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アラフィフおやじの温泉やITや中国や道の駅のブログ

アラフィフおやじの温泉やITや中国や道の駅のブログ

2010年GW東北4県と新潟(佐渡)遠征(1)

 

2010年GW宮城~秋田~山形~新潟(佐渡)~福島遠征(1)



昨日まで3泊4日で行ってきた今年のGW遠征をたぶん10日以上かけてレポートいたします。冗長になりますがよろしければお付き合いください。

今回の遠征は何か所か行ってみたい南東北の温泉と、佐渡島をメインの目的地として回ることにしました。今乗っているマイカー・カリーナがもう足掛け11年となったので、予約から半年待っている新車プリウスに間もなく乗り換えるのですが、最後のカリーナ長距離遠征ということで10年以上付き合った愛車とのお別れ遠征という位置づけもございました。

全体ルートはこちらのGoogleマップからどうぞ。

1出発3:42

30日未明、3:42自宅近くの駐車場を出発。こんなに早く出発したのは、GWの渋滞というよりはひとつめの目的地、宮城県の鬼首温泉郷の峯雲閣の日帰り入浴可能時間が10~13時と短いので、これに間に合わせるためでございました。

2佐野SA4:39

4:39、佐野SAです。いつものウサギはほとんど寝ていたようですが、ニワトリが横で朝の雄叫びをしておりました。

3佐野SA4:40

このころ、もう空が明らんできました。

4那須高原SA5:43

5:43、那須高原SAです。

5安達太良SA6:27

6:27、安達太良SAです。福島県に入りました。

6国見SA7:37

7:37、福島県の北端、国見SAです。

7牛タンコロッケ7:46

宮城県に近いので、牛タンコロッケで腹ごしらえ。

8鶴巣PA8:37

8:37、宮城県の真ん中あたり、鶴巣PAです。この先の古川ICで東北道を降り、鳴子温泉郷方面に向かいます。

9あら伊達な道の駅9:16

9:16、大崎市のあ・ら・伊達な道の駅です。フランス語っぽい斬新な名前の道の駅。数多く道の駅には行きましたが、この名前はちょっと変わっています。。

10伊達政宗9:16

中には伊達政宗の鎧などが展示されてました。

11鬼首温泉入口10:01

時間があれば立ち寄りたかった鳴子温泉郷に後ろ髪をひかれながら通過、10:01、鬼首温泉郷の入口まで来ました。「鬼首」は「おにこうべ」と読みます。18年前に仙台勤務したときに、この名前に惹かれましたが、来ることはありませんでした。目的地はこの鬼首温泉郷の吹上温泉・峯雲閣という旅館です。

12峯雲閣10:10

10:10、峯雲閣に到着。ここの売りは、自然の滝壷が露天風呂になっている野趣溢れる露天です。

13峯雲閣の滝つぼ10:53

10:53、風呂上り後に写した滝壷。手前にも露天風呂や内風呂があります。あいにく、旅館に入るときに「今日は滝壷は温くて入れませんよ。露天風呂は大丈夫ですがそれでもいいですか」と話がありました。入ると数名先客が来ていて、うち二人のにいちゃん?が滝壷に入って写真を撮っていました。二人とも温泉ツウのようで、マイおけや飲泉用のマイ湯呑みまで持参。二人の会話を聞いているといろいろな秘湯系の温泉地に行っているようでしたが、不思議だったのは同じ歳くらいの友人同士に見えるのにお互いになぜか敬語。彼ら二人とはこのあと行った別の秘湯系・泥湯温泉でも会ったような気がします。一度真面目に情報交換でもしてみたいと思いました。。

その後私も滝壷に入ってみました。確かに冷たかったものの、サウナ後の水風呂くらいの20度弱くらいの温度だったので、少し雰囲気は味わえました。あとで旅館の方に聞くと、例年であればこの時期は普通に滝壷に入れるのに、今年はなかなか温度が上がらないとのこと。いずれまた普通に入れる時期に来てみたいところです。

14峯雲閣11:03

11:03、峯雲閣出発前に表の看板を一枚。

15かんけつ泉11:15

11:15、先ほどの峯雲閣のすぐ近くに「かんけつ泉」があります。入場料を払って中に入ります。

16かんけつ泉雲竜11:16

いくつかの間欠泉が点在しているところです。

17かんけつ泉玉乃湯11:16

これは間欠泉ではないですが、天然の温泉です。

18かんけつ泉弁天11:17

ちょうどこちらの間欠泉からお湯が吹き上がりました。あ、だからここは「吹上温泉」なんですかね。

19かんけつ泉の露天風呂11:19

ここにもちゃんとした露天風呂があります。残念ながら写真だけで。。

20かんけつ泉露天風呂外観11:20

今の露天風呂のところはこんなふうになっていますが、間欠泉を見に来た観光客がそのままの勢いで中に入ってしまうので、露天風呂に入る人はきっと見世物状態になってしまいます。。そんなことで一つ目の目的地・鬼首をクリア。鬼首方面から県境を越え、秋田県方面に入ります。。



