スリランカ宝石留学物語

[宝石買付け] カテゴリの記事

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  ジャイプールへGo!(買付編）

  ジャイプールへGo!第3弾、買付編です。今回の目的は宝石鑑別機関訪問だったのですが、せっかくこんな遠くまで来たのだから、・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり宝石ほしい！メインロードから狭い路地をさらに奥に行き、すれ違うバイクと野牛に注意しながら進むと・・・・娘：こんな場所に来ないといけないなら、　　私はジェモロジストになりたくないわぁ～。母：文句言ってないで、牛と私の後ろ姿を写真に撮って。娘：あたし、きれいな所に行きたい。母：はいはい、 この仕事が終わったら「きれいな所」連れて行ってあげるから。・・・ってな会話をしながら、周りの人に場所を尋ねながら、牛糞を踏まないようにたどり着いた場所・・・娘：・・・・・・ママ、ここ大丈夫？母：スリランカの業者さんもアパートの一室で商売している人多いから、　　ディーラーは世界共通こんな感じだよ。　(←ほんまか？）娘はどぎまぎ、私はワクワクしながらドアを開けると、はい、普通の事務所前回のブログでジャイプールはエメラルドが有名だと書いたのですが、私が求めたのはガーネットインドはピンクのロードライトガーネットが産出されます。ガーネットの原石黒っぽく見えるけど光に透過させると綺麗なピンク色薔薇の花のようで、心躍る色ですね。インド東部のオデッサで産出されたもの。（オデッサって、今住んでいるバングラデシュからの方が近い！）はるばる、ジャイプール経由で購入したのかぁ・・・(スリランカのピンクガーネットもインドから来たものが売られています。)こちらサファイアではなく、タンザナイト鉱物名はゾイサイトで、多くは加熱処理して青色になります。買うか？・・・と言われたけど、・・・タンザナイトの相場を知らない上、時間がないので購入をあきらめました。そして、娘とのお約束きれいな所へRamgagh Palace (Taj Hotel)遅いランチとお茶とマハラジャ級のおもてなしでやっとこの笑顔・・・ワタクシは・・・・一日でたくさんの体験をして疲れました・・・幸せな疲労感・・・(↑勘違いマダム風＾＾；)大国インド、野牛の路地もマハラジャの宮廷もどちらも魅力的です。いつか、オデッサにGo!ですね。

  2014.04.30

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  Sapphire Debut!

  今回のスリランカ訪問で一番の楽しみ、サファイア原石の買付です。はぁぁ～、かわいいわぁ:*:・(￣∀￣)・:*:ぁぁあ～ピンク、青、紫、黄色いろんな彩りがあってどれも素敵ですが、こんなサファイアも、コチラ、とコチラもブルーサファイアに特徴的な色の集中この青の部分が鉄とチタンの電荷移動が起きている・・・と思いながら見つめると本当に興味深いです。これらを研磨工場に持っていきます。磨いたら最大５ｍｍくらい、小さいのは２ｍｍくらいのブリリアントカットでもね、小さくても、きちんと磨いたら輝き始めます～。（こちらは以前買付して、今回研磨したサファイアです。）ひとつひとつ、どの形、どのくらいのサイズが可能かを調べていきます。(私の細かい質問、要望にもきちんと応えてくれる研磨工場のマネージャー、本当にありがたいです。）大地から生まれて、この世界にデビューするのを手伝う・・・自分の仕事の中でも一番の醍醐味ですね。磨かれる前のサファイア、ちょっと緊張して、照れているように見えませんか？そして、今回研磨が出来上がった中に（前回、研磨工場にお願いしてたもの）小さいけれど、パパラチアスリランカの夕焼けを閉じ込めたような。正真正銘の非加熱ですね＾＾；たった3mmの小さい存在が自分をこんなにワクワクさせてくれるなんて、だから宝石って大好き(*⌒∇⌒*) 前々回のブログでパパラチアサファイアのことを書きましたが、もう10年くらい前からベリリウム拡散処理（通常加熱ではなく）で、ピンクサファイアをパパラチアサファイアにしたものが市場にも通常加熱として売られています。この鑑別は大手機関の高額な機械で検査しないとわからないので、美しいパパラチアの購入には時間がかかります。だから小さいけれど、大地が創ったこの色は本当に嬉しいですね。さて、今年の夏の宝石セールですが、じゃぁ～ん、バングラデシュの手刺繍の袋に入れてお届けします。女性自立支援のＮＧＯ運営のお店で見つけたもので、地方の女性が一生懸命作ったものです。不揃いなサイズですが、そこが趣がありますね＾＾；スリランカとバングラデシュのコラボですv(^-^)v 今年の夏もお会いできるのを楽しみにしています。（7月のブログはお休みさせてください*^-^*）

  2013.06.27

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  失恋ガーネット

  先週、スリランカへ行ってきました。ダッカからは飛行機で3時間半のフライトです。今回は、上空からスリランカ北部のジャフナや、マナー島をはっきりと見ることができました。（この島と本土を結ぶ橋は日本の無償資金協力です。内戦激化しながらもプロジェクトが遂行されたことを思うと感慨深いですね。参考Web→紛争を乗り越え架けられた希望の橋スリランカの内戦は2009年5月に終結しましたが、北部はまだまだ多くの問題を抱えています。でも産業の中心であるコロンボ市内はどんどん快適に整備されています。コロンボ７にあるグランドもオープンな感じで自由に出入りできます。それだけ治安が良くなったのでしょう。さてさて、今回コロンボから宝石市場のあるベルワラまでバスを利用しました。屋根付きのバス停がきちんとある・・・カンドー。ここで待つこと2分、来たのは・・・・↓ふくます幼稚園・・・バス？（乗客はおじさんばっかり）中はテレビがついて、かなり快適な2時間の旅。幼稚園バスに乗って宝石を買いに行くのかぁ(　ﾟ ▽ ﾟ ;) ベルワラのバス停まで知り合いのディーラーに迎えに来てもらって、ベルワラの宝石市場へここでは大半の人がモスリムの人たちです。（1年半ぶりの訪問なので、なつかしい顔ぶれ）だから私もへへへ、今回はモスリムの女性が着るサロワカ姿です(///∇//) ここ数年中国からのバイアーが増えているので、最初のいい値は、アホか？と思うような値段（中国人が徹底的にねぎるので、最初の値段をかなり高めに設定している）いろんな宝石を見せてくれるけど、いいなぁ～と思うレベルは相手も強気で値段が下がらない。今回、私のハートをクラッシュしてくれたのは、ロードライト・ガーネット15.27ct心が震えて、5回交渉したけど、あっけなくブロークン・ハートです・・・(｡＞0＜｡) このガーネットの持ち主はイケメン、実力のあるディーラーの御子息で、今回の私の買付記録をとる担当をしてくれました。買付後のランチ手前がガーネットのイケメンまだ10代だけど、こうやって鍛えられてディーラーになっていくんですね。次回は鉱山の買付のお話を書きますね。ご注文を頂いている方々へこれからメールをさせてもらいます。時間がかかってしまってすみません。（まだ、時間がかかるかも・・・＾＾；）

