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テーマ:本のある暮らし(3173)
カテゴリ:本・雑誌
「えるこみ」というサンケイリビング系のサイトの「ミセスブロガーズ」に登録していることがご縁で、
今回「ミセスが選ぶBOOK大賞」の選考会に関わることになりました。 主婦の目で選ぶ本、というコンセプトで、 ★「主婦力をアップさせてくれた本」 ★「夫に読んでもらいたい本」 ★「ベストセラーの予感!の本」 の3部門があります。 11月5日までに「リビング新聞」の読者からあがったノミネート作品は、 上から187冊、118冊、126冊! 「得票が多いもの」「推薦内容がしっかりしているもの」を中心に、 事務局サイドで各部門30冊にしぼったものを、 昨日、第一回選考会でそれぞれ20冊セレクトしました。 その模様は、えるこみのサイト内「ミセスの本棚」をごらんください。 この選考会で、私がもっとも印象的だったのは、 最初に挨拶に立ったサンケイリビング社の方の言葉でした。 「ミセスが選ぶ文学賞を始めることになった時、 いったいどんなものになるのか、 他の賞とそれほど変わらなかったらつまらないなー、との不安もありました。 でもフタを開けてみたら、 さすが女性ならではの価値観というか、 独特の本が並んでおもしろかった。 そして何より、みんな本が好きなんだ、活字離れの時代と言われているが、 みんなよく本を読んでいる、それも様々なジャンルのものを、 ということを再認識しました」 さて、 各30冊のラインナップを見てみると・・・。 「主婦力をアップさせてくれた」というと、 おそうじとかお料理とか、そういう実用的なものに関する本を連想しますが、 家族をテーマにした小説や、 女性の生き方を見直すような心理学ものなどもあり、 「主婦力」の幅の広さを実感しました。 「夫に読んでもらいたい本」でも、 子育て本、健康本、ビジネス本、哲学本、そして少年時代を思い出す本、と ジャンルが多岐にわたっています。 この二つは、自分の経験とか、周りの主婦の考え方などを参考にして 意見を言えたのですが、 「ベストセラーの予感!」というのは、難しかった。 何せ、 「今ベストセラー」じゃダメなんですもの。 BOOK大賞は、最終的な選考が2月21日。授賞式は3月。 つまり、3月時点で売れてないと「ベストセラーの予感!」にならない~! ここでは選考委員のうち、取次店(本屋さんに本をおろす仕事)の方の意見が とても参考になりました。 「タレント本は、寿命が短い」とか 「これは数年前にブレイクしました」とか 「この類の本は、なかなかベストセラーというわけにはいきません」などなど。 選考委員に出版社の人がいないのは、 自分の出版社から刊行した本を推したりできないように、との配慮なんですって。 取次店は、出版社を問わず、さまざまな本に関わっていて、 その上その「量」も実感しているので、 とても説得力がありました。 11月29日にノミネート作品が公表されましたら、 随時、それらについての紹介もしていくつもりです。 投票は12/1~1/31の2ヶ月間。 リビング新聞(フリーペーパー)を読んでいない人も、投票できるので、 好きな作品があったらどんどん投票してくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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