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 月光院璋子の日記  beside you

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Ms gekkouinn

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Dec 28, 2007
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カテゴリ:眼差し
いったいどれだけの日本人が聞いたのかしら。

21世紀臨調
が、昨日、日本のすべての政治家と有権者へと題して記者会見を行ったようです。すべての有権者にと言われたからには、わたくしも有権者の一人。ゆえに一応拝聴いたしました。


21世紀臨調って何?という方も多かろうと思われますので、
彼らのHPから引用し、ちょっとご紹介しますね。
この会は「新しい日本をつくる国民会議」なるところで、

「政治改革の推進を目的とした提言体であり、運動体です。活動のスタンスはあくまでも不偏不党。各界の有志は無償のボランティアで年100回を超える会合を重ねながら、日本の政治のあるべき姿を求めて活発な議論を行い、積極的な提言活動を続けています。」

という熱心さで、

「政治を変え、日本を変える」

ために活動しているところです。

各界のお歴々の名前を連ねた政治の大好きなおじさんたちの会ですが、
こうした会が挙げる目標や政策提言というのは実現されないものと
相場が決まっているのですけれど-----
当事者にはそこがなかなか分かっていないご様子。
そうしたところに悲劇を感じてしまうわたくし。

テレビのニュースで取り上げられることもなかったと思われますので、
会見でのメッセージは一般家庭に届けられることはなかったでしょう。
ネットで昨日の21世紀臨調の会見の様子が動画でご覧になれますが、同じ記者会見でも完全にオダギリジョーのこちらの会見にしっかり負けていたろうなと。(^^;)

なのに、
それでも、
憂国のおじさんたちはわかっていらっしゃらない。気がつかないのでしょう。
わたくしは真摯な思いや活動を茶化しているのではありません。
ただ残念でならないのですよね。
功なり名なりをなしてこられたおじさんたち、いえ老紳士たちが晩節を汚すことの醜悪さと、そして、その醜悪の原因(と思われること)が残念だなァと。

いつの世も、
国を変えなければ国が立ちゆかないという事態になったなら、
新しい時代を切り開くのは、若者と相場が決まっている。
その若者たちを、最初から視野に入れないお年寄りに何ができようか。


この21世紀臨調、
日本を変えるという大儀をお持ちなれど、
これまでの日本だったからこそ、
功も名も財産も社会的地位なども築いてこられたような方たちが、
日本の何をどう変えたいというのかしら。
万一180度変わって彼らの資産も地位もなくなるような事態となる改革だったなら、一番困るのは「持てる」人間である彼らじゃないの?という思いも。

そうした人間の集まりゆえ、だから、いかに憂国の士を自称しておられても、
自己保全が前提での改革とならざるを得ないのです。
いわば、理想を描いての理念的な提言になってしまうことは避けられない。

だからなのか、聞いていても分かりにくいし、
何だかつまらない大学の講義でも聞かされているような気になりました。(--;)

国民はお馬鹿ではありませんよ~


それに、なぜ21世紀臨調というネーミング?
ネーミング自体が政府の猿真似で、
変えようとしている政府の真似してどうする!?と申し上げたいですね。
何だかネーミングもみみっちい-----

いかに政治がお好きで政治改革に熱心でも、いえ、
真摯なお気持ちで活動しておられるおつもりでも、言っちゃ~悪いけど、
覚悟のなさが透けて見えてくる。

というのも、
ご自分たちの名前だけでは足らずに
各界から賛同者として名前を連ねてもらうというやり方、
お互い様なのでしょうけれど、これを名義貸しと言わずに何というか。
賛同者に名前を連ねてもらおうとする発想自体が古すぎ!


そこに本当に熱いものがあれば、その熱さで、
人は、「ご賛同者としてお名前を」などと頼まれなくとも、
やってくる。そしてあっという間に人だかりでいっぱいになるでしょう。
熱さは、人間の魅力が外に向かって放たれたエネルギーだから、
寒さや暗さから脱したい人間の多くは、自然に集まってくる。

武道館や東京ドームが動員でではなく、
小遣いを貯めて足を運ぶ人たちでいっぱいになるときに、
21世紀臨調のおじさんたちの姿がそこにあったなら、
少しは「共感熱」とでもいうもので
熱くなる可能性も出てくるかも、しれないけれど、
いまは、見込みゼロ。

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いかに高齢化社会とはいえ、
ご年配の方たちが出張っておられるうちは、
改革なんてされませんよ。改革の担い手たる若者がそっぽを向くから。

なぜ分からないのかしら----
残念です。













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Last updated  Dec 28, 2007 08:19:49 AM
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