今年から会場の規制が厳しくなりました。
『雲遊天下』「祝春一番2006」増刊号で鏡孝彦さんが具体的に言っていました。
去年まで90dBだったのが、今年から80dBになったのだそうです。
終了時刻も、今は本当は6時半までだとか。
「周辺住民」からのクレームが絶えないから。
そうか、周辺住民か。
あの人達は春一番を決して歓迎していないんだな。
芝生席の端に、糸川燿史さんのスタジオが設置されていました。
最初は写真展というようなことを言っていたのですが、看板を背景に写真を撮る野外スタジオでした。
初日には出演者が入れ替わり立ち替わり、座って記念写真を撮っていました。
その後糸川さんはコンサートの間ずっと会場内を歩き回って撮影していました。
→幻泉館日録:グッバイ・ザ・ディランII
12:58 ヤスムロコウイチ
静かな弾き語りです。
ノスタルジックな少年の歌が印象的でした。
お話は自虐ネタの冗談が多くて面白い人でした。
「京阪乗る人、おけいはんという宣伝があるんですが
それじゃ、東急乗る人はおとうはんなんでしょうか」
違います、おとうきゅうですね。
→ヤスムロコウイチ Webサイト
#1 ♪ ピンクの麦わら あみだにかぶった
♪ あの子はどこから来た 女の子
#2 ♪ 明日の運動会の予行演習
#3 ♪ 高いビルの上から見つけた天使が
13:31 よしだよしこ
今日のお目当て、一人目です。
ステージの上ではすっと背筋が伸びた、本当に凛とした方です。
→よしだよしこのホームページ
#1 道ばたでおぼえた唄
一曲目はダルシマを演奏。
♪ 道ばたで私に 呼びかけてくれた
♪ ありがとう ダルシマ
#2 ア・シ・オ・ト
二曲目は座ってギターの弾き語り。
松田幸一さんのブルースハープと西海孝さんのギターが加わります。
亡くなった人が、今でも毎晩会いに来てくれる……。
すぐに渡さんのことだとわかった。
♪ あなたはもうこれ以上
♪ 歳をとらない
♪ あなたの残した言葉のとおりに
♪ もうこれからは唄わないでいられる
#3 崩れ落ちるものを感じるかい?
三曲目は立ってギターの弾き語り。
今度は武蔵野レビューの面々がバック。
The Bandの"The Night They Drove Old Dixie Down"です。
原詞とは世界が違うのですが、とてもいい歌詞だと思いました。
♪ 崩れ落ちるものを感じるかい?
♪ 鐘の音響く夜に
♪ 崩れ落ちるものがわかるかい?
♪ 皆が酔いしれる夜に Nananana......
とても良かったので、翌日CDを買いました。
→ジョーン・バエズ オールド・ディキシー・ダウン
13:49 律とイサト
よしだよしこさんのあたりから、武蔵野レビューの時間帯に入ります。
まず村上律さんと中川イサトさんで1曲。
それにアリちゃん(松田幸一さん)が加わります。
#1 ワゴンに乗れば
♪ 閉じこもってた冬の人
♪ 僕らのワゴンに乗らないか
#2 悲しいね
風太さんのバイオリンの代わりにと言って、アリちゃんが参加。
昔の歌詞が恥ずかしいと、イサトさんが照れてました。
#3 ダンラン
武蔵野レビューです。
会場は大盛り上がり。
私も大好きな曲です。
♪ 君家ほっし僕自由ほっし
♪ ダンラン ディラン ドゥ
♪ 温もりをずっと絶やさないで
♪ ダンラン ディラン ドゥ
#4 あっけ羅漢
これも律さんの曲。
律さんの詞は楽しいですね。
♪ 果てしなく あっけ羅漢と
♪ 波はよせ また返してる
14:17 中川イサト&大塚まさじ&大西ユカリ
突然、不思議なメンバーのステージ。
ああ、happy-happy丼(仮名)に見せたい!
#1 ♪ お前がいなくなってから
♪ さみしくなったぜ この町も
このあたりで、春一名物「岡本」氏が騒ぎ出します。
たいしたものでユカリさん、「岡本」をいじって遊びます。
「ポロシャツをジャージにインしてはります~」
また武蔵野レビューの面々が加わります。
#2 ♪ 私と波の間には
♪ さえぎるものは何もない
14:35 アリちゃん
風太さんや加川良さんと同じ亥年生まれだそうです。
若い!
#1 子象の行進
#2 ミケランジェロ
#3 みつばちのダンス(Dance of the Honey Bees)
#4 オレンジ・ブロッサム・スペシャル(Orange Blossom Special)
列車の音を模する楽しい曲。
フィドルもニイタカ調子がいいです。
この項、続きます。
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