長らく放置してましたが・・・・。
死んでませんので(^^;)。
実はジュネーブともあと2月くらいでお別れ。
帰国するんですよ~。
ということで、家の中の物を仕分けしたり、帰国した時の住居をどうするかとか、学校がどうの、役所がどうの・・・ということで、頭の中ワケワカです(笑)。
が、永遠にエジプト旅行中も何ですので、この話だけはがんばって終了したいと思います。
ということで、2か月ぶりですが・・・・何だっけ?
そうそう、砂漠でのキャンプでした。

キャンプの様子はこんな感じです。4人だとテントは2つ。運転手兼ガイドのおじさんは、車のわきに小さいテントを張って寝ます。
テントの設営などはガイドのおじさんがやってくれますので楽ちんです(笑)。

火をおこすのももちろんガイドさん。
遊ぶのは子供(^^;)。
食事の用意も全部やってもらえるので、その間砂漠を自由に散策します。
私はトイレを作成しました。
トイレは砂漠なのでその辺で適当に、ということですが、夜でもトイレまでの道が家族みんながわかるように、道筋に線を引き、トイレの場所には穴を掘って、周りを平らな石で囲みました(そうしないと砂なので、立ったところから穴が崩れてしまう)。
最後に棒を立て、トイレットペーパーをひっかけて出来上がり。
ちなみに、もちろん囲いはありません。
あと、キャンプ場じゃないので、シャワーとか水道はないです。
(この日は新月に近く、懐中電灯をつけても夜中は足元がよく見えなかったので、トイレまでの道筋を書いておいて良かったです)
子供や旦那はその間白砂漠の散策。
この辺りはキャンプエリアになっているようで、他のツアーの人たちもあちこちでキャンプのテントを張っているようです。と言っても、お隣のテントは豆粒ほどの大きさなので、お互いは1キロ以上離れてる感じですが。

そして相変わらず走る息子・・・・。
日が暮れてくると途端に寒くなりました。
火の近くによって暖を取りながら夕食。
メニューは
・セモリナ小麦粒入りのスープ
・人参とキュウリのサラダ
・野菜の煮物
・ピラフ
・グリルチキン
・コーヒーか紅茶
・お菓子
・ミントティー
もちろん料理はすべてガイドのおじさん、いや、もう、お兄さんと呼ばせて頂きましょう。
完全な上げ膳据え膳で、キャンプというには楽すぎ(笑)。

量もたっぷりですが、おいしくて皆でおかわりしてペロリ。
鍋の中にはペンペン草も残りませんでした。
食事の後は、天の川も見える満点の星の下、火を囲んでガイドのお兄さんと英語でおしゃべり(してたのは旦那と子供らですが)。
一つ隣のキャンプサイトではガイドさんが歌を披露して皆で歌えや踊れやとしている様で、太鼓の音と、幽かに歌声が聞こえてきます。
それはいいんですが・・・・寒い(^^;)。
夜になって本当に芯から冷えてきました。
フリースに上着の重ね着なんですが、寒いです。
時刻を見るともう10時。
寒いし明日も早いのでもう寝ることにします。
●一口メモ
マジ寒いですよ。砂漠の夜は(笑)。
零下です。たぶん。
肌着、長そで、フリースで寝袋に入り、下にはマットレス。上からラクダの毛布をかけましたがそれでも寒かったです。使い捨てカイロを持って行って救われました。
砂漠は昼間の暑さを考えると11月~3月くらいまでがベストシーズンだそうですが、防寒は念入りに。我が家は子供の上着はスキーウエアにしましたが、それでも全然暑くなかったようです。車だし、暑いぶんには脱げばいいんですが、寒いのは耐えられません。
防寒は念入りに。
それから、お隣の歌って踊れやキャンプサイトでは、何とこの寒空にテントなし(^^;)。
砂に直寝だったです。
テントの中でも寝袋から出てる顔が寒くて鼻がキンキンするくらいだったのに・・・。
参加なさるキャンプにテントがあるかは、冬場はぜひ確認してください。
砂漠に持って行った方がいい持ち物リストです。
・防寒具(セーターやフリース、使い捨てカイロなど)
・飲み物(夜と朝は飲み物が出たので、飲料用は4人でペットボトル1本でいけました。冬場の砂漠は暑くないのでそんなに喉は渇きません。ビールなども持ち込みになります。なお、飲み物はホテルで販売しています。)
・水(洗顔や歯磨きするための水も1本か2本あったほうがいいです。)
・タオル(洗顔用)
・トイレットペーパー(トイレ用)
・おやつ(ガイドのお兄さんと食後に和む時や、子供が空腹を訴えた時用)
・懐中電灯(夜のトイレに。各テントごとに必要)
・ウエットティッシュ、ティッシュ
・星に興味があれば天体グッズ(星座板とか)
ということで白砂漠です。

