ロイヤルコペンハーゲンといえばデンマークを代表する陶磁器として有名ですが、その中でも特に芸術品として名高いのが
フローラダニカ。
“デンマークの花”という意味の
フローラダニカには、デンマークの野に咲く花々が、一つ一つ手描きで繊細に描かれています。
以前から素敵だな~と思っていましたが、なかなか目にする機会はありませんでした。
ところが、2月に
東京ドームで開催された
テーブルウェア・フェスティバル2007の「洋の器への誘い」のコーナーに、目を疑うほど大量の作品が展示されていて…!
しばし呆然としながらも、目の保養を~♪
まずはテーブルセッティング。ただお皿がずらっと飾られているよりも、こうして使われている展示の方が親しみがわきますね。↓
ロイヤルコペンハーゲン フローラダニカを使ったテーブルセッティング
ロイヤルコペンハーゲンは、1775年にデンマーク王室で使用するため、また、親交のある他国の王室への贈答品として陶磁器を制作するため、王室御用達の製陶所として誕生しました。
フローラダニカ
フローラダニカのシリーズは、1790年当時、ロシアの女帝
エカテリーナ2世に贈るため、制作が開始されました。
デンマークの植物図鑑の挿絵をもとに、図鑑の絵と実際の草花に忠実に一つ一つハンドペイントされた作品は、ただの洋食器というよりは芸術品といえるでしょう。
現在も図鑑の中から700種類ほどの挿絵を元に描かれ続けています。
エカテリーナ2世といえば、陶磁器を愛し、彼女が英国の
ウエッジウッドに注文した
フロッグサービスはたいへん有名です。
フロッグサービスは、1773年から1774年にかけて制作された944点のディナーサービスで、1,244もの異なった英国の風景を単色で一枚一枚ハンドペイントしてある素晴らしいセットです。(小さなカエルの模様がついています。)
オリジナルは現在でもロシアのエルミタージュ美術館で見ることができます。
東京ドームテーブルウェア・フェスティバル2007
ロイヤルコペンハーゲン フローラダニカ が壁一面に~!
じっくり近くで眺めることができて幸せでした~。
お花だけでなく、
キノコの模様も描かれていて面白かったですよ☆
↓現代の作品は購入することができます。ハンドペイントなので貴重な品です。
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ロイヤルコペンハーゲン ブルーフルーテッドへ続きます
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