  2013.06.12

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  スリランカ宝石紀行（２）

  前回のスリランカ宝石紀行の続きです。宝石鉱山での買付では、ユニークな宝石に出会うことがあります。私も相手をしてくれる鉱山の娘さんも宝石学やインクルージョンの魅力にはまっているので、ビジネスで売れるという観点より、希少性、珍しいものに心が惹かれます。こちら、採掘中に見つかったサファイアのビーズを見せてもらった時、かなりの時間をかけて１０倍ルーペで見つめてしまいました。気になったのは、インクルージョンこの白い三角の物体鉱物というより、人造物みたいこれまでサファイアのインクルージョンで、こんな完璧な表面がスムーズに見える三角・・なんて、見たことがない (((( ;°Д°)))) 　　　　そこで私が考えついたことは、まったく宝石学とは関係ないのだけど・・・（↑おいおい＾＾；）これは、何万年か、何千年か前に、現在と同じかそれより進化した文明があって、その時に作られた、携帯電話かパソコンのプラスチックの欠片であるでも、プラスチックだとサファイアの融点が２０００度を超えるので、融点が約２００度くらいのプラスティックでは無理なわけで、おそらく融点が１０００度は超えるようなもの・・・・・・・なんて、ことを、言っていたら、彼女、いわく（↑FGAとGIA.G.Gの資格を持ってる）もしかしてそれは、ヴィマナかもしれないヴィマナは、古代インドの古典に出てくる空を飛ぶ乗り物で、インドからスリランカにも飛んできて誘拐されたお姫様をヴィマナで救い出すというものだんだん、・・・・・宝石以上に壮大な話に展開していく・・・(￣∀￣)・・・もっと物証を出してみましょ。コチラ↓ホワイトサファイアの中に同じく白い物体が・・・メタリックに輝いている何なのかが気になる・・・・そこで、宝石学のデリムニ先生に写真をお見せし、私の古代人造物説をお話したら、一言・・・ははは～、これ、カルサイト（方解石）じゃないかな～？サファイアの中に存在するカルサイト（Photo ATLAS より）科学的（化学的）に解明されないことが、おもしろいこともあると思う・・・ヴィマナがあったと想像しながら、このサファイアのビーズを眺める・・・こういう風な宝石の楽しみ方もこのインクルージョンの存在のお蔭ですね(*⌒∇⌒*) Gem-A(英国宝石学協会)の学会に参加する為ロンドンに行きます。メールやコメントのお返事が遅れるかもしれません、すみません。

  2012.10.31

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  サファイアの中を泳ぐ

  先日コロンボの線路上で、人だかりがしていたので、何？なに？？なにぃ？？？と、わざわざ車（トゥクトゥク）をおりて見に行くと、　　大きな魚がいる・・・らしい・・・・↓・・・・ど・・こ・・が？￣□￣；（クジラくらいの大きさかと期待したのに）・・・・・この大きさでは物足りません・・・・・先週の日曜日、宝石の鉱山に行ってきました。スリランカの新しい鉱山区（Kataragama）で産出された↓サファイアの原石約63ct、大きさも色も、はぁぁ～たまらん:*:・(￣∀￣)・:*: この原石を見た瞬間、心が・・・×1000倍！！！買うことはできないけど、１０倍ルーペで内放物をみたり、頬ずりしたり、ぎゅ～と握ったり、におったり、キスしたり（←おいおい^▽^;）あぁ、本当に幸せ～そこへ、スリランカ産の色味のとても美しい、ルビーの原石もやってきて、↓一緒に遊びました*^o^*このサファイアの原石をルーペ覗いている間、まるで深海を泳ぐような、宇宙遊泳しているような、そんな「泳ぐ」感覚が体に起きました。このサファイアの原石に感謝です

  2012.03.27

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  フィールド・ジェモロジスト

  ずっと前、2010年11月14日のブログで、会いたい男性ナンバー・１は、Vincent Pardieuと書きました。その時のブログ→英国宝石学会～Tedとの出会い～彼は、GIA(Gemological Institute of America)G.G.を持っていて、タイのGIAでフィールド・ジェモロジストとして、世界中の宝石産地に入って、現状を調べています。私が男だったら、絶対、現場に入る宝石鑑別士になりたいので、その点でも彼は憧れの存在です。まぁ、そのうち同じラインにいれば、いつか会えるだろう・・・と思っていたら、コロンボで講演会が行われました。おひょ～γ(▽´ )ﾂ　←まさに、こんな感じで大喜びする私。The National Gem&Jwellery Authorityの会議室スピーチの内容は、　　　　　　　アフガニスタン～シルクロードの宝石～う～ん、女性もだけど、男でも滅多に買付にはいけない場所ですねぇ￣ー￣；治安は不安定で、立ち入り危険地域も多いアフガニスタン顧客は限られたプロのバイヤーか、欧米の兵士だから、ここでも、後者の為に合成石が本物として売られているそうです(￣□￣；)アフガニスタンでは良質のエメラルドが産出されますが、価値あるものは、価値を知る人しか入手することは難しいでしょうね・・・あ～あ、ヘータイさん、お気の毒。それにしても産地に入るのも命がけ、宝石のトレードが行われる都市カブールでも値段交渉はかなりハードそうです。それに比べるとスリランカ・・・・とても平和的に感じます。先週行ったベルワラの宝石市場↓最近、バイヤーもディーラーも増えた気がします。アフガニスタンに比べたら、交渉もとても穏やかに感じられますね・・・(￣∀￣)（宝石学を学んでいる友人と）Vincent PardieuのWEB→ Field Gemology英語ですが、写真が綺麗でワクワクします～。

  2012.01.24

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  21th Sri Lanka Int'l Gem & Jewellery Show

  先週コロンボでは宝石展示会（FACETS)が開催されました。今年は２１回目これまで以上に中国人バイヤーが増えていましたが、これまで以上に高価な宝石が少なかったような気がします。（↑それを見に行くのが楽しみだったのに・・・）大手の宝石輸出業者のブースもいつも王様級のサファイアやキャッツアイがたくさん並んでいるのに、今回はショーウィンドーが閑散・・・・・・・大物は中国に行っている・・・て。（中国人にしてみれば、モナ・リザを観にルーブル美術館に行ったら、ただ今、北京の美術館に貸し出しています・・・みたいな？）今回の中国人バイアーの大半は、これまで宝石ビジネスをしていた人たちというより、今なら中国で宝石が売れる！・・と思って始めたような・・・そんな印象を持ちました。（↑私の勝手な憶測です）だから、スリランカ人の宝石販売業者は、今年は中国人がたくさん買っていったと喜んでたし、(↑質より量だったのでしょう）来週から始まる香港での宝石展示会の準備に力が入っています。（こちらは高級なものをハイエンドの方々が買っていかれるようです）さて、今回、私もぐるぐると会場を回ってみて、やっぱり最初に興味を持ったのは、コチラ↓サファイアの原石（↑コレ、中華の前菜の皿じゃ・・ない・・かい？）完璧な結晶～、すごっ！でも、１０００って何？？？1000Rs（約８００円）でなら買ってもいいと申し出ると、1000US$（約８万円）なら売ってやる・・・・と・・・・・・おいおい・・・￣□￣；青い結晶（原石）の色が綺麗だったのでひとつ購入（予想以上に高かったので小さいのを・・ね。）コロンボの宝石展示会は、珍しい宝石を見るのも楽しみですが、宝石学関係者の人たちと会うのも楽しみ。コチラ、宝石鑑別機関、Gemmoloical Institute of ColomboのMr.Ashan時々、私が鑑別に迷った時に相談させてもらいます。最近の鑑別書にバーコドを付けてデジタル化して、インターネットでも鑑別書が見えるようにしているそうです。さて、今回購入した宝石の中で、自分の勉強用に入手したのが、コチラ↓ルビーですが、何のルビーかわかります？？？次回はこのルビーのお話をしますね。