白く見えますが、砂が白いわけではありません。
この白い色は、太古の昔にできた石灰岩の層。長い年月をかけて風やたまに降る雨が砂を運び去り、石灰岩の層が露出し、更に長い年月をかけてその層が削られていったもの。
削られた石灰の層はいたるところで「奇岩」となって残っていて、写真スポットになっています。

奇岩の真下に入り込んで写真を撮ってる人もいますが、
石灰岩はもろいので、下手すると崩れます(^^;)。

下敷にならぬよう注意してください(^^;)。
なお、綱の張ってある奇岩は近寄り禁止です。
(綱の中に入って写真撮ってるマナー悪い西洋人多すぎ)
今夜はこの白砂漠の中でキャンプです。
砂漠というと草木のない不毛で静寂な世界。
灼熱で水がないと1日で死にそうな
イメージ・・・。
があると思います。
しかし、実際には砂漠にだって動物は住んでいますし、地中深くに水源がある場所には、そこまで根をのばして生きる植物も見られます。
サハラの様な砂だらけで本当に植物の影も無いような砂漠でも、日光の傾きによって変化する砂の大地の色はそれはそれは美しいもので、
その美しさは新緑のスイスアルプスと比べたって見劣りするものではありません!
何も聞こえない静寂な世界というわけではなく、風の音、空気の流れる音がして、無機質な防音室に一人でいるような静寂とは質が違い心地よい感じです。
砂漠は決して「死の世界」なイメージではありません!
(すみません。砂漠ファンなもので・・・(^^;))
さて、エジプト西方砂漠の白砂漠。
今は冬なので日中も暑くはありません。
喉も殆ど渇きません。
ここは風もなく何日も前の車の轍がくっきり残っていますので、はぐれてもそれをたどって道まで戻れます。
その上ガイドさんのお給仕つきだし(笑)砂漠のキャンプと聞いて思い浮かべるサバイバルな感じはありません
。
ガイドさんの判断で今夜のキャンプの場所を決め、キャンプの始まりです。

私たち家族のチャーターした車。
私たちの今回の砂漠ツアーは1泊2日。
クリスタル・マウンテン、白砂漠を見学した後、砂漠の中でキャンプし、翌日黒砂漠を見学して戻って来る予定。
この時期の砂漠の夜は寒いですが、以前チュニジアではサハラ砂漠のキャンプツアーに参加できなかったので、ここでの砂漠キャンプは今回の旅行最大の盛り上がりイベントです。
西方砂漠一番最初の目的地はクリスタルマウンテン。
バハレイヤ・オアシスから砂漠の中を走る舗装道路を車で1時間くらいの所にあります。
直訳すると水晶山ですが・・・。
マウンテンって言うくらいだから、山を想像しますが、実物は山というよりは岩場。
小さいです。

でも、水晶でできているというのは本当。この岩場の足元は・・・・

こんな感じで水晶だらけ。
手に取って見るとガラスとは違うどことなくヒンヤリした感触。
そして打ち合わせて音を出すと、高く澄んだ音が出ます。
このクリスタル・マウンテン、右の方から回りこめば上に登れますが、写真上のロープで仕切られた付近は奇岩になっていて保護のため進入禁止です。
なのに、大勢の白人観光客が平気でロープの中に入り込んで岩を登っているのはなぜ?
うちのツアーのガイドさんは「ロープの向こうは保護エリアなので入らないように」と説明してくれましたが、他のツアーのガイドはそのような説明をしていないようです。
ガイドの教育がなっていないと言ったら底までですが、でも、ロープが張ってあるんだし、常識から考えたら侵入禁止だろうが・・・・と思うんですけど。
白人観光客のモラルの低さにガックリです。
クリスタルマウンテンの後は、そのままオフロード。綺麗な砂の砂漠の場所へ。

