テーマ:★お菓子★(2733)
カテゴリ:パティシエのお菓子
飯田橋に昨年12月にオープンしたばかりのパティスリー カー・ヴァンソン(K.ViNCENT)は、駅から歩いて6,7分。
細い道を曲がると、数人も入るといっぱいになってしまいそうなこじんまりとしたお店が現れ、ガラス越しに賑わっている中の様子がうかがえます。 “ジャン・ポール・エヴァンで修行したパティシエール”とお聞きしていましたので、スペシャリテはきっとチョコレート★ お店の方のおすすめのミルフィーユ・ショコラをいただきました。 薄く薄くしたチョコレートのパイ生地が3枚。間の二段には、ねっとりと濃厚でありながら柔らかく口溶けのよいチョコレートのクリームが、空間をあけて口金を使って絞り出してあります。 この方法だと、全面にクリームを塗り広げた時のようにフォークをいれた瞬間にぐちゃっとクリームがずれてつぶれることもなく、食べたい分だけカットしてスマートに口に運べます。 しっかりと焼きこんである薄いパイ生地は非常に軽く、それでいて美しく層になっていてハラハラハラッと…。 ハラハラと散りそうに軽いのに、バラバラに崩れはしないところがさすが。 思っていた以上に柔らかいクリームがからまって、う~ん、デリーシャス♪ 甘さ控えめの大人の味です。600円の価値あり。 (許可をいただいて他のお客さんがいない時に店内の写真をささっと撮らせていただいたのですが、私の技術ではショーケースが反射してしまい、上手く写らないのが残念~。) 他にお店のお勧めは、カカオ分80%のその名もずばり苦いという意味の『アメール』。 これは次回のお楽しみにとっておきます。↓ チョコレート系はもちろん、すごくボリュームのあるモンブランやタルトタタンも目をひきます。下段左端に3種類並んだクレーム・ブリュレも美味しそう♪ 店名のカー・ヴァンソンは、シェフ・パティシエールの石井ViNCENT敬子(いしいヴァンソンけいこ)さんのお名前から。(Kはフランス語ではカーと読みます) 最高級ホテルのジョルジュ・サンク、ロワイヤル・モルソー、J・P・エヴァン他で修行をされた方ですが、私が2004年6月にパリのJ・P・エヴァンに買いに行った時に、店内で働く日本人女性にチョコレートやマカロンの説明をしていただきました。 日本人は最近パリのあちこちのお店で修行しているのね、と思った記憶が。その時の人だったりして…。まさか…ね。 焼き菓子を選んでいる間に、フォンダン・オ・ショコラ(上の写真の上段右のスライスしてあるもの)を試食のお皿から一かけらいただきました。 バローナのチョコに種子島の洗双糖を使って焼き上げたという濃厚なフォンダン・オ・ショコラには、アクセントとして岩塩と胡椒をかけ勧められました。これがよくあい、面白い味わいに。 お持ち帰りに購入した分には、「フォンダン・ショコラの美味しい食べ方」のカードが添えられていて、[…ゲランド産の塩とフランス産・挽きたての白コショーをパラパラっと振り掛ければ、甘いものが苦手な方でも召し上がれます。…] と説明が。 私が感心したのは、お店のドア。 入り口のガラス扉は、手動で横にスライドします。 この写真でおわかりになりますか? 目の前の細い道に車が通るため、お店の前の歩道は狭く、普通のドアでは外に開ければ道ゆく人の邪魔になり、内側に開けると中のお客さんにぶつかるでしょう。 手で開けるガラス扉なのに横開き。細かいことですが、心遣いを感じました。 次回、 [焼き菓子編] に続きます。この焼き菓子がまた魅力的で… ※ このお店は、幸せのケーキ共和国のイベントでいつもお世話になっています平岩さんに、昨日教えていただきました。今朝ブログを拝見すると、さっそくアップされていて、その素早さにびっくり。いつもながら超・詳細レポートで、素晴らしい~。 平岩さんが書かれたカー・ヴァンソンの記事はこちら パティスリー カー・ヴァンソン(K.ViNCENT) 新宿区筑土八幡町1-2 第3NKビル102 03-5228-3931 営業時間 11:00~19:00 定休日 水・木曜 JR・東京メトロ飯田橋駅から徒歩6~8分 厚生年金病院を越えて右折してすぐ 地図 ミルフィーユ・ショコラを食べてみたい!と思われたら ↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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