3日。ショータンが「お寿司おすし」と言うので、買いに行った。
スーパーの駐車場は満車だった。みんなお寿司ねらいと見た。日本は平和だ。
お寿司コーナーは大勢集まっていた。値段は300円から千円まで、いろんな巻き寿司がある。400円の太巻きを二本、篭に入れた。このスーパーは総体に高いので、ほかには買うものがない。太巻き二本だけというのもあんまりかと、パックの赤玉子も一つ入れた。レジに並んでいると、「おばさんのカゴ、軽そうやから、後ろにしよう」と私より少し若そうな人が後ろへ並んだ。「さっき此処へ来たら、車置く場所が無かったから、Оスーパーへ行って来ました。向こうで一本買うたけど、やっぱり此処の方が良さそうやから、もう一本は此処でね。半分に切って、あっちとこっちと食べ比べですわ」
「ここは高いからねえ、ほかに買うもの無いでしょう」
「ない。玉子、高いでしょう」
「今日は特価でしたよ。100円」
「あ、そうですか。私、270円のを見てました。100円やったら私も……」
カゴを下に置いて、取りに行った。
平和です。
DVDの調子が悪いから、ここ数日、編み物しながらテレビを見ています。
3日前は、ヤマダ洋二さんの「かーべえ(吉永さゆり)」を観ていました。9時から12時まで。酷い世相の日本のハナシで、面白かったです。
その次の晩は、刑事コロンボ。その次の晩もコロンボ。今夜もコロンボ。かなり録り溜めているのですが、全部で67本あるそうです。まだまだです。昔観ていたのには、まだ遭っていません。
ヘップバーンの「ローマの休日」は、何度放送するのでしょうか?
それにつけても日本の刑事ものは、くだらないですねえ。「うどん刑事」「ラーメン刑事」「駅弁刑事」「孔雀刑事」「変相刑事」「おとり捜査官」------主人公に特色を持たせているだけ。タケシの「その男殺人犯につき」をもじった「その男副所長につき」----アホかいな。題名が悪すぎます。「はぐれ刑事」「はみだし刑事」「お祭り弁護士」「事件記者」「科捜研の女」-----ホームコメディか事件ものかはっきりしません。
人情べたべたでない「相棒」でも、主人公に特色を持たせています。このパターンでないとあかんのかいな。
コロンボは、「かみさん」のこと必ず言いますけど、かみさんは一度も出て来ません。「復讐」も「敵討ち」も、「犯人にお情けを」もありません。スカッとしてます。昨夜の犯人は、最後に笑っていました。GOOです。
編み物は、朱色の毛糸のモチーフ繋ぎで、地色はチョコレート色。ジンベエさんです。母が編んでいるのは今年の間に合いそうもないので、母に着せようと思っています。もう九分通り出来ました。真っ白の髪に似合うと思います。
ああ。本も読んでますよ。「狂った犬たち」という題名だと思っていましたけど、「狂犬は眠らない(G・グレディー)」でした。もう一冊は「日本樫鳥の謎(クイーン)」。もう一冊、「妻を殺したかった男(P・ハイスミス)」。平行して読んでいます。どれも面白いです。
テレビで、「二本の木」という朗読を見ました。読み手は竹下景子さんと片岡仁左衛門さんで、共にガンを患う夫婦の闘病日記です。途中から見たので、なんのガンか判りませんでしたが、奥さんが先に発病し、ご主人が介護していました。全身にガンが広がって、立てなくなった妻が「二人だけで暮らしたい」と言って退院するのですが、子供や夫の負担になるだけでまた別の病院へ入ります。
病状がどんどん悪くなる中、夫の病気も進みます。妻は夫のことを「守ってください」と亡くなった両親にお願いします。夫は神様に「千緒さんが苦しくありませんように」と祈ります。お互いに愛していて、「向こうへ行ったらまた一緒に暮らそう」と約束します。命が尽きるまで日記は続くのですが、読み手の竹下さんも片岡さんも泣いていました。
昔、「不如帰」という小説がありました。不治の病"結核"で悲壮に死ぬ波子と武雄の愛の物語です。
「人間は何故死ぬのでしょう。千年も万年も生きたいわ」と波子が言います。
現代は結核ではなくて癌ですけど、そんなに愛しているのに何故、お医者さん任せで死ぬのを待っているのでしょうか。お医者さんでは助からないのは解かっているのです。手術や放射線や抗がん剤以外にガンを治す方法はないか、必死で走り回ればいいと思います。他力本願で、「ああ。だんだん悪くなって行く」「どうぞ苦しくありませんように」などと言いながら手を束ねているなんて、それを「愛」だと言っていいのでしょうか?
