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幻泉館日録@楽天

【高田渡生誕会 58】

[高田渡生誕会・58 #1]



日曜日にあった「高田渡生誕会・58」。
今回は「わたしはわたしよ」と副題が付いています。

高田渡生誕会・58

開演前には前回と同様、順平さんのフィドルで高田渡メドレーです。
それがピアノの音に変わったところで、バーボン・ストリート・ブルース・バンドの登場です。

●BSBバンド
 佐久間順平(ギター、フィドル、マンドリン)
 大庭珍太(ベース)
 Annsan(パーカッション)
 竹田[金]裕美子(ピアノ、アコーディオン)
 今井忍(ギター)

司会進行は風太さんですよと言いながら、順平さんが話をしています。
今回のプロデュースは順平さんで、BSBバンドが色々な人のバックに付きます。

●佐藤GWAN博
 「夕暮れ」
 銀座のライオンへ渡さんと飲みに行ったという話をします。
 そういえば、ライオンで働きながら学校に通っていた子がいました。
 今頃は看護士として活躍しているかなぁ。

●宮武希
 「鎮静剤」
 バンドの演奏が、渡さんのギターを模したようなアレンジでした。
 迫力あるわぁ。

●いとうたかお
 「風」
 大御所たちがなんだか急に老け込んだような感じがする中で、ペケさんはとても若いです。

ここで風太さんが司会役に入ります。

●ハンバートハンバート
 「ブラザー軒」
 「長いこと待っていたんだ」
  コットンフィールズみたいなハンバートの曲です。
 「夜明け」
  NHKの番組で加川良さんと歌っていたハンバートの曲。
 「生活の柄」
 「喪に服すとき」
  これもハンバートの曲。
  泣いてしまいそうな詞です。
  ♪ いつまでも眠ろう
  ♪ 何度でも生きよう
  ♪ いつか再びめぐり逢える日まで

●律とイサト
 中川イサト(ギター)
 村上律(バンジョー)
 宮崎勝之(マンドリン)
 古橋一晃(ギター)
 風太さんは「律とイサト」と紹介します。
 が、ご本人たちは「武蔵野レビュー」だと言ってます。
 最初のアルバムの後の喧嘩別れの話を風太さんがしてくれました。
 「吉祥寺1972」
 「ダンラン」
 「花から人へ 人から花へ」
 EARLY TIMES STRINGS BANDですね。
  
●松田ari幸一
 歌だと緊張すると言いながら、ギターを弾き語り。
 松田幸一(ギター、ハーモニカ)
 西海孝(ギター)
 岸本一遙(フィドル)
 昨年、武蔵野タンポポ団にいた若林純夫さんが亡くなりました。
 若林さんが歌っていたのがこれ。
 「サンフランシスコ湾ブルース」
  ♪ 一緒に歩こうよ 吉祥寺の町を
 「The Water Is Wide」
  私は高校生の時にこの曲のPP&Mバージョン「There Is A Ship」をステージで歌いましたわい。
 「靴が一足あったなら~おやすみアイリーン」

まだまだ続きますが、ここでちょっと一休みします。

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[高田渡生誕会・58 #2]



●なぎら健壱+松本典明(G.)
 なぎらさんが出てくると、雰囲気が一変します。
 すごいなぁ。
 ここから司会も引き受けます。
 「仕事探しの高田渡に捧げる唄」
  ♪ 盗んだよ 自転車をよ~
  おなじみ、「仕事探し」の替え歌です。
  フジで観た時は吉祥寺駅でしたが、今回は三鷹駅になっていました。
  両方でやったんでしょうか、事実に合わせたのでしょうか。
 「アイスクリーム」
  歌い出しは「アイソトープ」への替え歌でした。
 「すかんぽ」
  NHK BSを録画したビデオが見つかりません。
  消しちゃったかなぁ。

●藤村直樹
 渡さんの主治医、「フォークキャンプで新幹線はうんと速いと歌っていた」と紹介されました。
  →”藤村直樹”
 「歌っておくれ渡」
  渡さんの歌の歌詞をつないで歌っています。