サハラより砂が荒いですが、人が少ない様で風紋が綺麗でした。
砂に足を取られながらも喜んで走る子供たちですが、時間もありませんので砂の砂漠を後にし白砂漠へ向かいます。
●旅行一口メモ
砂漠ツアーへ必須の持ち物は、サングラス、帽子、飲み物、寝る時の防寒具、飲みもの、歯を磨いたり顔を洗うための水、タオル、テッシュ、トイレットペーパー、日焼け止め。
出来れば持って行った方がいい持ち物は、使い捨てカイロ、予備の服、ウエットティッシュ。
冬場の西方砂漠キャンプでは防寒対策を忘れずに。
砂漠であってもさして暑くはありません。真昼でも暑すぎるという気温ではなく、半袖Tシャツでは朝夕はひんやり寒過ぎるかも。
夜はかなり冷えます。フリース+山用のウインドブレーカー+寝袋+ラクダの毛布+使い捨てカイロ でも寒くてなかなか寝られません。薄手のMy寝袋を持参し、ツアーの寝袋と二重にして寝れば良かったかも(^^;)。次回もしも参加するような機会があったら私は多分寝袋を持参します。
喉も渇きません。
飲み水は家族4人で大サイズのペットボトル1~2本で大丈夫です。
が、砂漠には水道がないので手洗い、歯磨き、洗顔の水がありません。そのための水をペットボトル大サイズ1~2本持って行くといいです。
すっかり間が開いてしまいましたが(^^;)、エジプトの続きです。
カイロ観光を終え、翌日からは砂漠に向かいます。
実はエジプトでは日程的な問題で、アスワン&アブシンベルへ行くか、西方砂漠へ行くかを選ばねばなりませんでした。
アブシンベルも行きたかったんですが、我が家はチュニジア旅行でサハラ砂漠へ行って以来
砂漠ファン
となっております。
なので今回も、アブシンベルを振り切って、思わず砂漠の方を選んでしまいました。
砂漠ツアーは運転手兼ガイド付き4WD車のチャーターです。
家族4人だと丁度都合がよく1台。じぶんちの都合で止まったりしてもらえるので便利です。
まずはカイロから車で約6時間のBahariya Oasisへ。ここがツアーの起点になります。西方砂漠では他にもFarafra Oasys 、Dakhla Oasysなどありますので、砂漠で見たい所を考えて起点をどこにするのか決めるといいでしょう。
ちなみに、うちはカイロから近い、という理由でバフレイヤオアシスにしましたが。
オアシスで基地に選んだのはInternational Hotspring Hotelです。
ちなみにこのホテル、オーナーの奥さんが日本人だそうです。
近所に別のホテルもありますが、お値段はこちらが良心的。砂漠ツアーのガイドもしっかりした英語で、「保護エリアには入ってはいけない」などの教育も行き届いています。
(何でそんなことが行き届きになるかというと、砂漠ツアーで行った進入禁止の保護エリアに平気で客を入れているガイドがあまりにも多かったからです・・・・)

ホテル入口の門の前で
さて、ホテルに着くとツアーの説明を受けます。
ドイツ人だというマダムが砂漠の説明を英語でしてくれました。
日本人のお客さんも多いそうで、我が家は子供たちが英語ができるので驚かれましたが、「日本から来たのではなく、ジュネーブ在住です」というと納得されていました。
20分ほどレクチャーを受けたら、昼食を取ってすぐに出発だそうな(^^;)。
あわただしいけれど、実はそれは私たちがちょと寝坊したせい(^^;)。

