ブログを作る※無料・簡単アフィリ    ブログトップ | 楽天市場
6917246 ランダム
かなしみのかみ (音楽)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】

PR

Calendar

Keyword Search

Category

Archives

Mobile

>>ケータイに
このブログの
URLを送信!

 

幻泉館日録@楽天

<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く

2004.05.06 楽天プロフィール Add to Google XML

かなしみのかみ 70年代サブカルチャー URC, ELEC, ベルウッド(3061)」
[ 音楽 ]    

ホン・ヨンウン今、手元に2枚の自主制作アルバムがある。
ホン・ヨンウンの『熱い街』(1981年)と『雨の朝』(1985年)だ。
急に聴きたくなったので、大阪から帰ってきてほじくり返した。

 ♪ 生きのびておくれよ 砂漠の子供たち
 ♪ 生きのびておくれよ 緑のパレスチナ

ホン・ヨンウンは80年代に、こんなふうにパレスチナのことを歌っていた。

初めて行った春一番は、毎日とても楽しかった。
でも、このお祭りの最中に一度だけ頭の中が真っ白になった。

最終日の5月5日、友部正人さんが出てきて僕は御機嫌だった。
そして、友部さんの一言に耳を疑った。

「この前亡くなった、ホン・ヨンウンに捧げます」

ホン・ヨンウンが死んだ?

友部さんは「かなしみのかみ」という曲を歌った。
たぶん「悲しみの紙」なんだろうけど、「哀しみの神」かもしれない。
「カナシミのカミ」かもしれない。

 ♪ 飛行機雲のような悲しみが
 ♪ どこまでも延びてゆく

友部さんがもう一曲、「6月の雨の夜、チルチルとミチルは」を歌って出番が終わると、僕は席は立った。
誰に聞けばいいんだろう。
結局、入り口近くでCDを売っていた人に尋ねた。

「ホン・ヨンウン、死んだんですか?」
「はい。去年の10月に。」
「病気で?」
「ええ。」

知らなかった。
ホン・ヨンウンは死んだんだ。
そういえば、2日目に出た中川五郎さんも、「ホン・ヨンウンに捧げます」と言っていた。
二人とも自主制作アルバムに文章を寄せていた人たちだ。
友部さんは演奏にも参加していた。

もう20年以上経ってしまった。
白竜が「光州シティ」を歌ったコンサートだっただろうか。
僕は模索舎の人と並んで本を売ったりしていた。

 ♪ おいら トラックの 運転手だったんだ
 ♪ おいら トラックの 運転手だったんだ

ホン・ヨンウンは丸正事件という冤罪事件のことを歌っていた。
この後、冤罪被害者の二人は名誉回復されぬまま亡くなってしまった。
鈴木一男さんの葬儀は、僕のうちの近くの市会議員さんの家でひっそりと行なわれた。

ホーム・ページを作った時、ホン・ヨンウンの歌から採った言葉を張り付けた。
最初に書いた歌詞「緑の国」から「生きのびておくれ 砂漠の子供たち」。
そこはもう半世紀以上も戦争が続いている場所だ。

復活した春一番コンサートの様子を春一番のホームページで見かけて、ホン・ヨンウンの名前があったのでとても嬉しかった。
今年はずいぶんひさしぶりにホン・ヨンウンの歌が聴ける。
それを楽しみにしていたのだ。

ホン・ヨンウンが死んだ。


幻泉館 リンク用バナー



Last updated  2004.05.06 17:32:06
コメント(18) | コメントを書く




■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
・メッセージ本文は全角で800文字までです。
・書き込みに際しては楽天ブログ規約の禁止事項や免責事項をご確認ください
・ページの設定によっては、プルダウンで「顔選択」を行っても、アイコンが表示されません。ご了承ください。


Re:かなしみのかみ(05/06)   yitikoさん


Re[1]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re:かなしみのかみ(05/06)   chappi-chappiさん


Re[1]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re[2]:かなしみのかみ(05/06)   chappi-chappiさん


Re[3]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re:かなしみのかみ(05/06)   シャケ缶1228さん


Re[1]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re:かなしみのかみ(05/06)   tougaさん


Re[1]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re[2]:かなしみのかみ(05/06)   tougaさん


Re[3]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re[4]:かなしみのかみ(05/06)   tougaさん

なるほど。
ちなみに某新聞の3月にこんな記事がありました。

 「ホンリファ」。14番目に名前が呼ばれた。「けんかをしているお友達を仲直りさせる優しい子でしたね」。大阪市生野区の天使の園保育園。園長が洪里和ちゃん(6)に卒園証書を手渡すと、母親の加奈さん(34)=写真中央=は、夫の遺影を強く抱きしめた。
 昨年10月、夫の洪栄雄(ホンヨンウン)さんは46歳で亡くなった。在日コリアン二世のシンガー・ソングライター。18歳からギターの弾き語りを始めた。
 多くの在日韓国・朝鮮人が暮らす生野区を舞台にした曲をたくさん作った。密集する町工場を歌った「段ボールの町」。「雨の朝」「負けるなよ」。運転手や大工など副業で収入を得ながら、大阪や東京のライブハウスで歌った。差別体験を織り込んだ曲は、若者らの共感を呼んだ。
 日本人の加奈さんと結婚後、すぐに生まれた里和ちゃんを、栄雄さんは最初「りわ」と呼んだ。3歳になって「ハングルの読み方にしてもええか」と加奈さんに切り出した。
 子どものころ、東栄雄(あずまさかお)の通名を使った。友人らにルーツを隠すため、チマ・チョゴリ姿の母親と距離をあけて歩いたことがあった。だが、10代から民族名で通した。「本名を名乗って初めて自分らしく生きられるようになった」と、それまで詳しく語らなかった心境を妻に打ち明けた。
 昨夏、栄雄さんは胃がんと宣告された。面会に訪れた加奈さんに「すまんな」と繰り返し、里和ちゃん、里奈(リナ)ちゃん(3)、愉進(ユジン)君(9カ月)の3人の子の将来を気にした。
 「ぼくが死んだら日本名に変えてもいいからね」。息を引き取る直前、栄雄さんはか細い声で言った。
 加奈さんは「アッパ(パパ)が生きた証しを残したい」と思う。来月、里和ちゃんは「ホン・リファ」の名前で小学校に入学する
(2004.05.13 15:31:38)

Re[5]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re[6]:かなしみのかみ(05/06)   tougaさん


Re[7]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


Re:かなしみのかみ(05/06)   くまたん0717さん


Re[1]:かなしみのかみ(05/06)   幻泉館 主人さん


<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く一番上に戻る


Powered By 楽天ブログは国内最大級の無料ブログサービスです。楽天・Infoseekと連動した豊富なコンテンツや簡単アフィリエイト機能、フォトアルバムも使えます。デザインも豊富・簡単カスタマイズが可能!

Copyright (c) 1997-2012 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.