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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 8, 2006
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 「99.9%は仮説」(竹内薫:光文社新書)を読んだ。

99・9%は仮説


 まず、この本のロジックがよく分からない。過去に正しいとされていたことで、間違っていたことはたくさんあるし、最新の科学でも分かっていないことは多い。それらを並べたてて、帰納法的に、99.9%は仮説というのには違和感がある。この本で述べていることは、そう目新しいことではなく、たしかに、世の中の殆どのことは、突き詰めていくと、仮説でしかないだろうことは、直感的には理解できるのではあるが。

 更に、世の中は、仮説だらけである事を認識して、「疑う」と言うことは大切ではあろうが、この本はそこで終わってしまっている感がある。疑ってばかりではくたびれてしまうではないか。

 この本のタイトルは、「99.9%は仮説」と言うことであるから、裏を返せば、残りの0.1%は仮説でないということである。筆者は、これを読者に自分で考えるように要請している。

 かって、哲学者デカルトは、自著「方法序説」の中でこう言った。「我思う、ゆえに我あり。」すなわち、世界のすべてが偽りだとしても、疑っている自分自身だけは、その存在を疑うことはできないということである。0.1%とはこの事であろうか。

 それとも、本の標題である「99.9%は仮説」という命題が0.1%の真実だと言っているのであろうか。

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99.9%は仮説





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Last updated  January 22, 2011 09:09:42 PM
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