ホテルでのご飯。3種の前菜、肉煮込み、野菜煮込み、ご飯のメニュー。
飲み物類のメニューや料金表がありませんが、
ここはとても良心的なお値段ですのでご安心ください。
ホテルでお昼御飯を食べると、車の準備も出来ています。イザ砂漠へ出発!
●旅行一口メモ
西方砂漠のツアーはオアシスにあるホテルが手配する慣例です(運転手&ガイドさんはホテルの従業員を兼ねている様でした)。
なので、Aホテルに泊まっているのに、安いからとAホテルツアーをキャンセルし、自分でBホテルのツアーに申し込む・・・などということはトラブルの元なのでやめましょう。
なお、安いツアーはテント(ない場合も)や料理、ガイドの質など、それなりです。
砂漠ツアーのシーズンは冬場です。
この時期には飛び込みでホテルまでやってきても参加できないことがあります。
実際運転手と日本人世話役(添乗員兼通訳)と3人でやってきたお客さんが、仲介した代理店の不手際だったのか、ツアーを頼まずホテル宿泊だけ手配して来て、「もう4WD車がない」と砂漠ツアーを断られていました。
世話役の人は滅茶苦茶焦って何とかならないか、自分たちが乗ってきた普通の車で砂漠を見に行けないか、と相談してましたが、「砂漠の内部に普通車で入るのは無理」と止められていました。
遅い昼食の後はハーン・ハリーリへ向かいます。
実はあまり買いモノには興味なかったんですけど(^^;)、カイロへ来た観光客が必ず寄る観光名所ということで行ってみることにしました。
う~ん・・・・。
どうだろう?
イスラム寺院横のデベスタン辺りはスークの雰囲気はありますが、市場の中はお土産物屋しかありません。で、どの店も売ってるもの大差ないし・・・。
チュニジアのスースのスークや、イスタンブールのバザールなどに比べると活気がなくて小さい感じ。歩いてる人が本当に観光客だけだし。
ムスキ通りをどんどん進むとだんだん地元の人向けの商品を売る店が増えてきて活気はありますが、建物が新しくて雰囲気はなくなるし・・・。
売ってるものは同じでも、ルクソールのスークの方がイイ感じでした。

