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カテゴリ:許認可(自動車関連)
昨日4/5の夕方、27歳の社長さんが貸切バスの相談に来所しました
事前の電話によると申請の準備はほとんどできているとのこと… その準備された書類を見てびっくりした あまりにもお粗末…というよりもむしろマイナス… まったく申請不可能な施設を借り入れしていたり 要件にそぐわない車を購入しようとしていたり 何故、専門家に事前に相談しなかったのですか?と聞いてみると 驚愕の答えが…「行政書士に相談して進めた」 若社長の話によると設立を頼んだ司法書士法人の対応が良かったので 許可の相談をしたところうちにも行政書士がいるからやりますと言われた 2回3回と打ち合わせをするうちにどうもおかしいので問いただすと 運輸関連の業務など一度もやったことがなく、行政書士登録もしたてだった これでは話にならないので他の先生を紹介してくれと頼むと「分からない」と答えられた これで数十万円の報酬を得ようとしているのだから詐欺よりも性質が悪い! 察するにネットでダウンロードした役所の手引きのみをもとに自己流に判断していたのでしょう 素人が何の経験もつまず、行政書士であるというだけで よくも仕事を受けるものです 皆さんもご注意なさってください 先輩の事務所で修行をしたり、勉強会に参加したりその道のプロとなり その状態を維持していくのはコストも時間もかかる大変なことです そういったことを考慮せず、ネットなどを通じてお気楽に仕事を受ける 若手などが見受けられますが本当に困ったことです そして残念ながら彼らも「行政書士」なのです… 今回の件に関しては社長さんに資金的余裕はないので 無駄な施設の借り入れ等に関しては損害賠償も辞さず追求するつもりです 生半可な気持ちで仕事をするとどれだけ他人様に迷惑がかかるか 身をもって体験してもらわなければなりません 怒りに任せての乱文失礼いたしました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.10 23:48:41
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