
池袋の楽楽屋は、中国だった。
中国語が飛び交い、出される料理もそのままだった。
この料理の名前は、「マーラーコリコリ」だった。
痺れ辛いコリコリの豚耳を日本風に呼んでいる。
その他、店で何かの昆虫を食べた。名前はよくわからない。
そして、知り合いの中国人の友人と、白酒乾杯合戦がはじまった。
56度の白酒を、グラスに注ぎ、交互に飲む。(二鍋頭 56度)
北京人がいると二鍋頭である。
実に危険な、脳によくない飲み合戦である。
帰りの電車の記憶が少し飛んでいるのと、翌昼まで息が酒臭い。
うちの妻は、部屋の窓全開にして、臭い対策をしていた。

弓削田醤油 醤油王国見学。

大豆を蒸して、小麦を炒る。
このあたりから、香ばしい匂いが漂っている。
それらを撹拌して、混ぜて、桶に入れる。

桶は400年は使えるそうだ。
2階の飲食、見学スペースから、発酵桶の音を聞くことができる。
(聞いたけど、ノイズが大きく、どれが、発酵サウンドかよく分からない。)
桶ごとに使用大豆が異なる。
塩味がきついため、各桶ごとの味の違いは出ないそうだ。

もろみを布に乗せ、巻いていく作業。

重ねた布巻されたもろみから、生醤油が染み出てくる。

絞ったもろみカスはこんな状態となる。
これらは、家畜の餌となる。
塩分が16%以上のため、人間には、塩気がきついが、牛などには、ちょうどいい塩分となっているとのこと。(濃度の数値が、7%と言っていた気もする。うる覚え)

池袋の紀伊国屋で、軽井沢高原ビール seasonal belgian white 2012 を発見する。
帰宅通勤ラッシュの人ごみの中で、カルピスのような口当たりのいい、それでいて、少し癖のある、ベルギー風白ビールを飲む。
グラスに泡立って、泡をヘラで削る、みたいな、ベネルクス三国風なスタイルで飲んでみたいぜ。

秋津で気になるお店発見。
ここでもいろいろなドラマが発生していそう。
小岩で世界を体験しよう(日本も含む) 「小岩の味噌蔵 藤家のこだわり」 20 コイワタイムズ69号
昭和通りの店先で、はやりの塩麹を見つけた。
醤油やゆず茶もある。並んでいる品揃えを見るとかなり面白い。
上越のかんずりや、小嶋屋総本店のふのりそばなど、バラエティに富んでいる。
「一体どうやって集めているんですか?」
最初に出た質問それで、次は、「何屋ですか?」だった。
店主の延藤さん曰く味噌屋とのこと。たくさんのこだわりの品々は問屋仲間のネットワークから紹介されている。
「うちは紀伊國屋と同じ商品が並んでいる。」と、新潟の味噌蔵を脱サラした延藤さんは誇らしげに言う。

そして味噌も全国35種類が並び、オリジナルの合わせ味噌が売られている。
みそ製造二級技能検定の資格を持つ延藤さんの味噌はひと味違う仕上がりだ。

お薦めはギリシャクレタ島産の100%オリーブオイルで、多くのマエストロが絶賛し、味、香り、抗酸化作用全てに優れたオイルが破格値で売られている。

その他、伝右衛門のなめ茸などこだわりが溢れている。
味噌・醤油・乾物・全国銘品 「味噌蔵 藤屋」
東京都江戸川区南小岩7-23-17
小岩で世界を体験しよう(日本も含む) 「小岩で一番古い喫茶店、「木の実」の時間」 19 コイワタイムズ68号
小岩で一番古い喫茶店「木の実」が前から気になっていた。
営業時間は9時から20時なので、平日は、なかなか行けない。
土日で時間がある時に訪れることができた。
塩沢慎さんの「東京ノスタルジック喫茶店」という本には、
「木の実」の物語が書かれている。
女手1つで始まり、法学者の夢を諦めた兄と、サポートする弟の姿がある。
古い喫茶店には、人のドラマがあり、古い喫茶店がある街には、そこに人との触れ合いや交流がある。
コーヒーといえばチェーン店が増えたけど、自分の街にある古い喫茶店を大事にしたいと思った。
コーヒーは、フレンチやイタリアンやハワイアンなどがあり、雑味を除く工夫がされている。
また、有機栽培された質の良いハーブティのこだわりがある。
紅茶も各種いただける。
トーストやサンドウィッチも豊富で、喫茶店の食事を楽しむことが出来る。
時間が止まった場所でもあり、喫茶店という極上の憩う空間がある。
木の実
東京都江戸川区西小岩1-20-20
営業時間 09:00~20:00 無休(年始除く)
小岩で世界を体験しよう(日本も含む)「高い場所から小岩を見ると」 18 コイワタイムズ67号
新しい場所を知るには、そのエリアの1番高い建物に登るといいと言われたことがある。
それ以来、タワーに登る癖がついた。
ならば、小岩を知るのには、「和洋女子大学文化資料館」をおすすめする。
17階の窓から、小岩は元より、東京スカイツリー、東京タワー、新宿の高層ビルまでが見える。