  2011.09.13

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  オウチデシゴト

  スリランカに戻って来てから、私も娘も少し体調を崩していました（#｀ε´#）。コロンボでは、今年の４月はいつもより雨が多くて、高熱の出る風邪が蔓延しているようです。だから、外出しないで、もっぱら家で仕事・・・宝石ディーラーの人たちには家まで来てもらうことにしました。コチラ希少石のエレミア石（Jeremejevite)スリランカでは産出されないので、アフリカから来たものです。コレクター向けの鉱物というイメージがあったのですが、きちんと研磨されています。コチラは？シリマナイト（Sillimanite)の原石ファイブロライト（Fibrolite)とも呼ばれますが、透明性の高いものは希少です。スリランカでは、キャッツ・アイのように目（一条の光）がでるものがシリマナイト・キャッツ・アイとして売られています。でもこんな透き通る大きな原石を見たのは初めてです。さて今回一目ぼれ:*:・(￣∀￣)・:*:で手に入れたものはコチラ↓素敵なラベンダー色方向を変えると少し色の感じが違う・・・何の宝石だと思います？

  2011.05.08

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  20th Sri Lanka Int'l Gem & Jewellery Show

  常識とは、ナンデアロウ？？？水は高い所から低い所へ流れるが、モノというものは、低い所から高い所へ流れる（↑コレは常識というより法則なんですね！）と言うことを知った、今回のコロンボの宝石展示会でした・・・はぁ～あ。宝石展示会のオープニングセレモニースピーチをしてらっしゃるのは、日本人？では、なくて、中国人の宝石業界の方。昨年以上に中国からのバイアーが多く来られてました。今年は、どの店も　　　　　宝石の値段が高い！！！中国人のバイアーがどのように買い付けているかは知らないけど、中国では宝石の需要が高いから、スリランカの宝石業者も中国に目がいっている（供給している）ことは確かです。（きっと、良質で高価な宝石が中国にじゃんじゃん渡っているんだろうなぁ）私は、宝石展示会ではあまり宝石を買わないのだけど、この展示会の時にしか会えない業者さんがいて、初日から最終日までの４日間、この店に入り浸ってました・・・・このディーラーさんの好きなところは、希少石や本当に品質の良いものを扱っているところ。（例えば、サファイアでもブルーとかではなくて、非加熱で色々な色をしているもので、輝きの良いものとか）　　　　そのこだわりが、　　私のストライクゾーンに入ってるわ！昨年、この業者さんから買ったのが、私の宝石買付けの方向をしめしてくれたこの宝石→この出会いに感謝！（その時の宝石はネックレスにして身につけて行きました～♪）今年も気合を入れて、初日のオープニングとともにダッシュでこのブースに行くと、すでに欧米のバイアーが来ていて、その方も私と同じようなことを言ってました。（↑同じ価値観のバイアーに会うと嬉しい♪）今年も彼からいろいろ買ったのだけど、その中のひとつ、トキメキがあったわけではなく、ふぅ～ん、ってな感じで買ったのが、コレ↓何だと思います？・・・・・・・・・・・続く・・・。実物はもっと緑が濃いです

  2010.09.09

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  続・このブルーに魅せられて・・・

  スリランカは、古代から様々な種類の宝石が採掘されることで知られていますが、コレはない↓何コレ？・・・・・・って、はい、傾けてみますと・・・・オパールですね♪この宝石が意思を持ってるように輝くようなことを遊色効果と呼びます。この遊色効果という言葉、英国宝石学協会の宝石学のファンデーション試験に出題され、今では、出題されたなぁ・・・という記憶しかない私。(↑おいおい）常日頃見ることのない宝石なので、(↑言いわけ・汗）先日、宝石鉱山に買い付けに行った時にオパールの原石を見せてもらってあぁぁぁ～、オパールだぁと感動しました。アフリカから産出されたものだけど、すっかりその遊色効果に目が奪われ、産地のことを根ほり葉ほり聞くことを忘れてました。(↑おばさん・・・根性？）遊色効果もムーンストンの青いシラーのように、光の干渉で起きるものです。オパールの構造は、粒状の珪酸がきちんと並んでいます。その球の面と粒と粒の間に光が入り、あのような躍動感ある色が現れます(↑ちなみに、このような回答では合格点はもらえないです。）・・・という、遠い記憶を辿りながら、この原石を見ると↓ただの石・・・ころか・・・と思ったものが、意思を持っているように見えますね！あぁ、これが遊色効果なんだぁ・・・。この青色も引きつけられますね～！！！！かなりの時間を見入ってしまいました。オパールは母岩にある原石の状態が一番魅力的に感じます。

  2010.03.22

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  宝石道中

  その前の夜から、がんがんがんがん、頭が痛い！！！理由は、さらにその前の夜に飲んだお酒・・・、・・・我慢するしかないですね。（旦那出張中なので、友達と２時近くまで飲んでました）そんな状態で、宝石の買付けには行けないので、鎮痛剤を飲んで、コロンボから南に位置するベルワラの宝石市場へ行ってきました。片道２時間。いつも宝石関係の友人や家族と行くのですが、誘っても誰もついて来ないので・・・・(↑娘も友人宅にいる方がいいってさぁ）一人で運転してベルワラへ行ってきました。日曜日なので、道が空いていると思ったら、途中ひどい渋滞。なんで？？？コレ↓お祭りをしていました・・・道で・・・。約束の時間を過ぎて到着したけど、宝石ディーラーのおじさんたち、いつ行っても熱気がありますね。だいぶ、顔ぶれもわかってきました。早速、簡単な鑑別をする道具を出して、今回も３時間半、次から次に目の前に差し出される宝石を見てました。・・・そして、終わった頃・・・・・・・頭が、がんがんがんがん、ぐわぁぁん、ぐわぁぁぁぁん～！！！２回目の鎮痛剤。帰り、道端でココナッツを買って、海に降りると、この波、キラキラ輝いてます。とてもキラキラ、キラキラ・・・・この輝きをしっかり目に覚えさせておくことが大切。宝石を選ぶ時の輝きの参考になります。そして、サンダルを脱いで、水に入ると、近くの子供が水をかけてくる・・・・・・・・だから、その１０倍で水をかけ返すと・・・(↑私、何歳なんだぁ？）・・・・そのさらに１０倍で・・水をかけられ・・・そして、すっかり、全身ずぶ濡れ！！！でも、おかげで？頭痛がすっかり消えました～！そしてその頃、悩んでいたことも、すっかり波に流された…感じです。どこかで掛け違えてきて、気がつけば一つ余ったボタン同じようにして誰かが持て余したボタンホールに出会うことで意味ができたらいい出会いの数だけ別れは増えるそれでも希望に胸は震える十字路に出くわすたび迷いもするだろうけど（ミスチルのクルミ(YouTube)より）↑この映像のストーリーがいいですね♪

