国内のニュース記事から。
7月にはいり、いろいろなニュースが飛び込んできます。 まずは、上海で高速鉄道の開通ニュース。上海と南京を結ぶ鉄道は従来の在来線では準高速鉄道が開通していてD列車としてCRH2が運行されていましたが今回は専用軌道が完成して南京と上海間を350km運転する高速鉄道として開通しました。更に上海では新たに上海虹橋駅も開業しここからも南京へ高速鉄道が開通しました。併せて地下鉄の虹橋駅も開業し空港との接続も便利になっています。 次に、中国の経済発展の礎とも成っているシンセン経済特別区がありますが、この特別区は過去外資系を中心に特別優遇処置があり、シンセン市でも第二ボーダーを設けて過去はここに入るには特別な特区への入境証が必要でした。このエリアでは他地区に比べて給与もよく憧れの的でもあったのです。香港に近いこともあり香港からこの特別区には簡易的なビザで入ることもkq農でしたが,中国の経済発展が進みボーダーとして管理を分ける必要も無くなりここ数年では入境証も不要になり誰でも自由に行き来が出来るようになっていました。 この特別区は周囲を塀や鉄条網で完全に隔離されておりまるで別な国に来たようなところでした。 同様に珠海市にも特別区が有りましたがここの管理はゆるく入境検査も早く廃止されています。 このシンセン経済特別区ですが今回からシンセン市全域が経済特別区に変更されています。 この趣旨は、給与待遇の引き上げと公害などに関する規制を特別区と他の地域では規制値が異なっていたのを特別区に組み入れて規制を強化する狙いがあります。 よって、シンセン市にある中小の企業は更に規制が厳しくなり維持管理が難しくなるでしょう。 人手に頼るような企業は内陸か他の国に移転を強いられるようになるでしょう。 中国は人件費が急激に上昇しています。 これは先日のストライキでもわかるように今の若者達は70后などの若い世代で3Kはきらいます。 いまの携帯やネットの普及から他の企業等の状況,情報が容易に入手でき、最低賃金では納得しなくなっています。 今回のストも給与というかトヨタの給与との差異や、福利厚生の差異を不満として起きているのです。 過去の世代は生活もゆとりもない世代で家に仕送りをするために汗水たらして働いてきましたが今の世代はできなくなっています。 もう人手に頼る企業はこの地では非常に難しくなっています。 事故のニュースですがシンセン市にある大型レジャー施設の東武華僑城の遊園地で事故が起き6名が死亡しており重傷者もでています。 現在3日間の遊園地の営業停止で閉鎖されており、これから原因究明を行ないます. これにより各地の遊園地での遊具の安全検査の徹底と、検査記録がない場合は運転禁止措置が取られています。 シンセン市にある古い遊園地の香蜜湖遊楽園ではジェットコースターが老朽化で運転停止となっています。 まあ、この遊園地はかなり歴史の古い遊園地で当時はここしか大型の遊園地はなく東洋一を誇ったものでした。今ではシンセン市には先の東武華僑城と歓楽谷がOPEN認め,今では閑古鳥が鳴いているようです。 事故の原因を一刻も早く解析し解決してもらいたいですね。 広州市ではアジア大会を目前に新しい規則が誕生しました。(面白いと言ったら叱られるかも知れませんが) その規則は道路に設置ししてあるマンホールの蓋が無かったり、破損している場合は警察もしくは管理部署に通報した場合,5時間以内に現場へ行き確認を行なうこと。更に修理が必要な場合は36時間以内に修理を行うというものです。 非常に良いルールで、歓迎しますがアジア大会が終わっても継続してもらいたいものですね。 喉元過ぎれば何時の間にか無くなると言うことがないように祈ります。 何分私のマンションの前の信号は故障してもう3ヶ月が過ぎていますが未だに放置されていますから。 マンホールのふたもきちんと蓋と枠をヒンジで固定して盗まれないように改造すべきですね。 実際,新しいマンホールは全て蓋は枠に固定されていますので容易には盗めませんから無くなっていません。固定されていない蓋は,泥棒に持ち去られています。