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ガムザッティの感動おすそわけブログ

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gamzatti@ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

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gamzatti

gamzatti

2007.02.16
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カテゴリ:日本映画
木暮実千代、若尾文子主演の芸者もの(昭和28年)。
とにかく、木暮が輝くばかりに艶っぽい。艶っぽいけど品がある。
花街の、男が女をどうものにするかという話を描きながらも、
溝口監督はいわゆるメロドラマだけに終わらせない。

たとえば
「外国からの観光客は、フジヤマ、ゲイシャを日本の文化だと思って来る、
言ってみれば無形文化財みたいなもの。
せいぜい精進して、芸を磨きなさい」と、
茶道の先生からはっぱをかけられるところがある。
「戦争が終わって新憲法のもと、芸者にも基本的人権はある。
いやな男に言い寄られたら、訴えてもいい」
お花のお師匠さんと、そんな話をするところもある。

しかし、実際の祇園にそんなことは通用しない。
通用しないが、それでいいのか?
そう思わせる力が溝口にある。

木暮実千代の背中が泣いている。
弱いものは、肩寄せあって生きていくしかない。

吹っ切れた木暮が、妹分の若尾文子に
「今日からウチがあんたの旦那や」という、ラストシーンが好きだ。

50年以上前の映画だけれど、八坂神社や小路のたたずまいなど、
変わらない京都の悠久さも堪能できます。
まだ少女のような若尾文子の輝きも素敵。

*2006年9月11日のMixi日記をもとに書きました。

恵比寿ガーデンシネマでの上映スケジュールはこちら。
2/21、22の二日間だけなので、ご注意ください。

また、収録されているDVDは溝口健二 大映作品集vol.1 1951-1954







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Last updated  2007.02.16 07:40:58
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