  2009.10.05

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  ムーンストン採掘物語（前編）

  スリランカの南部に位置するElpitiyaは、ペグマタイトの鉱脈で、ムーンストンの産地です。先週末、宝石学のデリムニ先生たちと一緒にムーンストンの採掘現場の見学に行きました。広大な土地にシンプルな小屋がいくつかあります。その中は、井戸のように穴を掘り、約３０メートルほど掘ったら横に穴を掘っていきます。そこがムーンストンの宝石層です。その層の土はこんな感じ↓かなり粘り気のある粘土これをザルに入れて、水で洗って、中のムーンストンだけを取り出します。ちょっと、やってみましょう・・・・おもしろい！！・・・・でも腰が痛くなりそう・・・結構大変ですね。同行していた娘(１１歳）もかなり夢中この泥の手触り、とてもいい感じ・・・・・・そこでこの泥をもらって帰って、早速こんな感じに活用しています♪　（↑クリックしてね）さて、採掘されたムーンストンはどんな感じでしょう？・・・・・続く・・・・

  2009.09.23

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  宝石の買い付けです！

  先週スリランカの宝石市場のあるベルワラへ行ってきました。ここは、宝石売買の中心で、仏教国スリランカにおいて、多くのモスリムが住んでいる場所です。マーケットの路上風景この脇に多くのオフィスが並んで、その中で取引がされています。ちょうどラマダン(モスリムの断食期間）中なので、商いはあまり活発ではないのですが、イギリスから来たＦＧＡ(宝石鑑別士）に同行するためベルワラに行ってきました。…ラ・マ・ダ・ン・・・・・…・日の出とともに食事も水も飲んでいない・・・の・・・に・・・・・この迫力↓狭いオフィスにたくさんの宝石ディーラーたちが集まります。ラマダン中やら、海外の宝石ショーに良質なものは行っているため、あまり良いものはないけど、これ↓かなり大きなサイズのサファイア私の自慢の８ｃｔ近いサファイアが・・・・・・・・ちぃっちゃぁ！！！今回は５時間近くも宝石を見ていました・・・・終わり頃はフラフラ状態・・・・・そして、日が沈む頃、知り合いの宝石ディラーが、ひとこと、ブレックファーストをぜひ一緒に如何ですか？は？あさごはん？？？？？？ブレックファーストとは、ラマダン期間中の日没最初の食事のこと、つまり軽めのばんごはん朝、昼もしっかり食べた私でもとてもおいしかったです。

  2009.09.18

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  いろいろ・・・あった！！

  昨日の日記で、楽天ブログに写真が掲載できない・・・Vistaのばかぁ、・・・ってな日記を書きましたが、今日一日悪戦苦闘した結果、写真を載せる方法がわかりました！！！それは、目には目を！歯には歯を！作戦Vistaが私を完全無視するのなら、こちらもVistaを適当に無視すればいいのです。画面の上ではエラーなのですが、それを強引に進めていると・・・あら、写真が載せれたわ。というわけで、宝石のことを書いて行きますね♪ここから本題です↓９月３日から６日まで、コロンボで第１９回宝石とジュエリーの展示会が開催されました。会場はいつものＢＭＩＣＨ昨年のオープニングは外でしたが、今回は会場内。消費局の大臣も出席されてます。（おぉ、写真が順調に載っていますね。）こんな大きなキャッツ・アイもこんな大きなサファイア（５２．５６ｃｔ）も写真をとる・・・だけ・・・実物が見れて触れるだけで幸せですね。今回、珍しいな、と思ったのは、コレ↓無色に近いクリソベリル・・・・・初めて見ました。今年の展示会期間は、ちょうどラマダン中。多くの宝石業者はモスリムの方が多いので、日中は、お水も飲まない・・・・。最終日には、さすがにお疲れのようでした・・・ベルワラの宝石業者のブースで。来年は２０周年、何かビッグことが起きるのでしょうか？？？

  2009.09.13

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  Mission Impossible

  昨年からず～と探している宝石のひとつに３ｍｍサイズのブリリアントカットされた赤いルビーがあります。スリランカ産のルビーは、どちらかと言うと、チェリーピンクで、赤いルビーを探すのはかなり難しいです。もちろん、業者や宝石店でも置いてはあるのですが、カットが悪い必要以上な処理がされている・・・（通常加熱処理以上のもの）非加熱とまでは言わないけど、せめて、通常加熱程度のルビーがほしい！！こうなったら、バンコクあたりで、仕入れるしかないと思っていた時に知り合ったバンコクの宝石ディラー今回は、日本からスリランカに戻る時にバンコクに立ち寄りました。バンコクと言えば、ベリリアム拡散処理や鉛ガラスでルビーに色を入れたり、合成ルビーも多く扱われているので、限られた時間で、買い付けするには、やっぱり信用のおける業者が一番ですね。見事なジュエリーが並べられた宝石店でも、宝石買い付けは、こう言ったお店では・・・な・・く・・・・・・・て・・・・・・バンコクの路地裏（かなり怪しい？？）￣∀￣；ドアの施錠も完璧セキュリティ・チェックも厳しい・・・￣∀￣；３ｍｍサイズのルビーレベル分けされているので、買い付けはしやすいです。買ったのは、ミャンマー産の高品質ルビー（加熱）予想より高かったけど、これが手に入ってよかったぁ（‐＾▽＾‐） ↑真剣～！！この会社は、原石買い付けから、熱処理、研摩、そして、色のグレーディングまで大規模で、システムがしっかりしています。はぁ、私なんて、原石買い付け→研摩持込→色のグレーディング→ジュエリー作成持込→販売まで、ひとりなんだなぁ・・・・サファイアのカラーグレーディング（この作業、かなり疲れるでしょね・・・）その頃、娘は、親友、リルのお宅で犬の散歩をしていました。↑宝石にまったく興味なし・・・

  2009.08.26

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  コロンボまでの道のりは？

  昨日、朝５時頃に日本の実家を出ました・・・今回はフィリピン航空を利用しているため、マニラで飛行機乗り換え、何と５時間近くも待ち時間がある！そこで、マニラの親戚と空港近くで、食事をすることに。（３週間前に会ったばかりだけど・・）娘も大好きな従姉妹たちに会えて、大喜び！（娘は左端です）私も盛大にシーフード料理を満喫しました。（お義父ありがとぉ）そして、昨晩遅くバンコクに到着・・・ホテルについて爆睡！今朝は早くから目が覚め、高層ビルを眺めながら仕事しています。（ひょ～、ビルの酔いそう・・・）今日はこれから、以前、スリランカの採掘現場でお会いした、バンコクの宝石業者に会います。娘は、親友リル宅へ・・・。そして、タイマッサージも満喫しないとね！

