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テーマ:釣り好きの人集まれー(7893)
カテゴリ:釣り一般
一昨日釣ったシイラを食べて中毒になったことは報告させていただきましたが、その体験談を記録しておこうかと思います。
ハワイに行くとマヒマヒ料理として人気があり、ソテーやフライにして食べられている魚であるシイラ・・・小生にとっては、体か”麻痺麻痺”の怖い魚です。 今回持ち帰ったシイラは70センチほどのメスでした。 オスは見た目が非常に悪いので、食べる気にはならないというのが本音です。 家に帰り、先ずはカツオを全て捌き、柵にしてからシイラに取り掛かります。 包丁で鱗落としをするように表面をかなり丁寧に処理しました。 そして3枚下ろしにしてからキッチンペーパーに乗せてトレーで保存。 問題は3枚に下ろしている時に、ツマミ食いをしたということです。 綺麗に洗ってないマナ板で切った身を食べたのが最大の原因と思われます。 うちの息子と妻は同じ刺身を食べましたが、問題ありませんでしたので、この推測は正しいと思われます。 この日は睡眠不足と釣りの疲れで、食後は直ぐに寝てしまいました。 翌日の朝は特に変化はなく、6時に家を出て東京駅に向かいました。 少し早めについたので、喫茶店でお茶をしている時に急激な腹痛が襲ってきて、直ぐにトイレに駆け込む始末。 この状態が午前中続きました。 併せて、全身に倦怠感が訪れます。 京都まで行って、仕事はなんとかこなし、帰路の新幹線では完全にダウン。 家に帰って体温を計ると38度を超える熱です。 この熱は今朝も37.5度あり、昼まで残りました。 全身の倦怠感と頭痛も続きました。 さて、シイラの中毒について調べてみましたが、ネットで検索すると結構色々と記事があります。 その内容は殆どのものが、体表に2種類の毒(腸炎ビブリオ菌や表皮粘液毒)あると記述されてます。 事例の中には、意識低下や、筋肉弛緩で短時間ではありますが歩けなくなった人もいるとか。。。 基本的に生食は避けること。 もし刺身で食べる時は、柵取りした後に別のまな板で刺身を切ること。この点に注意すれば良いようです。 まっ、できれば火を通したいところですが。 一つ疑問なのは、クーラーに一緒に入れてきたカツオはどうなのか? 持ち帰るまでの間にクーラーの中でシイラと擦れ合っているので、十分体表毒が移っていてもおかしくないと思います。 やはり体表だけでなく、シイラの魚体そのものに固有の問題がありそうですね。 結果的にはカツオには問題がありませんでしたが、できれば今後は食べる魚とシイラを一緒に持ち帰るのは避けようかと思います。 シイラのことを調べていて仕入れた知識ですが、石鯛&イシガキ鯛、ヒラメでも中毒の事例があるようですね。 勿論、フグは言うまでもないことですが。 そうそう、長崎大学の研究報告にありましたが、釣りで人気のあるショウサイフグの筋肉(身)は弱毒性と書いてありました。 但し、処理によって人間の健康に害を及ぼす危険性は低いとありましたが。 以前にアタッたソーダガツオの血液にはヒスタミンいう弱毒があるそうですが、これも加熱処理すればOKです。 小生は生で血合いのところをがっちり食べてしまいましたので、今回のシイラと全く同じ症状になりました。 命にかかわることなので、やはりキチッとした知識がないといけませんね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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