報酬がある。 地下1階はバーニィシューズ。移動速度が2倍になる装備だ。 が、すでにヴァリアントブーツやヴァルキリーブーツを持っているので使い道が無い。 地下2階「恋慕の袋小路」 石碑のメッセージに一致するように、7体の石像の向きを変える。 この仕掛けも従来版と変更されたところは無い。 ボスはブラッドゲレル。ハンティングジェル4体を引き連れての登場だ。 分裂地獄になる前に、一気に攻撃あるのみ。 地下3階「一本道の洞窟」 16の小部屋に仕切られたフロアを、一筆書きのように回る。 ここで、遅ればせながらスカウトを導入。 Lv10で「敵から逃げる」を選ぶと、敵シンボルがこちらに向かってこない。 道をふさがれない限り、ほとんどの戦闘を回避できるわけだ。 ただ回避してばかりもつまらないので、たまには戦っていくことにしよう。 ボスのドリームシェイドは、試練の洞窟の名物モンスターだ。 今後もボスの取り巻きとして、ザコに混ざって、複数回にわたり登場する。 ここでは3体組で現れるため、前衛3人編成で挑みたい。 得意技はドリームピース。問答無用で時間を止めるという、恐ろしい技だ。 PS1版ではメニューを開いてやり過ごすことができたが、PSP版にて修正された。 今作では、止まる前に召喚されたアサルトは停止しない。 地下4階「舞神の祭壇」 音楽をLv10まで極めた仲間がいれば、舞神から幻の三味線がもらえる。 タレントは無くてもかまわない。 先に進むなら、ただ北西を目指すだけの階だ。 ボスのミイル32も大して強くない。5秒で終わった。 が、このフロアは従来版から変更がある。 宝部屋が新たに追加された。 入手できるのは未確定の武器ばかり、それもほとんどが初級クラス、なまくらソードなどの失敗作もある。 しかし、ひとつだけ当たりが混ざっている。 ウェルチの新・最強武器、指し棒いくぞオルァ!だ。 ATK3000の上に、バトルメンバーにいる男性の人数に応じて特殊効果がつく。 1人以上なら回避無視、2人以上ならSA、そして3人ならばATKが3000も上がる。 地下5階「女の逆襲」 この階では、パフィの挑戦(?)を受けることとなる。 2年前というのは、PS1版当時から見たSFC版SO1の発売時期を意味する。 あの時にTRPGのミニゲームで撃破された借りを返しに現れた。 SO3以降も、似たような理由でパフィは毎回登場する。 ここではウィアードビーストと戦闘に。 HPが2,536,600もある強敵だが、それ以前にどんな攻撃も1ダメージしか通らない。 DEFを無視できるはずのクリティカルも同じく。 勝てないので逃げよう。 このモンスターは、イベントで入手するウィアードスレイヤーで仕留める。 ウィアードと名の付くモンスターを一撃で倒せる武器だ。 装備できるのは、このパーティではレナとプリシス。 操作キャラにして、隙を見て近づこう。 地下6階「盗賊の巣窟」 このフロアでは、ウィアードビースト並みに硬いメタルチンケが登場する。 途中で逃げることも多く、倒すならチンケスレイヤーが欲しい。 ただ、この武器はATKが1しかなく 他のモンスターと戦う時に大幅に不利になるのが問題だけど。 ここには行商人サンタがいる。 他のSOにも登場する、神出鬼没の行商人だ。 目立たない場所や、会うのが難しい場所によくいる。 ラドル、パフィ、サンタ、ウェルチの4人合わせて、SOカルテット――と言おうか。 今作のサンタはまだまともなんだが、次のSO3から強烈なキャラに変わる。 あんた、人を見かけで判断したらあかんで、ほんま。 品揃えはレア物ばかり、特にサンタブーツとトライエンブレムはサンタの主力商品だ。 いずれも恐ろしく高いが、今回はチャレンジミッションの報酬と出版の印税で金がある。 いつの間にやら所持金は1000万フォルを超えていた。 さらに、シンデレラグラスとなんでも鑑定だ!の併用で55%の値切りができる。 トライエンブレムは225万フォルまで値下がり。これなら1つ買ってもいいだろう。 