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2016.09.22
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カテゴリ:体験リポート

雨。ですな。




相変わらずのお天気模様。せっかくの休日も妻と部屋の掃除をするくらいで終わりそうなキォスクです。




rblog-20160922184002-00.jpg
ココン「ムッフンガー!」



rblog-20160922184002-01.jpg
「ホブゴブーッ!!」



豪雨で外に出られないので体力の有り余ったココンが、妻の袖をブン回している。



いや、よく見るとブン回されている?





さて、今宵お届けする酒は。



rblog-20160629232138-00.jpg
【新潟ビール~NiigataBEER~】



地ビール分類されることも多いが、新潟麦酒さんのビールはケルシュで紹介した通り本場ドイツやベルギーに伝わる「古式製法」にこだわった【本格ビール】である。



日本初の「ビン内醗酵・熟成」を成し遂げ、ビールの酒造免許を取得した新潟麦酒さんの代表作なのだ。



クラフトファーストユーザーの方にお勧めされているだけあり、苦味は適度な心地よさに抑えられ飲みやすい味わいに。ホップも薫り高く。




新潟ビール(缶) 330ml 1本(バラ) 【新潟麦酒】
【新潟県】【ご当地】【地ビール】
【クラフトビール】【Craft Beer】【Local Beer】
【Microbrewery】



新潟クラフトビール(地ビール) 3種のギフトセット
350ml缶×9本(化粧箱)【エチゴビール】
【新潟ビール】【新潟麦酒】【風味爽快ニシテ】
【サッポロビール】【新潟限定】




んー、市場では今現在、缶が主流です。でも安心を。ちゃんと「缶内 醗酵・熟成」する。保管しやすく手軽に飲めて捨てやすい。消費者にもメリットは大きい。メジャーに打って出るには缶ビール化は必至だろう。





【恐怖の檻7】

メンバーに闇が迫っていた。



何なのだ、この闇は。考えても無駄だ。分かるはずもない。今、気にかかることはこの闇が伸びているということ。そして写真の中で触れたサボテンを枯らした(かもしれない)ことだ。



下人は彼らの怯えっぷりに少し同情した。もちろん動揺はしているのだが、自分が写真に写っていないことと多少の免疫があることで、少なくとも彼らよりは冷静でいられる。



仕方ない。下人は写真を摘まんで袋から引っ張り出した。これくらいは持ってやるか。つってもダルマよりこっちがメインな気もするが・・・。



「うっ!くっ」



と、そこで今度は下人が声を上げてしまった。



馬鹿な。伸びている!



5mm程度だろうか。しかし気のせいじゃない。枯れたサボテンと見比べた時より、確実に闇の先端が伸びているのだ。細長く触手を伸ばすかのごとくA男の肩に迫っている。この目を離したほんの一分足らずの間に!



下人の顔色が変わったのを見て、A男が慌てて写真を引ったくった。あれほど触るのを嫌がっていたのに。見なければ良いものを。



「あ、ああっ、ああああ」

「嫌ぁ!」



A男とC子がその場に崩れ落ちた。マジ泣きだ。当然だろう。後ろの二人も顔面蒼白で写真を凝視するだけだ。もはや声も出ないらしい。



この闇が自分たちに到達した時、何が起こるのか。想像もできないが「ロクなことにならない」という予感はある。皆、同じだろう。



おそらく最初の犠牲者は後ろの列で写っているA男だ。隣にいるC子も気が気ではないだろうが、どうすれば良いかも分からない。



しかし時間は待ってくれない。闇も待ってくれそうにない。写真を外へ持ち出す時間はなさそうだ。湯を注いだカップラーメンが食べ頃になるよりも早く。ウルトラマンの活動限界を知らせるカラータイマーが鳴るよりも早く。この闇はあと二分もすればA男達に到達する。



下人はこの数年後には「おじゃが池」編や「呪いの木」編で語ったような【制限時間付き】霊症体験を目撃することになるが、制限時間付き心霊写真というのはこれが初めての体験だった。しかも圧倒的に短い残時間。



「探せ!」



下人は叫んだ。皆、弾かれたように顔を上げる。



「ハサミを探せ! コイツをぶった切る!」

「き、きる? や、やめてくれ! 何が起こるか分かんねえだろ!」

「嫌! 怖い!」

「で、でもじゃあどうすんだ!? このままだと俺ら」

「そうだよ! 真っ先にやられるのお前だぞA男!」

「待ておい! やられるって何だ! ふざけんな!」



集団パニックというのだろうか。堰を切ったように皆一斉にまくしたて始める。それを下人が手で制した。まるでオーケストラの指揮者に従う奏者達のようにピタリと静まった。



「違う。切り離すんだ! この影がお前らに到達する前に!」



その瞬間、全員の顔に活気が、その目に希望がよみがえった。



「おっ! うぉぉおお!」

「それだ!!」

「さ、探して!」



A男を除く三人が、ばっと散開する。A男は写真を凄い形相で睨みつけ、両手で写真を千切ろうとした。



しかし。なんと高価なポラロイドであろうか。作りがしっかりし過ぎていて、その固い枠は折り目は付けどもまるで千切れそうにない。



「くっそ! ああ、畜生!!」

「無理だ! A男! ハサミじゃなくてもいい、カッターでも何でもいいから切るもの探せ!」

「で、でも、これ、コイツ、伸び・・・」



A男の視線が写真と下人の間で泳いでいる。まさか! 伸び続けているのか?



「時間がない、お前そこで写真見てろ! 俺も探す!」



かくしてメンバーは神社仏閣巡りならぬ「刃物探し」と相成ったのである。





続く・・・。





いや・・・。



本当は、今回最後まで書き上げていた。しかしなぜか、保存していた内容がタイトル以外きれいさっぱり消えてしまっていたのだ。



長文の時はこまめに保存しているにもかかわらず、途中までも残っておらず白紙状態。一瞬「呪い」かと思ってゾッとしたが、そんな恐怖より無駄になった労力と書きなおす手間に絶望した・・・。



というワケで、全力で書いた初稿より半分ぐらいの量に減ったが、何とか書き直しての公開。次回、残りを書き直して確実に完結予定である。



rblog-20160922212253-00.jpg
「完結予告して終わった試しがないのよね~」





今宵の皆さまの一杯も、
素敵な時間でありますようにウィンク手書きハート


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カテゴリ/ビール





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最終更新日  2016.11.09 01:58:00
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