GW遠征その2です。鬼首温泉郷のあとは県境のトンネルを越え、秋田県の湯沢市に入ります。この日宿泊する山形県の肘折温泉までは特に行き先を考えていませんでしたが、いくつかの候補(岩手県の夏油(げとう)温泉須川温泉など)に考えたところはちょっと遠すぎたので、距離的に近い泥湯温泉に行くことにしました。カーナビに泥湯温泉をセットし、快調に走っていたところ途中の泥湯温泉に分かれる道はまだ冬季閉鎖。この時期、まだたくさん通行止め区間があることにあらためて東北の山深いところの大変さを思い知ります。

21道の駅おがち12:25

そんなことで、遠回りする途中にあった、道の駅おがちで12:25一服。「おがち」は漢字では「雄勝」です。

22川原毛地獄13:08

泥湯温泉手前の山道で、13:08右側に川原毛地獄の蒸気が目に入りました。川原毛は2年前のGWの遠征で行ったところ。川原毛大湯滝という滝そのものが温泉になるということで有名なところですが、まだこの時期は先ほどの峯雲閣と同様、冷たくて入れないはず。

23泥湯温泉13:11

そして泥湯温泉に13:11到着。「絶対停車禁止」という硫化水素ガスが強いところをそろそろと通り過ぎて温泉街に到達。この雰囲気私大好きです。私の好きな万座温泉を非常に小ぶりにした感じで、温泉らしい硫黄の香りが漂う、東北でいえば八幡平、玉川、後生掛、乳頭などに共通する典型的湯治場風のところでございます。ちなみに駐車場は大半がまだ雪に埋まっており、泥湯の先の道路はまだ通行止めでした。

24泥湯温泉奥山旅館露天風呂13:19

泥湯温泉といえばたぶんここ、奥山旅館の露天風呂です。

25奥山旅館の碑13:19

奥山旅館の石碑が工事中でした。

26奥山旅館13:23

どこでお金を払ったらよいか迷っていたら、露天風呂から出てきた先客に教えられ、奥山旅館の本館?で500円を払いました。日帰り客は先ほどの露天風呂と、内湯っぽい半露天の両方に入れます。

27露天風呂入口13:24

露天風呂の入口です。

28見事な露天風呂13:31

こちらが露天風呂。う~む、酸性度が強く、硫黄の白濁した素晴らしい温泉でございます。こんなところを独占できて感動いたしました。。

29下から目線で露天風呂13:31

感動ついでに目線を少し下げてもう一枚。

30露天風呂と空吹き13:32

角度を変えて一枚。奥の方で地獄からもうもうと湯気が上がっています。

31天狗ゆ13:49

こちらは「天狗ゆ」という名前の半露天の内湯。写真は撮れませんでしたが、渓流に面して湯船が二つあり、こちらも最高でございました。泥湯温泉、いつか湯治で1ヶ月くらい滞在したいと思いました。

32三途川渓谷14:29

泥湯温泉を出発、湯沢方面の山道を走る途中にあった三途川渓谷のところで14:29停車。ここは2年前には通過しただけでしたが、「三途の川」と同じネーミングにちょっと気になっていたところです。

33三途川渓谷14:30

橋から見える三途川。確かに三途の川を彷彿とさせる恐さと寂しさを感じさせられました。

34JR新庄駅15:49

その後、15:49JR新庄駅前を通過。山形新幹線の延長後の終着駅なので駅が結構新しいですね。

35肘折温泉郷16:56

そして、16:56この日の宿泊地、肘折温泉郷に到着。肘折温泉は新庄市内から南下して山奥を結構走ったところにありますが、肘折に至る少し前の山はまだ一面が雪景色で感動しました。

36肘折温泉街16:56

こちらが温泉街。左側に「熱烈歓迎」の看板を出している旅館がありますが、中国人客はこんなところまで結構たくさん来るんでしょうか。。

37上ノ湯17:15

宿で共同湯の無料券をもらい、早速旅館の目の前にあった上ノ湯に17:15やってきました。

38丸屋旅館17:16

こちらはその対面にあるレトロな雰囲気たっぷりの丸屋旅館。泊まったのはここでなくこの左2軒先のゑびす屋という旅館でした。ゑびす屋ではここから車で10分くらいの山の中に石抱温泉という野趣たっぷりの露天風呂を持っているのですが、残念ながらまだ雪の中で無理とのことでした。なお、「石抱」とは石を抱かないと、炭酸の強さで体が浮き上がってしまうというからだそうです。。