ボスはチンケシーフLv99。 従来版と異なりレイドアタックはしないが、代わりにリーダーエネミーになった。 攻撃力が非常に高い難敵だが、1人だけならどうにでもなる。 この階をクリアすると、洞窟の入り口へのワープが使える。 しかも従来版と異なり双方向に移動可能だ。 次はここまでの道をショートカットできる。ありがたい。 33:18 レナ:Lv108 クロード:Lv113 セリーヌ:Lv105 プリシス:Lv105 アシュトン:Lv104 ウェルチ:Lv104 ディアス:Lv106 ノエル:Lv103 [#26] 7/09 前回に続き、試練の洞窟を攻略しよう。 フロア数だけ見れば、そろそろ半分といったところだ。 地下7階「女神の祭壇」 フロア東の宝箱から、ひび割れた宝珠を入手し それを細工で改造して祭壇に捧げればいい。 が、ここでは戦闘に注意する必要がある。 前の階ではボスだった、チンケシーフLv99が普通に出る。 集団で現れようものなら、俊足と攻撃力に物を言わせた速攻で全滅待ったなしだ。 従来版のように、6人にレイドアタックされることは無いだろうが それでも多数現れたら逃げた方がいい。 普通に逃げるのではなく、韋駄天を使おう。 オービタービースト、メイガス、ラストアベンジャー、ロビンフェイクといった他のモンスターはそこまでではない。 後衛を早めに仕留めにかかろう。 ボスはミスリルイーター。 ミーネ洞窟にいたバークの強化版で、戦法もルーズペイタンス一本。 全体に9999ダメージを与えてくる。 が、タネは知っている。恐れることはない。 全員にプロテクションリングを2個装備させる、これで楽勝だ。14秒でKOした。 地下8階「食神」 設置されている食神のレリーフに、たくさん食べ物をあげよう。 反応はいろいろ用意されている。 梅干しをあげるとこの通り。 最後の一品を要求されたら、失敗料理を渡そう。 持っていなければ、マンドレイクかトリカブトでもいい。 食神の正体はパフィだった。SO1に続いて撃破することになろうとは。 で、なぜか扉が開く。 次の階への階段があるが、その前にエリシン・ビーストとのボス戦が待つ。 ヴィッセーア族なので飲み込みが得意だ。前衛で挟み撃ちにして速攻しよう。 12秒で片付けた。 地下9階「封印の棺」 初めて来た時は、このフロアでのイベントは発生しない。ただ通過するのみだ。 従来版では、地下1階からここまでショートカットができた。 ここまでの8フロアを攻略していなくても行けるが、その場合前には戻れず、脱出ワープのある地下11階まで進むしかない。 リメイク版では、双方向のワープが設置された。 地下1階からここまですぐ来ることができ、戻ることもできる。 地下10階「英断の時」 地下3階と同じく、16の小部屋に分かれたフロアだ。 今回は、一度に最大5つの部屋の扉を開放できる。前の階に戻れば再度選択可だ。 最初は北西を経由するといい。 2回目は南東経由、3回目は東に2つ行ってから北というルートをたどった。 北西のルートは、メテオスォームを習得できる。セリーヌの最強紋章術だ。 従来版では、ここまで来る頃には簡単に9999ダメージの上限に引っかかっていたが リメイク版ではダメージ限界突破を習得、さらにメテオスォーム自体も多段攻撃になり、大幅に強化された。 3回目は、アシュトンのトライエースを入手するルートだ。 敵全体に35000ダメージを与えられるが、予備動作が非常に長くアサルトでも使いづらい。 いずれも、習得者がパーティにいない場合は宝箱が出現しない。 後述する2人行動時には注意しよう。 このフロアは第2の全滅名所。PS1版の時はここを突破できずに攻略を終えた。 強敵と名高い、ライブフレイヤーが現れる。 高速で移動して威力の高いミサイルを見境なく撃ちまくる、恐ろしい機械だ。 今回はスターガードや、その上位のヴァリアントガード、ヴァルキリーガードが揃っていて乗り切れたが それでも不利と見たら迷わず韋駄天で逃げよう。 