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2004.06.20 楽天プロフィール Add to Google XML

偽善への自由 70年代サブカルチャー URC, ELEC, ベルウッド(2845)」
[ テレビ ]    

【追記】No.2
「福翔」というのは公立高校にしては珍しい名前だなと思ったら、福岡商業が改名したのだそうです。
調べてみたら、小林よしのりさんの母校のようですね。

【追記】No.1
不思議なニュース。

福岡市立福翔高校で、四十代の男性教諭が授業中居眠りをした男子生徒にカッターナイフを渡し、生徒の指の血で反省文を書かせたというもの。

論外なのだが、どうも状況がわからない。
CSのJNN NEWS BIRDで見たのだが、学校側の説明が腑に落ちないのである。

休憩時間なのか、放課後なのか。
職員室で説教していたようだが、他の教諭は気づかなかったのか。
なぜ教諭は席をはずしたのか。

「書け」ではなくて、「書いておけ」と言って席をはずしたのではないだろうか。
「指導が行き過ぎだったと反省している」そうだが、これは指導ではない。

授業がつまらなかったんだろう。
起きていろと怒ってどうなるというのか。
聞きたくなるような授業ではないのだろう。

この教諭は怒ったのである。
教育のために怒ったのではない。
自分のつまらない授業を「つまらない」とつきつけられたことに、ささやかなプライドを傷つけられて怒ったのである。

カッターナイフを持ち出すなどという愚かなことをしたため、これはニュースになった。
でも、ニュースにならない同様の理不尽な体罰がどれだけ多いことだろう。
指導の行き過ぎなんかじゃない、小さな権力者の暴力が。



ファシズムはさわやかに登場する。
           (幻泉館主人)

「慈善事業」といったことを言う時、ついつい「偽善事業」と言い間違えてしまいます。
わざとです。
失礼な話ですな。

田川建三さんの本を読んでいて、なぜ私がつい慈善活動にそんなうさんくさいものを感じるような感覚を持っているのか、説明してくれている部分を見つけた。
なるほどなと思った。

キリスト教社会の常識的感覚が、血肉とはなっていないからだ。
失業保険のような社会保障制度は日本に輸入されたものだが、たとえば「働かざる者食うべからず」といった考え方とは矛盾する。

有名な葡萄畑の日雇い労働者の賃金という譬え話がある。
仕事にあぶれた日雇いもその日一日分の賃金を貰うという夢物語をイエスが語る。
二千年前にパレスチナの地で一人の大工イエスが語った夢物語だ。

仕事にあぶれた労働者もその日の食いぶちにあずかって安心して生きることができる、良かったね、という感覚。
この譬え話の精神を実現しようと努力してきたのがキリスト教社会だというのである。

もちろんこの譬え話を神の慈愛にすりかえる教団もあるわけだが、イエスは本当に労働者の賃金を語りたかったのだ。

いわゆる新約聖書の編纂者たちはイエスよりずいぶん後の時代の人たちなので、イエスが始めた小さなユダヤ教改革集団を直接は知らない。
せいぜいマルコがその集団の雰囲気を体感できたぐらいだという。
おそらくは優秀なユダヤ教律法学者であったパウロがイエスの主張を換骨奪胎して、ユダヤ教に先祖返りさせてしまう。
「神の愛、隣人愛」はイエスの主張ではないようだ。

話を偽善に戻すと、もちろん偽善的なところはあっても、慈善活動はあった方が良い。
税は上がる、福祉は切り捨てる、どんどんひどい国になりつつあるので、とりあえずは民間が頑張るしかないのだが、それじゃだめだろ。

『偽善への自由』というすごいタイトルの本があった。
毎日新聞に映像時評を書いていた岡本博さんの著書。
正確には『映像ジャーナリズム1――偽善への自由(67・8~70・7)』というタイトルで、続編が『映像ジャーナリズム2――退廃への自由(70・8~73・7)』。
『偽善への自由』は70年代に古本屋さんで買って、『退廃への自由』は80年代に版元の現代書館さんからいただいたように思う。
特にテレビのドキュメンタリー評はあまり本になっていなかったので、貴重な本なんじゃないかしら。

おお、現代書館にはまだ在庫があります。
偉いものです。
売れない本を在庫で抱えると資産評価されてしまうので、大手では断裁処分して節税に務めるものですが、頑張ってますな。

現代書館

二冊の宣伝用惹句を引用しておくと、こうなってます。

『偽善への自由』
「戦争賛美につながった5W1H の新聞報道の論理を否定し、戦後の映画と結合し映像として広がりをもち<面の論理>を形成したTVドキュメンタリーを高く評論。その8・15報道は偽善への自由を獲得する。映像記者30年、TV、映画の評論集。」

