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2005.11.02
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カテゴリ:MUSIC
浜崎あゆみのシングルレビュー。
21世紀になって発売されたシングルCDのレビューです。
まぁ、批評とかえらそうに言えるレベルではないですけど。
感想程度だと思って読んでみてください。
(第1回はこちら

evolution (2001/01/31)
最高1位 95.5万枚

NEVER EVER (2001/03/07)
最高1位 75.7万枚

Endless sorrow (2001/05/16) 
最高1位 76.9万枚
>>>新世紀になってからの浜崎あゆみは
2月28日に、これまでのシングルで8cm盤だったものを、すべて12cm盤でリリースしたり
3月28日に、BEST盤をリリースし(宇多田との売上勝負もマスコミの話題に)、
そこに商業的作戦はもちろんあるのだろうが、
20世紀の総決算的意味合いも感じられた。

「Duty」頃で受け入れた「時代のカリスマ」、
それを楽しんでしまっているかのように、2001年の浜崎あゆみは止まらない。
「evolution」で新世紀の始まりを笑いながら歌う彼女は、既に風格すら感じさせる存在になってきた。
この年は、立て続けにリリースラッシュ!!!

シングルを5枚立て続けにリリースした。
いつもランキングのどこかに「浜崎あゆみ」がいるような気がするくらいの勢いでリリースラッシュだった。
「M」から作曲にも着手していたのだが
この年はほとんど「CREA」名義の曲ばかり。
(「Dearest」以外はすべて「CREA」名義。「Dearest」はDAIとの共作名義)
時代を創り出す存在として自覚して、動き出したということを認めざるをえない。

「evolution」は、
流行のデジタルポップを駆使した感がある。
基本的には、打ち込みサウンド。そこに歌詞が踊っているという感じ。
楽しくて仕方ないという印象が強い。

が、「NEVER EVER」では弱弱しい発言に戻ってしまっている。
「ほんの少しでも求めてくれるなら まだココに生きる事許されるかな」

「Endless Sorrow」はタイトルからして絶望感がある(直訳は「終わりなき悲しみ」!)。
過去の自分を清算するかのように発売したBEST盤が
実は足枷になっていたという話も聞く。
BEST盤をリリースしたことで

このまま、終わってしまうのではないか、
と。


頂点に立たされ、それを受け入れて気付いたことは、
また孤独になるのでは、という恐怖感と
もう逃げられない、進みつづけなきゃいけない、という責任感だった。

変わらないもの、永遠が欲しい、
だけど終わりはいつか来るってコトも知っている。
でも求めてしまう・・・・。

そんな葛藤のようなものが「NEVER EVER」あたりから感じられる。

立ち向かおうとしても、前が見えない。
どうやって歩けばいいかわからない・・・・・・・。

誰も歩いていない道を、最初に切り開いていかなければならない立場で浜崎あゆみは苦しんだ。

鎖でつながれている
ような感覚だったのかもしれない。

「NEVER EVER」は囚人のような服のPVだった。
「Endless Sorrow」は解放を求めるかのように羽根をもっていた。

この頃、浜崎あゆみは、曲が書けなくなっていったと言う。

UNITE! (2001/07/11) 
最高1位 57.1万枚
>>>鎖でつながれているかのような浜崎あゆみ。
象徴するかのように、作詞も変化していく。
「EndlessSorrow」では「翼」が出てきてきていたが、
「UNITE!」では「自由」が出てくる。
どちらかと言えば、「愛」を歌うことが多かった浜崎あゆみが「自由」を歌いだしたのだ。
しかも、
「自由を右手に 愛なら左手に」

自由と愛が同等のレベルで。
この頃のシングルのPVを観てみるとわかるが、解放を求めるような映像が多い。

Dearest (2001/09/27) 
最高1位 75.0万枚

Daybreak(30万枚完全限定生産)
最高2位 19.7万枚
>>>そして、何かを悟ったかのように出てくるのが「Dearest」
歌うことが好きということを再認識した頃だそうだ。