色違いのマインドフレイヤーやミイル128は、大した強敵ではない。 ただ前者と戦うとMPが尽きかねないので、回復を忘れずに。 ボスはジオ・ガーディアン。力の場や勇気の場に登場したガーディアンの強化バージョンだ。 地下11階「皇龍の住処」 従来版ほどではないが、狭いフロアだ。 ドラゴンタイラントに勝利すれば、この階はクリアとなる。 この辺から、ボス戦BGMに「Mighty Blow」が使われ始める。 が、問題はこの後。 地下12階への扉を開くには、2人だけで来なければならない。 従来版と異なり、このフロアには脱出ワープが無いので 歩いて帰るなら地下9階に戻らなければならない。 カエルの輝石があるなら、それを使おう。 洞窟の入口に戻った後、改めて2人で来ることとなる。 1人は主人公で確定。どちらが主人公の場合でも、迷ったらクロードとレナで行くのがいい。 ……が、道中でスカウトを利用したいとなると話は別。 野生の勘のタレントは、レナは取得できない。クロードも開花率ゼロに等しい。 スカウトを導入するなら、ディアスを同行させる方がよさそうだ。 用心棒もLv6が上限となり、敵シンボルをかわすのが難しくなる。 地下10階以降は戦うのも厳しくなるので、韋駄天で逃げよう。 で、地下11階まで2人で来たわけだが。 近道を使ったとか、敵から逃げてきたとか、プレイヤーの図星を突くようなことを言われる。 まったく何をしてくれるのか、創造神トライアのいたずらにも困ったものだ。 とはいえ、証拠なき疑いで約束を違えはしない。 地下12階でフェニックスを討伐すれば、以降は仲間とともに来ることができる。 地下12階「勇者の殿堂」 2人だけでフェニックスと一戦する。 ジーネやウィアードエイビアの上位種だ。対策も同じく、斜めからの兜割でブレイクを狙おう。 他の仲間は同行しておらず、アサルトでも呼べない。だが他作品の主人公は呼べる。 入手した聖剣ファーウェルを持ち、仲間と合流してから地下9階に行こう。 封印の棺から、ワイズ・ソーサリアが現れる。 HPが110万もあるが、紋章術のシャドウフレアが超弱体化。 従来版では全体に18000ダメージ、最低でも闇半減+リフレクションでないと一発でほぼ壊滅するという恐ろしい威力だった。 とはいえ、3体現れるドリームシェイドには注意したい。 勝利すれば、魔剣レヴァンテインを入手。 地下13階への鍵となると同時に、ATK3000を誇る名剣だ。 残りHPが少ないほど、さらに攻撃力が上がる。 神の領域は、もはや遠くない。だが魔性の域なり。 ついに、踏み込む時が来た。 34:34 レナ:Lv121 クロード:Lv125 セリーヌ:Lv116 プリシス:Lv117 アシュトン:Lv117 ウェルチ:Lv115 ディアス:Lv117 ノエル:Lv115 [#27] 7/10 ついに試練の洞窟も最終フロアだ。BGMも変わる。 地下13階「昂翼天使の聖窟」 仕掛けは2つのレバーを上げるだけ。それでボス部屋の扉が開く。 だが、歩くべき距離は長くエンカウントがかさむ。 強敵ばかりの上に、タイムストップを使うドリームシェイドが混ざっている。 ソウルマスターは新たな強敵。 使用するエクスティンクションは、2000ダメージが5回以上連続ヒットする。しかも無属性だ。 出くわしたら速攻リフレクションを使うしかないが、ドリームシェイドがいると使わせてくれないことすらある。 勝率は50%といったところ。 ロック・デーモンはミスリル・イーターの上位種で、ルーズペイタンスしか使わない。 手を出さなければ何もしてこないってことだ。逃げるべし。 Lv126。Blackは未知の領域に踏み出した。 これまで26年にわたってSOシリーズと付き合い、隠しダンジョンにも挑んできたが 最高レベルはPSP版のSO2で到達した、Lv125だった。 SO3はイセリア撃破までオールクリア、SO4も2枚羽のイセリアまで討伐したが、ここまでレベルを上げる必要は無かった。 