ガンというのは、誰でも持っているガン遺伝子がなにかの拍子に傷ついたり狂ったりして、間違った細胞を作り始めるのです。間違い細胞が最初に定着するのは胃であったり腸であったり肺であったり咽喉であったり乳房であったり子宮であったり、その他の臓器であったりします。細胞の方は間違っていることに気がつかず、レフレッシュのつもりでどんどん作り続けます。間違い細胞のおかげですっかり本来の機能を失ってしまった臓器を切り取ってみたり、ガンを協力な薬で攻撃したりしても、治療にはならないのです。
傷ついたガン遺伝子を修復しない限り、その生命体は元通りにはなりません。不良遺伝子を元に戻すのはアミノ酸の配列が鍵であるとして、世界中の医療関係者が同じ研究をしています。
免疫能力は、身体にとって、パソコンのセキュリティソフトのようなものです。身体を選ばず、ウィルスの種類を区別しません。免疫力を強化する物質が、身体にとって一番大切なのです。
一昨日、浜松医科大名誉教授・大原健士郎さんが膀胱癌で亡くなりました。その前の日は、俳優の夏夕介さん胃癌で亡くなりました。その前は肺ガンのアメリカの女優さんが自宅で亡くなりました。アメリカでは、癌の人は死ぬまで病院にはいません。小林繁さんもガンでした。
もしあなたがガンになったとしたら、優しい免疫物質を探してみようと思いますか。壊れて行く身体に泣きながら、日記を書きますか。

いま、DVDの調子が悪くて、録画予約したのに入らないことがよくある。
やっぱり、ブルーレイのちょっといいのを買おうかなあ。来年発売になるという3Dテレビを買うほうがいいか、迷っている。
しかし、テレビは最近ろくな番組がない。
お笑いは、全然笑うところがない。ドラマはあまり賢くない人物ばっかり出て来るし、クイズは程度が低い。NHKの朝ドラは、いつも途中で飽きてしまう。歌番組はまァ、古い歌ばっかり。作曲家はみんな死んでしまったというわけでもないだろうに。
若い人が好きなギャンギャンうるさい曲は、歌っている子の声も悪い。夜中にキャーキェーなんて歌われると慌ててチャンネルを変える。
朝から深夜まで、テレビはずっと点いている。
「なんでや!」「そんなことないわ」などと言うために。
ドキュメントとニュースと、洋画だけなら、テレビなんか買わなくてもいいかな?
やっぱり、本が一番好きだ。
国会。野党は何日も飽きもせず、オカーサンオザーサン問題で首相をつついている。
ハトさんは、同じ返事を繰り返している。
今日もヤトウは、ケリのついたオカーサン金について、ひつこく説明を求めていた。税金を遣った国会なんだから、「ええ加減にせーヨ」だ。
ハトさんをさんざ矢面に立たせて、やっとこさ昨日出て来たオザーはにたにたして「これからは皆さんにご心配をかけないように致しますから、今後ともどうぞ宜しくお願いします」と頭を下げていた。笑い過ぎで、ハトさんや国民をバカにしているように見えた。かつてのスズキムネを思い出す。
子分山ほど集めたって、オザーはもうオワリだろう。早く後退しなければ、だれかが危惧するように、一蓮托生に為りかねない。
Yasukuni bakaが出て来て、「ハト内閣がこんなに早くぐらつくとは思わなかった」と言っていた。
yahooブログでは、「ハト辞めろ」の声が高い。辞めるのは、怪しいオザーだろうに。ふんぎりの悪さは優しさなのかも知れないけど、優し過ぎはいけない。
コドモ手当ては、貧しい家庭の中学までを給食費免除程度に、高速道路は料金を今の半額にする、ぐらいでいい。ahotaroと同じ思考では借金増えて当然だ。
といって、四面楚歌のハトさんとなると、また応援したくなる。
ahotaroの笑っている声が聞こえる。

「足りない」「たりない」と言っていた新型インフルのワクチンがどっと残っているそうだ。
何処の市町村も「要らない」そうだ。何故かというと、すでに感染してしまったからワクチンは不要になったとか。
患者の家族も、もう感染してしまっているのかなあ。
自分の孫一人にワクチンを打つために、一瓶(何人分だったか忘れた)開けて、一人分以外のワクチンを全部捨てた医者があった。高価なワクチンだということなのに、日本人は「勿体無い」を知らなさ過ぎる。それとも、値段の割りに効果の薄いワクチンなのか?
