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2003.12.10
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カテゴリ:マンガ
【追記】No.3.5

本日の夕陽

IP 屋上 2003年12月10日

【追記】No.2.5
寒くて目が覚めてしまったわ。
ちゃんとした布団を出さないといけないな。

なんだか心も寒い。
あのどうしようもないおやじというイメージの人が首相を続けていれば、絶対に海外派兵なんて国民は許さなかっただろうに。
さわやかに踊り出た政治家は恐い。
やっぱり「ファシズムはさわやかに登場する」のだ。

どうしてこんな時期にあんな人物が防衛庁長官をやっているのか、ではない。
あんな人物が防衛庁長官をやっているから、こんな事態になってしまったのだ。

都知事が無責任な極右的発言を繰り返すのを許すだけでなく喝采を送ったりする国民。
幻ちゃんみたいな日和見クンが極左に見えたりするのは、国民の「常識」が急速に右旋回したからだ。
でも、本当にそれが常識なのか?
寒い、寒い。

【追記】No.1.5
夕陽好き、満月好きが知られてきたので、時々携帯にもメールをもらうようになった。
実は昨日の追記の前にもメールをもらったのだ。
「月、すごいきれいですよ!!」
まったく別の場所で同じ月を見て、きれいだなあと思っているのはいいなと思う。

のんびり市は夜空が明るいので、星は少ないと思う。
でも、今夜の月ははっきり輝いていました。

空が落ちてきたらどうしよう。
杞憂の話が好きだ。
ありえないようなことを心配することを愚かだと言っているのだが、でも、初めてその話を読んだ時から、その人はなんだか素敵だなと思った。

「空が落ちてきたらどうしよう」
ナベサダさんがそういう曲を演奏してたな。
銀座のクラブで演奏したライブだったと思う。

まあ、そんな言葉が好きなんてのは夢想家の証明だ。

 ♪ You may say I’m a dreamer
 ♪ But I’m not the only one
 ♪ I hope some day you’ll join us
 ♪ And the world will be as one.



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「楽天広場年忘れプチコスプレ劇場」しませんか?

場所:幻泉館特設プチコスプレ会場
   URLは開始時刻にここ、幻泉館日録@楽天にて発表

期間:12月14日(日)00:00 ~ 21日(日)24:00

お題:私のお気に入り(美少年,美少女、大根,天使など)

画像を出展する方も見てる方もやさしいコメントをしてあげてください。
お問い合わせは、幻泉館主人またはizumatsuさんまで。

                主催者chappi
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主催者chappiさんが「コスプレ大会」の告知文を書いてくださいました。
本当はもっとめちゃくちゃ炸裂していたのですが、「幻泉館閻魔大王様の検閲」で簡素なものとなってしまいました。

chappiさんは楽天広場参入予定なのですが、忙しいため今はizumatsuさんの非楽天サイトの掲示板に常駐しています。
幻泉館本館の掲示板にも訪れてくださっています。
お問い合わせや建設的御意見、提案などは上記掲示板へお願いします。

chappiさんはまだホームページがないので簡単に御紹介しておくと、要するに永遠の美少女です。
もずくに化けたり、猫に化けたり、とっても素敵な方です。
せっかくなので、下にchappiさんが作った原案二つを付記しておきます。
「禁じ手」に関しては何も決めていません。
参加者の良識でイケルと思います。

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ラフ案(1)
お題:「2003年よさようなら楽天プチコスプレッソ」
趣旨:する方も見る方も今年最後の華麗な炸裂。テーマはご自由。お気に入りのエスプレッソをちびちびやりながら、鑑賞&思いやりのあるコメント、過ぎ行く年に別れを告げる。
心構え:仮装ではなく、上品なコスプレにてっすること。
   あくまでも「プチ」。
   「上品」と「プチ」の解釈は各自にまかせます。

「禁じ手」に追記。
美しいうしろ姿OK。
ただし、お尻と大草原の輝きを強調してはならない。
ひざから下は露出OK.
ただし、つめは切っておくこと。男性の方はすね毛はそってください。
手作りのコスプレッソグッズや、そのへんにころがっているものならOK.
ただし、生ものはなるべく使用しないこと。