そして―― ガブリエ・セレスタの登場だ。 このSO2から、スターオーシャンにおける隠しボスの常連として君臨する。 BGMは、ルシフェル戦と同じく「The incarnation of devil」。 HPは180万、光属性を吸収する。 物理攻撃は正面に十字架を飛ばす、ホーミングするリングを投げる、マギウス族のようにフィールドを飛び回る技の3種類。 ATKが非常に高く、1発か2発で倒されかねない。 特に、3つ目の高速回転は紋章術以外では止められない。 さらに、スターガードと同様に防御時に星を飛ばす。 安易に接近戦を仕掛けようものなら返り討ちだ。 紋章術は、スターフレア、ノア、フェーンを使用。 ワイズ・ソーサリア同様に威力は大幅に下がり、1発くらいは食らっても問題ない。 だがその代わり、ほぼ無詠唱で使ってくるようになった。 可能な限り装備で防ぎたい。 レナとセリーヌは、風・光無効のミラージュローブがあるのでかなり簡単だ。あとはアクアリングを装備すればいい。 前衛はやや難しいが、新登場の深王の腕輪が水・風無効だ。これがあれば対策しやすい。 アクセ枠を使っていいならシルバーアンク、あるいはギャラクシア、リフレックスと組み合わせよう。 紋章術といえば、ガブリエは光属性吸収なのに こちらのAIは構わず光属性の紋章術を使いまくる。 メテオスォームなど使おうものなら、ガブリエのHPが8万以上も回復するではないか。 この点において、今作のAIは従来版より弱くなった。 戦闘の前に設定しなければならないが、紋章術のON/OFFを設定しよう。 エクスプロード、サンダーストーム、サンダークラウドなどを使わせる。 可能であれば、前衛も遠距離で戦いたい。 ディアスの空破斬が効果的だ。 しかし、あえてCOM任せにしてクロードを操作するのも手。 2度目の挑戦で、ガブリエに勝利する。 調子のいい時なら、3分ほどで勝てる。従来版よりタイムは短縮できるだろう。 昂翼天使の腕輪を入手。火属性吸収、他属性半減、さらに攻撃時に星が飛ぶ。 アシュトンに装備させるのがベストだろう。 帰りは敵シンボルが出現しない。 「Star Ocean Forever」をバックにウイニングランだ。 地下10階では扉が全部開いているので、逃した宝箱があれば回収しよう。 34:58 レナ:Lv128 クロード:Lv132 セリーヌ:Lv123 プリシス:Lv124 アシュトン:Lv124 ウェルチ:Lv121 ディアス:Lv125 ノエル:Lv121 [#28] 7/11 セントラルシティにて、重要なPAが発生する。 いきなり言われても……と迷っている間に、レナの目の前で消えていった。 フィリアが落としたのは、イスラフィルティアというペンダント。 SO1と2に登場し、いずれでも女性の術士(レナ、セリーヌ、ミリー、エリス)のみが装備できる。 このPAが条件になっているわけではないが、関連しているのでまとめて扱おう。 ナール市長から聞いた話や、ネーデの住民の間では 十賢者はネーデを、そして宇宙を支配しようとする侵略者という話で通っている。 ネーデ新聞社のチサトが話すところだと、十賢者に関する見解はあらゆる文献で統一されたものになっている。 1人くらいはひねくれた解釈をする者が現れてもいいだろうに、それが全くいないというのだ。 ――だが、その裏には知られざる真相があった。 ネーデのあらゆる文献から削除された、裏の歴史である。 その真相は、ノースシティのデータベースに機密情報として保存されていた。 これを見るためには、チサトやギヴァヴェイ大学のレイファス室長の協力を得る必要がある。 チサトが仲間にいる場合、このイベントを進める際はPAを起こそう。 十賢者の真実、それはかつてネーデで作り出された生体兵器だった。 SO1のジエ・リヴォースのような超人類と同じく、紋章化学を使った強化人間だという。 その目的は、反ネーデ勢力への対策と防衛だった。 紋章化学による遺伝子改造人間は、実はSO4までBSを除く全作品に登場する。 