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2015.01.03
カテゴリ：ビジネス
2014/12/11放送 カンブリア宮殿
今回は、東和電機製作所の浜出社長が出演されていました。 この社名を聞いたことがあるって方は、少ないと思います。 この会社では、主に自動イカ釣りロボットを作っています。  イカ漁というのは、集魚灯を灯して、イカをおびき寄せ、 そこに疑似餌を落とし、疑似餌を小魚のように小刻みに 動かすことでイカが小魚と間違えて飛びついた所を 捕まえる漁法です。 この小魚の動きを漁師さんが一本一本を手で操作して いたのをコンピュータ制御で自動化したのが、このイカ釣り ロボットです。 この機械が、一艘で15台ついているそうですので、 単純に考えると15人分の労力がかからなくなった ということです。 さて、この会社がすごいなと思ったのが、 1.社会の問題解決。 今、漁師さんになろうって人は減ってきていて、 社会問題になりつつあります。 そんな問題を解決できるロボットだと思います。 2.大きなデメリットがない。 よくあるのが、ここはいいけど、ここはダメって 製品がありますよね。 例えば、電気自動車は、CO2は出さないけど、 ガソリン車より航続距離がかなり短いみたいな。 そんな大きなデメリットがないです。 3.グローバルに使える。 イカは、日本だけではなく、海外でももちろん取れます。 そして、日本で培った技術を海外でも使うことができます。 (現にニッチな業界とはいえ、世界シェアの7割だそうです。) 4.当分は、なくならない。 娯楽製品ではなく、食べ物に関する製品なので、当分は なくならないですね。イカが、養殖されるようになると なくなるかもしれませんが、イカは、そこまで高級魚 ではないです。 やっぱり、1.が一番大きいですね。 漁業をはじめ、農業,林業,建築業は、担い手が減ってきています。 少子化の影響もあるでしょうが、給料が安い、しんどい、 場合によっては危険で、これ以外にも仕事はあります。 そうなるとやりたがる人は少ないですよね。 この機械があれば、少人数で作業もできる、しんどくも危なくもなく、 人件費も抑えることが出来て、収入もアップします。 ぜひ、他の業種にも同じようなロボットが出て、儲かる産業になれば いいですね。 あわせてこちらの記事もどうぞ。 まずは、見える化しよう！ ロボットは普及するか！？ 企業は、使命感を持たないとダメ？ DLEって会社を知ってますか？ 日本の伝統工芸を復活させるには！？ 古い商品の技術が最新技術に応用できる！？ ニッポンの伝統技術はやっぱりすごい！！ ものづくりニッポン企業の本来の姿！？
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Last updated
2015.01.03 18:51:08
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