ラフ案(2)
「さようなら2003年楽天プチコスプレ劇場」
―今年最後のお楽しみ。ぷちっとはじけてこすぷれようよ。よってみてね,さわってみてね(画面だけ)。テーマはご自由、お気の召すまま。画像アップに胸おどらそう。

場所:幻泉館特別記念シアター「コスプレの間」
期間:12月14日~20日
主催:chappi
協賛:幻泉館主人、izumatsuさん

おひまな方は何点でも出展できます。
作品を出した方も、見てるだけの方も、やさしいコメントしてあげて下さい。
お願い
 1.素顔の露出はお断りいたします。お尻以外のうしろ姿は大丈夫です。
 2.下半身の露出はお断りいたします。
   ひざから下は大丈夫ですが、できればすね毛はそっておいてください。
 3.コスプレのための高価なお買い物はお控えください。
   手作り、そのへんにころがってるもので大丈夫。
   にゃんこさんでも。
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寒いので寝床に潜り込み、先日届いた『黒旗水滸伝 大正地獄篇 上巻』をぱらぱらと読む。
例の総会屋系新左翼雑誌『現代の眼』の1975年10月号~1980年7月号に掲載された作品である。
黒旗水滸伝
上段三分の二を若きかわぐちかいじが描き、下段三分の一に竹中労の文章が綴られる。
ただし、上の絵の中にも下と並行して竹中労の話が書かれている。
連載中にとびとびで読んでいたのだが、三十年近く経ってやっとまとまった形で読めるようになるとは思わなかった。

冒頭「梁山泊宣言」の後には「プロロオグ」として上段の絵物語では、八重山群島のマラリヤが描かれる。
ニッポン、ヤマトによって作り出された地獄である。
「言遣り節」が引用される。

 ♪ 譬りばん物無ぬ 比びりばん事無ぬ
 ♪ 肝絶いて 胸煙立ち通し
 
 何にたとえようもなく くらべることもできぬこの悲惨苦を
 心絶えるばかりに胸を焼く 俺たちの悲しみを……

下段は連載開始の口上。
”辺境”より出撃せよ!!
懐かしいアジテーションだ。
被差別窮民革命を訴え、既成左翼に対する批判が続く。

そうか、こんなふうに始まっていたのか。
大正期アナキスト列伝だと思っていたら、「現代」の話が続くのである。
ただ、東アジア反日武装戦線の手法を批判し、「花」こそが武器でなければならないと訴えている。
意外な主張だが、竹中労さんは芸能ジャーナリストだったのだということを思い出す。
最後の著書『「たま」の本』では、「たま」を現代のビートルズと持ち上げていた。

琉球やアイヌは国内の辺境であったが、つまりそれは国外であるべきだという主張を含んでいる。
琉球共和国やウレシパ・モシリが独立運動を展開させたら、ニッポン・ヤマトは圧殺にかかるはずだ。

かつて日本の植民地であった国々は、当時の辺境である。
izumatsu君が書いているが、彼のお母さんは植民地時代の朝鮮で生まれた。
自分が生まれ、そして温かく育んでくれた土地が植民地だったのである。
私の母はizumatsu君のお母さんと同じ年齢で、やはり植民地時代の台湾で生まれた。
小さいころに引き揚げてきたのだが、やはり温かい故郷として台湾が感じられるようだ。

母は親を早く亡くしたので弟妹を抱えて苦労することになった。
女学校を卒業すると、東京都の教員養成所で促成教育によって小学校の教員になる。
戦争中だったので、なんと半年で教師を作り上げていたのだそうだ。
そしてすぐに学童疎開の引率という、大変な仕事をすることとなった。

母には、食べ物を均等に分けることができるという特技がある。
どんな形のものでも、どんなに種類が混ざっていても、選ぶ側が考え込むほどに、どれをとっても同じ価値に見えるように分割できるのだ。
飢えた幼い子供たちの前で食べ物を分けて配るということをしていたからだ。
それを、今で言えば高校を出たばかりの若い娘が毎日毎日仕事でやっていたのである。
戦争が生んだ悲しい特技だ。

もう一つ特技がある。
人の死ぬ日がわかる。
「今日だよ」と、医者よりも先に当ててしまう。
幼い頃からあまりにも多くの死を看取ってきたからなのだろう。
先代の猫チビ君も、そうやって畳の上で死んだのだった。

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Last updated  2004.11.02 00:32:53
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