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Philosophenweg

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ドイツの産婦人科

<しくみ>

婦人科ドクターは、通常小さな「オフィス」で診療をしています。Praxisといわれるところですが、ここには出産前の妊婦さんやその他の婦人科の患者さんが通っています。ここまでは日本と同じですね。
 ちょっと違っているのは、それぞれのドクターが出産する患者さんのために、別の「病院」に部屋を持っているというところです。そこはKlinikと呼ばれます。通常であれば、Praxisに出産まで受診して、陣痛が始まったらKlinikへ行くわけです。Klinikには、助産婦さんなどが常駐していて、陣痛の間面倒をみてくれて、いざ赤ちゃんが出てくるというときに、それまでずっとみてくれていた主治医が登場するという仕組み。こんな風に病院にベットを保有しているのがBelegarzt(関連トラブルは1/7の日記へ)


<女医>

 ちなみに私は「女医」(おそらく30代)を受診しました。日本でも可能なんだろうけど、日本にいたら多分わざわざ女医を探して通わないだろうなと思ったし、在独の日本人主婦の集まりで相談したときに、「当然女医」という雰囲気があったから。友達からは、女医の方が厳しいっていうけど?(同じ女だから)といわれたけど・・・実際そうだったかもと思います。でも厳しいというより、あっさりしてるという感じ。同じオフィスの男の先生(初老)にも診てもらったけれど、その時の方が「女性」への配慮があったように思います。(よく考えれば当たり前?)。

 それと、やっぱり若いお医者さんの方が、英語が堪能という印象。おじいちゃん先生も英語はしゃべれたけど、なにせ、「英語で良いですか?」と聞くと、「頑張ってみる」と答える人でしたので(笑)、不安が残り女医さんの方に診てもらいました。

 それと私のいっていたオフィスでは、おじいちゃん先生にはおばちゃん、おばあちゃんの患者さんが多かったのが印象的だった。どこでもそんなもんかな?    (1/12/04)


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