通院日 ~ 気管虚脱
10月下旬のこと。(本文中央に胸部レントゲン写真があります、苦手な方はスルーしてください)。ご機嫌で歩くじゅりと向かうのは、、、病院です(残念~)。今回は、通常の常用薬(抗てんかん薬)をいただくほかに、外耳炎の処置と、気になっている点の診察をお願いしました。じゅりは、我が家に来た当初から時々咽るようなことがありました。老人の誤嚥性肺炎の様子に似ていて、日に数回起きる時もあれば、何もない日が数日間続くことも。初めは鼻水も多いコなので、それのせい?と思っていましたが、寝ていたのに急に咽ることもあり、この日は数度咽せていたので、診ていただきました。( ↓ レントゲン写真 2枚)さくらの時は胸元のカーブの辺りが1/4にまで狭まっていましたが、じゅりの場合は胸元は問題ありません。安心しかけたのですが、先生のお話では、肺に繋がる部分が狭まっているのだそう。右からの写真ではわかりにくいのですが、左からの写真で見ると、胸の辺りの気道がもやっています。週に2,3回の咽であればまだ問題はないけれど、日に2,3回あるのであれば、治療を始めた方がいいかもとのお話でした。が、治療はネブライザーの使用や、ステロイドや気管支拡張剤の服用となります。さくらが晩年の炎症性腸炎で頼ることになった薬です、まだ7歳の今から使ってしまうと、いざという時が心配で…。先生には、今からステロイドに頼ることには抵抗がある旨をお伝えしました。結果、咽る回数が増えたり、長時間続く、苦しそうなどであれば治療を開始する、とし、当面は様子を見ることになりました。元気に長生きしてほしい。どの飼い主さんも同じ思いでしょう。だからいつも悩みます。いつ、どんな治療を選ぶべきなのか。正解のない悩みとともに、ただこの穏やかな寝顔を見ていられることを願っています。