テーマ:虫!(814)
カテゴリ:病害虫
これ、葉っぱなんです・・・ワサビの。
▲脈だけになってしまった、スケルトンな畑ワサビ。 庭で畑ワサビを育ててもう長いのですが、毎年5月頃からこんな悲惨な状態になってしまいます。 こんなことする悪党は・・・ ▲全身黒づくめのイモムシなヤツ! 「ナノクロムシ(菜の黒虫)」と呼ばれる、カブラハバチの幼虫です。 アブラナ科の野菜などを食草にします。 アリッサムなどナズナ類にもつくようですが、ウチの庭ではワサビに限定して見られます。 アブラナ科なら何でもOKというわけでなく、選り好みをするみたいで・・・。 写真は体長1cmくらい。 葉の上にいる時は黒い色がよく目立ちますが、ピンセットで取ろうとするとポトリと地面に落ちて逃げ、土の色と同化するので探すのに一苦労します。 いちおう食べることを目標にワサビを栽培しているので、できれば無農薬にしたいのですが、薬を使わないとコレが大量発生し、結局ワサビは食べられないというジレンマに陥ってしまいます。 「自家製ワサビでお刺身」へ道のりは非常に険しいのでした。 ▲春に見られるワサビの花。(08年3月中旬撮影。) この花も食べられるのですが、摘むのがかわいそうでまだ一度も試したことがありません。 ツヤのある葉と花が見られる春は、ワサビの一番美しい時期です。 来年こそは、黒い芋虫に食べられてしまう前に食してみることにします。 →防虫を探す 【関連記事】
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