一人が「こうだ」と言ったらみんなが「そうだそうだ。やいやい・・・・・・」と同じことを言う。国会のオカーサンオザーサン問題、2日も3日も、入れ代わり立ち代わり野党連は首相を攻撃した。首相は根気よく、同じ返答を繰り返した。
カメさんが、「首相は優しい優しい人だから、そんなに言わなくてもいいんじゃないの?」と言っていた。
「ナカマを信じる」ハトさんは立派なサムライだけど、自分のバッジを賭ける必要はないと思う。どうも公明正大ではなさそうなオザーサンだから前言取り消してもいいのにのに、本人の説明が明らかにされるまでは仕方ないのか?
阪急百貨店はいま、改修工事中です。地下鉄から階段を上がってすぐ、食品売り場への入り口があったのですけど、500メートルぐらい大回りしなければそこへ行けません。
その阪急デパートで買って来たパンをお昼に食べました。一番評判が良いと書いてあったのはまあまあ美味しく出来ていました。3色買ったピンポン玉ぐらいの一口パンは、インチキパンでした。全く膨らんでいないメリケン粉焼きといったところです。
母が一口齧ってつくづく眺め、「なんや、これ」と言いました。「固いなあ。パンかと思うた」
「パンやけど、出来損ないやな。1個40円か50円したのに......」
「何処で?」
「ハンキュウで」
「へええ。ハンキュウ!? ハンキュウがこれではあかんね。食べ物はハンシンの方が美味しいよ。オタベとかイカ焼き。いつでもお客さん並んではる」
いつでもと言っても、母もこの三年ぐらいは行っていません。良いも悪いも評判というものは、長く続くものです。
「ハンシンは阪急より遠いから、寄ったことないわ」
ヘルパーさんが来ました。
「今日は、買い物はありませんよ」
「なにしましょ?」
「掃除機も別に、ええし......。仏さんのお茶もいま換えてもうたし」
「晩御飯のおかずは?」
「昨日作ってもうた大根の炊いたんがあるし、いま、練り天買うて来てくれたしね。あ。冷蔵庫にサツマ芋がありまっしゃろ。それ焼いてください」
「電子レンジで? トースターで?」と私。
「フライパンで、ガスで」
ヘルパーさんが野菜入れからサツマ芋を一本出しました。私が受け取って流しで洗いました。
「あ。今日はゴミの日ですから、ゴミ捨ててきます」
ヘルパーさんがゴミの袋を持って出ていくと母は言いました。
「あんたがしたらあかん。ヘルパーさんの仕事が無いようなる」
私が椅子の腰掛けるとヘルパーさんが戻って来ました。
母 「そこのフライパンをコンロに乗せて。お芋切って......水に浸けて」
ヘル「はい」
私 「水に塩入れるねんやろ?」
母 「塩入れへんねん。ザルにお芋あげて...」
ヘル「お鍋はこれですか?」
ヘルパーさんは流し台の下からお鍋を選んで母に見せました。
「フライパン、フライパン。出しましたやろ? いま。それで焼きますねんがな。お芋をザルに上げて、コンロの火、点けて。お芋の水気を布巾で拭き取って...。フライパンに塩をパラパラッと敷きまんねん。フライパンがちょっと熱うなってから。塩の上にお芋並べます。並べた?蓋して...。フタはそこに吊ってる」
ヘル「はい」
どれを先にしていいのかと、ヘルパーさんはうろうろしています。
母 「流しの引き出しに、千枚通しがおまっしゃろ。その引き出し」
ヘル「千枚通し?」
母 「キリみたいなもんです。たこ焼きひっくり返すやつ」
ヘル「あ。これですか?」
と出して、すぐにフライパンの蓋を取って、お芋を突いています。
母 「まだ早い。ちょっと蓋して置いとかな、焼けまへん」
ヘル「はい」
私 「そないやいやい言わんかて...」
母 「教えたげてんねん。美味しい焼き芋のしかた」
お芋はすぐに焼けました。お皿に入れてくれたのを、別の小皿にふたつ乗せて、私が仏壇に持って行きました。
ヘルパーさんも一つ貰って食べていました。「美味しいですわ。塩がきいてて」
ヘルパーさんの時間はまだ15分残っていましたけど、母は「今日はもう結構です」と帰ってもらいました。ちょっとのんびりした人のようでした。でもあのヘルパーさんにはあの人なりのペースがあるのです。
「あの人、離婚して小学校と中学校の娘さん二人育ててはるねん。なんで離婚したか訊いたらな、姑さんと折が合わんかってんと」
「そんな人に、ヤイヤイ言うたらうろうろしはるやん」
「いろいろ教えたげてんねん。魚のたき方。南京のたき方。千切りのたき方-----なにやかや覚えられて、うちへ来るのはトクや」