39再び上ノ湯17:20

肘折温泉は開湯1200年という歴史的なところ。ここのお湯に入ると傷が治るといわれています。

40レトロな郵便局17:25

温泉街の中央にあるレトロな郵便局。

41山菜づくし19:13

19:13、こちらが夕食の山菜づくし。鯉の刺身、鮎の塩焼き以外は、こごみ、ウルイ、ニラ、山にんじんなどすべて山菜系。素朴な山菜料理はいかにも体に良さそう。こごみという山菜が特に気に入ったので、このあと随所で写真が登場します。。このあと旅館の内風呂でしばし疲れをとり、早めに床につきました。一日目の行程はここまで。



GW遠征その3です。日付は5月1日、肘折温泉の朝でございます。

42朝の肘折温泉7:00

肘折温泉では、温泉街で朝市を毎日やっているということだったので、7:00外を散策してみました。写真は元河原湯という旅館。ここは「日本秘湯を守る会」の会員旅館でした。立ち寄り入浴もできるようです。

43朝の肘折温泉7:03

肘折温泉街を流れる銅山川です。

44朝の肘折温泉7:09

こちらは上流側。滝の向こうが肘折ダム。

45朝の肘折温泉7:14

再び温泉街。小規模ながら朝市のおばさんが出ています。主に地元の野菜や山菜を売っていました。

46朝食8:28

8:28、旅館に戻り朝食。素朴な朝食ですが思わずお櫃のご飯を全部食べてしまいました。。

47石抱温泉は雪の中9:07

9:07、ゑびす屋をチェックアウト。フロントにあった石抱温泉の写真。次回は是非訪れてみたいものです。

48肘折温泉を上から9:21

肘折温泉街から新庄方面へは再び山を登ります。9:21肘折温泉を見下ろす坂の上から一枚。

49道の駅尾花沢10:02

山を降り、10:02道の駅尾花沢・花笠の里ねまるまでやってきました。尾花沢市といえば、2年前の遠征で訪れた大正レトロの温泉街、銀山温泉のあるところでございます。この道の駅は高速(無料)ICの入口にありましたが、前回はまだなかったかも。

50ウルイ10:09

昨夜食べたのと同じ山菜が気になって、いろいろ写してしまいました。これはウルイふきのとう。昨夜は宿のおばさんの「ウルイ」という言葉が聞き取れなくて申し訳ないことをしました。。

51山にんじん10:09

こちらは山にんじん

52こごみ10:10

そしてこちらは一番気になるこごみ。となりにアイコなんてのもありますね。これだけ山菜の量をみると、よく「山菜採りに行ってクマに遭遇」なんていう話があるのも理解できます。

53道の駅むらやま10:33

山形県をさらに南下、10:33道の駅むらやまです。ここは2年前にも立ち寄りました。

54さくらんぼ10:45

せっかくさくらんぼの産地に来ましたので、思わず買ってしまいました。いい赤色です。。

55蔵王温泉大露天風呂11:43

山形市を突き抜け、11:43蔵王温泉大露天風呂までやってきました。今回の主要目的地のひとつです。山形側にある蔵王温泉の一番奥にある野趣たっぷり、白濁・硫黄臭のある露天風呂です。しかし、今ここのHPをみると、蔵王温泉は開湯1900年て書いてありますね。肘折は1200年でしたが、それよりもはるかに昔。あいやー。

56蔵王温泉大露天風呂11:45

このござの向こうが露天風呂(男湯)です。女湯は建屋の向こう側。

57お湯神様12:19

30分ほど満喫させていただきました。こちらは湯あがり後12:19に撮ったお湯神様。天照大神のような神話の時代からこの温泉はあった、ということなんでしょう。

58パンフレットから12:25

実物は写せなかったので、ここのパンフレットをどうぞ。

59上山方面12:49

蔵王温泉から再び山を下り、途中12:49、上山(かみのやま)方面を見下ろしたところ。ここの見晴らしは最高でした。ちなみに蔵王は今は上山市なんですね。

60上山方面12:50

桜が満開のところを拡大してみました。

61道の駅いいで13:55

その後山形県南部を西の方角、新潟県方向に走ります。こちらは13:55道の駅いいでです。「いいで」は漢字では「飯豊」。

62芋煮14:07

山形県といえば芋煮。仙台勤務時に一度だけ参加した芋煮会を思い出します。

63ずんだ生どら焼14:18

このあたりでは「ずんだ」がたくさん売られてます。

64中はずんだアイス14:18

中はずんだのアイスが入ってます。こんな感じで計画的ながらも行きあたりばったりな道中が続きます。。



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