アンニョン！～韓国ドラマとダイエット探求～

とうとう終わっちゃったぁ～　それも切ない
雪平こと篠原涼子が公式HPでちらっと言ってた通りに切なくなっちゃったよぉ～(;_;)

【ネタバレあります。感情移入しちゃって･･･】
先週の予告では、雪平が元旦那の佐藤を射殺？！って所で終わっていたが
今日の最初でその筋書きがかなり意味のあるものだったと分かった～(^_^;)
やるねぇ～、製作スタッフ！すっかり騙されましたぜ～(~_~;)

実はその射殺の一日前に二人は会っていた。
佐藤は自分なりにこの事件の真相を追っていたのだが、連続殺人事件の容疑者として
全国に指名手配されてしまい、一人で行動するのは不可能と思い、雪平を呼び出したのだ。
彼がある程度分かったことは、この事件は雪平への復讐にあるのではないかと言うこと。
"小説型予告殺人"では雪平が犯人の瀬崎を射殺させることで、5年前に17歳の少年を
同様に射殺したことを思い出させて社会から糾弾させ、
"募金型身代金要求事件"では、糾弾された雪平の娘を誘拐させ雪平を悲しく屈辱を与え、
事件の解決のために元旦那との距離を近づけ、
"バツマーク連続殺人事件"ではその元旦那が犯人に仕立て上げることにより絶望を与える･･･
で、最後の仕上げとしてその元旦那、佐藤を雪平を射殺させようとしていると考える。
そして、その場面をきっと犯人は見に来るから、佐藤を射殺してから一番最初に現れた者、
それが本当の犯人だと、佐藤は考える。

雪平は佐藤の提案通り、佐藤に銃を向ける。そして現れたのは･･･

安藤だった～。

安藤の目的は、佐藤の考えたとおり復讐だった(;_;)
雪平が5年前に射殺した17歳の少年は、実は安藤の幼なじみで彼には悲しい過去があった。
雪平や世間一般にはその少年ユタカはパチンコ店の同僚5人を殺し、
店長を人質にしていると思われているが
実は、それはそうなるべき事実が隠されていたのだ。
安藤にとってユタカはとても優しい少年であるがゆえに、射殺した雪平が許せなかった。

大切なものを失った安藤は、どうやって雪平にそれ以上の苦しみを与えるか考えての復讐。
ああ、悲しすぎる(/_;)

全てを告白した安藤は｢死んでください｣と雪平に銃を向ける。
安藤と雪平はお互いに銃を向け対峙するが、雪平は銃を降ろす。
｢いいよ。それでお前の気がすむのなら撃って良いよ｣と。
なかなか撃たない安藤の前に、美央が現れる。安藤はすぐに銃をポケットにしまうんだなぁ～。
美央ちゃんに対しては最後まで優しかったのが、ものすごく救い。
美央ちゃんが話せるようになったことを喜んだり、彼女のために本を選んだり･･･。

で、安藤は雪平を撃つのを止め、やり残した仕事をするため立ち去る。
雪平によって、本当の犯人が安藤だということが捜査本部に伝わる。
それを聞いた安本と薫ちゃんの顔が悲しくて、とても切なかった～(;_;)

安藤は事の発端であるパチンコ店に向かう。原因を作った店長が今も生きていることが
彼にとってはアンフェアだったから、罰を与えるために･･･。
安藤がパチンコ店に向かったと確信した雪平は現場に向かうが、そこから銃声が聞こえる。
見えてきたのは店長に銃を向けている安藤だった。
｢私の目の前で人を殺させはしない。それがお前でも。｣
一瞬、安藤は微笑んだよね。かなり良い微笑み。
でもその後、表情を一変させ店長に銃を向け引き金を引こうとした瞬間、雪平は安藤を撃つ。
何で、心臓を狙っちゃうのぉ(/_;)
倒れた安藤に駆け寄る雪平は銃弾を全て込められてないことを知る。
｢バカだ、お前は。｣と泣きながら安藤を抱きしめる雪平。
安藤は本望だっただろうなぁ。

後日、安藤の部屋で雪平宛ての封筒を見つける。その中を見るとコインロッカーの鍵があった。
それが彼の始まりであり、終わりなんだなぁ～
コインロッカーに行ってみると、そこには雪平にあてたビデオレターがあった。

画面の中の安藤は｢これを見ているということは自分はこの世にいないのだろう。｣と言う。
出来ることなら、雪平の手で殺されていたいと･･･。
ユタカを失い店長が生き延びると言う不条理の中、地獄のような日々だった。
雪平への復讐だけが全てとなり、どうすれば最も効果的に復讐できるかそればかりを考えていたと、
安らかな表情で告白する安藤。でも、憎しみだけを原動力にして生きるのが疲れたと伝える。
そして「雪平さん。僕は、今さら信じてくれないと思いますけど、本当にあなたが好きでした。
この気持ちに嘘はありません。これは、誤算でした。
でも、本当によかった。復讐する相手があなたで」と打ち明ける映像はそこで終わる。
雪平は涙を流す。切ない(/_;)

最後のエンディングバックで、安藤の犯行シーンが流れてた。
今となっては、全部切ない(;_;)
でも、安藤は気づいていないだろうが本当の復讐は成し遂げただろうと思った。
確実に雪平は大切なものをなくしたし、一生耐えられないほど悲しいだろう。

ああ、久しぶりにハマった日本ドラマでした。
最近、切ないモードに入っていたので"切ない"という単語がひっきりなしに登場(^_^;)
今週はずーっと切ない気持ち引きずるんやろうなぁ～、私