ムスキ通り。
でも、せっかく来たんだし・・・と、少しお土産を見てみましたが、いくら?と聞いても
「いくらなら買う?」
という返事ばかり。
定価のない所での価格交渉は、向こうの最初の言い値を元にして始めるのですが、幾ら聞いても「いくらなら買う?」の一点張りなので、交渉に入る気になれません。
1時間ほど自由行動でしたが、見るだけで結局何も買わずに時間終了。
庶民の活気溢れる市場を見たければ、古さはなくても現在本当に市民に利用されている市場を見に行った方がいいかな~という気がしました。
●旅行一口メモ
在住の人によると、価格交渉は言い値の3分の1くらいからはじめて、半分で折り合いをつける程度の感覚だそうです。
こちらの言い値に相手が怒ったら言い値が安すぎたか、安すぎを装う相手の演技。
「じゃ、いらない」と帰ろうとして、そのまま声をかけられなければ本当に安すぎたということで、もしも「まあ待て。」と引き留められたら交渉継続しても問題ない(別に安すぎる値段を言ったわけではない)と考えればいいようです。
なお、最初の言い値で相手がにっこりしたら・・・。
あなたは美味し過ぎる客だった、ということです(^^;)。
個人的なバイオリンレッスン覚書です。
課題
・I.プレイエル デュオ5
・C.Dancla op.89-No.2 エア・バリエ(ロッシーニの主題による)
I.プレイエル デュオ5
Andante
6拍子の雰囲気はよく出ている。どこまで一続きにするのかフレーズを考えて。全体の弾き方はもっと絹の上を滑るような優しい感じで。
Rondo
スタッカートは手首からの飛ばすスタッカートで。もっと勢いと音量を出す。最初の5拍のモチーフが何度も出てくるが、ここは新しいフレーズの始まり。どうやって弾くのかもっと意識して。
レッスン中にトライしオッケー。合格。
言えばすぐにその雰囲気で弾ける様になっているのだから、家での練習でもっと曲想を考えて見えるように言われる。
次回はデュオ6の前に勉強のためにセコンドをやってみましょうということに。デュオ4が課題。
C.Dancla op.89-No.2 エア・バリエ(ロッシーニの主題による)
今回はBrillanteのみ。
曲想がわからず曲作りの相談から。
・最初のfはどれくらいのf?
アップスラーなのでそもそも音が出しにくいはず。思い切り出すつもりで丁度。
・3小節目の3連音符+スタッカート+スラー。このスタッカートは柔らかく押さえるのか、思い切り出すのか?
ダラダラ優しくではダメ。ここは思い切り出す。テクニック的には弓の根元の方を使って弓を放して。
・その後の2音ずつの3つのスラーは3つつなげるべきか、つなげなくてもよいか。
繋げず弾きたいと希望。どちらでもオッケー。つなげるとダラダラした感じになるし繋げずでも良い。
その他の注意
・Brillanteなので、全体的にもっと早く元気よく。大げさなくらいに強弱を考える。
・特に7小節目のハーモニクスのミと次のドドレレミミのスタッカートはハーモニクスは前の音とのフラーはやめて単独アップで大きく。次のドドレレミミはpからはじめてfまで持っていき、次のpでまたボリュームを落とす。強弱の違いをよく出して。
・4小節目の3音和音はfで激しく一気に。弓を戻す時に弦を弾いている。手首の動きを利かせ、回すように素早く弓を戻す。
・ポルタートはほぼできるようになっている。弾きはじめる時の弓の用意など、楽譜を少し先読みしてちゃんと用意できるように。
次回までにcodaも。codaはダラダラ弾かずにかなり早いと思って練習してくること。
このエア・バリエは色々なテクニックが必要で、課題が毎回変わり違う曲をしている様で面白いです。
息子のピアノの先生に一度伴奏を弾いてもらって、更に曲の雰囲気を掴んでみました。伴奏を聞くと、今まで勘違いしてたり腑に落ちなかった部分で納得できたり・・・。
この曲もそれなりに進んでいるので仕上げが近くなってきた感じ(^^)。
●次回課題
・I.プレイエル デュオ4 セコンド
・C.Dancla op.89-No.2 エア・バリエ(ロッシーニの主題による)
・Ecole Moderne du Violon William henley op.51 1番から
最後のは新課題ですが、100年前の教本
で、原本はもうありません。アメリカの音楽学校の図書館でPDFとして後悔されているもの。取りあえず5~6ページ用意。
内容はスラー付ポジション移動のみ。4thとか2ndとか5thとか7thとかそれらの組み合わせとか、今までの曲ではあまりなじみのない移動です。
クロイツェルへ行く前にちょっとやってみましょうかということなのですが、ちょっとどころかこれじゃ当分クロイツェルへは行けません(^^;)。多分。
博物館の見学を終えると時刻も1時を回りました。
昼ごはんは子供がガイドブックを見て食べたいと希望したコシャリ。
コシャリ店はガイドさんの候補店リストになかったらしく少し渋い顔。
「ビュッフェのレストランはどうですか?」
と提案されましたが、事前に旅行代理店の人に食べたいものがあればガイドさんにリクエストしてください。と言われていたので「出来ればコシャリ」と(かなり)強く希望しました。
ガイドさんはカイロに家があるわけではないのでお店がわからず、結局運転手さんオススメのお店へ。
連れて行ってもらったお店はアブー・ターレク。
ガイドブックやホテルのカイロの部屋にあるカイロの観光地図などにもコシャリ店として掲載されている有名店です。
と言っても特に観光客向けという店ではなく客のほとんどは地元の人。テイクアウトのある1階では、コシャリを買いに来た人で戦場のようにごった返しています。
我々は戦場の1階を避け、階段を上がって2階の席に。ここではウエイターが注文を取って料理を運んできてくれます。
まあ、料理と言ってもここはコシャリと2種類のデザート(ミルクプリンかライスプディング)しかないので、コシャリの普通サイズとデザートを注文しました。
運転手さんもガイドさんも一緒。
コシャリと聞いて最初しぶっていたガイドさんも、店に入ると
「コシャリは久し振り。今日食べられると思わなかった。」
なぜか上機嫌。運転手さんはもとよりニコニコで上機嫌だし。
ひょっとしたら連れて行ったコシャリ店が滅茶苦茶汚くて、苦情言われたり、食中毒でも起こされたら・・・と考えていたのかも(^^;)。
その点、アブー・ターレクは店内も清潔で明るく、雰囲気はマックなどのファーストフード店とさほど変わりません。
それでガイドさんも安心したのかも。