『退廃への自由』
「ジャーナリズムの現場は腕力的で毒々しい。その現場で生きるジャーナリストもその毒性に冒されて暴力的だ。この退廃をいかに解毒するか。戦後の映像ジャーナリズムは自己をさらけだすことによってその退廃から自由を獲得していった。」

とてもわかりにくいですね。
1967年から1973年の毎日新聞に岡本さんが書いた映像時評をまとめてあるよということです。
その当時に映像、特にテレビのドキュメンタリー番組が持っていたパワーが感じられるということです。
もちろん本文はもっとわかりやすいですよ。

千本浜 2004年6月19日


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Last updated  2004.06.20 10:58:48
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Re:偽善への自由(06/20)   らいばあさん


Re:偽善への自由(06/20)   まりぃジョー ^^ さん


Re:偽善への自由(06/20)   yitikoさん


Re[1]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


Re[1]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


Re[1]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


Re:偽善への自由(06/20)   chappi-chappiさん


Re:偽善への自由(06/20)   じゃんばらや5933さん


Re:偽善への自由(06/20)   izumatsuさん


Re[1]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


Re[1]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


Re[1]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん

izumatsuさん、こんばんは♪

怒られてた高校生君は、絶対に陥れるチャンスだと感じたことでしょうね。
でも、これはカッターナイフ持ち出しちゃった時点でもうこの先生の負けですわ。

ところで、90年代初頭に東京で会った時、太ってたよね。
メガネの雰囲気もあって、小林よしのりに似てると思ったわ。
ジョージ・ハリスンとかゴダイゴのスティーブに似てると言われていたのに。
諸行無常でござんす。



>★幻泉館主人さま

>おじゃまします。

>友人・知人に教師が多く、その苦心惨憺ぶりを耳にしているぼくは、
>このニュースを知ったとき、教師の情けなさと同時に生徒のしたたかさを感じました。
>「こうすると、どうなるか」を予測して、行為に及ぶこと、ぼくもありましたね。
>でも、職員室に呼ばれても、せいぜい担任の女先生を泣かすくらいのことでしたけど。

>幻ちゃんも知る教師のTは、台風近づく今夜は自宅で待機。
>こんな夜に好んで出歩く生徒を探しに行くためだって。
>今日、飲もうと言ってたけど、ダメになりました。
>教師も教師、生徒も生徒、親も親・・・・どうすりゃ少しはまともになるのかなぁ。

>話は変わりますが、ワタクシ、ここ15年くらい、
>「小林よしのりに似てる!」と言われ続けています。
>自分自身でも「確かに」と思うほどでございます。
>小林さんがオウムに狙われているというウワサが流れたとき、
>間違われないかとマジに怖かったでございます。
>出身県が同じだしねぇ。
-----
(2004.06.20 23:07:57)

Re[2]:偽善への自由(06/20)   izumatsuさん


Re[1]:偽善への自由(06/20)   じゃんばらや5933さん


Re[2]:偽善への自由(06/20)   izumatsuさん

★幻泉館主人さま

おじゃまします、と言いつつ、じゃんばらや5933さんへ。

>小林よしのりが、数年前のトーク番組に出ていたことを思い出しました。
>篠原ともえから「志村けんに似ている」と言われていたのです。
>イズマツさん、すみません。
>私もちょこっと似てると思ってしまいました。

あら? こないなところでワタクシの顔面評が。
こりゃっ!! じゃんこさんっ、センパイに向かってっ!!
でも、“ちょこっと”じゃないすよ、“かなり”似てます。

ん? じゃばらやさん、ど~してワタクシの素顔をご存知で?
お見せしたかしら?

しかし・・・

>ジョージ・ハリスンとかゴダイゴのスティーブに似てると言われていたのに。
>諸行無常でござんす。(幻泉館主人のお言葉)

高校時代は黒縁メガネの「ジェレミー」だった。
学生時代はコンタクト&メチャ細だったので、幻ちゃんのお言葉にある人々。
それが今や、縁なしメガネで、横にも成長。

歩く諸行無常は幻ちゃんの代名詞(?)だけど、
ほんに諸行無常だねぇ・・・・。
そう思うと、chappiは異様なまでに変わらんなぁ。
とんぴんつくのも17歳のころのままですもん。
大ソンケー。

幻泉館主人さま、よけいなおしゃべり、失礼しました。
(2004.06.21 11:16:28)

Re[3]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


Re[2]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


Re[3]:偽善への自由(06/20)   幻泉館 主人さん


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