  2009.08.23

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  スリランカ宝石採掘物語（１）

  月曜日から宝石の産地に行ってきました。３泊４日で、知り合いのスリランカ人鉱山オーナーが、タイやフランスの宝石業者の方々を対象に企画したもので、それに飛び入りで参加したのです。総勢１４名２０年以上の交流のあるお友達のようなグループです。出発の当日まで、私は体調を崩していましたが、５箇所にも渡る宝石採掘現場が見られるなんて、　　　　　こんなチャンスはない！！！頑張って(≧д≦)･ﾟﾟ･参加してきました。ペンが指しているあたりは山岳地帯で紅茶の産地も広がっています。紅茶畑を抜け、採掘現場まで歩く・・・ある時には、急流と戦い、(↑大袈裟～？へへﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ ）ガタガタ道を車で進み・・・・・そぉしたら、　　　体はすっかり回復！！！ヾ(＠^▽^＠)ﾉ次回から採掘のお話をしますね！もうひとつのブログに、どうして元気ななったか？を書いています→紅茶園の別荘で・・・　↑読んでね下さいね (*^▽^*)

  2009.06.05

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  宝石鉱山へLet's go!

  宝石の鉱山へ買い付けに行きました。田舎はいいですね！緑が眩しいです・・・・・・・・・渋滞がないので、車で走るのも楽しい・・・・・・・た・の・しぃ・・・・い？？？？・・・って、こんなの↓　　　　　牛に注意！！運転につかれたら、カフェは絶対ないけど、これがある↓ココナッツ・ジュース田舎って、コロンボよりも４割も安い！！（って、コロンボ２５円、田舎１５円という値段ですが）お昼ごはんには、こんなおもてなし↓スリランカ・カレーヾ(＠^▽^＠)ﾉ今回も↓４時間近くいろいろな宝石の原石を見せて頂きました。勉強にもなったし、これは！！という素敵な宝石との出会いもありました。 o(〃＾▽＾〃)o次回から出会った宝石の話を書いていきます！　　アメブロで「スリランカ的アンチエイジング」書いています。　　　　　　　　↑よかったら読んでくださいね！！

  2009.05.26

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  かみさまありがとう

  先週の土曜日娘のクラスメートのお誕生日会があった。場所：Trans Asia Hotel時間：午後4時から8時ドレスコード：赤と黒の服11歳の娘の誕生日をホテルで主催するなんて・・・・さすが、　　　　　モルディブの方ですね～！！！(↑娘の学校にはモルディブ人も留学している。親は、リゾートのオーナーである場合が多い。）先週は渋滞がひどかったので、4時過ぎに到着すればいいかな～と思っていたら、(↑私もかなりスリランカ人的になりましたね）渋滞が緩和されていて、時間通りに到着。広いホテルの中をさ迷いながら進んでいくと、会場入り口に・・・見事なお花ですね・・・(結婚式みたい）会場に入ると、誰も・・・いない・・・主催者もまだ到着していない・・・娘を一人で置いておくわけには行かないので、とりあえず、アフタヌーン・ティーでも・・・しましょうか。とても優雅な感じ・・・を一人700円で堪能できる。(ケーキもクレープも甘さ控えめでおいしい～！！）主催者が到着したのは、5時前頃・・・・。(↑さすが、南の島の方は大らかに生きてますね！）(↑また、私の価値観と常識が変わっていくわ）誕生会の間、私はジュエリーのオーダーに行こうかと思ったけど、時間が合わない・・・・・・・・。そこで、ホテル内にある宝石店(4軒くらい）を見て周ることにした。2軒目の宝石店に、見事に私好みの淡くて、黄色が美しいクリソベリルが置いてあった。　　　ほしい～！！！が、こちらは時間があるので、あせらず、買う予定のない指輪を見せてもらう。(観光客が減っているので、店の人も歓迎ムード）ブルーサファイア、ダイアであしらって、デザインがかわいい♪ですが、年齢を重ねた私の指には・・・・・・このくらい大きいのがいいですね。(↑おばちゃんになったってこと・・・かしら？？？）まったりと時間をかけていたら、店の人が、　　　　ごめん、ちょっといいかな、　　　　好きなジュエリー見てていいからと、お祈りを始めた・・・・祈りが終わって、すがすがしい顔の店の人に、ねらっていたクリソベリルの値段を聞いてみる・・・。彼は、さわやかな優しい顔で、　　　これは・・・聞いた値段が、予想より安かったのだが、おそらく反射になっているのでしょうね・・・この一言、　　　え～！高すぎるわ～！！！彼は、すまなかったような顔になり、それから、さらに値引きしてくれた・・・・　　　かみさまありがとう実物は写真よりも淡く、輝きが強いです。(右が２．８１ｃｔ、左は３．３７ｃｔ）左のものは、パロット？と思われるほど、緑がかってますね。

  2009.02.09

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  縁があれば・・・

  先週、ベルワラ(宝石の取引がされている所）へ行ってきた。モスリムが中心のこの町で、宝石商人はみんな白い服を身に着けています。気合を入れて、宝石の買い付けに行ったのだが、なかなかお目当ての、「心ときめく宝石」が見つからない・・・・・・・と、私の目の前に現れた大きめのガーネット・・・・光に透かすとピンク色を帯びた紫かなりの良質のロードライトガーネット　　　　あぁ、これほしい～！！と思っても、むやみにほしそうな顔はできない。そうすれば、値段が高くなるだけ。ここでの取引は、「市場の相場」というものもあるが、お互いの「心理」が大きく作用する(↑って、しったかぶって書いてますね）ふ～ん・・・と言った感じで、とりあえず値段を聞いてみる・・・思ったより高い。(↑強気な値段を出してくるものだわ。）とりあえず、こちらも買ってもいい値段が、相手価格の半分くらいだったので、その下辺りの値段から攻めてみる。相手は少し単価を下げただけで、こっちの値段とはまだかけ離れている。(↑良質で希少性が高いのであちらも落とさない）何度か交渉を繰り返したが、少ししか下がらない・・・・この場合、　　　　　じゃ、いいわ。　　　　　私は別にどうしてもほしいわけではないからという態度を前面に出して、結果、　　君の値段でいいよ。買ってくれ。となる・・・・・・・・・・・・・・・ことを予想していたら・・・・相手は、　　　　　話にならん・・・とさっさと出て行ってしまった・・・・・あぁ、あの９ｃｔのガーネット、どうしてもほしい～！！！(↑どうして女は去るものを追いたくなるんでしょうね）隣で仲介をしてくれているリカスに、　　　　　あのガーネット、どうしてもほしいんだけど。と言うと、彼は、　　　　　今追うと彼の言い値になってしまう。　　　　　数日置いて、まだ売れてないようだったら、　　　　　そこで交渉して、こっちの希望額で買った方がいい。　　　　　こういった時は時間をかけた方がいい。確かに・・宝石は出会い。縁があれば私のもとに来るでしょう　　　　　(↑・・・と自分を励ます）それから、私は神様にお願いをした。　　　　　どうか、あのガーネットが手に入りますように～！　　　　　(↑こういう時だけ祈ります・・ね・・・）それから、数日して、リカスから連絡が入った。　　　　　　　　　交渉成立！！私の最初に希望した金額より２割ほど上回ったけど、あの良質なガーネットなら相場かもしれない。このガーネットの魅力を最大に活かしたカット。美しい～！！！このような経験も「現場買い付け」の醍醐味ですね。　この私の手から、さらに縁のある方にお届けします♪

