|
カテゴリ:くらべて観る、くらべて読む
【DVD】初限)ダーク・ウォーター プレミアム 日本のホラー映画「「仄暗い水の底から」のハリウッドリメイク版。 原作は「リング」の鈴木光司。 どちらかというとホラーは苦手だが、そんな私でも「リング」は怖かったし名作だと思っている。 しかし、黒木瞳主演の「仄暗い…」は、私は評価していない。 単に「来るぞ来るぞ~」の仕掛け作りばかりが目立ち、怖がらせるのだけが目的の気がして…。 鈴木光司は最強の主夫作家と自称して、 親子関係や家庭の大切さ、かけがえのなさを常に口にしている。 そんな彼の気持ちの深さをしっかり受けとめ、 単なるお化け映画の枠にとらわれず、 「家族を失う」壊さ、コミュニティー崩壊のうすら寒さまでしっかり描いたハリウッド版に、 私は一票をあげたい。 夫婦関係の崩壊が、いかに子供を追い詰めるか、子供にとって母の存在がいかに大きいか、 逆に母が子供をどうやって守るかなど、 エキセントリックなホラーでありながら、 誰にでも起こりうる恐怖に普遍化している。 日本映画「仄暗い水の底から」がダメだった人には、 強くオススメ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.27 10:18:43
コメント(0) | コメントを書く
[くらべて観る、くらべて読む] カテゴリの最新記事
|