アファーメーション炎上ブログ

かりんです。

今日は、私のことちょっとだけ話させてね。

私ね、小さい頃からずっと「先生」になりたかったのね。

小さいって、、どれくらい小さいか、って言うと、、８歳ぐらいから。

その夢はそのまま１４年間、私の中で生きてたの。

そのためだけにずっと勉強してきたのね。

そして、２２歳の時、私は、当然、先生になるはずだって自分で思ってて

周りもみんなそう思ってたの。ずっと、言ってたから。

でもね、その年の採用試験は・・・不合格だった。

自分でも何が起こったから分からないぐらい、パニックになって、でも、現実は

消えてくれなくて、「先生になれない」って事実だけ残ったの。

もちろん、浪人しようって思ったよ。でもね、それが許されない状況だったの。

それで、私は就職して、仕事しながら採用試験に向けて、

またスタートしたんだけど現実は厳しくて、両立がうまくいかなかった。

そして、そんな時間の中、私に、人生の中でのもう１つの転機が訪れたの、

そう、結婚ね。

福岡から誰も知り合いがいない大阪に来て、今度は大阪で採用試験を受けようしたんだけど、

３年のブランクを埋めきれずに、私の「先生」への道は、絶たれてしまったの。

でもね、私は諦めなかった。諦められなかった。

学校が無理でも、他に道はあるはず。そう思ったの。

塾の先生・・・ね。

そして、どうせやるなら自分で始めようって思ったの。

でも、いざとなると、知り合いもいないし、資金だってないし…

どうしたらいいか分からなくて。

でも、先生になりたい。その思いだけは、どんどん強くなっていったのね。

これが、最後のチャンスだ、って思ってたし。

だから、私は歩いたのね。近所をまわって、

その辺りにいるお母さんたちに話きいてもらって。

そして、やっと、生徒ちゃんが２人来たの。教室は、台所の食卓。

ちっちゃいから足が届かなくてやってる間、ずっと足をぶらぶらさせててね、

それがとっても可愛くてね。

たった二人だったけど、台所の食卓だったけど

でも、それが私の「先生」の原点。

それから、時間が流れて行く中で、少しずつ生徒ちゃん達も増えてきて

双子っ子が産まれて、私自身がママになって。

本当なら、ここで、「先生」は中断のはず？？なんだけど、

私は、自分で開いた夢の場所からどうしても離れたくなくて、

子育てしながら、ずっと続けてきたの。

若かったからね、無鉄砲なこともやったかもしれないね。

でも、必死だったから、なんでも出来るって思ってたのね。

実際、ギリギリのスケジュールを組んで走り通しの毎日だった。

それから、双子っ子が大きくなるに連れて、生徒も多くなって

そして、教室も借りるようになって。

台所から始まった塾ももうすぐで１８年。　ずっと走ってきた。

でも、たぶん、「今」が今までの人生の中で一番苦しい時だと思うの。

体も心も崩れそうになる。夜中、動くのも苦しくて床にへたり込む時もある。

教室を閉めて家に帰る車の中で訳もなく涙が出てくる。

誰もいないとき、大声で泣く事もある。

苦しい、本当に苦しい。

でも、私は、それでも頑張るって決めてる。

それは、今いる場所が自分で開いた夢の場所で、大好きな場所だから。

そして、何よりも子ども達に囲まれている自分が、一番輝いている自分だ。

ってそう思えるから。ここも同じね。

ここに来ると、頑張るみんなのエネルギーを感じる事ができる。

もし、先生になってなかったら、みんなにも出会えなかったわけだしね。

そして、誰に強制されたわけじゃなく

今、ここにいるって決めたのは、私自身だからね。

「先生になるけんね」と言った時から３４年経った今、

ここに来るまでの道は、簡単じゃなかったし、今も楽じゃない。

でも、私は、今、また新たな夢に向かって進んでるの。

４２歳にして持つ、新たな夢。

出来るかどうか、未知数だけど、でも、私は進んでいこうと思ってるよ。

頑張りきれるところまで絶対に頑張ろうって思ってる。

がんばれ、って言う大人として、恥ずかしくないように

きちんと頑張りたいって思ってる。

それは、諦めなければ、絶対に、道は繋がるって私は知ってるから。

だから、私は、ここのみんなにも伝えたいんだ。


夏の終り。
秋に向かう風が吹く季節
心、まっすぐ　
心眼、輝かせ
己が進む道を見失う事なく
前に進めよ、我が愛しき子たち



夏が終わって、これから先、

みんなの道が曲がりくねった道になるかもしれない。

坂道になったり、山道になったり、決して平坦な道じゃないかもしれない。

でも、絶対に、諦めないでほしい。絶対に進んでいって欲しい。

どんなに小さくても苦しい時に、必ず１歩出せば、自然と前に進む。

自分の力を信じて、自分の未来を信じて、進んで欲しい。

そうすれば、

みんなの未来は、必ず、輝くはず。　

みんなの未来は、必ず、輝くはず。

みんな、がんばろうね。

絶対に、がんばろうね。