コシャリ名門店アブー・ターレクのコシャリ
これにトマトソースをかけていただきます
コシャリは、安い!早い!旨い!の三拍子そろったエジプシャンファーストフード。
で、中身は一体何かと言えば、小さいサイズのパスタ、米、刻んだスパゲッティなどの上に、フライドオニオン、ひよこ豆、レンズ豆などをのせ、トマトソースをかけたぶっかけ料理。
好みで酢やシャッタ(唐辛子ソース)を加え、混ぜていただきます。
おいしいんですよ~これが。
お値段も安く、コシャリとデザート、飲み物で一人分10エジプトポンド(約200円)程度でした。
難点は量が多いので途中で飽きること(笑)。
でも、数日経つとまた食べたくなってしまう魔の料理(^^;)。
ここのお店はデザートも美味しかったです。
考古学博物館からも近いですし、コシャリを食べるならオススメです。
●旅行一口メモ
子連れがカイロの町を公共交通機関と徒歩で見て回るのは無理です。
広い道路には歩道橋などは全くなく、
信号は滅多にない(あっても機能していない)
車線はない(あっても機能していない)
横断歩道もほとんどない(あっても機能していない)
という状態。
歩行者は走る車と車の間を縫ってタイミングを計り、強引に渡っています。車はスピードを落とすだけで停まってくれることはまずないので、もしも横断タイミングを間違えたり、横断の途中で転んだりしたらきっと轢かれます(^^;)。
自分だけならまだしも、この状態の道路を子連れで渡ることは命がけのチャレンジで、とても人に勧められるものではありません。
また公共交通機関のバスに関しては、大型バス、小型バスとあって本数はかなり多い様ですが、はっきりしたバス亭の印がなく(人が道路に溜まっている場所がバス亭らしい)、行先とバスナンバーはアラビア語のみ。その上乗り降りはスピードを緩めるだけで停止などしてくれませんから、走りながら乗り込む感じです。
これも子連れの利用は困難でしょう。
子連れの場合はタクシーや車をチャーターするか、観光客向けの市内バスツアーに参加するのが無難と思います。
なお、ルクソールくらいの町では徒歩でも全く大丈夫です。
さて、朝8時からピラミッド見学をはじめ10時半です。ガイドさんが提案した予定ではこのあとご飯を食べてからカイロ・エジプト博物館という話だったのですが、お昼御飯を食べるのはちょっと早すぎるので、カイロまで戻り先に考古学博物館へ行くことにしました。
カイロエジプト考古学博物館ですが・・・。
写真撮影禁止ですので中の展示物を写真でご紹介するわけにはいきません。

ってことで、これは絵葉書
中は博物館と言うより『倉庫』(^^;)でございます。
とにかくモノが多すぎる。ろくに説明板もないような展示物が無造作に並んでいて、どこから手をつけていいやら。
詳細な解説文章など用意して読みながら全部見てたら丸一日でも足りないでしょう。
なのでサクサクと。
個人的にはアマルナ美術が好きですが、まあ、その辺語りだすと長くなるので個人的趣味は置いといて、この博物館の一番の見どころは何と言ってもツタンカーメン王の副葬品です。
黄金のマスク、黄金の棺、王の玉座、ベッドなどが有名ですが、その他の副葬品もそれはそれはみごとなものです。
量がとても多く、こんなにいっぱい・・・という感じ。
ガイドさんと一緒なら、王墓発見の状況から主な副葬品の説明までしてもらえると思いますが、もしもガイドなしで自力で行くのなら、せめてツタンカーメン王墓発見の物語と、主な副葬品の解説文くらいは事前で準備して解説読みながら見て回った方が面白いです。
ガイドブックは日本で購入するのもいいですし、博物館のミュージアムショップでも購入できます。
推薦図書(大人向き)