それほどまでに多くの科学者が手を出したくなる、あるいは出さざるを得なくなる禁断の技術だというのか? 十賢者プロジェクトはランティス博士のもとで順調に進み、9体の賢者が完成。 だが、博士の一人娘のフィリアが反乱軍のテロで犠牲になり それを知った博士は、十賢者の目的を「全宇宙の破壊」に書き換えた。 博士はネーデ軍に追い詰められ、自殺した――とされていた。 ところが、その前に開発中だったガブリエルに自身とフィリアの思考ルーチンを移植しており 今もガブリエルは博士の意志のもと、その目的を果たすべく動いている。 フィリアのPAを見た時点で、フィーナルにいるガブリエルが強化される。 戦闘前の会話も、明かされた真相を前提としたものに変わる。 フィリアの思考ルーチンはリミッターでもあったが、それが消えたことでガブリエルは真の強さを得る。 HPは2,950,000に上昇、光属性以外を半減する。 途中でタイムオブトゥルースを使わないが、逆に言えば最初から全力で来る。 要注意はディヴァインウェーブ。DEFが1500くらい無いと、これひとつでKOされる。 通常攻撃も、タイムラグ無しで遠距離に当たる。狙われたら走って回避は無理だ。 紋章術と神曲は強化前と同様。 やはり移動しながら詠唱するが、従来版に比べ移動速度は下がった。 従来版では紋章術が全体に5桁ダメージの凶悪技だったが、今回は大幅に弱体化。 とはいえ、アースクエイクと神曲のコンボには注意したい。 ディヴァインウェーブに備え、遠距離から攻撃できる前衛を参戦させる。 ガブリエと異なりスターガードは無いので、リヴァイバルカードを使いつつ接近戦もありだ。 紋章術は光属性を使おう。メテオスォームを決めれば6万ダメージが入る。 全力をぶつければ、6分ほどで勝てる。 そして、もう一度エンディング。 最後のメッセージが初回とは異なる。このメッセージを見ることができれば、SO2を制覇したと言えるだろう。 少なくとも、従来版では。 「進化を止めた生物に、生きる価値はあるのだろうか……?」 37:10 レナ:Lv143 クロード:Lv146 セリーヌ:Lv138 プリシス:Lv137 アシュトン:Lv136 ウェルチ:Lv134 ディアス:Lv143 ノエル:Lv134 [#29] 7/12 スターオーシャン2における頂上決戦に挑む時が、ついに来た。 イセリア・クィーン。それが相手の名だ。 このSO2で初登場した後、SOの隠しボスとして君臨する。 今作では、ガブリエからもらった白銀のトランペットで「悪魔の旋律」を演奏すると現れる。 悪魔の旋律は、演奏すると強敵が現れる楽曲だ。 相手は特技Lvごとに設定されている。 従来版では現在の特技Lvに対応する相手としか戦えないが、リメイク版では相手を選択できる。 一気にLv10まで上げて問題ない。 全員に勝利すれば、チャレンジミッションをひとつクリアだ。 肩慣らしにLv9までの相手と戦ったら、Lv10の悪魔の旋律を演奏しよう。 HPは350万、メテオスォーム、シャドウフレア、ワードオブデスを使用する。 女王乱舞など、物理系の技はガブリエと共通。 紋章術はシルバーアンクひとつで全て防げるが、アクセ枠は他に使い道も多いので悩みどころ。 イセリアのスターガードに備え、必中武器を装備するのも手。 クロードとディアスのマーヴェルソード、ウェルチの指し棒いくぞオルァ!が使える。 ただし前者はATKがかなり下がるので注意したい。 後者は男性を1人バトルメンバーに入れる必要がある。 覚えておきたい戦術のひとつが、サークルトレイン。 イセリアが操作キャラを狙っている時、円を描くように逃げ回ると 相手はただ追いかけてくるだけで攻撃しない。 アイテムや紋章術で、態勢を立て直すチャンスだ。 ヴァリアントブーツなど、移動速度が2倍になる靴を装備していればイセリアの速度にも対抗できる。 この最高ランクのバトルで、もうひとつ役立つのがGUTS効果。 