  2009.01.31

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  ゴールドを買いに♪

  今日はゴールドを買いに行きました。ゴールドって？もちろんこれですよ↓純金１００グラムでも１００グラムも必要ないし、お金もないので、必要な量をカットしてもらいます・・・↑こんなの庭の木以外に使うことが・・・あるのか・・・。まっぷたつに割れてますね。今回必要だった量・・・１０グラム（←だけ）これで、リングとピアスを作ります♪「金」は投資にいいですね。娘の将来の為に買っておきますか。って、実際買ったのはこれ↓中身はチョコレートです。あっという間になくなりました・・・。

  2008.11.27

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  ホームレス中学生を超える！

  「ホームレス中学生」残念ながら、まだ原作本もドラマも見たことがない。ネットであらすじを拾って読んで、あぁ、原作本が読みたいなぁ、と思っている。大体、「ホームレス」と「中学生」この対照的な二つの言葉をつなげたものだわ、と感心もしてしまうのだが・・・・ここスリランカ、その、｢ホームレス中学生」を超えるそれは、それは、強烈なホームレスが存在する・・・・・それは、それは、それは、　　　　ホームレス宝石商先日行った宝石産地のラトゥナプラの路上マーケットには、様々な宝石業者が存在する。そして、あまりレベルの良くない宝石を鉱山主から預かって、それを、売るという商人も多い。ちょっと、汚いかな？と思ったりする程度なのだが、(↑南国ですから、そういう格好しかできないのですが）今回会ったホームレス宝石商は、本当に強烈であった。最初から強烈に宝石を売りつけてくるのだが、私が感心を示さないと・・・・「二日間、食べてないいんだ。頼む、買ってくれ！」・・・これまで、色々な宝石商から宝石を買い付けてきたけど、このセールス・トーク・・・お見事です・・・すっかり、割高で、(↑値切ってもなぜか、割高だった・・・）ヘソナイト・ガーネットをひとつ買ってしまった。まぁ、ホームレスかどうかはわからないけど、彼が数日何も食べてなかったのは本当みたい・・・宝石路上マーケット、この中にはホームレス宝石商はいません

  2008.10.01

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  キーレンジャーの正体は？

  子供の頃（←かなり昔）「秘密戦隊ゴレンジャー」の中で、一番好きだったのは、アカレンジャーかアオレンジャー絶対キーレンジャーは選ばない・・・・当時からかなりのイケメンが好み(↑・・・って、みんな同じようなマスクしてますが）絶対キーレンジャーなんて選ばない、絶対、絶対、・・のは・ず・が？？？先週、宝石産地ラトゥナプラ郊外の原石マーケットへ行ってきた。そして、これは、イエローサファイアの原石ですよと見せられたものは、絶対にサファイアではない・・・・サファイアの原石はもうかなり見抜けるようになった・・・では、これは何？黄色の原石？？？なんだろ？と、勉強用サンプルに買ってみた。そして、同行していた、宝石学を学んでいるMr.Ｋに見せると、彼は、ここに色の集中が見えますね。これって、トパーズを色つけしたものではないですか？あっけなく正体判明。研摩をすると見事なホワイトトパーズになりました。どうして、私、気がつかなかったのでしょう？まだまだ修行が足りません・・ね・・・。

  2008.09.25

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  国境を越えた人々

  一昨日、４日間にわたる宝石展覧会が終わった。結局、４日間毎日行った。と言っても会場はあまり広くもないので、同じところをぐるぐる見て回るので、販売している宝石店の人たちも、買わないのにまた来たか？ってな感じで、それでも愛想よく色々な宝石を見せてくれましたね。宝石学に関係している方々にもたくさん会い、宝石を見る以上に世間話をしている時間も長かったような気がする・・・知っている宝石店には、いりびたり、宝石を撮らせてもらい、あぁ、なんだか、学園祭のような、そんなノリのような、アットホームな展覧会だった・・・・。(↑終わってみるとちょっと寂しい？祭りの後のような・・・）さて、その会場でお会いしたのが、SWISSLABのDr. Adolf Perettiマダガスカルで採掘をしているスリランカ人の活動をスリランカ人に見せるための報告会の為にいらしてました。数年前にコランダムのBe拡散処理の講演会でお会いして以来。当時は宝石学を始めた頃で、今回は、相手は私のことなんか知らないであろうが、「私もＦＧＡで、いつもそちらのラボのWebサイトを見ています！」「タンザニアのルビーの報告は大変興味深かったです！！！」などと、強引に挨拶をさせて頂きました・・・。(↑有名人に会うと、舞い上がってしまいますね・笑）(左側がDr.Peretti、後ろ姿ですが）

  2008.09.11

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  スリランカ宝石展覧会始まる！

  今日からコロンボで、「第１８回スリランカ国際宝石・宝飾展覧会」が開催さています。オープニングセレモニーの様子スリランカの民族舞踊、キャンディアンダンスで華々しく始まります。（このダンスは象のパレードで踊ったり、結婚式やお祝い事でもよくダンサーが呼ばれて踊ります。小学校でもこのダンスを習います。娘の行くインターナショナルスクールでも科目にあります。）油が入っていて、そこに火をつけます。祭典や新年のお祝いにはかかせない大切なスリランカの儀式です。大臣、来賓が並んでいます・・・宝石関係者や式典に招かれた人たち・・・(私、招待状なかったけど、へへ座っちゃいました）式典が終わり、本会場へ移動します。その時もダンサーたちが先頭。はぁ～、なんだか楽しそうですね。会場の様子大手のブースは毎年ながら気合が入ってますね。買った宝石はその場で鑑別できます。知り合いの鑑別士、エパさんに声をかけられ鑑別のお手伝い・・・・・・奥さんに買ったというサファイアの鑑別をさせてもらいました。いい旦那さんですね・・・。で、今日、私が、買った・・モノ？それは、モラトゥワ大学宝石学部発行の冊子とスリランカ宝石学協会の帽子まだまだ初日、まだまだまだあと３日、まだまだまだまだ買いません～！