図説ツタンカーメン王 (ふくろうの本 世界の歴史)

ファラオの秘宝 ナショナル ジオグラフィック傑作写真集 ナショナル ジオグラフィック (編集)
上の2冊は写真が多くて入門者にも入りやすい説明本です。

光の王妃アンケセナーメン クリスチャン・ジャック 吉村作治 山田浩之
*ツタンカーメンの妃が主人公という滅多にない(^^;)小説。吉村作治先生が監修してます。アマルナ革命についても触れられています。内容も結構面白いです。
推薦図書(子供向き)

ツタンカーメン王の秘密 (講談社青い鳥文庫) ハワード カーター (著)

なぞの少年王ツタンカーメン (まんが世界ふしぎ物語) たかし よいち (著)
こちらはマンガ仕立てなので小1から読めます。同シリーズには他にミイラと墓泥棒など、古代エジプト関係のものが他に3冊あります。
●旅行一口メモ
考古学博物館の向かいにお土産物屋さんがあり、ツアーだとここへ連れて行かれると思います。
が、
ここ、定価販売だけどめっちゃ高いです(^=^;)。
ルクソールやアスワンなどへ行く予定があるならそちらで買った方がお安いです。
例)ヒエログリフを書くためのプラスティックの型
ここで1500円がルクソール神殿横ツーリストバザールの本屋で300円とか。
博物館の出口前と出口を出て左には博物館のショップもあります。
出口前のミュージアムショップは本類が充実しているようでした(見たかったけどガイドさんがさっさと行ってしまい見れなかったです)。
ただ、エジプトは外国製品の関税が100%だか200%だかとにかく高いので、英米本は日本のアマゾンなどで買う方が安いと思います。
ピラミッドの中を見た後は、車で3大ピラミッドを一望できる写真撮影ポイント、ピラミッドパノラマへ。
ラクダに乗ってみたければここにラクダがいますのでどうぞ。

ここでは写真撮影してピラミッドを遠景で見る以外はすることもないので、次はスフィンクスへ車で移動。
(船の博物館がピラミッド脇にありましたが、子供がスフィンクスを早く見たいようなのでパス。)

この謎のポーズはミイラのつもりなんだとか・・・。
スフィンクスの前には河岸神殿の跡があり、昔はここまでナイル川が来ていたことがわかります。
また、スフィンクスはピラミッドのように石を組み合わせて作ったものではなく、岩を掘って作った彫像なのだそうです。背中のあたりを見ると、そのことがよくわかります。

滅多に見れないスフィンクスのおしり。
子供のペースでピラミッド、ピラミッドパノラマ、スフィンクスを見学し、現在午前10時半。
少々の家族会議の後、これからカイロに戻り、昼ごはんを早めに食べて、考古学博物館とハーン・ハリーリへ連れて行ってもらう事にし、ガイドさんにそう伝えます。
ところで、ギザのピラミッドや、ピラミッドパノラマ、スフィンクスは、お互いの距離がそれなりに離れています。
なので、全て歩くとなるととても大変。
位置関係はこんな感じ↓

お子様連れの場合、また、お子様がいなくても真夏の酷暑時期には、ツアーに参加するか個人手配してとか、とにかく車で動くのをお勧め。
個人手配の車があれば、ギザの3大ピラミッドとスフィンクスに、サッカラの階段ピラミッド、ダフシュールの赤のピラミッドを組み合わせて1日で見て回ることが可能な様です。
家族4人だとツアーに参加するのと料金も大して変わらないので、色々なピラミッドを見たい場合や、マイペースで見学したい場合、個人手配も結構お勧めです。
なお、我が家の個人手配は、朝7時~午後4時までの1日で小型バスに運転手と日本語ガイドさんをつけ、US130ドルでした。
●旅行一口メモ
観光地のトイレはレストラン以外では殆どチップが必要です。
値段が明記されているトイレ以外は50ピアストルで充分です。大抵掃除の人がトイレットペーパーを持っていてペーパーを渡す代わりにチップを要求してきます。
もうトイレットペーパー代と割り切りましょう。
トイレットペーパーが少ない場合はもっとちょうだい!と言ったり
トイレットペーパー切れの時には「持ってきて!」という苦情も言えます。
実際にチップを払って中に入ったのにペーパーがなかったことがありました。
オバチャンに聞いても「紙はない。」と言われたので、「じゃ使わない」と身振りでしめし手を出したら払ったチップをすんなり返してくれました。
おおお~~~っ!
近くへ行って記念撮影すると、てっぺんまで写真に写りません。