●南こうせつ
 シークレットゲストですね。
 渡さんから曲を付けてはどうかと言われた詩を、即興で歌いました。
 木島始訳のラングストン・ヒューズだそうです。
 ♪ 老いよりも若さがいいにきまってる
 なぎらさんの解説がおもしろいです。
 現代詩を歌詞に変える時は、繰り返しを入れるのだ、とかね。

●柄本明
 「スキンシップブルース」
  大緊張。

●武蔵野マーガレット
 謎の集団ですが、キンちゃん以外はだいたいどなたかの奥さんか元奥さん。
 「わたしはわたしよ」

●高田漣
 「Give Me a Cue」
  YMO!
 「鉱夫の祈り」
  なぎらさんも歌いたかったそうです。
  漣さんじゃしょうがないわな。
 「Little Hawaii」
 「私の青空」
  やっぱり親子なんだなぁと妙に感心。

●BSBバンド+なぎら健壱
 「魚釣りブルース」
  無伴奏男声コーラスからバンドの音へ。
  この日のベストかもしれないと思いました。

●シバ
 「酒」
  ♪ 一杯飲み屋で 安酒をあおって
  え? シバさん、一曲だけなの?
  残念。

●金子マリ+森園勝敏(G.)
 「朝日楼」
  春一番と同様に、短調バージョン。
  デイヴ・ヴァン・ロンク→ボブ・ディラン→アニマルズ。

●中川五郎
 「69」
  金子光晴さんの『愛情69』から他の詩を足して「ぼくの69」バージョン。

●全員
 「生活の柄」
 「自転車に乗って」

ぎっしりと詰まった、濃い4時間でした。
佐久間順平さんがマジメに全力を込めたのでしょう。
プロデューサーによって、だいぶ雰囲気が変わるものですね。
次回の担当は中川五郎さんのようです。
さて、どうなるのでしょうか?

高田渡生誕会・58


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[吉祥寺2007]



高田渡生誕会の今回の会場は吉祥寺サンロードの北端、もう五日市街道がすぐそこを走っているといったところにある映画館だった。
西友の北側には定食屋さんがあったよなぁ。

井の頭公園を覗いた後も開場まで少し時間があったので、建て直しているという「いせや」を見に行った。

なるほど。

いせや 2007年1月28日

裏手に作業場があって、水が滴り落ちる中、奥のアパートまで雑誌を配達しに行ったことがあった。
演劇雑誌だったから、劇団の人だったのだろうか。
「吉祥寺1972」よりもずっと後、もう80年代に入っていた。

僕は中道通り商店街の小さな本屋さんでアルバイトをしていた。
持ち込みを何でも置くので、セクトの機関誌が揃っていた。
吉祥寺駅ビルのロンロンにお店を出していたねじめ正一さんが、詩集を持ってきた。
ダイヤ街でよく見かける酒屋の店員さんが、吉本隆明の出している「試行」を定期購読していた。
そうそう、吉祥寺火薬庫「ぐゎらん堂」は少年ジャンプを毎週買ってくれた。

休憩時間に「まめ蔵」でカレーを食べるのは、大変な贅沢だった。
マンガ家のいしかわじゅんさんが、お店のノートによく何か描いていた。
プロの人はあんまりそういうことしないだろうになあと思った。

高田渡誕生会・58の渡さんを描いたのは、「まめ蔵」のご主人、南椌椌さんである。
当日は、渡さんのお兄さんと並んで座ってらした。

井の頭公園 2007年1月28日


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[浄化の風景 #2]



井の頭公園 2007年1月28日

「高田渡生誕会'58」に行ってきました。
その様子はまたあらためて。

吉祥寺に出たので、ちょっと井の頭公園を覗いてきました。
日曜日の井の頭公園。
吉祥寺駅から公園まで、一時は芋を洗うような人ごみだったのですが、今は妙に人が少なくて、70年代に戻ったみたいでした。

静かできれいなのですが、なんだ
か変です。
公園内でのパフォーマンスが許可制になったことが原因のようです。
年額1万2千円也を払って鑑札をぶらさげないと、演奏などができないようです。

「高田渡生誕会'58」でも、シバさんが言ってました。
「井の頭公園がおかしなことになっている」と。
「美しい公園」を作って、人がいなくなるのでしょう。
東京都は、日本国の一歩先を行っているようです。
「美しい国」は人間の暮らすところではなくなるのでしょう。

井の頭公園 2007年1月28日


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