  2008.09.06

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  宝石を買いに行きましょう～♪

  今日は宝石を買いに、宝石産地の鉱山へ。朝、娘を学校へ送っていって、そのまま鉱山へ直行♪の予定が・・・今回は内陸の道を選んだのと途中の大雨で、すっかり道に迷ってしまった。一体ここはどこ～！雨がだんだん強くなる・・・・・それでもここは島国だから、どんな道を走っていても必ず海にたどり着ける。サハラ砂漠じゃなくてよかったよぉ・・・・・・と自分を励まし(←騙し？）ながら進んでいくと・・・どんつきは海・・ではなくて川だった。それも、囲いも標識もないので、夜だったら・・・確実に、ポチャンでしたね（汗）引き返し、途中何度も人に聞き、やっと、鉱山オーナーのお宅へたどり着いた。(↑ヘロヘロ状態）今日のお買物は、コランダムの加熱実験に使うギウダと呼ばれるサファイアこれに熱を加えると青になるから不思議ですね。帰りは内陸ではなく海沿いのゴール道路を使い、せっかくここまで来たので、熱帯建築家の巨匠、バワのホテル、The Blue Waterでお茶をしました♪（はぁ、ここはいつ来ても癒されるな～）

  2008.09.04

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  ナイジェリアン・リターン！

  あの男が帰ってきた・・・・・・いや、正しく言えば、はるかアフリカ大陸から、この小さな南の島へやってきたのだ・・・。アフリカから来た男・・・詳しくは過去のブログを読んでから先を続けて下さい。出会いから騙されるまで騙されたから文句を言うと前向きに考えるが相手の方が上手だったか、きぃ～！そのナイジェリアンガイが戻ってきた～！！！！先週やっと娘の学校が始まったので、朝からのんびりとお茶を飲んでいると、携帯が鳴る・・・表示は・・・・・・・・・・・・・Nigeria・・・・・(↑名前だとわからなくなるので私の携帯は特徴で区別）・・あ～！！あの男だ！！！！！！はぁぁろぉぉ～！ジェムガスキーさん！！（↑この明るさ、間違いない。）久しぶりですね～。とても良い宝石をナイジェリアから持ってきましたよ。あなたのために！（↑ホンマか？・・・信じませんが）でも、私も、あれからパワー増してますからね・・・ここは、大人の態度で、まぁ～！！嬉しい！！あなたのことはとても、とても待っていたのよぉ！(↑前回の払い戻し金をやっぱり取り返したい）ってな会話をして電話を切った。それから、おそらく他を回ってから来たのであろう、夕方に、「私のために」という宝石を持って現れた。それは、トルマリンの原石う～ん、あんまりクオリティがよくないんですけど。どうやら、絶対にお金で前回の損分を取り返すことはできない。この中から選ぶしかないのか・・・。(他にも原石を持ってきてたけど、このグループが一番よかった）そして、選んだのは、ピンクのトルマリン何も処理されてないというけど、なんとなく表面が溶けてないか？（トルマリンの処理について詳しい方は教えて下さい！）Ｃ軸を垂直に見た方向。ピンクがはっきりして美しい。Ｃ軸に沿った方向。こちらは淡いピンク・・・こういう色もいいね。結局、この石を前回の返金の差額として受け取ろう・・・と思ったら、さすが、ナイジェリアン、品物を只で渡すことはしない。もちろん、ビジネス。返金分にプラス２０ドルという値段を表示してきた。ま、そうでしょう。ただ宝石を渡しに来るだけの堅気な人種は、日本人くらいでしょう。(↑本当にそう思う、そしてその堅気が誇りなんですけどね）そこで、今回も丁寧に交渉をして、１０ドルで交渉成立。こうして、さらに授業料追加した・・・・・・・経験を買ったって感じでしょうか？

  2008.09.02

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• ４６カラット、非加熱サファイア

  昨日、ベルワラの宝石商人が我が家にやって来た。彼と私は昨年いろんなところで、偶然か？っていうような出会いをしており、（まぁ、本当に偶然なんですけどね。）ロンドンで再会した話へGo!私としてもスリランカにいるたくさんの宝石ディーラーの中で割と信頼を置いてる。あれが、ほしい！とか、これはいくらだ？とか、色々メールで聞いたり、高くて買えない！！とか、もっと安くしてよ！！！！とか、色々言いたいことを言わせてもらってる。それで、私はやはり予算の関係上、あまり多くを買うことはできないが、何だ、かんだと、珍しい宝石があると見せてくれる。君の勉強になるから～！と、私も買う気はないが（←買えないよぉ）写真だけしっかり撮らせて頂く・・・昨日の目玉は、４６カラットの非加熱サファイア！色は薄いが、内包物が少なく（綺麗な内包物）、クラックもなく、あ～！美しい！！！！！！！勉強にもなるし、目の保養にもなりました！！！宝石ディーラー（２３歳・独身、宝石商の３代目）

  2008.06.06

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• 宝石の輝きを追え！

  手に入れた非加熱サファイアの原石、そのままでももちろん美しいのですが、非加熱サファイアの写真のページへGO!カットと研磨をしなければ、ジュエリーとして楽しむことはできない・・・これまで、知り合いのお店に専属している人にお願いしていたのだが、彼女は、かわいくて、性格もよくて、仕事も期限内にしてくれるし、仕事現場に入って見学できるし、宝石がすりかえられる心配もない・・・・けど、けど？ちょっと下手なんですよ・・・・・（というか、雑なのかぁ？）ここは、性格の良さや顔で決めることではないので、（当たり前ですね）腕の良い方にお願いしたい！！！で、探した人は、ラトゥナプラに住んでいる、この道３０年の男性彼は、顔もまぁよくて、性格も温厚で、英語もできるので色々話しも伺え、確かに腕がいい！！！が、が？ラトゥナプラってコロンボから車で３時間、ちょっと遠くて気軽に行ける距離ではない・・・で、近くて、腕の確かなところはないか？そして、２週間前やっと、コロンボ郊外で（車で行ける行動範囲）研磨工場を見つけた。ここれは、直接、カット・研磨する人と会話はできないが、マネージャーがかなり、具体的に説明してくれ、納得ができる感じ。通常はスリランカ内の宝石よりもアメリカのモンタナ・サファイアやメキシコのファイアー・オパールをカットして、すぐにアメリカの会社に送り返すとのこと。原石も、カットしなければ輝きはない。夢を輝かせるには、磨くことが大切なんですね・・・研磨工場の風景（学校みたい）

  2008.05.22

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• ソラノカケラ

  スリランカは、多種多様の宝石が産出される国で、なかでもブルーサファイアが産出されることで有名なのだが、その多くは、人の手で加熱することによって、青の強さや輝きを増している。つまり、非加熱の美しいサファイアを見つけるのは難しい・・・スリランカの採掘現場の地層は、漂砂鉱床といって、長い年月をかけ、雨や風に風化され、宝石どうしがぶつかりあい、結晶体の形がなくなり、小石のような状態になっている。それらが川に流れ込んで沈殿したり、地下３０メートルにところ、花崗岩と石灰岩が接触するあたりに宝石の層として、眠っている・・・・太古の時代から長い年月をかけて、いろいろなものにぶつかり合いながら・・・・そんな長い旅を終えた原石を見るたびに、　　　　　　宝石は出会いだと、思う。この非加熱サファイア、小石の状態よりも、かなり薄く、色も水色で、まるで、空から舞い降りてきた、欠片のよう・・・・・・ソラノカケラ・・・・・・・（これは研磨しないで、そのまま持っておきたい宝石ですね）