視界がクリアな時は、富士山も見える。そして、東京湾も確認できる。
また、高いところは自分の位置が確認できる。
そこから、新しい視点や視界が開ける。
さらに、この文化資料館では、この辺で出土した土器が展示されている。
小岩も甲和里(こうわのさと)と呼ばれた時代があり土器などが出土している。
中沢新一さんの「アースダイバー」によれば、土器の出土は、強い霊的な場所を示す。
同時に、タワーには昔から人々をまとめる不思議な力があった。
ここから東京に出来た新しいシンボルタワーが見える。
新しい小岩を確認できる。
■ 開館時間 : 10:00~16:30(第1・3・5土曜日は12:00まで)
■ 休館日 : 日曜日、祝日(3月20日は特別開館いたします)
■ 入館料 : 無料(どなたでも自由にご観覧できます)
■ お問い合わせ : 和洋女子大学文化資料館オフィス
〒272-8533
千葉県市川市国府台2-3-1
Tel・Fax 047-371-2494
小岩で世界を体験しよう(日本も含む) 「小岩サンサールで健康になりましょう」17 コイワタイムズ66号
小岩サンサールで食べるネパール料理から季節の食材を用いた繊細なセンスを感じた。
ネパール人のウルミラさんは繊細な舌を持っている。
それは普通のインド・ネパール料理と違った。
笑顔が素敵な店主ウルミラさんは、ネワール族のご出身で、お父さんが王室兄弟の専属料理人でもある。
そしてアーユルヴェーダ医学を踏まえた季節の野菜と体に合うスパイスを用いた料理は日本人を元気にする。
ウルミラさんに今日の体調を伝えると、体が欲しがる料理が食べられる。
そんなサンサールの料理は季節の素材とスパイスとの組み合わせで、何万通りに変化する。
ダルバット(Dalbhat ネパールの日替わり定食)のおかずから、体を気遣う愛を感じる。
小岩サンンサールは、2010年12月に江戸川区産業賞優良商店表彰を受けている。
賞のポイントは「きめ細やかなサービス・魅力ある商品などを提供している商店」とあり、まさにそのきめ細やかさと魅力ある料理がここにある。
サンサール
東京都江戸川区南小岩5-18-16 ニューシャトレー 103
11:00~14:30
17:30~22:30(L.O)
ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
http://www.san-sar.info/
小岩で世界を体験しよう(日本も含む)「秋田屋で、牛を丸ごと味わう」 16 コイワタイムズ65号
柴又街道沿いの北小岩2丁目バス停の斜向かいに肉屋秋田屋はある。
秋田屋の揚げ物にやられた。
まず、匂いがいい。揚げたても、いいけど冷めても香ばしい。
コロッケもメンチもささみカツも全て食べ応えがあり風格がある。
昭和生まれが持っているあの頃の揚げ物の原点がそこにある。
おやじに聞くと、油は100%ラードを使用し、衣の生パン粉は砂糖不使用だそうだ。
砂糖が入ると黒くなる。
そして店内のガラスケースの肉の色が違う。
品のよさがあり、色や霜降り具合が鮮やかで美しい。
すき焼き用の肉を買おうと思って値段の違いを聞くと、部位の違いだそうだ。
仕入れは、なんと、牛一頭を購入しているとのこと。
市場で解体した肉を店で加工しているそうだ。
店に並ぶのは、同じ牛の肉なので、切り落としが一番お得だそうだ。
息子さんが新宿デパートで修行したとのことで、肉は1枚ずつラップで包む最新技術で対応している。
牛タンもテイルも同じ牛を味わえる。
秋田屋
東京都江戸川区西小岩5丁目14 - 15
03-3673-1365
小岩で世界を体験しよう(日本も含む) 「小岩ヒーリングスパ 照の湯」 15 コイワタイムズ64号
照の湯は、地下深い井戸水をくみ上げて、完全薪炊きのお湯を提供している。
お湯の良さの違いは時間を置いた翌朝に判明する。
3つの浴槽で、温度が異なり、低中高と順番に入る。
高い湯は、手先が痛くて1分は耐えられない。
入浴後、しばらくすると全身から大粒の汗が噴出し、そのまま半袖で、寒い中も帰れる気になってしまう。
そして、翌朝、目覚めると手足の鬱血が消え、気分がすっきりとする。
体にはっきりと効果を感じる湯である。

湯船の蛇口にはカルシウムが付着し、富士山の銭湯絵は青ペンキで塗りつぶされている。

宮大工が作った折上格天井は高さゆえ、冬の暖房は効かないが、夏は天然の風が吹き込み涼しいとのこと。

庭には、金魚が泳ぎ、涼む縁側には灯篭もあり風流である。そのガラス戸に彫られた鯉のガラス絵もみごとである。

そして女性の浴室には、九谷焼き鈴榮堂・章仙画の芸術的なタイル絵がある。
この銭湯にいると、田舎に小旅行した気分になる。
照の湯
東京都江戸川区南小岩6丁目26-19
営業時間 15:30~24:00 定休日 第2、4土曜