姫新線の水面に揺れる彼岸花
姫新線の水面に揺れる彼岸花春の桜、夏のひまわり、秋の彼岸花と、季節ごとに訪ねていますので、どこに何が咲いているのかも、ほぼ分かっています。列車の運転本数が少ないため、効率的に移動しなければなりません。かぶりつきの彼岸花カットを押さえたあとは、川辺に咲く花群と車輌を組み合わせたアングルを選択しました。前回やってきたときと比べて変わっていたのは、田んぼに沿って動物よけの電流柵が設けられていたことです。電線の存在はあまり目立ちませんが、支柱が少し目障りです。しかし、それを外すことはできませんから、せめて列車の顔にかからないようにしましょう。列車を待つ間、川風に吹かれながら、水面に映って揺らめく彼岸花を眺めていると、そこはかとなく秋の風情を感じます。日ごろの疲れを忘れる瞬間でした。撮影地:姫新線三日月~播磨徳久今日9月30日は、世界翻訳の日、交通事故死ゼロを目指す日、クレーンの日、くるみの日、京都市の路面電車が全廃された日(1978年)だそうです。