倒されるダメージを受けても、GUTSが高ければHP1でしのげる可能性がある。 従来版でも頼りになった効果だ。 GUTSを上げるには、ポーカーフェイスのスキルを上げよう。 装備できるキャラはオーディンヘルムを。 強敵だったが、それでも従来版よりは勝ちやすくなっただろう。 7分15秒で勝利した。 これにて最強の敵に勝利……というのは従来版での話だ。 リメイク版では、イセリアすら上回る強敵が新たに現れた。 ここまで来た以上、もちろん挑戦する。 37:30 レナ:Lv152 クロード:Lv154 セリーヌ:Lv148 プリシス:Lv143 アシュトン:Lv143 ウェルチ:Lv141 ディアス:Lv148 ノエル:Lv141 [#30] 7/28 試練の洞窟をクリア、そしてイセリアにも勝利した。 残している最上級ボスに挑もう。 まずは、レイドエネミーのザフィケル、ミカエル、ルシフェルに勝利。 後者2人は属性防御無効で戦うため、地力勝負になる。 Lv130、かつ試練の洞窟で集めた装備があれば、勝負できるだろう。 次に挑むのは、闘技場のチャレンジバトル。あと3つ残っている。 15. 裏サバイバルバトル(推奨Lv200、個人戦) ヘル・サーヴァント ⇒ヘルマスター ⇒アウルベア ⇒ガブリエ・セレスタ 誰も制覇したことがないという、幻のサバイバル。 4戦のみだが強敵揃い。先鋒からして、表サバイバルでは最終戦の相手だったヘル・サーヴァントだ。 とはいえ、ここまで来れたなら3戦目までは勝てる。 問題は4戦目、1人でガブリエに勝たなければならない。 回転攻撃をしている間は手が出せず、その間にシールドを回復される。兜割ブレイク戦法は適さない。 アイテムで止める手も考えた。ある程度近づけば、フレアボムが当たる。 だが、それで回転攻撃を止められるかは安定しない。この戦法もおすすめできない。 選手交代、ディアスで挑む。 装備は写真のように設定。試練の洞窟の時と同じく、水・風・光属性を対策したい。 中距離を保ちながら、空破斬で攻撃しよう。 表サバイバルと異なりアイテム持ち込み可なので、常時リヴァイバルカードを維持する。 これで勝利できた。 報酬は深蒼剣プラネットティア。ついにクロードの新・最強武器が手に入った。 早速アッシュクリスタルで強化。 ATK3400はエターナルスフィアの2倍以上、はやて、ブレイカー、オーバーロードの発動率2倍、さらにシールド削り値が3倍に強化される。 16. 十賢者再び(推奨Lv200) 4戦目までは「十賢者ラッシュ」と同様だが、最後のガブリエルが強化版になった。 とはいえ、推奨Lv200の難しさは無い。 入手経験値は6,053,000。エクステンドカードを使えば1000万の大台にも乗るだろう。 報酬は結界の紋章。被ダメージを20%カット、さらに20%の確率で反射する。 17. 昂翼"双"天使(推奨Lv200) ガブリエとイセリアを同時に相手にする。 その難易度は今作最高と言っていいだろう。 2体同時に回転攻撃を使われたら、かわすのも難しい。 COM操作ではまず回避できない上、1発か2発で倒される。 サークルトレインでの時間稼ぎも不可能ではないが、難しくなったのは想像できるだろう。 イセリア戦と同じくウェルチを起用するが、今回はディアスを操作する。 武器もマーヴェルソードを使わない。ATKを重視する方が、結果として勝率は上がると判断した。 役立ったのが、極限のザフィケルから入手したアスラヘルム。 背後からの攻撃も防御できるのは、回転攻撃に対応する上で非常にありがたい。 狙いを絞ることすら簡単ではないが、それでもHPの低いガブリエから狙いたい。 イセリアだけになれば、勝機は見いだせるだろう。 このバトルに挑戦できる時点で、単独のイセリアには勝利している。 10回くらい挑戦して、ようやく勝利した。15分30秒の長期戦だった。 そして、チャレンジバトルを全制覇した。 チャレンジミッションのひとつにもなっており、超豪華な報酬が手に入る。 