でかいでかいと近くで見上げて感動した後で・・・。
いざ、クフ王のピラミッドの中へ。
(残念ながら写真禁止です。仕方ないので資料をもとにした絵でご紹介します)

大回廊を上から見た図
・・・てな感じの内部ですが・・・(実物はもうちょっと暗いかも)。
外はフリースに登山用ヤッケでも暑くなかったですが、ピラミッド内は空気が淀んで少し蒸し暑い感じです。半そでで全くオッケー。
今の外気温でこれだと、多分真夏だと気持ち悪くなってぶっ倒れるんじゃないかと・・・(^^;)。
階段は欧州の大聖堂のカテドラルへ登る程度の段数ですが、入口から半分は天井が低いので、非常に~歩きにくいです(特に下り)。
私たちの前を歩いていたのがヨーロッパ系?の御老人だったんですが、途中で足が止まってしまっていました。
ですが、並んで登れる道幅ではありませんし傾斜が結構あるので、後ろの人が追い越すことはできません。
「大丈夫ですか?」
と声掛けし、段の高い所では多少お手伝いしましたが、かなりキツそうな感じでした。
体力のない方は特に真夏のピラミッド内部に入るのは充分お気をつけて。
大回廊の手前には少し空間に余裕がありますので、そこで休憩するのも手かもしれません(実際に休憩している人もいました)。
肝心の内部ですが、中に何があるかと言えば、何もありません。
しかし、これが紀元前2000年代(っていうから約4000前)に作られた建築物だと思うと、綺麗に水平に切られている石も、隙間ない積み重ねの技術も、大回廊の遥かに高い天井も、感動もの。
かなりの傾斜のある暑く暗い内部に副葬品を運ぶ時の当時の苦労なども、想像力を働かせえ色々と考えてみると、とても感慨深いものがあります。
やっぱりここはどこかのピラミッドへ入ってみることをお勧め。
なお、ピラミッド内の大回廊は一番上から見下ろすように見ると迫力あっていいです。
電気はともっていますので内部は見えますが、詳しく見たければ懐中電灯とかヘッドランプとか持参した方がいいかも。
ということで、クフ王ピラミッドの内部見学、所要時間約20分。
でも真夏だと、感慨に浸るよりも何よりも、
暑い!!何でもいいから早く出たい!(^=^;)
って思っちゃうかも。夏場は極力早朝に。
●旅行一口メモ
ジンバブエ並み、とは言いませんがエジプトもかなりのハイパーインフレ。
といっても観光名所だけですが。
入場料金はどこも値上げしており、買ったばかりの地球の歩き方最新版値段の1.5倍近くしていました。
聞いてみたところ、テロのおかげで観光客がなかなか戻らず、施設維持のため値上げすると、今度は代金の高騰により欧米の観光客は見学場所を減らしたり、近隣国の観光客が減ったりで、入場者が増えず、仕方ないので更に値上げ・・・という悪循環なのだとか。
エジプトは観光立国なので観光客の減少には本当に悩んでいるそうです。
さて、観光名所の入場券売り場ではカードが使えるところは少ないです。
ガイドブックの値段を参考にお金を用意して遺跡巡りをしたら、4人家族だと1日で軽く500ポンド(1万円近く)も足らなくなってしまう勢い。
「せっかく来たのにもうお金がなくて入場料が払えない!」
ということになったら悲しすぎ。
現地で入場券を自分で購入する場合、エジプトポンドは多めに用意しておいた方がいい様です。