  2008.05.12

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• 続・フィンランドの宝石鑑別士

  例えば、機能がたくさんついているカメラを持っていても使い方がわからなければ、限られた使い方しかできない。知識も頭の中にあるだけではなく、その引き出しを必要な時に開くことができないなら、それは何の役にも立たない・・・・・・ってなことが・・・わかった・・・・よぉ・・。薄いブルーのカボションにカットされたいくつかの宝石お店の人がアクアマリンだといっている・・・・・・・・ふーん、アクアマリンか・・・・「おい、これを見ろ」フィンランドの宝石鑑別士が言う。見ると、まっぷたつに割れたものが・・・「あ～、割れちゃってるね」(↑この時点で何を言ってるのかわからなかった私）「アクアマリンはこんな割れ方をするか？」　　　　あ～！！！！！！！！！！！　　　　この割れ方はトパーズだ！！！！！！　　　　(↑やっと気がつく）知識は大切でもそれを活用できる力はもっと大切あ～、宝石鑑別士がいると心強いね・・・って、　　　　　　　　　　　　　　　私も鑑別士なんですけどラトゥナプラの宝石学博物館で。(記事のアクアマリンとは関係ありません）

  2008.05.02

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• 続・原石を買い付けた後は

  前回の続き、やっと研磨・カットのできたサファイア青がきれい～！！顕微鏡で見ると、ルチルのインクルージョンもしっかりあり、これは、まさに非加熱サファイア！！！それも典型的なスリランカ産！(まぁ、スリランカの鉱山で買ってますから・・・でも確認要）そして、昨日、7個のブルーサファイアをラボラトリーに持っていって、ＦＴＩＲ（フーリエ変換赤外）で、ひとつひとつ調べてみた。もし、加熱処理をされていれば、周波数の３５００あたりが吸収されているはず。そして、その結果は、↓↓↓↓すべて、非加熱サファイアでした～！！！！！ここまでの道のりは長かった・・・

  2008.04.01

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• 原石を買い付けた後は

  前回の日記に書いた、鉱山から仕入れた数々のサファイアの原石まずは、１・１０個ほど選んで、カット・研磨をする(←研磨師に依頼）２・カットされたものを顕微鏡で内包物の確認（←これは自分で）　　ルチルなどの内包物が健在であれば、非加熱の可能性が高い３・顕微鏡で非加熱と鑑別できても念の為、こちらのラボに持ち込む　　FTIR（フーリエ変換赤外）で加熱の履歴を確認する　　　　　　　＊スリランカで分析できる機械はこれが最高　　健在な内包物とFTIRで、Be(ベリリウム)拡散加熱処理の可能性は低いと思う　　（もし必要な場合は日本のラボで、LA-ICP-MS質量分析装置で調べるしかない）知り合いから買い付けたものでも、すべて自分で鑑別することが大事！(↑だって、宝石鑑別士ですから・・・これも醍醐味のひとつ）今はまだ研磨の段階お願いしている研磨師は現在妊娠3ヶ月無理しなくていいよ～・・・でも早くお願い！　　　　　　　と後ろから励ます（←これも私の仕事）

  2008.03.28

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• 宝石買付けの醍醐味！

  以前見学させてもらった鉱山のオーナーに非加熱サファイアを買いたいとず～と申し出ていたのだが、ものすごく忙しいのと個人的なビジネス（つまり小規模）はあまりしないらしく、なかなか会う予定がたたなかった。で、やっと昨日、午後なら会えるということになり、娘(9歳）を学校へピックして、それから、びゅ～んと車を飛ばして(↑と言っても、スクールラッシュアワー）1時間半かけて、オーナーの家についた・・・(ヘトヘト）その時点でオーナーは外出先から帰ってなくて、やっと3時すぎ帰宅して、昼食を食べていた・・・(↑本当に急がしそう）彼の鉱山から採れた非加熱サファイアの袋をが～と広げて、色が気に入ったものを選んでいたのだが、まてよ？こんなチマチマした方法では、値段も高くなるし、こっちも疲れる・・・・（どんな理由だ？）せっかくだから、ど～んと選んだ方が・・・そこで、　　　「もし、この袋に手を突っ込んで、　　　　握り締めた宝石全部を買い取ったときの　　　　カラットあたりの単価はどのくらい下がりますか？」と聞いたら、　　　「選ばないのだったら4割くらい安くしてあげるよ」よっしゃ～、私は、袋(透明）に手をいれ、ドキドキしながら、非加熱サファイアをつかんだ～！！！！あ～、これって病みつきになりそう！品質別にわけてあり良質を選んだので、この方法でもはずれがない

  2008.03.25

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• 宝石買付け日記

  先週は娘の学校が自爆テロ警戒で休みになったので、友達の家に遊びに行ったり、ブリカンの図書館に行ったり、のんび～り、泳いだり、旦那の誕生日に友人も招いたり、まったくテロとは無縁な生活を維持して、少しでも娘の不安（爆弾に遭う）を取り除く努力をした。(↑ま、普通の日常生活をしてるだけなので、努力ってこともないか・・・）今週に入ってやっと学校に行ってくれたので、よっしゃ～！私も活動開始！！！と、昨日は友人が紹介してくれた宝石のディラーの所へ・・・そのディラーは、主に台湾に輸出しているということで、「いや～、昨日、かなりの宝石を台湾に送ったところなんだよね～」といいながら、それでも、残ってる宝石を順番に見せてくれた。手順は、質のあまりよくないレベルから見せて行き、段々とグレードをあげて行く・・・。昨日の私の目的は、１．掘り出しものがあれば買う２．美しいガーネットとアクアマリンを買う３．サファイアの質と値段を調べるだったのだが、やはり１時間も過ぎたあたりで、ど～！！！！！と疲れが！！！！！！！大変贅沢なセリフだが、ひとつひとつ、宝石をルーペで見ていると宝石酔いをしてしまうんですよ。で、買ったのは、１．ガーネット(ヘサナイト）７．５Ct２．サファイア、６個合計３．２４Cｔ３．ピンクトルマリン　４．０７Ctガーネットはスリランカで採掘されるヘソナイトガーネット、赤味が強く美しい。　(通常はオレンジ系が多いが、私は赤味が強いものが好き）サファイアは通常加熱なのか、薬剤が入っての加熱なのか、もっと鑑別要。顕微鏡では内包物がかなりきれいに残っているので、あまり高温では加熱されてないと思う。見た目の色が綺麗。ピンクトルマリン色がひかえめなピンクで美しい。産地はナイジェリア・・・・・・・・・え？ナイジェリア？？？？？もしかして、ナイジェリアのディラーから買ったの？？？？もしかして、もしかして、それは、あのナイジェリアの男か？？？(参考→ナイジェリアから来た男）ピンポーン！それでも、宝石店買うよりは値段が安かったし、この４カラットのピンクトルマリンが気に入ってたから購入。でも、なんで、私の知ってる人の宝石を今日初めて会った人から買ってるんだろ？次回、あのナイジェリアの男が現われたら、絶対に、原石で直接買い付けをしてみたい～！！！

  2008.02.12

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