さて――残すは最後のレイドエネミーのみ。 再びVRエクスペルに行き、アーリアのすぐ近くにいるその敵に挑む。 極限のガブリエル――この冒険で最後に残った強敵だ。 HP400万、光属性以外を半減する。 そして、移動速度がフィーナルの真・ガブリエルを上回る。 従来版と同様の、常軌を逸した速さだ。 各種の紋章術と神曲は真・ガブリエル同様だが、問題はさらに上がったATKからの物理攻撃だ。 一発で9999ダメージを当たり前のように叩き出す。 全体に7500の神曲もあり、戦線を維持するのは不可能だ。 所持ファクターは「ブラッディ装備封印」。 HPとMPが高速でスリップするが、0になるまではあらゆる攻撃を無効化する。 従来版から有名な、最終兵器とも言うべき装備だ。 今回はこれが使用できず、正々堂々と勝つしかない。 もっとも、Blackは最初から使うつもりなど無いが。実質ノーハンデだ。 試した作戦のひとつは、フェイズガンを使ってクロードが1on1を挑む。 射程が長く、ディヴァインウェーブも回避しやすい。 アイテムで回復、さらにリヴァイバルカードを維持する。 この作戦の場合、通常攻撃は必要ない。 アクセ枠は属性防御に回そう。半減では足りない。ひとつでも多く無効を作るべし。 風と闇は必要無いので、それ以外の属性を。 が、リヴァイバルカードを20枚使い切ってもまだ決着がつかない。 序盤と終盤は普通に戦って、中盤に1on1の時間を作った。 最後の抑えはディアス操作に切り替え、空破斬で狙う。 もうひとつ、1回でも多くアサルトを使ってダメージを稼ぐ。 当てやすさを考えて選びたい。リザーブに術士がいれば第一候補だろう。 あとは出の速いラティか、外すことも多いが威力の高いレイモンドか。 18分10秒も戦って、なんとか勝利。 入手経験値は15,150,000、怒涛の8桁だ。 パーティ1位のクロードはLv167まで上がった。これがBlackの新たなSOシリーズ自己ベストになる。 これにて、今回のプレイングを完了としよう。 難易度Galaxyで、一通りの最上級ボスに勝利した。 CLEAR 2024.7.28 18:53 新しくなったスターオーシャン2の物語は、終点にたどり着いた。 前情報の通り、従来版とはゲーム性が大きく変わった。 バトルにおける操作感はあまり変わらないが、クリエイト周辺のシステムに手が入り さらにバトルスキルや紋章術の仕様などの変更が大きい。 レベルも上がりやすくなり、自パーティを大幅に強化しやすくなった。 その分敵も強くなったのは、Blackとしては理想的な方向での調整だった。 十賢者や隠しボスは攻撃力が非常に高く、真っ向勝負すると戦線を維持するだけで大変だ。 ただ防御面はこちらの火力上昇に追いつけておらず、張り合える実力があるなら従来版よりも短く勝てる。 とはいえ、終盤やクリア後は詠唱中SAのボスが多く、大味な真っ向勝負になりがちだったが。 こういう場合、難易度を上げても勝てるのかが問題になってくる。 2008年のPSP版初回と比べ、プレイ時間はわずかに今回の方が長い。 しかしエンカウント数は637回から半減以下、Lvも平均120.4から159.9に大幅上昇。 その一方、全滅回数は大きく増えた。 実のところ今回は数えていないが、30回以上はありそうだ。 ストーリーは従来版通り。 PAはPSP版準拠。PS1版でPAが少なかった仲間を中心に、追加PAが作られた。 が、今回は削除された台詞がいくつかある。残念なところだ。 SOの伝統通り、1周では全員の仲間候補を迎え入れることができない。 さらに今作は主人公から選ぶこととなる。 SO2では、ストーリーには言うほどの差は出てこないが PAまで含めると結構な違いがある。 さて、次にSO2の物語を手に取る時は、どんな形でプレイしようか? またリメイク版をやるか、PSP版に戻るか、そして難易度を上げるか上げないか。 主人公やパーティ編成も含めて、いくつもの可能性がある。 |