ガネーシャの頭は なんで象なん?の巻 |
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ある日、パールヴァティーは自分に忠実な子供を自分の垢から作ってんな。
パールヴァティー「ママ、ちょっとお風呂に入るし見張っといてな~」
そこへ、シヴァが帰ってきてん。知らん男の子が家に通さへんし、めっちゃ怒んねん。
シヴァ 「なんやて?おまえ誰やねん?ココわしの家やぞ。通せや!」
ガネーシャ 「絶対、通さへんもんねぇ~」
めっちゃ怒ったシヴァはガネーシャの首を切ってしもてん。お風呂から出てきたパールヴァティーはそりゃ怒るわな~
パールヴァティー「なんちゅう事してくれてん!うちの可愛い子供にぃ<<<どないしてくれんねん!」
またカーリーになったら困るし、シヴァはなだめんねん。
シヴァ 「よっしゃ、よっしゃ、わかった。う~ん。最初におうた(会った)動物の頭つけたら生き返るって天声が聞こえたしナンディーに探してきてもらうしな。それで許してぇな~」 |
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シヴァ 「ナンディーちょー頼みあんねん。ガネーシャは北向いてた時、首切ったし最初におうた北向いてる動物を探してきてくれへんか。」
ナンディーが最初におうた北向いてる動物はインドラの象やってん。そりゃもの凄い戦いになってんけど勝ってな、インドラの象の首切って持って帰ってん。
シヴァは男の子に象の頭を付けたって生き返らしたってん。パールヴァティーも喜んで喜んで。そりゃ溺愛しはって、皆仲良く暮らしたっちゅう話やねん。ほんでガネーシャの頭は象ってわけやねん。
ところでな。インドラの象のことが気になったシヴァは、
シヴァ 「頭のない象を海に投げてみぃ。ほんなら生き返るし二度と死なんようになるで」って賠償しはってん。
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教訓 一、
人のもん壊したら親が賠償しなあかん。殺してもうたらシヴァと違うし生き返らせへんな。どう賠償すんねん?家族皆、路頭に迷うっていうこっちゃ。
教訓 二、
ガネーシャは不幸な生い立ちと障害をもってるわけやけど、一生懸命勉強しはってん。ほんで「マハーバーラタ」叙事詩を口述筆記するほどにならはってんな。ちゅうことは五体満足に生まれたら、もっとがんばれるはずやわな~ |