「愛すべきもののため 愛をくれるもののため できること」

「出会ったあの頃は 全てが不器用で 遠まわりしたけど 辿りついたんだね」



ライブでのファンの大合唱で涙したという浜崎あゆみ。


浜崎あゆみは、何ができることか理解し、どこかに辿り着いたようだ。
苦しみから、束縛から解放されたのか、浜崎あゆみは「Dearest」を笑顔を浮かべて歌っている。
これまでバラード系は悲しそうな顔が多かった浜崎あゆみが
笑顔を浮かべているのが印象的。

関係あるのか、ないのか、
長瀬智也(TOKIO)との交際が発覚するのは、この前後のことである。

Free & Easy (2002/04/24) 
最高1位 48.7万枚

independent(『H(independent,July 1st,HANABI)) (2001/07/24) 
最高1位 101.6万枚

Voyage (2001/09/26) 
最高1位 67.9万枚
>>>
怒涛のリリースラッシュ&劇的な心境変化を遂げた浜崎あゆみ。
21世紀2年目に入ると、リリースを見てもわかるように、落ち着いてしまった感が強い。
もはや存在感の大きさは疑いようがなく、凛とした強さも感じられ
その象徴が「Free&Easy」なんだと思う。
めずらしく「あなた」って表現が出てきますが・・・。
「君」という言葉が多いので、違和感があったりもします。
歌詞を深読みすると、自分に言い聞かせてるようにも聴こえます。
まぁ・・・どう聴いてもタイトルの「自由に、気楽に」なんて歌詞じゃないですね。

21世紀初のミリオンの「H」や、
レコード大賞&紅白で歌った「Voyage」など立て続けにヒットしていきますが
もう「絶望」時代のような歌詞は出てこなくなりました。

「July 1st」は6月30日が誕生日の友人がいて、
なかなか会えない仲間が、その日に集まって、騒いでるうちに7月1日に変わり
「夏だなぁ・・・」と感じる思いをつづったそうだが
その歌詞の世界に象徴されるように、「幸せ」な浜崎あゆみが感じられる。


いちばん切ない歌詞と思える「HANABI」だけは、夏の失恋を思わせるものではあるけれど、
基本的には前向きな歌が多く、
「現在<いま>」だけで「未来」を見据えた歌詞が増えてきた。

「きっと僕らこうしてやってくんだろう」
「そうさ明日も明後日も ずっとずっと一緒にいよう」
「僕たちは幸せになるために この旅路をいくんだ」

いまだけに留まり続けるのではなく、前を向いて、未来へ歩いていく。
その浜崎あゆみの姿が見えてくるようである。
うつむいていた少女の面影が消えてしまったかのようだ。

そして単数ではなく複数系になったことにも気付く。
「僕」ではなく「僕ら」または「僕たち」という表現になってきたのだ。
この複数は、恋人を意味するようでもあり、
「みんな」を意味するようでもある。



全体として、「満たされている」浜崎あゆみが感じられる。
トゲトゲしていた鋭さのようなものは影を潜めてしまった。


神秘的なPVで話題になった「Voyage」
壮大なミディアムバラードである。
気になる歌詞は、サビの末尾。

「共に行こう 飽きるほどに」

誰かを好きでいても、その人のすべてを知るには一生は短すぎる。
飽きるくらい長い長い時間を一緒に居ても、まだその人を知りたいと思える、
そんな人に出会いたいという思いが
込められているらしい。

ちなみに、浜崎あゆみの考える「旅」は
誰もが旅をしていて、その旅にはいつか終わりがある。
その旅が終わり、この旅がどんな旅だったかを振り返ったときに感じること・・・
その感じられるものに出会うために、旅をしている・・・・というイメージらしい。


満たされている浜崎あゆみが、歩いていく「旅の終わり」はどこであるのだろう・・・。



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Last updated  2005.11.02 15:47:25
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