コンフィデンシャル　トーク

FORTUNE ARTERIAL 初回限定版

今まで10回を余裕で超える転校を繰り返した主人公・孝平が今までの生活を変えるため依然すんだことのある街で全寮制の学校に通うこととなるが・・・


シナリオとしては、全キャラの個別ルートの後にTRUEがあるわけですが、個別ルートはエリカだけはちょっとどうなんだろう？っとおもいましたが他は及第点を超えていましたでした。エリカの話は結局何も解決してないような感じがしたので・・・

他はそれほど気になりませんでしたが、しいて言うなら桐葉と陽菜がよかったかな。桐葉はいままで孤高に生きていたが孝平により誰かとともにいるようになっていく過程とか、陽菜は純粋にキャラがいいかな。
他も特にマイナスな感じはしなかったです。

そしてTRUEでは個別では深く触れられなかった吸血鬼や眷属・東儀家などなどに触れたエリカエンドなわけですが、これがあるなら正直個別のほうのエリカエンドは・・・

あの人である伽夜もTRUEでしっかり出てきますし。
結局誰も完全な悪役がいない終わり方になっていました。伽夜との和解みたいなものが中心にありましたし。
そして、結果として和解してめでたく終わっているのですが、よく考えると伽夜は今までどれだけの人を・・・

確かに過去の出来事から考え方が歪んでいったってのもわかりはするのですが、その辺りの贖罪的なのが伽夜にあったほうがよかったかな～と思ったりします。

主人公の孝平も自ら動くタイプの主人公だと思いますし、だらだら流されたりしないのでやっていてむかついたりは無かったかな。
いい感じの主人公でした（自分的には）

システム的にも違和感はなく、むしろクイックジャンプとかはよかったかな。エフェクトもがんばってましたし。この点に文句なし。

音楽で気になったのは生徒会室でのBGMがいかにも何か悪いことがおきそうだったのがちょっと嫌だった・・・話の内容はそうでもない時とのギャップがorz


総括すると佳作以上良作未満ってところでしょうか？
絵が気に入ったのならやる価値はあるかと。一般受けしそうな感じですし。

71/100
簡単な感想終わり